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せいゆう丸釣行記
なぜかキーボードを打つ指が今日はピコピコ動きます。
何となくこんな日がありまして、今日はこのアップで3度目となりました。
この情報は、釣行記のネタ切れの時のために取っておくつもりでありましたが、良い情報はすかさず流す方が良いのではないかと考え、敢えて本日3度目のアップを流させていただきます。
サビキの情報ですが、たまに釣りに出られる方にはあまり問題にならないことですが、自分のように時化以外は漁に出る人間にとってサビキなどの道具にかかる経費はシビアに考えていないと利益確保につながりません。
自分は今のところアジ子ばかり釣っておりますので、防波堤でのサビキ仕掛けの大きめを使っておりますのでまだ試してはおりませんが、365釣り具えさ店オリジナルのサビキはかなりの反響だそうです。
宮崎市内の漁場として、宮崎沖と青島沖に大体2分されますが、宮崎沖で漁をしているお客様が運動公園近くのこのお店にわざわざ買いに来られるということですから、なにかしら大きな魅力があるということでしょうね。
このサビキは365釣り具えさ店の企画立案で完成した商品だそうで、コストを落とすため生産は中国の企業に依頼しているそうです。
ハヤブサなどの大手の釣り具企業が同じような形態で商品開発・販売を手がけていることを考えますと、宮崎の地域特性にピッタリとあった商品を地元の釣具屋さんが自ら手がけたということで画期的なことではないでしょうかね。
面白いのはサビキと一口にいっても、お隣の県の大分関アジ仕様のサビキと宮崎仕様のサビキはまるで違うことでしょうか。
宮崎はウーリーが主流のようですが、大分ではそのあたりあまりこだわりを感じられない。
宮崎と大分は距離的にそんなに離れていないのに、釣り方・釣り道具がまるで違うのは極めて興味深いことで、そのあたり釣られた魚はどう考えているのでしょうかね。
一度お魚に聞けるものなら聞いてみたいものですね。
話が脱線してしまいましたが、このサビキは比較的太物仕掛けのようでありまして、宮崎にかなりの密度で生息しているクイチ(大ニベ)が食らいついても何とか浮き上がらせる強度を確保しているようであります。
ミックス仕様と緑系仕様の2種類がありましたが、店主に聞いてみますと意外なお答えをいただきまして、緑系はニベがあまり食いついてこないサビキだそうで、アジをひたすら釣りたい時に使い、ミックスはアジはもちろん、チダイ・サバ・ニベ等々何でも食らいついてくる設計になっているそうな。
釣ろうとする魚を仕掛けで極力選別し、釣りたくなり魚は釣らないようにする商品の設計をしようとする発想は目にウロコ、恐れ入った次第です。
価格の面でも相当魅力がありまして、緑系が一枚140円。
ミックスが1枚190円だそうでしが、でもミックスは10枚まとめて購入すると1500円にプライスダウンされるそうで、驚異の1枚150円になりますね。
ハードユーザーにはありがたい価格設定ですね。
次回はオリジナルの餌にまつわる情報をアップしたいと思います。
大手メーカー品の半額以下ですね。
アジが相変わらず釣れておりませんが、釣れ始めたらこのサビキのパフォーマンスも報告したいと思います。
今日はお馴染みのARさんと、初めてご乗船いただいたANさん2人のご同乗での出港となりました。
出港時間は午前6時丁度、あたりはまだ真っ暗の中、橋の下の堤防からの出発となりました。
実は今日の干潮時間が午前6時ちょうどで、係留場所からの出港が無理でしたので、昨日のうちに橋の下に移動しておいたのであります。
ポイントに着くと風は西からでしたが潮が今日も動かず、昨日とほとんど同じ状態でした。
ただ昨日と違ってアジ子の群れが盛り上がっていないように見え、ちょっと不安が募る。
日の出の時刻を過ぎて、お日様が水平線から10度ほど昇った頃からようやくアジ子達の行動が活発となり、自分の小物仕掛けに5~6匹釣り上がってくる。
と、その時ARさんの竿が一気に海中に引き込まれ、そして「プツン・・・・」でありました。
サビキのハリスが5号だそうで、青物の瞬発力には対応しきれないのか、上がってきた仕掛けの1本の針が飛んでおりました。
気を取り直し、しばらく海底付近でアジ子をプルプルさせていると、再びARさんの竿がぐにゃりと曲がっているが、今度は最初の突っ込みを凌いで、何度も引き込まれながらも水深5メートルのところまで引き上げることができた。
しかしその直後予期せぬほどの強烈な反転を喰らい、痛恨のハリス切れとなりました。
むむむむ、残念。
しかし3度目の正直とはこのことで、ARさんの竿にアタリがあり結構ガンガンリールを巻いている。
