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せいゆう丸釣行記
まずはカメラを忘れてた一昨日の釣果から。
珍しいお魚のでかいヒゲダイが釣れてたが、お魚図鑑では究極の美味と評価されるくらいの美味しいお魚なんですが、なにせ顔が変わってますがね。
で、昨日は今年最後の沖行きになりましたが、最近めっきりお魚の姿が少なくなって見かけなくなりましたね。
探せど探せどお魚の群れを見つけることが出来ず、お友達の情報でも釣れてるお話は全く聞こえてきません。
自分はお魚のポイントを割と知ってるほうだと思うけど、昨日も南にトコトコ走りながら20箇所を超えるポイントを探り続けるけど、それでもそれらしい場所に当たらない。
一刻も早く竿を出したい気持ちは痛いほど分かるけど、お魚が居ない場所に竿を出しても釣れっこないので探し続けるが、それにしても1時間以上も探し続けてお魚に遭遇出来ないと、ホント胃が痛くなりますがね。
一昨日粘ってチョロっとだけ釣れた場所を探していると、見事なアジの群れを発見できて早速イカリをドボンとして仕掛けを入れると、ほどなくして竿先がピクピクし始めました。
「これで今日の仕事は終わったなあ。」 と思ったのが間違いだったと気付いたのは、入れパクが始まって約1時間後のことでした。
それまでデッキで電動リールの音が賑やかだったのがピタリとしなくなったのでGPSで位置を確認するとほとんど変化してないけど、魚探に目をやるとすっかりお魚の姿が消えてしまっておりました。
オオニベにでも追いかけられて散ったのかなあと思い、 「そのうち戻ってくるでしょう。」 とタカをくくってたらいつまで経っても魚影が出てこないから、仕方なくイカリを揚げて辺りを探索したら、完全にもぬけの殻状態になっておりました。
上の潮に変化は無かったけど下の潮が大きく変化したと想像してますが、とにかくアジというお魚は潮が変化すると大きく移動してしまうから、釣れる時に急いで釣っておかないと後で後悔することになりますねえ。
そんでもって再び探索の旅に出る羽目になりまして、あちこちと最近ある程度釣れてた場所を探索しても魚影はサッパリ出なかったので、既に夜のお刺身は確保できてたこともあり、時間的に少し早かったけど潟でゆっくり最後の釣りを楽しむことにしました。
潟には青島のお友達のKさんが先に船を着けておられたけど、潮に対して微妙に南側に位置取りしてたので、自分は北側のベストポジションを確保することができたが、下り潮の15度台の低水温だったこともあり、前日程はあまり釣れませんでしたねえ。
今年最後に走るだけの観光遊覧船になったらどうしようと怖かったけど、幸いにしてなんとかひと切れのお刺身食べられるだけは確保できたので安心しましたわ。
2日続けて珍しいヒゲダイが釣れたけど、相当美味しかったでしょうねえ。
さあて大晦日の今日はお船に鏡餅をお供えして、1年の苦労をねぎらってやりますかね。
超高齢のせいゆう丸には来年も頑張ってもらわないと、釣りを楽しみにされてる皆さんがガッカリされるだろうから、メンテナンスをしっかりしないといけないなあ。
午前中なんであんなに北風が強かったのだろうか?
