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せいゆう丸釣行記
風がねえ、風が強かったんだわ。
沖に行きたくても沖を見るとギザギザしてて、とてもじゃないけど恐ろしくて行けないが、さりとて潟の喰いがパッとしないので何とかしなきゃと思いあちこち探し回るけど、決定的にパクパク喰って来てくれる場所をとうとう見つけることが出来ずに終わっちまった。
本当にひと切れのお刺身食べられる程度の釣果でしたが、1尾〃のサイズはかなりデカかったので迫力はありましたねえ。
「どうにかして、なんとしてでも」 の思いはいつもあるけど、昨日は残念ながら満足出来る釣果に結びつかない1日でした。
さてと明日・明後日は荒天でお休みになりますが、かあちゃんから言いつけられてる洗濯機のベルト交換など家の仕事も沢山あるから、忙しい毎日が続きそうですね。
昨日の風は強かったですねえ。
時間を追うごとに強さを増し、午後には体を持って行かれるくらいに吹きまいておりました。
気象庁の天気予報では 「海上では西の風がやや強く」 程度にしか表現してませんでしたが、スパコン予想では真っ赤っかになってたので昨日の釣行は事前に取りやめてましたが、まさしく正解でありました。
そんでもって一昨日親宅にお泊りした時に 「衛星放送が見れんごとなった。」 と親父殿が言ってたのでその修理を昨日しておりました。
話を聞いてみると10日ほど前に突然BSが映らなくなって、パラボラアンテナを調整したけど駄目だったそうな。
親父殿にパラボラアンテナを調整するような知識を持っているとは思えなかったので色々聞いてみると、 「鰐塚山に向けたけど駄目だった!」 とのこと。
親父殿の頭の中には アンテナ = 鰐塚山 と言う図式しかなかったみたいで、確かにアンテナの方向角も仰角も鰐塚山に向いてましたが、そりゃ映るわけないわな。
テレビとアンテナが離れているので2台の携帯電話を利用して衛星からの受信音を聞きながらの調整でしたが、色々やってみるとアンテナそのものが経年劣化で受信が不安定になっていると判明したので、ナフコに行って6,000円弱でパラボラアンテナを購入して取り替えたらバッチし映るようになりました。
老人にとって楽しみの最後の砦というべきテレビが映らなくなったら、そりゃもう何もすることなくてセミの抜け殻みたいになっちまうから直ぐに修理ができたのは良かったが、自分も20~30年後にはこんな風になってしまうのかなあと、考えさせられましたなあ。
それからチョイと朗報。
ついに待ち望んでいた餌釣り、マキ・シャカ、夏の夜釣り等々、何でも有りでお財布に優しいお安い遊漁船が近々登場しますわよ。
自分は便と称する利益最優先の最近流行りのお船の有り様をすごく危惧しておりましたが、これで一気に流れが変わるでしょうなあ。
1日遊び倒して毎週でも行きたいと言うのが本当の遊びだと自分は思ってますが、流行りに乗じて、さらに大型量販店とタイアップしてその時だけのなんちゃってお遊びを画策するお船も散見される中、1日中楽しませてくれる本当の遊漁船の登場を待ち望んでたけど、ようやくその思いが叶うことになりましたねえ。
海のお遊びは 「毎週でも行きたい!」 と思えるのが真のマリンレジャーだと考えてますが、近頃収益を上げやすくするため時間を区切って午前便・午後便とに分けて人を捌く、流行りに乗じたマキ・シャカオンリーのお船が多くなっているけど、実際はマキマキさせるだけで観光遊覧船になってるのが大半でして、ブログ等を拝見すると 「ビギナーズラック炸裂!」 とか 「釣れまくり!」 などの勇ましい表現で写真を公開なさってるけど、写ってないその他の乗客が完全坊主であることはあまり知られてない。
半日マキマキした上、くたびれて何も釣れずに居酒屋で飲み食べ放題2回分のお金を支払うことになる訳だが、それでよくお金を受け取れるものだと、むしろそっちのほうに感心してしまう。
さらに驚くことには、船検で義務付けられているライフジャケットを、レンタル料と称してお金を取るアンポンタンもいらっしゃるくらいで、そこまでしてお金が必要なんですかと辟易しますがね。
愛媛あたりのマキ・シャカのお船のHPを見てみると良く分かるが、今の時期6本指のドデカイ太刀魚がガンガン釣れてたり、マダイのシーズンになると良型のマダイが数多く釣れてるが、宮崎のこの平坦な海域でのマキ・シャカ釣法だけでは絶対に望めない釣果であります。
http://blog.livedoor.jp/yugyosen_niraikanai/
リアス式海岸のように複雑な海底の地形を有した地域では相当面白い遊びになるでしょうが、隠れる場所がないのっぺらぼうな宮崎での海岸線ではニベかサメが相手してくれる程度かな。
日南方面は複雑な地形をしているからそれなりに面白そうだが、宮崎近辺ではまず無理だろうねえ。
だからマキ・シャカもやって、餌釣りもやって、夜釣りも出来る、ハイブリッドなお船が必要なんだよなあ。
自分はアジを釣って毎晩お刺身食べるのを主目的としてお船を毎日出しているからマキ・シャカには全く興味ないけど、流行りのマキ・シャカやってみて、お土産に餌釣りでアジなど釣って、夏には夜釣りも出来てしかも財布に優しいお船が登場したら面白いぞと思ってたら、遂にそんなお船が登場することになりましたわ。