2度のハリス切れを受けて8号仕掛けに変更したそうで、危なげなく海面まで浮かしたお魚は、まあ立派なブリ様でありました。
磯釣りの師匠にあたるらしいANさんの巧みなタモさばきで、さすがのブリ様もあえなく降参して船中の獲物となりました。
写真は帰港して活け〆しているとこですが、75cmあったそうです。
ARさんは久しぶりの大物の引きを堪能されたようで、大満足の笑みでありました。
今回残念ながら雨が昼前から降り始め、ANさんには青物のアタリがありませんでしたが、この釣りは運しかありませんので、また次回挑戦してみてください。
ARさんは終漁間際にかなり大きなマトウダイを追加され、にっこりでありました。
自分は今日もアジ子釣りに徹し、100匹程度は確保しましたし、中アジも5~6匹は釣れましたよ。
ARさん・ANさん、今日はご乗船ありがとうございました。
年末でお仕事たいそう忙しいでしょうが、合間を縫って遊びに来てくださいな。
せいゆう丸の釣行記は漁に出たら必ず更新しますので、釣れてそうな時にご連絡くださいな。
明日も出漁致します。
以前も書いたことあったような気がしますが、WTI原油先物取引の情報は毎日チェックしております。
先物取引に興味あるわけではありませんが、石油製品の価格の動向はいつも気にかけておりまして、燃油の価格が今後どう変化していくか把握しておきたいからであります。
一般的に養殖を除く漁業において、経費における燃油の割合が相当高く、遠洋漁業などはその傾向が相当強いそうであります。
そりゃそうだわな。
自動車転がすのでも燃料を相当消費するのだが、同じ距離を移動するのに海上では10倍くらい使うのだから(自分の経験上の数値です)、半球超えするような遠洋漁業での燃油消費は気が遠くなるくらいの消費量になるんでしょうな。
世界石油輸出国機構(OPEC)の総会で話がまとまらず、減産の合意が見送られたことで売り一色となり、一時110ドルを超えていた原油先物価格が65ドル台に下落したそうな。
アメリカにおけるシェールガスの増産も価格下落の要因の一つだそうだが、アラブの王様達も少し慌てているかもね。
原油輸出しか外貨獲得の方法がない中東の国々では、価格維持のために協調体制を維持することが最重要テーマだと言われてますが、最近になって足並みが揃わなくなってきているそうであります。
ところで近所のガソリンスタンドでの小売価格はどうだろうか。
多少下がってきてはいるが、2割~3割も下がってはいない。
円高の頃であればガソリン価格で言えば、既に140円前後の水準まで原油価格は下がっていたはずのに、円安のおかげで残念ながらその恩恵はまるで享受できない。
円安が今のところまだ進行しているので、石油元売においてはちょうど都合のよい口実があると勘ぐられても仕方がないですよね。
政治に口出す身分じゃないので控えながら物言いますが、アベ〇ミクスって結果的には国民の所得格差をさらに広げたんじゃないかいな。
「この道しかないんです」と、総理大臣は力説しておられましたが、そんなこの世の中に一本道しかないと言われても困りますわな。
景気やお金のことばかりに執着しているからそんな風になっちゃうんじゃないか?
成熟したこの日本国だからこそ、安心して子供を産んで育てられ、精神的に豊かな国造りを目指しましょうと言えるはずなのに誰も言わない。
今のお金も大事なんでしょうが、将来のこの国がどうあるべきかの展望に軸足を置いた議論をそろそろ聞いてみたいものですな。
さて、毎日毎日近場とはいえ漁に出ている自分にとって、燃油価格の動向は非常に気になることではありますが、他人様にお金を出すのが大嫌いなせいゆう丸船長は、いろいろな工夫をして出費を最小限に抑えております。
おかげさまでアジ子しか釣れない最近の不漁環境の中でも、奥様方には高い評価をいただいておりまして、金額的にはごく僅かでありますが、決して赤字になることはありません。
毎日毎日こつこつであります。
消費者が食品に求めているものは決して価格だけでなく、むしろ鮮度・安全性などの信頼性と、ローソンのCMの櫻井くんじゃないけど、一手間かけた何かを求めているんですよね。
ちょっと早く目が覚めたもので、徒然なるままにカチャカチャとキーボードをたたいてしまいました。
失礼しやした。
あと2時間ほど寝床に入って寝て、出漁致します。
おやすみなさい。
今日は知人の依頼で、知人の船で船長役を努めてまいりました。
そのお船は日産 サンフィッシャー 800HTでありまして、純漁船であるせいゆう丸とはかなりフィーリングが違います。
定員は12名。せいゆう丸の4倍。
エンジンはボルボの230馬力。せいゆう丸の7倍。
