Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2014-08-31 15:57:00

3日間の釣果状況についてご報告します。

 

フルに仕事していましたので、釣行記を更新できていませんでしたが、今日午前中で漁を終えましたので、ようやく更新の作業が出来ているところであります。

 

29日はNさんが乗船されての漁でありましたが、日向灘沖を震源とする地震が発生し、津波の心配はないとの情報に安堵したのですが、先輩漁友も漁船も誰も漁に出てこない。

 

なんとなく不安を感じつつも、いつものタンク前に出かけてみました。

 

最初モワッとした魚影が出たので、地震の影響なしと判断したのも束の間、アンカー投入して改めて魚探を確認すると何も写っていない。

 

「そのうち集まるわ」と、タカをくくって仕掛けを投入するも全く反応なし。

 

アンカーを引き上げ再度漁礁周辺を探してみると、いっぺんにどこかにお引越しされたようで、影も形もない。

 

ついに4日連続のノルマ達成がついえるか、と不安に慄き南に下りました。

 

本当はNさんとの打ち合わせでは、最初にタンク前でアジを釣って、黄金の瀬に行ってフカセ仕掛けで磯物を狙う予定でしたが、誰も出てこない不安からせいゆう丸船長は沖に行くのを断念し、南に下ることを決断したのであります。

 

「もし何かトラブルが発生したら、多方面にえらいな迷惑をかけてしますぞ」

 

怖がりの自分は無理をせず、野島沖・イルカ沖・伊比井沖を点々と移動し魚を訪ねて周るが、旅行に出かけられたかまるでいない。

 

最後の砦のサボテン沈船まで南下してみると、ちょっぴり反応がありアンカーをうってみる。

 

しかしここも不発。

 

眠気がさした自分はヘソ天で1時間ほどお昼寝。

 

その間Nさんはフカセ仕掛けで頑張っていらっしゃる。

 

しばらくすると先輩漁友のM氏が横付けされ、100メートル近くロープを出され、沈船の上を通過し南側に陣取られました。

 

すぐに中アジらしきお魚がキラキラ釣れ始め、M氏からロープを伸ばすようアドバイスをしてもらい、ロープを継ぎ足してM氏の近くに到着しました。

 

途端に中アジが2匹・3匹とぶら下がり始める。

 

ベテランのM氏によると表層は下りだが、底付近はわずかな上り潮だそうで、表層の流れに惑わされたせいゆう丸船長の経験不足を露呈した格好でありました。

 

でも人の助言に耳を傾ける謙虚な?自分は、何とかNさんにボウズさせてしまうことなく、しかもニベの8キロをはじめ5本ゲットできて、ほっと胸をなでおろしながら帰港することができました。

 

3日間の釣行記と書き出しましたが、あいにくお店に出品箱を回収する時間となりましたので、明日残り2日の報告をしたいと思います。

 

 


2014-08-28 13:27:00

せいゆう丸が係留している内海の内港(避難港)は、台風の時はおそらく県内でも最も安全に係留できる場所だと思っております。

 

しかーし、天は二物を与えずの言葉通り、大潮の干潮の時は大変なのであります。

 

数字で言いますと、潮位80cm位までがなんとか出入り出来る限界の高さで、これ以下になりますとペラと舵を引き上げてようやく進めることができますが、それも潮位50cmまでであります。

船外機艇はエンジンを蹴上げることができますので問題ありませんが、せいゆう丸はシャフト船なものですから、如何ともし難いのです。

 

従いまして、欲張って釣りをしてて入港が遅くなったら悲惨なことになります。

 

およそ6時間は内海湾内で待機を余儀なくされるのであります。

 

そんな訳で、ここ数日は大潮ですので午前中の漁に徹しているのです。

夕方3時頃まで漁をすればよいのですが、朝2時~3時に目が覚める自分は、とても毎日夕方までの長時間の労働は無理なのです。

漁を終えたら5時過ぎにお店に箱の回収に出向かねばなりませんので、遅くなるともうたいへんです。

 

結構長時間働いて活動しているところですが、労働と言えば自由業の自分にとって労働基準法は全く無縁の法律でありますが、健康維持のため自分勝手に自分の労働基準法を作っております。

