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せいゆう丸釣行記
突然まるでお魚が居なくなった一昨日は、ヘロヘロになりながら探しまくりましたが、昨日は開き直って 「お魚居なくなったから釣れないよー。お天気悪くなるから昼までだよー。」 と、前フリしてたので気分は随分と楽でありました。
案の定どこにも雑魚1匹いらっしゃらず、まぐれでアジ数匹とサバ数匹釣れた程度でありました。
沖にも行ったけど潮と風がやたら激しくてイカリが掛からず結局行っただけだが、僅かな魚影が見えたのが少し明るい材料でありました。
潟に戻って仕掛けを投入するもやはりピクリともせず、お昼前になって雨が降り始めたので諦めて帰港することにしました。
一昨日はあの界隈のほとんどの船釣師が玉砕だったようで、海に何か大きな変化が生じたのは間違いなさそうです。
水温が26度台だったのが23度台に落ちたのも原因の一つと想像するが、真実はお魚に聞いてみないと分かりません。
冬場に水温が下がると地べたにジワっとしている姿を魚探で見ることはあるが、昨日・一昨日は魚影はすっからかんに無いから、一斉に移動したことは間違いないでしょうなあ。
今日・明日は雨天で休養と整備に充てますが、月曜からはお天気回復するものの波は高いので沖には行けないでしょうなあ。
別のおもろいことやろうかな。
フフフ。
爆釣もなければ坊主もない。
自分の船はそんなお船と思ちょりましたが、昨日は無残にも坊主をやらかしてしもたですわ。
昨日の内海沖は潟は下り、沖は上りの激流でどうにもならない状態でしたが、雑魚1匹喰って来ないしアジ子も2匹見かけただけだったかな?
とにかく魚探が壊れたのかと思うくらい魚影が全く出てこず、延々と砂漠状態の海底を写すのみでありました。
あの海域に何か大きな変化があったみたいで、人様には全然わからないけどお魚には大事が起きてたみたいでした。
どんなに潮が速くても潮上には幾ばくかの魚影が出るものだが、昨日はまっさらな状態で岩盤の映像しか出なかったのであります。
出港は午前7時でまずは潟の瀬を見て回ったが、時速3kmを超える下りの激流が来ていて、あいも変わらずアジ子1匹着いていない。
激流には太刀打ちできないのでスルーして沖に向かうが、沖の上潮はほぼ止まっていたけど下潮は一昨日と同じ上りの激流で、下ろしたイカリがパラシュートのように北に上って行く始末。
何度かイカリを投入してエンジンの推力でアシストしてようやく掛けることが出来、やっとのことで仕掛けを落とす段になったが激流で仕掛けが真横に流れてしまう。
そのポイントでは餌をしばらく撒いているとチダイがじわりじわりとやって来て食いついてくるのだが、昨日は一向にお出でになる気配がない。
我慢しきれずに近くの高瀬に移動してイサキを狙うも、これまた雑魚の1匹も食いついてこない。
とにかくネンブツダイやフグやスズメなどの餌取りが姿を見せない。
「あれー?おかしいなあ。」
と、その頃になってようやく海の異変に気が付き始めたが、それでも頭の中の引き出しはまだまだ沢山あるのでその時点では余裕がありました。
沖を離れて一昨日それなりに釣れたポイントに移動すると、これまた下りの激流に見舞われて小魚1匹いらっしゃらない。
ならば北側に移動するも、やはり小魚1匹いらっしゃらない。
ならば南に下るも、やはり小魚1匹いらっしゃらない。
ならば南限を超えて南下してみるも、やはり小魚1匹いらっしゃらない。
ならば沈船でどうだ、と着けてみるも、やはり小魚1匹いらっしゃらない。
ならば最後の最後で天然の養殖場でどうだ、と着けてみるも、やはり小魚1匹も釣れない。
多分40kmは走り回って探しまくりましたが、はい、完全に坊主の1日でありました。
正確に言いますとカイワリ(平アジ・エバ)が1匹とアジ子2匹でしたが、自分が覚えてないだけかも知れんがこんな貧漁は初体験でしたなあ。
ただ小振りのサゴシだけはあちらこちらでぴょんぴょん跳ねてたので、全てのお魚が居なかった訳ではないようだが、こりゃ魚探が壊れたんやろかと疑ってしまうほど、お魚の姿がありませんでしたね。
友達の漁師も沖で夕方まで頑張っていたようだが、サバが数匹とアジ子に食いついたヤガラが釣れたのみで、市場に持って行けなかったそうな。
海の中は人間の頭では到底理解できないことが起きるんだろうが、それにしてもほとほと疲れた1日でありました。
今日の午後あたりから天気が崩れて雨模様になるそうだが、昨日のことを考えると何となく海に足が向かない感じがしますがね。