近々そのお船を取材してこの欄で詳しくお教えしますわよ。
さあて、今日・明日は何とか釣りに出られそうですが、風が吹かなければ沖に行きたいけど果たしてどうだろうかね。
一昨日割と喰って来た潟がまるで駄目だった。
ほとんど潮が動いてなかったので風向きが僅かに変わるだけで位置がガラリと変わり、魚影はあるけど活性がなさそうでまるで釣れないから、風もなく凪ぎのようだから久しぶりに沖に行くことにしました。
沖のアジの巣床は居るときはバカみたいに居るけど、居ないとなると全く姿が無くなるから賭けみたいなものなんですが、とにかく行ってみないと分からない。
極端に足が遅いせいゆう丸は沖に行くだけで30分は要するので、お魚が居なかったとき次の場所のことまで考えておかないとそれこそ流浪の旅になっちまうから、衝動的に動くことは出来ないのであります。
でも昨日は幸いにもお魚がどひゃーっと居着いてくれてて喜んだのも束の間、上り潮の激流が来てましてイカリが掛からない。
何度やってもイカリが掛からない。
イカリ綱を150m出しても掛からないので、仕方なくエンジン掛けたままをスローで前進してイカリが外れるのを防いでいたが、さらに潮が速くなって150号の錘が真横に流れてしまう始末で、結局諦めて野島沖に移動しました。
沖のアジの巣床では良いポジションに着けられた時はデカアジがダブル・トリプルで喰って来てくれてたけど、潮が速い時にはイカリが掛からないのと怖さで神経が過敏になって、残念だったけど体も心もヘロヘロ状態でありました。
イカリを打つことのない流し釣りのお船には到底分からないだろうが、激流の時に岩礁にイカリが取られ抜けなくなった時の恐怖は凄まじいものがありまして、下手にエンジンの力で抜こうとすると横になって転覆の恐れもあるので非常に危険であります。
過去に嫌と言うほど怖い目に遭ってるから、砂地であっても小岩にイカリが掛かってしまうことを考えると怖くてたまりませんがね。
野島沖では軽い上り潮で良型のヘダイが釣れたりたまにアジも釣れたりしてましたが、ニベの赤ちゃんが多くてあんまり芳しくなかったけど、沖である程度デカアジが釣れてたから一晩のお刺身楽しめる程度の釣果になりましたわ。
今日は予報で北の風がやや強いということと、雨の翌日には海が荒れて良くないことが多いので、敢えてお休みにしました。
今週は出られる日が少なさそうな気がしますなあ。
一昨日は風こそ強かったけどベタ凪ぎでしたが、昨日は北東からの尖ったウネリが来ててしんどかった。
自分は若い時は船酔いしてたけど、最近では焼酎で三半規管の神経がほぼ焼き切れてしまったのかほとんど船酔いしなくなったけど、昨日のウネリは実にいやらしく気分が悪くて、珍しくお昼ご飯が食べられませんでした。
とてもじゃないけど沖には行けず潟で我慢の釣りをしてたけど、一昨日より潮が動いていなかったのに何故かポツリポツリ釣れておりました。
昨日のアジのサイズが一回り小さくなった気もしますが、イシダイの良型もしょっぱなに釣れたし、悪いコンディションの中ではよく釣れたほうかも知れませんねえ。
うねりで行き場がなくなったプレジャーボートも2隻近くに居たけど、残念ながらポイントを外しておられたから釣れてる様子はありませんでした。
今日は午前中雨模様の予報だったので、昨日 「雨が降るみたいですがいかがされますか?」 のメールを送ったけど、 「もちろん行きますよー!」 のご返答だったので仕方ないので出ることにしますが、濡れてまで釣りをしないといけないかなあ?
自分は出来るだけ濡れないように工夫せんといかんね。
風邪ひかんようにカセットコンロで暖をとりながら過ごすことにしましょうかねえ。
緩やかな上り潮で水温18.5度のどこが気に食わなかったのか知らんが、昨日はお魚が全く口を使ってくれませんでした。
出港は極寒の朝を考慮して午前8時でしたが、気の早い爺っちゃま達は軽く1時間前に到着されて荷物を降ろしておられる。
いつもの光景だから別に驚きもしないけど、平日の出港時間は9時ですよと伝えておいて丁度良いくらいだね。
そんでもってゆっくり出港して水温計を見ると17度台を示していて、船の速度からして上り潮なのは明白だったので豊漁を確信してポイントに到着すると、うっとりするような魚影がボワリと出たから入れパクを確信しながらイカリをドボン。
西風が結構吹いていたので近場限定で出たけど、これなら大丈夫と安心したのが間違いだった。
お魚いるのに全く口を使わず、お昼までほぼゼロ状態。
何度イカリを打ち替えて位置を修正しても全く関係なく、魚探にびっちりお魚が居るけどl全く釣れない。
結局ひと切れのお刺身も釣れない極貧漁となっちまいました。
原因は分かりませんが、昨日自分とお友達の漁師だけが沖に出てたけど、サボテン沖に行ってた漁師もサッパリ釣れないと言ってたので、海の中で何か大きなことが起きてたのかも知れませんねえ。
船釣り初挑戦のお方はアジ1匹と気の毒な結果となっちまったが、次回はもっと釣れる日に当たると良いですねえ。
さてと、今日は北風が出てる予想になってて果たして釣りになるか分からないけど、とりあえず内海に行ってみましょうかね。