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せいゆう丸釣行記
ガラケーしか持ってなかった自分が、タブレット端末を持ち始めたのは約3ヶ月前のこと。
所有の動機は、スパコン天気予想のGPVをタイムリーに確認することでより安定した釣果に繋げることと、このHPのカレンダー管理を船中で行えるようにするためのものでしたが、以前から契約の2ギガを使い終わったら果たしてどうなるのかが自分的に興味の的でもありましたが、結果的には特にギガ(パケット契約)は要らないという結論に達しましたわよ。
試しに今月(4月)に入ってタブレットを多用して敢えてギガを減らしてみますと、月半ばで使い果たすことになりましたが 「ギガが残り少なくなりましたよー。増やしてください。」 とか 「契約変更をオススメします。」 的なお節介メールがじゃかすか入ってきたけど無視して使い続けたら、間もなくして通信速度がガクっと落ちてしもた。
確かにヤフーニュースも見れないことは無いけど、全部表示するのにあまりに時間がかかり過ぎてあくびが出てくる感じでしたが、画面を良く良く観察してみるとまあ不必要なCMだらけで、しかも小さな窓にCMの動画が映し出されてるから、そりゃ時間かかるわなと思い、×ボタンを押して一旦通信を遮断してテキストの表示だけにすると、使えないことは無いことが分かりました。
冷静に考えてみると、これって通信費用をこちらが払ってわざわざ不必要なコマーシャルを見なきゃいけない訳で、なんかバカバカしくなりますがね。
テレビでは不必要なコマーシャルを昔から日常的に見ているけれど、電気代以外特別に通信費用は払ってないから不合理ではなさそうだが、スマホやタブレットでは通信費を払って頼みもしない企業のCMを見せられていることになり、まったくもって納得いきませんわな。
で、ギガ死したらどれほどの通信速度低下になるのか調べてみたら、どうやら通常の通信速度の10数Mbpsが128kbpsに落ちるそうなんだが 「あれ!128kbpsってどこかで聞いたことがあるよな?」 と思い記憶をたどると、昔パソコン通信してた時に電話回線にアナログモデムを毎回つないでたあの頃の通信速度がまさにそれだったことを思い出しましたわ。
あの当時(20年近く前)になにか大きな不具合があったかと言えば、情報がほとんどテキストだったのでサクサク動いて別に不満無かったけど、今や情報の伝達手段を写真や動画に頼るようになったものだから通信速度をひたすら上げないといけなくなったのではなかろうかね。
そこで、自分は考えた。
「ギガに頼らないタブレットの使い方を見出そう。」
つまり契約している2ギガはおまけと考え、通信速度128kbpsのみで使える方法を模索することにしたのであります。
これって大げさな話かも知れないけど、昔移動手段が歩くしかなかった時代に生きてた人間が、いつしか自動車で快適にいつでもどこにでも移動出来るようになったのと同じようなもので、その代わりに多額の費用がかかるようになりましたわな。
自動車本体価格・ガソリン代・自動車税・車検代・保険代・駐車場代・メンテナンス費用等々、収入のかなりの部分を占めるようになった自動車関連費用は相当なものですが、スマホ・タブレットも同じようなものじゃないかな?
だからといって自動車を捨ててひたすら歩くとは申しませんが、知恵を働かせば上手なタブレットの使い方が見つかるのではと思い、お休みの昨日ひたすら船の中であれこれ試してみることにしたのであります。
1. 最新の情報を入手するためにヤフーは使わず、テキスト主体のニュースサイトを探す。
2. スパコン予想のGPVは日時を指定して閲覧するようにする。
3. メールはタブレットを使わず、ガラケーのみでの使用とする。
4. ヤフオクとか通販は自宅のPCで全て行う。
まあこうした割り切った使い方をすればギガ死しても全然問題なく、通信費用を気にせずストレス無く使えるから愉快な上に、昨日偶然に見つけた自分が青春時代にレーザーディスクで良く観た 「オフコース イン 武道館」 のビデオがカクカクと止まることなく全部観られちゃったんだなあ。
これには本当に感動しましたわ。
もうあれから40年近く経ったんだよね。
月日の流れの速さに驚かされますなあ。
画像がNTSC(昔のアナログ放送)の荒い画像であれば、128kbpsの通信速度でも間に合うようですわ。
毎日〃魚釣りのことばかり考えずに、たまには文化的・芸術的な分野にも目を向けないといけないのかもなあ。(笑)
さあて今日も雨天模様でお休みしましたが、明日は思ったより早く回復して沖に出られそうなので、今日は田野の親宅をかあちゃんと訪問して美味しそうな食事を準備してあげましょうかねえ。
昨日のはたはた君はお孫さんと、元職の後輩さんを乗せて沖に出て行きましたが、昨日のあのチョッピーな波にお孫さんが耐え切れず船酔いでノックアウトだったそうな。
一度陸に戻ってお孫さんを上陸させて再度タイラバに挑戦されたみたいだが、美味しそうなイトヨリダイが1匹釣れたのみで終わったみたいです。
