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せいゆう丸釣行記

2015-06-30 03:33:00

昨日の豊漁・不漁の原因をずっと考えておりましたが、なんか釈然としないのであります。

 

「ここに問題があったから、こうだったんだ」 というのが、全く見えないのです。

 

仕掛け=ケイムラの3号  天秤=同じ型  餌=オキアミの生で同じ  撒き餌=同じ物  深さ=10~12mで一緒  

 

残るは竿の違いでありまして、昨日釣れた竿の共通点は、割と短めだが先っちょが異様にくねくね曲がる最近流行りの竿。

 

自分は使ったことないし、見た感じあまりにも頼りなさそうなので釣れる感じがあまりしないのですが、昨日はチト違ごとりましたね。

 

一番釣れた竿はチョイと長め(それでも3mあるかないか)の超くにゃくにゃ竿。

 

あのまるで食わなさそうな状況の中、いつの間にかメジナ・イサキをポコ・・・・ポコ・・・・ポコ と、たまに食わせておられる。

 

帰港して血抜きしてクーラーボックスに入れたら、結果豊漁だったというお話なんですねえ。

 

立て続けに爆釣のシーンがなかったのでそんなに釣れた感じはしなかったのでありますが、「いつの間にそんなに釣ったのよ?」 てな感じでしたな。

 

 

 

一方釣れてなかった竿は自分が普段使う竿よりかなり上等な船竿で、柔さ・しなり・ストロークともに理想的に思え、非の打ち所が無い感じだったのですが、昨日のお魚さん達には何故か分からんが嫌われていたのでしょうかね?

 

ひょとして硬めの竿が良いのかもと思いチェンジしたがこれもダメでして、例のお目め真っ黒けのコガネスズメばかりが食って来たのであります。

 

でもその短竿は、この間女神様がイサキやメジナをポコポコ釣り上げた一番成績の良かった品だったのですが、なぜか今日はまるで相手にしてくれない。

 

不思議ですなあ。

 

今度こんな現象が起きたら磯竿の2号あたりでトライしてみるのも面白いかも。

 

今は折れてしまって使ってないけど、以前2号で4.5mの磯竿でデカチンアジを良く釣っておりました。

 

デカチンアジは仕掛けに違和感があると食わないお魚でありますが、同じように今日のイサキやメジナはご機嫌斜めで少しでも違和感あると口使わなかったのかなあ?

 

でも活性高い時にはピコピコ動く短竿が圧倒的勝利を収めてきたことを考えますと、天秤釣りも相当奥が深いってことを教えてくれますね。

 

 

 

最近流行りのくねくね竿もあなどれないなあと感じた、せいゆう丸の船長でありました。


2015-06-29 19:34:00

しかし馬鹿だねえ。

 

今パチパチ今日の釣行記を打とうとしていたら、沖縄の新聞社に関する事で、表現の自由をないがしろにする発言があったとかなかったとか、NHKのニュースでやっている。

 

真っこと思い上がりとは恐ろしいものですねえ。

 

政に直接関係ない人間が何を言おうと関係ないが、たまたま市民の支持を得てそれなりの立場になった御仁が、調子こいて軽々に思いつきで言い放つからそげんなことになるんだわな。

 

頭が良くて世間馬鹿。

 

市民の反発を一番くらいそうな問題に、調子に乗って偉そうにしゃべくるものだから、お仕置き受けることになるのであります。

 

時の政権がどれだけ経済を立て直そうが支持率が上げようが、謙虚さを失ったら権力の行く末は決まっているのでありまして、それは歴史を振り返れば小学生でも分かる事実なのであります。

 

そろそろ、現在の政権与党が長年かかっても治しきれない、思い上がりという根深い病巣がムクムク広がり始めたのかもね。

 

やはり小さい頃からお勉強できたお方達は、頭が良くて世間馬鹿なのであるんでしょうなあ。

 

 

 

さてさてそんなことはどうでも良いが、今日はかなり苦戦しました。

 

潮が相変わらず2枚潮で、潟は緑茶の古くなったような色しているし、下層がほとんど動かないので活性が極めて低い。

 

こんな時に起こる現象として、釣れる仕掛けと釣れない仕掛けに明確な差が出ることであります。

 

竿・仕掛け・バランスなど色々条件があるのでしょうが、釣れる竿はポツポツ食って結果イサキやメジナが豊漁に。

 

 

食わなかった竿はほとんど食わない。どんな工夫をしても食わないのでありまして、もうどうにもならない。

 

こんな時は今日を諦めて、次回に期待するしかないのであります。

 

何も仕掛けに落ち度はないし、誘いや棚など技術的な問題ではない。

 

食い渋りのお魚の気まぐれに、たまたま合わなかっただけなのであります。

 

次回また良い時が必ずあるものですよ。

 

 

 

多分明日から3日は漁に出られないはず。

 

メンテナンスなどゆったりまったり過ごそうかと思います。

 

 


2015-06-28 18:33:00

今朝もいつもの通り午前3時前に目が覚めて、内海港に向かうことに。

 

天気予報で波高を確認すると1.0mとのこと。

 

しかし家を出ると北寄りの風が辺りの木々を揺らしている。。

 

「チトまずいかも」

 

暗がりの中堀切峠から日向灘を見下ろすと、予想通り北東からの波が押し寄せていて、休漁するまではないものの、かなり手強そうな北東からの波が来ている。

 

ドッタンバッタンとかなりの時間をかけて黄金の瀬にたどり着くも、次第に白波が立ち始めてチトやばい感じ。

 

それでも既に準備万端のお方は仕掛けを投入し、例のケイムラの吹流しで一投目からダブル・トリプルとメジナを釣っておられる。

 

