釣倶楽部　せいゆう丸　

普段自分は午前３時に目が覚めるような身体になっております。

腕時計ってやつをはめた経験のない男なもんで、長い年月で身体に時計が仕込まれたようなのです。

これまただいたいの話になるのでありますが、時計見らなくともだいたい当たるのであります。

ところが今日はチト疲れていたのか、今朝は普段より１時間３０分早く目が覚めてもうて、こうしてまたピコピコくだらんことを書いているわけであります。

それにしても一昨日と昨日の活性の差は何やったんやろ？

確かに水温が２度上がり期待感はありましたが、ここまで激変するとはね。

波はなく穏やかで、仕掛け入れればパクリと食ってきてくれるし、最高の日でありましたが、一昨日のことを考えるとチトやるせない気持ちでありますね。

日によって状況がガラリと変わるのが釣りでありますが、釣れんより釣れたほうが良いに決まっているので努力するが、相手があることでままならん。

昨日は凪だったので、久しぶりにタンク前からチト遠出して沖の瀬にも行ってまいりました。

デカイ青アジとマサバがタンク前でよく釣れたのでマアジを求めての移動でしたが、これが良かった。

短時間でしたが入れパクモードもあり、３５ｃｍクラスのマアジが良く釣れました。

爆釣にはなりませんでしたが（そこまで釣れんでも良いが）、ご近所に配ってもまだ余るくらい釣れちゃいましたね。

船中でデカマアジ・マアジ・デカ青アジ・マサバ・真鯛の子・カワハギ・ニベが釣れまして、６０～７０匹くらいだったかも。

皆さん多分焼酎美味しかったはず。

ところで、グランブルーって言葉を思い出すようなすんごい綺麗な潮が来ましたね。

藍色っちゅうのか、真っ青と真っ黒の間のようなうっとりとするような色の潮でしたなあ。

水温が２４度まで上昇していて、さあシイラとの格闘がそこまで来てまっせ。

今日は親父殿との釣り予定でありましたが、雨を嫌って延期となりました。

最近連チャンで漁に出ていたので、今日はゆったりまったりと休養することにしました。

でもいつの間にか内海に足が向いていそうな気がするけどね。

焼酎が体と頭を駆け巡り始めてますので写真のみ。

昨日の不振が嘘のようにデカアジやデカ青アジが喰ってきました。

船中で６０～７０匹のマアジ・青アジ・マサバ・ニベが良く釣れました。

返す返す昨日は残念でありました。

おんなじ場所と時間と仕掛けでこんなに違うなんて・・・。

自分は多分内海港の釣り師の中で、最も近い場所で漁をするのではなかろうか？

「近くて便利、セブンイレブン」　ではないが、近い場所で漁をすることが多いのであります。

先輩漁友達もさほど遠征の漁はしませんが、早い船外機艇の方々は黄金の瀬であったり、日南の鵜戸や立石までいかれる場合もあるそうな。

日南あたりまでとなりますと、足の遅いせいゆう丸は速い上り潮に出くわすと到着するのに半日はかかるかも。

ほとんど孫悟空の天竺に向かっているような話でありまして、ようやくたどり着いたらすぐ帰らんといかんわな。

釣師の性として何故か遠いところが釣れるような気がするものですが、日南の釣り師が内海にはるばる来られて釣りをしているかは定かでないが、まあそんなお話であります。

隣の芝生が青く見えるじゃないけれど、遠いところが良く釣れる気がするのは何となく分かる気がいたします。

でもね、パチンコ好きのお方の話と一緒でして、人様の記憶には都合よく残したり消去したりするものでありまして、よく釣れた場面は記憶されていても、ボウズで心折れてトボトボ帰って来た時の記憶は見事に消されているのであります。

「昨日は〇万円勝ったぞ！」　と豪語するパチンコ好きと同じでありまして、過去にどれだけお金をスったかは強制的に忘れるようにしているのであります。

自分は毎日海に出て自ら得た自分の体験と、多くの漁友からの情報をもとに海に出ておりますので、市場に出すわけじゃないからアホみたいに釣ることもしないし、またボウズもほとんど無い。

どちらかというと毎晩お刺身食べられるよういつも考えておりまして、しかしできるだけ退屈しないで済むようにも心がけております。

ですから何度も移動してイカリを打ち換え、ウロウロしてお魚を探すこともありますし、昨日のように波が三角にとんがっている日には移動自体が危ないので極力動かないようにしております。

さて昨日は一昨日と様子がガラリと変わっていて、かなりの貧漁でありました。

お魚がいなかったのではなく、食欲がないのかほとんど口を使ってくれませんでした。

お魚にはお魚の事情があるようで、大～小までのアジや青アジやサバがたまに食ってくるものの針外れがかなりあって、ちょこっと口に咥えてみるだけだったのでしょうな。

小雨の中、そして北東からの尖った波の中、船中頑張ってもらいましたが、どうにもこうにも最後までお魚のスイッチが入ってくれませんでした。

情報によると黄金の瀬あたりは潮の流れが全くなくて、午前中の早い時間に全船玉砕してご帰還されたそうだ。

鵜戸方面の釣果の情報はまだ入っていませんが、今日には入手できるはず。

巨大地震と釣果と関係があるか無いかは分かりませんが、昨日はパッとしないチト残念な日でありました。