 

日本国における労働基準法では

 

第一条  労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。」

 

せいゆう丸における労働基準法は 

 

第一条 せいゆう丸船長は、明日に疲れないよう目標のノルマを達成したら見切りをつけなければならない」

 

と、なっております。

 

まあ、第1条しかないですけどね・・・。

 

 

さて、今日も午前10時で上がりしましたが、昨日に引き続き潮が全く動いていませんでした。

 

7時過ぎからわずかに、「上り潮かなー?どうかなあ?」、って感じの動きでしたが、ありがたいことにアジ子に混じって中アジがパラパラ混じってくれました。

 

9時過ぎに釣れなくなったので漁礁の南側に見切りを付けて、潮下になる北側に回ってみるとボワッとした魚影発見。

「多分アジ子の群れだろうなあ」、と想像しながら、ものぐさのせいゆう丸船長は、得意のイカリをかけないショットガンで仕掛けを海中にドボン。

 

あれあれ、アジ子に混じって中アジが食いついているではありませんか。

 

「やったね!あんた達こっちにいたのね」と、中アジにぶつぶつ語りかけながらすかさずイカリをドボン。

 

釣れる確信が持てると行動が素早くなる船長であります。

 

それから良く釣れて、明日のお店の出品に十分足るだけの量が確保できましたので、法律に基づいて?帰港いたしました。

珍しく3日連続のノルマ達成でありました。

かあちゃんに褒められるかも?

 

 

 

 


2014-08-27 12:00:00

今朝は午前4時50分、昨日に引き続き一番近いポイントのタンク前に向けて出しました。

 

まだ暗くて航海灯を灯しながらせいゆう丸をタンク前に進めると、なんとなく船足に変化がない。

 

明らかに昨日より流れがないようで、むしろ下り気味かも。

 

漁礁の南側から船を進め漁礁の上を通過、そして北側に移動するとアジ子と思われる魚影がもわっと出ておりました。

 

風は北西からの微風で、船首が内海港の石油タンクに向いている。

 

暗いうちはさすがにサビキを認識できないのか、アジ子も食いつてこなかったのですが、あたりが明るくなってくるとボツボツ中アジが釣れ始めました。

 

ところが今日は風向きがさっぱり安定せず、潮の流れがないところに風向きが変わると、船の位置はそれこそあっちこっちに変わってしまう。

 

結局イカリ打ち換えを、午前9時までの3時間半の間に10回位する羽目になりました。

 

昨日ほどの釣果ではありませんでしたが、お店に出品するくらいはなんとか確保できました。

中には最近珍しいメアジが2匹釣れましたが、このアジはさほど美味しくないが体型がメタボっぽい。

 

かあちゃん、今日も頑張ったよ!!!


2014-08-26 13:05:00

昨日はお休みしたので、今日はお店にお魚出せなかった。

 

お魚ない時はかあちゃんがフライや煮付けの惣菜を作ることにしています。

その素材のお魚のストックが少し減ってきたこともありますが、漁に出なけりゃ生活できないので、ちょっと早かったけで午前1時に起きて色々用意して、夜明けまで黒潮丸のキャビンで仮眠。

 

午前5時頃にうっすらあたりが明るくなり起床、5時20分出港しました。

 

今日は大潮のため、9時頃までに帰港しなければ帰れないため、昨日からタンク前に陣取ると決めておりました。

港外に出ますとまっすぐ太陽さんが昇る方角に舵をとり、タンク前に着いた頃丁度日の出を迎えました。

 

夏至の頃からしますと約1時間夜明けが遅くなりましたね。

季節は間違いなく秋に向かっているのでしょうが、南からの風はまだ生ぬるい。

 

漁礁の南側に大きな反応が認められ、上り潮と判断。

 

時折40cm前後のサイズを表す数字が画面に出てくるので、豆アジの中に中アジ以上が入る可能性を感じつつイカリを投入。

 

「あれー?」

 

GPSで確認をしますと、目論見と違って大きく北東方向に流されていて、潮の流れより南西の風の影響が強そうでありました。

 