一方で今回船釣りが初めてのお方におかれては、仕掛けを作ったり、お魚をすくったりで、結構大忙しでありました。

 

ところが間もなくして上り潮が止まったとたん、例のコガネスズメばかりになり、たまにイサキの子供が食ってくるような状態に。

 

波はさらに高くなり体調不良のお方も出てきて、結局11時に帰港することにしました。

 

それでもお刺身を十分食べられるメジナが釣れましまして、短時間でありましたがそれなりの結果は出せました。

 

 

それにしても今日一日中波高1.0mを頑なに言い続けた気象台は、自分のお目めで本当に1.0mなのかを確かめて欲しいものですね。

 

完全に信用しているわけではないけれど、少しは信じているもので。

 

 

 

明日も自分の目で確かめて出漁します。

 


2015-06-27 19:40:00

潮流れない。川の濁りでまっ茶っちゃ。曇りのはずなのに朝から雨。風がくるくる変わり船があちこちする。

 

だいたいこんな日にお魚がまともに食ってくるはずがない。

 

しかしだからと言って帰るわけも行かない。

 

キャビンで昼寝をしながら、こんな時どうしたものかと必死に考えていた、せいゆう丸の船長でありました。

 

昼寝しながらデッキでリールを巻き上げる音を聞いていると 「ギャギャギャーン」 と、モーターパワー全開で巻き上げていらっしゃる。

 

「ちくしょう、何で食ってこないんだよお」 と高速で巻き上げる音が釣り人の気持ちを代弁しているように聞こえるのであります。

 

「まずいなあー・・・」

 

でもこんな時はどこに行ってもダメでありまして、時合いを待つしかないのでありますが、人様がそれまで持つかどうか・・・。

 

でもでも、おかげさまで昼過ぎに短時間でありましたが入れパクパク状態になりまして、船中イサキやメジナが30匹以上確保でき、暫くお家で食べるには十分過ぎるお魚が釣れたのでありました。

 

しかも合間にシマアジが3匹も釣れたので、ホント良かった良かった。

 

 

 

家に帰ると、先日組合の会長からいただいたチダイをかあちゃんが料理して、愛媛の代表的なお料理の五色素麺っぽく上手に作ってくれておりました。

 

チダイを甘辛く炊いてその出汁で素麺をいただくのだが、器が漆塗りで赤色の大きなお碗だったらもっと映えたのだろうが、とにかくすんごく美味かったよ。

 

名前は忘れたが何年か前、道後温泉の近くだったと思うが有名な五色素麺のお店をかあちゃんと訪ねて美味しくいただいたことがあったが、かあちゃんはしっかりその作り方と味を覚えていたようだ。

 

凄いぞかあちゃん!

 

 

 

超幸せな夕食を満喫した、せいゆう丸の船長でありました。

 

 

 

明日も出漁します。


2015-06-26 06:13:00

今朝も午前3時起床で、内海港に向けてカローラを走らせる。

 

堀切峠近くになると霧が物凄く発生していて、そうでなくても曇り空のため辺は暗いのに、霧が邪魔して海の様子がよく分からない。

 

道の駅フェニックスのテラスに立つと、既に南からの生暖かい風が嫌な感じで顔に当たり、5時前になると少し明るくなり南東からの波が出始めているのが確認できました。

 

今までこんな天気の時に出港して何度失敗したことか・・・。

 

日向灘の場合西の風だったら考えることないのですが、低気圧が近づき南寄りの風が吹くと波長の短い尖った波が押し寄せてまいります。

 

あれよあれよという間に波にもみくちゃにされて、ものすごい怖い思いをせねばならぬ。

 

そんなことで今日の漁は諦めて帰宅することにしました。

 

 

 

帰宅途中思い出したのが近海のキハダマグロが豊漁との情報でありまして、どんなあんばいか早速宮崎市卸売市場に入場。

 

自分は生産者の入場許可証を持っているから入れるけど、一般の方は時間帯によっては入口の警備員から入場を断られるのでご注意を。

 

仲卸しの店先を覗いてみるもお魚があまり積まれていない。

 

 

そしてマグロやカツオ類がまるで並べてられてなくてガッカリ。

 

どこに流通しているんやろか?

 

でもまあ、我が家はマグロ類を食べる習慣がないからどうでも良いが、それにしても市場も廃れたもんだ。

 

およそ40年前、自分は浪人していた頃仲卸しでバイトをしていたことがありまして、内情を良く知っているつもりであります。

 

その当時はお魚はトロ箱に入れられていて、今のような発泡スチロールの箱はあまり無かったような気がする。

 

木で出来てるのでトロ箱そのものが重く、それにギッシリお魚が入っていたため、重くて重くてそりゃ運ぶの大変でした。

 

並んでいたお魚の量がすごかったことを明確に覚えておりまして、その頃はお店で売られていたほとんどのお魚が市場を通っていたんだろうね。

 

考えてみれば今や昔ながらの魚屋が次々と姿を消し、スーパーかデパ地下の鮮魚コーナーあたりでパック入りのお魚を買うのがフツーになったので、大手の独自流通ルートのほうが発達してしまったのかもね。

 

若かりし日の自分を思い出しながら、ちょっぴり寂しさを感じたのでありました。

 

 

 

先ほど365つり具えさ店の店主からお電話ありまして、ハヤブサのケイムラ吹流しの3号が入荷したそうです。

 

釣具量販店に置いていないと昨日書きましたが、しっかり〇イントに置いてありました。

 

でもやっぱり365つり具えさ店が安かったよ。


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