タイラバとかジグなどのマキ・シャカ系の釣りは地形が複雑に入り組んだリアス式海岸では楽しめるみたいだけど、宮崎沖のようにのっぺりとした変化の無い海域では、夏にたまに回遊してくるカツオ類や、秋の青物以外は根魚が釣れる程度なので、YouTubeなどに影響されて妄想しないほうが良いと思うよ。
自分で操船して沖に出て自由に気ままに遊ぶにはそれなりに面白い釣り方なのでしょうが、時間を区切った流行りの釣りだと、目的のお魚と遭遇する確率はそうは高くないでしょう。
でもまあ、コスパに合わない釣りだとそのうち皆さんが気が付くだろうから、そうなれば船でマキ・シャカをする光景を見ることは無くなるだろうなあ。
そういえば、以前は個人所有の帆掛けマキ・シャカ船があちらこちらでマキマキ・シャカシャカしてる光景を見たものだが、最近は港に係留されたままで沖ではほとんど見かけなくなったところを見ると、多分ブームは過ぎたんだろうなあ。
一昨日の大シケの影響が相当残っているのではないかと心配してましたが、昨日の夜明けの内海沖は多少の波が残ってたものの中止にするほどではなかったので、予定通り午前7時に出港することにしました。
港を出て沖には向かわず南に下りましたが、波が落ちたとはいえ北風がなかなか収まってくれず風波がバチャバチャと船体に当たり、1投目でビギナーズラックのマダイを釣り上げた若者が早々と船酔いでダウン。
このお方は、帰港するまで船首でただの物体と化しておりましたわ。(笑)
昨日の海はそれまで21度あった水温が18度台まで低下して、海の色も緑掛かっていかにも釣れなさそうな色をしてましたが、最近調子良かったサビキに無反応で天秤にポツポツ喰って来てくれた程度でありました。
沖のアジの巣床に行きたかったけどあの風を考えると二の足踏むし、連休とあってサンデーフィッシャーマン達があちこちに繰り出して来てたのでポイントを変えるのもままならず同じ場所で粘りの釣りになりましたが、どうにかこうにか美味しいお刺身が楽しめる程度にまとめることができましたわ。
帰港して聞かせてもらった話ですが、それぞれ皆さんのお宅では帰省で子供さんやお孫さんが帰ってきてるらしく、 「これで美味しいお刺身を食べさせられるわ」 という喜びのお話を伺って、本当に嬉しかったですがね。(笑)
今日から荒天続きで4月の釣りも昨日まででしたが、水温が低下し1年で最も厳しい3月・4月をおかげさまでどうにか乗り切った感がありますなあ。
ほぼほぼ完全試合の日も2~3日あったものの、それでもひと切れのお刺身程度は大体釣れたから安堵してますが、水温が徐々に上昇する来月5月からは待望のイサキのシーズンに期待したいと思ってます。
あまり期待させると落胆が大きいのでデカイ話はしませんが、毎年ゴールデンウイークが終わる頃にはボツボツとイサキが釣れ始めるので、後は黒潮がやって来るのを首を長くして待つしかないですわな。
さあて、今日から少なくとも3日間は荒天でお休みになるでしょうが、早ければ5月2日から沖に出られるかも知れないので、それまで橋の下で雨を避けながらあれこれ整備でもしておきましょうかね。
いやー、昨日の季節はずれの青北には参ったわ。
宮崎港のサンビーチから撮った写真ですが、ヤシの木の葉っぱが真横にたなびき、海上は大きなウネリに白うさぎがピョンピョン跳ねて、恐ろしい状況になっておりました。
何通か 「今日は釣れてますかー?」 的なメールが入ってきてましたが、陸上生活していると海がこんな状態になってるとはまるで想像つかないのだろうなあと、改めて認識した次第であります。(笑)
そういうことで昨日は沖行きをお休みして、自家用車とせいゆう丸のエンジンオイル交換して、溜まりに溜まったゴミをエコクリーン宮崎に持って行って処分してきましたが、相変わらず一日中一人でドタバタしてましたわ。
「頼んどくねー。」 と、業者に全部お任せで依頼出来る日がいつになったら来るのか知らないが、自分の性格上多分死ぬまでそんな日は来ないだろうなあ。
でもね、 「人に任せる」 って何となく聞こえは良いけど、つまりは 「自分で何も出来ない」 から人にやってもらうしか道は無いということなんだから、本来は恥ずかしいことだと自分は考えております。
「任せる」 には当然対価を必要とするからお金に余裕がないと出来ないことだけど、多分自分の場合お金云々の前に 「どうにかして自分で出来るようになれないか?」 と考えてしまうので、なんでもかんでも自分の力でやっつけてしまおうとするんだなあ。
あれあれ?そうこう書いてるうちに、自分が最後まで組織になじめなかった理由が分かったような気がしてきましたわ。(笑)
さあて、そろそろ午前4時に近づいてきましたが、半額ハンティングしながら内海に向かい、昨日の波がどれだけ残ってるかを確認して、出るか出ないか最終判断しないといけないね。
昨日のはたはた君は、無駄な汽笛をならすことで有名な 「ポッポ屋のKちゃん」 さんが船長で、南限の潟に張り付いておられたようですが、残念ながら潮が動いてなかったようで小ぶりのイサキ数匹で終わったようです。
本当は沖の磯場で竿を出したかったようですが、西風が強い予報になってたので潟付近を選ばざるを得なかったのでしょうが、選択としては正解だったでしょう。
午後の強烈な西風は半端なかったみたいですわよ。