いつもであればウインチでイカリを引き上げ打ち替えるところでありますが、なぜか今朝は横着心のほうが強かったのか、エンジンの力でイカリを引きずりながら場所移動しようとしたけど結局失敗。

 

そんなことをうだうだやっていたら、到着してもう既に30分近くが経過していて、まだまともな釣りが出来ない。

 

やっぱり横着は駄目ですね。

基本通りに作業しなければ、結果効率悪くなりますね。

 

朝から一人相撲をとって、反省しきりのせいゆう丸船長でありました。

 

しかし今日は魚の活性が結構高く、9時までの2時間半で明日の出荷分は確保できました。

 

「ああ、これでかあちゃんに怒られないで済むわ」と、ノルマ達成を一人で喜んでおりました。

 

アジの他にカイワリやサバ子に白サバフグにニベなど、海の中もそろそろ秋の気配が感じられた今日の釣行でした。


2014-08-25 05:16:00

おかげなことで宮崎では、波高1.0mが続いております。

 

暑いには暑いが、それなりに慣れてきていて問題ない。

 

一昨日は、Kさん・Aさんのお二方が乗船されての釣行となりました。

 

お話をお伺いすると、お二人共毎日相当お仕事がお忙しいようで、Kさん睡眠不足がたたってちょっぴりグロッキーのご様子。

 

前日劇的に活性が上がっていましたので、船長としても少し心に余裕を持ってタンク前にせいゆう丸を進める。

 

「あれ、船速に変化がない。と言うことは潮動いてない?」

 

タンク前に到着して魚探で確認すると、前日山のように湧いていた魚影が全くない。

ガラーンとして、お笑いじゃないけど閉店ガラガラの状態。

 

「あちゃー、これはまずいぞ。」

 

不安が頭をよぎる。

 

それからがせいゆう丸によるクルーズの始まりで、あちこちあちこち訪ねながら結局行き着いた先は遥か南のサボテン沈船。

 

豆アジしかいなかったけれど、1.5kgクラスのニベ君が時折食いついてくれてなんとかボウズ状態を回避できました。

 

先輩漁友に聞いてみると、伊比井の潟で中アジとニベがきたそうですが、大アジはいなかったとのこと。

 

せっかく楽しみでおいでくださったけど、Kさん・Aさん結果が芳しくなく残念でした。

 

船長として全力尽くしているつもりですが、海はつくづくわかりません。

 

時間取れた時、また遊びに来てくださいな。

 

 

 

昨日はNさんのご乗船で黄金の瀬に行ってきました。

 

Nさんは完全フカセの名手で、自分は今までNさんの釣果を超えたことがない。

 

Nさんのご都合で、早朝自分ひとりでタンク前でアジ子・ニベ釣りをし、帰港してNさんが乗船されたのが8時30分過ぎ。

 

昨日と違いわずかな上り潮が来ているもよう。

 

黄金の瀬に到着するとかなり速い上り潮が来ていました。

イサキがいれば喜んで飛びついてくるような良い潮であります。

 

自分はいつもの天秤仕掛けを投入。

 

すぐさまゴマではあるが良型のサバがダブルでゲット。

 

しばらくするとイサキがポツポツ釣れ始め、退屈しない程度に釣れてくる。

 

Nさんのフカセには潮が速すぎるのか、サバは食いついてこない。

 

でも表層を遊泳するトビウオがダブルで食ってきて、2匹でパタパタ飛んでいる。

 

でもその後イサキをコンスタントに釣り上げられ、今回も自分を上回る結果を出されました。

 

Nさんは、この日お仕事の関係で寝不足・体調不良だったそうですが、それにも関わらず安定して仕掛けを投入されておりまして、ちょっと疲れたらゴロンと昼寝をする不真面目船長とは全然違います。

 

そうですよ、勝てるわけがありません。

 

ところでイサキのシーズンは過ぎたようですね。

 

7月下旬に爆釣したころと体型が変わり、相当スリムになっております。

 

放卵が終わり徐々に少なくなっていくのでしょうか。

 

あの台風による悪夢の2週間がうらめしゅうございます。

 

今日は休漁して色々と片付けないといけない雑用を終わらせ、また明日から出漁いたします。

 


1 2 3 4 5