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せいゆう丸釣行記
今日で休漁何日目か、もうわからなくなりました。
台風11号がまっぽす宮崎に向けて北上しております。
今日もせいゆう丸の甲板塗装をしてきました。
白色を8割がた塗れたのですが、時折ゲリラ豪雨のような激しい雨に見舞われ、午後の作業を中止せざるを得ませんでしたが、だんだん綺麗になりつつあります。
帰宅途中、堀切峠から日向灘を見ますと南東からの大うねりが来はじめており、大きな台風の接近を肌で感じることができましたよ。
台風の時は、仕事上台風対策にいつも追われておりましたので、自分は台風に対する感性は高いほうだと思いますが、外れて欲しいと願うところですが、今回の台風11号は凄まじい被害を各地にもたらすのではないかと案じております。
まず九州山地東斜面の大雨。
過去に椎葉・諸塚に甚大な被害を与えた台風がありましたが、その時に匹敵する降雨を記録するかも。
確か1日ちょっとで1000mm超えたと記憶していますが、その時諸塚の商店街が壊滅状態になりました。
海水温が高いのであまり勢力が衰えないはず。
たっぷりと海の水蒸気を蓄えて九州に近づくので、大雨による災害は間違いなく起こるでしょう。
平野部でも今まで冠水した地区では、早めに避難の検討をされたほうが良いでしょう。
次に鹿児島・宮崎・四国の風と波。
気圧が上がっても970ヘクトパスカルは維持するでしょうから、最近南九州に台風が接近していないので、ひょっとしてそこに油断があるとしたら大変なことになりますね。
ほったらかしの管理の悪い船が沈することもあるでしょうが、海の様子を見に行って行方不明になることは絶対に避けましょう。
人に迷惑かけます。
明日から猛烈に雨と風と波がやってきます。
万全な準備と対策を早めにしましょう。
この写真は今日の午後の堀切峠からの風景であります。
肉眼ではあきらかなのですが、写真ではチョット分かりにくいかもしれませんね。
沖は激流の上り黒潮で、潟は大淀川の濁りが支配しています。
一体海の魚さんたちは濁りと激流の狭間で、どうやって生活なさっているのでしょうかね。
「こりゃ大変だ」と、沖に逃げるのか、「こんな状況は織り込み済みじゃあ」と、潟でじっとしているのか、人様にわかる術はありませんが、時化や台風の時にはお魚さんは何しているのでしょうかね。興味あるところであります。
休漁の時間を利用して、せいゆう丸の甲板の塗装をすることにしました。
1年ぶりの塗装になり、かなり汚れが目立ってきたので面倒臭がり屋の自分ですが頑張ります。
ハンズマンで白の塗料を購入しちょこっと塗ってみましたが、やっぱ綺麗になりました。
明日までは台風11号の直接の影響が及ばないようで。少しだけ晴れ間があるみたいなので、綺麗きれいにしようと思います。
今日は予定として、地元の保育園児の航海体験の日でありました。
しかし1週間も休漁を余儀なくされている環境の中、航海体験どころじゃないなあ、園児たちがっかりだろうなあと考えつつ、朝の鈍りきった頭でボーっとしていたら、世話役のクラブ会長から、「体験航海するそうですよー」との電話がありまして、慌てて内海港に向かった次第です。
堀切峠から久しぶりの日向灘を見ますと、思ったよりうねりは小さいものの波が立っており、とても小さな園児を乗せて航海するような状況ではないと判断。
相談の結果、湾内だけでクルーズすることにしました。
せいゆう丸の母港は避難港でありますので、台風時期になりますと漁船がいっぺんに入港し、船同士がひしめき合ってロープが張り巡らせられます。
船外機のボートは、エンジンをチルトし蹴上げてロープをやり過ごせば良いのですが、船内外機や船内機はそう簡単にはいかないのであります。
ペラや舵が深いところにあるため、ロープを竹で押さえながら一寸法師のように漕ぎながらやり過ごさなければならないのです。
