Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2013-08-26 01:11:00

5年ほど住んでいた現在の住いを出て、新たな住居に引越しすることになりました。

 

妻と2人暮らしなものですからこれといった条件もなく、そこそこ広くて家賃が安ければオッケーなので、公営住宅の入居申し込みをしていたところあっけなく当選。

しかも魚市場に近いため便利この上なし。

 

そんなことで引越しの準備やあれこれ用を済ませるため、白真アジ漁にしばし出られませんでしたが、最近市場価格が高い傾向が続いているため、昨日久しぶりに白真アジ漁に出てみました。

 

しばらく海に出ないと状況が激変していて、状態把握するまでかなり時間がかかります。

昨日は出漁時間がいつもより遅かったこともあり、沖の瀬に直接向かうことにしましたが、数日前と海の中の様子が全く異なり、午前中1匹も釣れないまま昼食タイム。

「さてどうしたものか」と、妻が握ってくれたおにぎりをほうばりながら考えるも妙案なく、見切りをつけて帰港することにしました。

 

昨日の潮は上りでもない下りでもない、岸から沖に払い出すような流れで、いわゆる離岸流でありました。

そのため今まで好漁ポイントであった場所に白真アジが全くおらず、群れを見つけることが出来なかったのです。

午前中イカリを打ちかえること10数回。体力に自信ある自分ですが、水深50メートルのイカリ打ちかえに疲れ果て、ぐったりがっかりしながらポンポン帰港している途中、たまたま魚影を発見し即Uターン。

 

早速イカリ打たずに流しながら仕掛け投入すると、一投目に白真アジの特有のプルルンとしたあたりがあり、口切れして取り込めなかったけれどいきなり勇気百倍。

アドレナリンが体中にドバーっと出てきて戦闘モードイン。

 

結局白真アジのデカ版を10数匹、中アジ・チダイ・マサバをそこそこゲットし市場に直行いたしました。

 

ところで、通常仕掛けは天秤かさびきを用いていますが、水温がこれほど上がると活性がかなり下がっているようで、どの仕掛けにも簡単に食いついてきてくれません。

でも彼らも動物をやっている上はやはり何か口にしないと餓死するので、どの時間帯かはわかりませんがお食事しているはず。

釣り上げた白真アジのお腹を割いて胃袋を調べてみると、コマセで撒いたアミが出てきます。活発に食べまくる秋口の頃のようにパンパンではありませんが、確かに昼間も餌を食っています。

でも食欲があまりないのか用心深くなっているのか、渋いんですよね。

さびきに喰ってくるけど餌には見向きもしない。逆に餌しか喰わずさびきは全く駄目ってことも多々あります。

 

現在一応釣れ続けているのはさびきを変えてからであります。極めてリスキーですが、通常使用しているさびきでは今のところ絶対釣れません。そのさびきに出会わなかったら好漁は望めないと思います。

企業秘密?のためこれ以上明かせませんが、この時期は繊細な釣りができなければ好漁を望めないことは間違いありません。

 

早く涼しくなって水温が平年に戻り、お魚さんの食欲が増してくるといいなあ。


2013-08-24 04:40:00

異常気象という言葉をあまり安易に使いたくありませんが、今年はこの言葉をあてはめて差し支えないのではと思うほど、地域によっては猛暑だったり豪雨だったり。

 

山陰では先月に続いて猛烈な雨が降ったそうで、お気の毒としか言いようがありません。

1時間降雨が100mm越えることなど滅多にあるものではありませんし、自分は幸いにもまだ経験したことがありません。

それが2度も起こるとはちょっと信じがたいですね。

 

何らかの防災の施設を作ろうとしますと、設計雨量強度を考慮しなければなりません。これは土木の専門用語でありますが、その地域地域に定められた1時間に降る雨の最大雨量でありまして、たぶん土木事務所あたりが決めているのでしょう。

最新の数値は知りませんが、このようなことに関わっていた頃、自分の住んでいた地域はたぶん133mm毎時だったと思います。

「こんな雨が降るものか」と、ぶつぶつ言いながら設計していたものですが、やっぱり降るときには降るもんだなあと最近感心しております。

しかし、この数値は50年確率とか100年確率の世界であるはずなのに、先月に続き今月もほぼ同じ地域で降雨したとすれば、すさまじい確率になると思います。

でも異常気象が日常化してくると驚くことではなくなるのでしょうかね。温暖化の影響が現実味帯びてきているようです。

 

海も水温が30度近くまで上がり、係留している港の岸壁から見える海中の風景はまるでトロピカルであります。

色鮮やかな熱帯性のお魚が喜んで泳ぎまわっている一方、気のせいかチヌやメジナ・ボラ・スズキといったこの地域定番の幼魚の姿があまり見られないようです。

 

ところで白真アジの干物の作成過程の写真を載せましたが、塩分を安定させるためこのようにソミュール液に浸す方法をとっております。

なにせ35cmから40cmデカアジなもので、身の厚みが出てきますから、安定した塩味を保つにはこの方法がベストだと考えております。

 

ちなみに写真の白真アジは35cmクラスです。

 

 

 


2013-08-20 16:45:00

長らく更新できませんでした。ぺこり。

 

この猛暑の中、白真アジ釣りに連日出漁しておりました。

相変わらず3時に起きて、半日近く海の上で漁をする過酷な生活をしております。

それにしても猛暑が続きますね。気象庁発表の海水温分布を見ますと、今年はでたらめに高いです。

日向灘は既に30度のラインが張り出していて、魚さんたちも息も絶え絶え状態なんじゃないでしょうか。酸素不足でアップアップかもしれません。

 

しかしそのような中、なぜかある場所・ある仕掛け(絶対秘密)で安定して特大白真アジが釣れておりまして、暑いからと言い訳して休むわけにはいかないので、頑張って沖に出ておりました。

 

ところで先日、去年の11月中旬ぶりにカンパチが豆アジに喰ってきました。1本は喰いが浅くばれてしまい、結局4本を確保することが出来ました。

小型とはいえ、青物のファイターが釣れると嬉しいですね。市場の単価も予想よりはるかに高かったので、ルンルン気分です。

そこでハタっと思いつき口ずさんだ歌が、

 

「関白宣言」

 

以下、くだらない替え歌ではありますが良かったら最後まで目を通していただけると嬉しいです。

 

♪ 「お前が手網(タモ)にはいる前に 言っておきたい事がある

 

かなりきびしい話しもするが 俺の本音を聴いておけ

 

俺の仕掛けだけに喰わなきゃいけない 他人の仕掛けを喰ってはいけない 

 

手網(タモ)にはうまく入れ いつも太っていろ 出来る範囲で構わないから

 

忘れてくれるな遊びで釣りをしてる男に お前を釣られるはずなどないって事

 

遊びの釣り人にも 釣りたい気持ちはわかるけど

 

お前は何も考えず 黙って俺の仕掛けに喰って来い」

 

 

お粗末でした。ぺこり。

 

 

 

 

 

 


1