スパコン予想にも気象庁の天気予報もそんな感じではなかったのだが、午前中の北寄りの風には参りました。
悪いことに上り潮が入って来ていたので真逆の力が加わって船が横向きになり、北風の尖った波を船の真横で受ける形となって、そりゃもう揺さぶられて大変でしたわ。
で、あちこち探索しながら南に下るもまるでお魚の姿を発見できず、結局一昨日割と釣れた場所にたどり着くと僅かな魚影があったのでイカリをドボンしてみましたが、お魚が薄いのか活性がないのか、なかなか喰って来てくれない。
ヨットの達人さんからの情報では100頭を超えるようなイルカの大群が内海付近を南下していたらしく、そのうち別の漁友から伊比井にその大群が現れたなどの情報が入ってきましたが、年末ともあってイルカさん達も帰省していたのかも知れないね。
お昼頃まで粘ってみるも風は収まらず、たまにチダイなどが喰う程度でまるで駄目な様子だったので、揺さぶられない潟に移動することにしました。
定置網の設置以降、ここ最近潟の調子はもの凄く悪いけど波が無いのは有難いので移動してみましたが、結果これが良かったです。
カメラをお船の中に忘れてきたみたいで写真は明日アップしますけど、イシダイ2匹と珍しいヒゲダイやマサバやデカアジがパラパラ釣れて、何とか観光遊覧船になるのは避けられましたわ。
さあて今日は今年最後の沖行きになりますが、先ほどスパコン予想のGPVを見てみると昨日と同じように午前中北風が吹く感じなので今日もチト苦戦しそうでありますが、何とかお正月のお刺身を釣りたいものですね。
昨日は無駄に汽笛を鳴らすことで有名なポッポ屋のKさんが、スズキくんに乗ってフカセ釣りで沖に出撃された。
元々Kさんは磯釣り師だから超得意分野らしいのですが、黄金の瀬の近くで美味しそうなメジナを釣ってこられてましたわよ。
いよいよフカセでメジナ釣りの季節になりましたが、この分野がお好きな方はレンタルボートでゆったりまったりと1日遊ぶと良いでしょうねえ。
一昨日、年に1度あるかないかの大貧漁のダメージが残ってて昨日の出港は気が重いことだろうなあと思ってたが、何が何がいつも元気の良い爺っちゃまが滅茶苦茶早く来られて船に乗り込もうとするから、 「車の中で伏せして待ってなさい!」 とポチに言い聞かせるように諭すが、まあ気が急くと言うか先が短いから焦ってるのか知らんが、とにかく一刻も早く乗り込んで竿を出したいみたいで、ワーワー騒いでいたらそんなことすっかり忘れてしもちょりました。
で、出港したのですが相変わらず潟にはお魚1匹居らず全く駄目で、沖に行くか南に下るか迷っておりましたが、先発隊のスズキくんの情報では沖のアジのポイントには何も居ないとのことで、南に下ることにしました。
ところが玉砕した一昨日と同じようにお魚の姿がどこにも居らず、2日続けての観光遊覧船になっちまうかと心配しておりましたが、上り潮に強い場所に魚影を発見して仕掛けを入れるとアジ特有のプルプルしたアタリがあって、連敗を避けることが出来ました。
一昨日もこの場所を丹念に探索したけど全く気配すら無かったのに、一晩で移動してきたのだろうかねえ。
凄かったのは最初のお写真の8kgクラスのオオニベですが、実はこのお方天秤仕掛けのハリス3号で釣り上げちゃったんだわ。
比較的釣りやすいお魚ではありますが、3号ハリスでこのサイズは余程ドラグ調整を上手くやらなければ揚がりません。
技の1尾でありました。
沖に出るのは残すこと今日を含めてあと2日ですが、なんとかアジの群れを発見できるように海の神様にお祈りしたい心境です。
あと2日、お正月のお魚をどうにかしてゲットしてもらいたいなあ。
ついに昨日せいゆう丸は、海の上をただ走り回るだけの観光遊覧船になってなってしまいました。
そんでもって昨日は未曾有で前代未聞で空前絶後の大貧漁に終わっちまったが、あの海は一体全体どうなってしまったのやろか?
出港はいつもの通り7時30分でしたが、スパコン予想より西風がかなり強く吹いていて、先行き不安を抱えながらの出港となりました。
沖に出るとやはり相当風が強くて、右側からの横波を受けながら潟のポイントを探して回りましたが、いずれの場所も集団疎開をなさったようにもぬけの殻状態で、結局南限まで下ってしまったので仕方なく南限の潟にイカリを打って、風が収まるのを待つことにしました。
潟もまるでお魚がいらっしゃらなくて、何匹かアジ子が釣れた程度で11時近くまで待機を余儀なくされました。
水温は17,5度とまずまずなんですが、どこに行っても潮が完璧に止まっててまったく活性した様子が無いばかりか、一昨日まであちこちで魚探に写っていたサバの群れすらサッパリ見られなくなってました。
11時過ぎになって風が少し止んできたので沖のポイントを丹念に探したけど、いずれの場所もこれまたもぬけの殻状態で竿先がピクリともしない。
最後は先月青物が遊んでくれたポイントに行って試してみたけど、魚影は出てるけど口を全く使ってくれず、完璧な坊主状態で昨日の釣りを終えました。
これが一番釣れたクーラーボックスの中身であります。
お正月用の肴にと、釣りに来られた皆さんの期待に応えられずに非常に残念で悔しい思いですが、全力は尽くしたつもりであります。
さあて、今日はどんな海が待ってるか分かりませんが、凪ぎなら思いっきり沖に行ってみるのも良いかもなあ。