何とかせいゆう丸を含めた4艇が避難港を脱出し、魚荷上場に到着したのは午前10時頃。
黄色い帽子を被った園児が20数人、いるわいるわ、きゃあきゃあ言っております。
数名ずつの園児と先生を乗せて湾内のクルージングをしますと、満面の笑みで喜んでおりました。
丁度タンカーが入港してきましたので、出来るだけ近い位置まで近づいて見せてやりますと、その大きさに感嘆の声を上げておりました。
今日は、初孫の1歳のお誕生会を家族そろってするのでありますが、2~3年もしたらジイジがせいゆう丸に乗せて、この孫の喜ぶ顔を見ることができるんだろうなあと、何とも言えない楽しみと喜びを感じた時間となりました。
娘の引越しで3日間鍛えられました。
「ひとり暮らしの荷物くらい、父ちゃんが運んでやるわい」と、粋がったのがそもそもの間違いでありまして、素直に運送屋を頼めば良いものを、知人からトラックをお借りして3日かけて何とか運び込み完了しました。
ひとり暮らしも年数が経つと荷物がかなり増えるようで、数年前に引越しした時と状況はかなり変わっておりました。
2階のアパートから、10キロ程離れた3階のアパートへお引越し。
3往復でようやく大物の運び込み終了。残りの小物は乗用車3台で移動。
旧アパートのお掃除したり、洗濯機の設置やシャワーの取り付けなどやること一杯で、さすがに3日目の昨日はかあちゃんともどもグッタリでありました。
さて、休漁を余儀なくされて1週間経過しました。
このまま予想通りに台風11号が近づくと、2週間どころかそれ以上の休漁になりそうなのであります。
この進路予想図は米軍発表のものですが、沖縄をかすめて奄美大島直撃し、九州上陸もしくは西側を通過する可能性が大きいようです。
そして遅い。めちゃくちゃ遅いのであります。
昭和の時代によくお見えになった、枕崎付近を通過する台風のコースに極似しております。
そうなるとかなりヤバイです。
宮崎においては一番通って欲しくないコースであります。
最悪のコースを辿った場合、内海の避難港とはいえ油断なりません。
被害が出ないことを祈るばかりです。
今日は初孫の1歳のお誕生会をします。
天候で憂鬱な中、プチ幸せな船長であります。
休漁4日目であります。
今日・明日は娘の引越し予定日で、昨日からトラック借りに行ったり、お茶や氷を準備したり忙しいのであります。
台風は知ってか知らずか、相変わらず我が家の家計を圧迫することを楽しんでいるかのごとく、ゆっくりと散歩を楽しんでおられるご様子。
こりゃ本当に2週間はダメかもね。そのうち次の台風がやってきてさらに伸びたりしてね。
ネガティブでブルーなせいゆう丸の船長であります。
さてこのグラフは、WTI原油先物取引の10年間の推移をあらわしております。
上段のグラフに注目していただきたいのですが、全体的に右上がりの傾向であることがはっきりわかりますよね。
10数年前まで1バレル30ドルにも満たなかった原油価格が、今や100ドル付近をうろうろしている。
2008年頃の驚異的な原油高騰の後、専門家の間には最終的に80ドル辺りで安定するであろうとの予測がなされたようでありますが、完全にハズレであります。
今や1リットルの燃料と牛乳の価格が同じという、ちょっと信じられない状況になっております。
車使わず牛乳飲んで力をつけて、リヤカー引っ張って仕事したほうが効率良いんじゃないのだろうか?
真剣にそう考える今日この頃なのです。
牛乳を死ぬ気になって飲もうとしても、まあせいぜいコップ2~3杯くらいでしょうか。
自分らの年齢になると酵素の関係だそうですが、間もなくお腹グルグルしてきますけど。
車となるといくらでもガバガバ飲んでくれますよね。
特にこんな暑い時は、エアコンかけているのでアイドルアップしますので、気持ちよく消費してくれます。
どうしようもないことなのでしょうが、アラブの王様達にお金を貢がなくて良い方法ってないのでしょうかね?。