船幅もせいゆう丸の2倍近く。
船の片側に3人乗っても傾かない。せいゆう丸は体を少し動かしただけでグラリ。
さて自分を含めて7名乗船での出港となりましたが、港を出ると昨夜通過した前線の影響で南東からのうねりが若干あるものの、でかい船体と高馬力の推進力を生かしてグイグイ進んでいく。
せいゆう丸だとズンブズンブと進むものの、横波を受けるとグラリとしてしまうが、この船はどんな角度からの波に動じることがない。
ポイントに到着すると、先に出港していたおなじみの漁友S氏がイカリを投入し、仕掛けの準備に取り掛かっている。
せいゆう丸と違って、船速がものすごく速いこの船に乗っていると潮の流れがまるでわからない。
自分の足で散歩する感覚と、自動車で通り過ぎる感覚くらいの違いがありますね。
この船は滑走するタイプの船のためか、ゆっくりと走るのになんとなく気が引ける。
いやそれ以前の問題なのですが、アイドリング回転でスローぜで前進すると、せいゆう丸の巡航速度より間違いなく速いのであります。
「こりゃ速すぎるじゃないか、微妙なコントロールができない。」
ただ、自分の船じゃないから文句言う必要はないが・・・。
S氏に声を掛けて潮の流れを聞いてみると、ほとんど動いていないとのこと。
昨日の不漁が頭をよぎる。
せいゆう丸での釣行ではないのでその辺のプレッシャーは幾分軽めではあるが、やはり釣れて欲しい気持ちに変わりはない。
めいめい仕掛けを作り投入すると、何投目かにアジ子が釣れ始める。
次第に中アジが混じり始めほとんど入れパク状態に突入。
しかもすぐ横で釣っているS氏のサビキ仕掛けに2匹の3~4kgクラスのブリ様がヒットし、2匹とも無事ゲット。
皆さんのアドレナリンがドバっと出てきたのは言うまでもない。
こちらの船でも最後の最後でアジ子にカンパチらしきヒットがあり、竿がグニャリと曲がり大物と見受けられたが、ドラグがガチガチに締めてあったようでプッツンでありました。
残念!
船酔いのためキャビンでおねんねの方に気の毒だということで、早めの帰港となりましたが全員大満足の釣行となったようです。
最近の大不漁の時の遊魚はハラハラしますね。
連日あまり釣れていないことをこのホームページで紹介しておりますので皆さんご承知のことだとは思いますが、それでも釣りたい気持ちは誰でも一緒でありますので、今日のように前日とがらっと変わって釣れちゃうと船長として嬉しいですね。
自分にとって、普段と違ったお船でのご案内は良い経験になりました。
明日も早朝から出港します。
今朝は少し寝坊して出港したのは午前6時30分頃。
ああその前に、出港する直前隣のクラブのベテラン釣師のM氏から声をかけられ、堤防越しに会話を少し交わしました。
やはりどこに行ってもアジが釣れないそうで、今日は沖に行って鯛ラバをやってみるそうで、本当に青島から鵜戸まで釣れてないようだ。
そういえば今朝方堀切峠から見た内海沖は、銀座のような明るい世界が広がっていた。
北浦直海港の巾着漁船団の明かりだそうだ。
げなげな話をここで紹介する必要はありませんが、数十艘の船団を組んで漁をされているそうだから、それなりに漁獲しないと経営が成り立たないのは当然の話。
大量に魚を市場に出せば価格が暴落するのは当然か。
最近の宮崎魚市場の価格は目を覆いたくなるほど暴落していて、自分は市場にはほとんど出さないが生産者の一人としてやはり悲しい気がしますね。
あんなに美味しい、そして苦労して獲ってきたお魚があんな値段でしか評価されないのかと考えると、力が抜けてしまいます。
まあ、内海沖はアジがほとんど釣れていないのであまり関係ないけどね・・・。
今日もいつものポイントで、イカリの打ち替えの練習でありました。
どうにもこうにも潮がまるで動かず、風も気まぐれときたもんで、イカリを何度打ち替えたことか。
結局ニベが1匹・中アジ3匹・アジ子50匹程度で午前10時頃終漁となりました。
自分の場合、漁にかかる経費はほとんど掛からないので、体が疲れてしんどかった程度で済みますが、他の皆さんは「油代も出らん」と、心折れていらっしゃるのか今日も全然船の姿が見えない。
自分の場合アジ子を売っても利益が出るから、毎日出漁して僅かな利潤をいただいておりますが、ありがたいことにその継続が海の変化の連続性の体感に繋がるので、その変化を人に聞かれても自信持って説明できるような気がします。
できれば釣れない様子より、釣れる状況を伝えられるようになりたいですけどね。
今日は写真掲載できませんでした。ごめんなさい。
明日は知人の船で案内人を務めることななりました、
波が少し高いようですが、大きい船とは言うものの安全には万全を期して無事船長の役を務めたいと思います。