いつものように潟を覗いてみたが、やっぱりもぬけの殻状態。
シケの影響は浅い場所ほど強烈に受けるみたいですね。
ということで、イカリを打たずに沖に向かったが途中で 「ムムム!何か速い!」。
そうなんです、途中で船足が急に変わったと思ったら、一番恐れていた上り潮の激流が来ちょりました。
イカリを落とすとパラシュートみたいに横に流れて行くので猛烈な激流と分かったが、時すでに遅く、悪いことにイカリが岩礁に掛かってしもた。
仕方ないので仕掛けを投入するも100号の鉛が使い物にならず、真横に流れる始末。
まぐれでイサキとチダイがダブルで喰ってきたが、釣りするどころの流れではないのでイカリを上げることにしましたが、結局20分くらい回収するのに時間を費やしてしまった。
とにかく潮が速い時のイカリ回収は大変で、下手するとロープをペラに巻き込む深刻な状況になるので怖いよね。
失意の中、仕方なく潟に戻りポイントを探すとかすかな反応が見られたので、イカリを打って仕掛けを入れてみました。
ところが上潮はゆるい下りで、下潮は結構速い上りに風向きは北東と、船にかかる力が全部バラバラなので仕掛けが絡んでしようがない。
極端に言いますと釣りしてる時間の半分は、仕掛けを解く時間に費やしていたように思える。
お馴染みのスーパー爺っちゃまのタコ釣り名人さんの竿も、昨日はさすがに湿りがちでしたなあ。
しかしポツリポツリではあるが、デカアジ・チダイ・サバ・クロエバ・イトヨリダイなどが釣れまして、なんとかお刺身程度は確保できましたわ。
面白いほど釣れてる訳じゃないけど、でもまあ今獲れの極上のお刺身が食べられるから、夜の部で楽しんでもらえると嬉しいよね。
それにしても最近お魚の数が随分と減りましたなあ。
過去に良く釣れたポイントがことごとく駄目になりつつあり、釣れる場所を探すのが結構大変になってます。
それでもどこかにお魚はいらっしゃると信じて探し続けますが、昔のようにイグローのクーラーに満タンってことはまず有り得ないね。
でもそその前に、早めにちゃっちゃと帰っちゃうけどさ。
乱獲反対、根絶やし厳禁であります。フフフ。
今日も沖に行ってチダイやイサキやアジが釣れると良いけど、激流だったら嫌だなあ。
最近お船の陸上げやお仕事の都合などで先遣隊が出て来てくれないので仕方なく自分で行かないと分からないが、速く出てきてくれないかなあ。
情報量が極端に少なくて苦労してますがな。
堀切峠の道の駅フェニックスに車を停めて天気予報を聞くと 「2.5メートルでうねりを伴うでしょう。」
ゲゲ!前の日の夕方には波の高さ1.5mと言っていたのに、何でそんなに簡単に予報が変わるのよ。
フェニックスの展望台から日向灘を見ますと、確かにうねりはあるが波に丸みがあるので、船酔いさえしなければなんとかなると判断して、午前7時に港を出た。
うねりは大きいもののピッチが長いからさほどしんどくはないが、酔いに弱いお方は一発で昇天しそうな海況でありました。
とりあえず潟で状況を探ってみると、シケ明けで案の定アジ子1匹いらっしゃらないご様子なので、イカリを打たず迷わずそのまま沖の瀬に移動しました。
実は釣り師匠と前日打ち合わせをしておりまして、沖の深い場所の方がうねりのダメージが少ないから、最初から潟を探索しないことにしてたのですが、これが良かったのかも知れませんね。
ポツリポツリだがチダイやサバやオオモンハタが食べる程釣れて、気分も悪くなったところで超早めの11時の納竿となりました。
シケ明けには釣れたためしがないと釣り師匠がいつも口にしますが、これはまさに事実であります。
お昼までの情報では、 「鵜戸まで行ったが1匹も釣れない」 といった悲鳴にも似たお話も多々ありまして、昨日は一晩程度のお刺身食べられるくらいの釣果でしたが、迷わず沖に行って良かったと思もちょります。
今週の金曜日まではなんとか沖に出られそうですが、スパコン予想では土日辺りは雨模様でチト厳しそうな感じだね。
昨日目が覚めたのが午前1時。
コーヒーをズズっと飲みながらパチパチ始め、3時には朝ごはん食べて、4時頃365つり具えさ店にお邪魔してお喋りしながらニュースを見て、夜が明けると港に行って午後4時まで船外機の修理などしておりました。
家に帰り着いたのが午後5時ちょうどで、16時間の活動が終わったのでありました。
その疲れもあってか、今朝お目めが覚めたのが午前3時30分と超寝坊してしまい、そろそろネタも尽きたので今朝はこれで終いにしますわ。
GPVのスパコン予想では今日から金曜日までは沖に出られそうですね。
土曜日・日曜日はなんか怪しい感じがしますなあ。