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せいゆう丸釣行記
昨日の早朝に堀切峠から見た海況は比較的静かで、前日までのウネリも随分落ちて穏やかな表情を見せておりました。
スパコン予想では海上において北風が強まると表現していたけど、朝のうちは全然そんな感じでなかったものの、時間を追うごとに予想通りに北風が強くなって白波が立ち始めた。
そして午前中のカラリとした晴れの天気が嘘のように、午後になると真っ黒い雲がモクモク出て来て、ひょう混じりの冷たい雨が降り始め雷まで鳴り出した。
危ないですねえ。
あれで沖に出てたら大慌てしただろうが、やはり怪しい時には出ないことですわな。
長い時間苦しんだセルモーターの件は一応解決したけど、今日も豊後水道からの北風が午前中を中心に吹く予想になってたのでお休みにしましたが、尖った波は午後も残ると思いますわよ。
ところで最近、親の事とかセルモーターの不調で悩み続ける日々でありましたが、昨日超嬉しかったことがありまして、それはGPS2台の復活でありました。
釣りガイドするうえでポイントが詰まったGPSは絶対に欠かせない最も大事な装置でありまして、これがなければ盲目と同じことで1匹のお魚を捕まえることは出来ません。
特に自分のGPSには、釣り師匠が長年かけて発見したり自分が探し出した貴重なデータが打ち込まれているので、データの喪失は即廃業を意味する訳ですから、バックアップが重要となるわけです。
さらに大事なことはGPSの機種が同じであることなんですわ。
同じ画面で同じ操作で動かせるのが理想なんですが、自分のように古いGPSの機種は既に販売中止になっているため、手に入れるべくこの5年間にヤフオクでちょくちょくチェックして2台の同じ機種のGPSを購入し、さらにせいゆう丸のGPSのデータを忠実に打ち込んでおりましたが、保管状態が悪かったからか2台ともそのうちに全く起動しなくなっておりました。
非常に失望したけどどうにもならず、仕方ないので自宅に持って上がり暗所で保管しておりましたが、昨日ふと思い付いて船によいしょよいしょと運んでケーブル類を接続して電源オンしてみたら、なんと奇跡が起こりまして2台とも正常に起動してくれたではありませんか。
神様が奇跡を起こしてくれたのかは分かりませんが、苦労して手に入れて何日もかけて手入力した努力の画面が再び蘇った時の喜びはひとしおでしたがね。(笑)
断定は出来ませんが海の湿気が悪さをしていたと考えられ、今後はそのバックアップ用の2台のGPSは自宅で大事に保管することにしました。
ということで明日から数日は沖に出られそうな状態になりましたのでガイドを頑張りたいけど、スパコン予想をチェックしたら来週の火曜日あたりからチョイと怪しくなりそうな雰囲気ですわよ。
早めに人事異動を考えんといけないかもなあ。(笑)
この欄で度々書くけど、自分の釣り師匠から 「シケ明けに釣れた例しは無い」 と良く聞かされたけど、今回の台風並みの低気圧の通過で潟付近の海底までかき混ぜられたようで、昨日沖に出て行った漁師が昼過ぎに帰って来たけど完全手ぶらだったようだ。
昨日もお遊びで沖に出られるような海況ではなかったものの、お魚で生活している漁師は多少のリスクがあっても沖に出て行って魚を市場に卸さなければ飯が食えないからだが、どこに行ってもお魚は居なかったみたいだ。
釣り師匠は潜りの専門家でもあったので海の中のことを良く知っておられたが、ウネリが出ると海底付近も上下左右に揺さぶられるらしく、お魚にとって居心地が極めて悪くなるらしい。
そうなると沖の深場に退避するしかなくなって、特に肌が弱いアジ類はチャッチャと沖に移動するみたいだ。
今回の季節を無視したような爆弾低気圧の影響はまだまだ続いていて、今日と明日も波が高い状態なのでお休みすることに決めました。
まあ、今回のお休み続きは自分にとっておふくろの入院という思わぬ事態が生じたので好都合ではあったが、今回の出来事を考えますと、人が普通に生活出来るという当たり前が、いかに幸せなのかということをしみじみと感じさせられましたなあ。
目が覚めて布団から起き上がることが出来なくなるのはもう地獄でありまして、排泄行為までままならなくなると同居人はさらに地獄を見なくちゃならないし、高齢者であるともうギブアップするしかないですわな。
おかげなことにたまたま大きな病院に入院させてもらえたので今のところは何の心配も無いけど、日本の医療制度にあらためて感謝しているところであります。
問題は一人で生活しなくちゃいけなくなった親父のことだが、とりあえず毎日顔を見に行き様子を伺ってご飯を作って食べさせられるから問題無いが、今年94歳という高齢なものだから油断はならないだろう。
さてさて、新型コロナウイルスによる肺炎騒動がピークを迎えようとしているようだが、その影響を受けて原油価格が一気に10ドル近く下落したようです。
ところが市内のスタンドの中には、155円の価格を未だに下げようとしていないのが散見されるけど、このまま下げずに粘り倒して原油価格が上昇してくるのを待っているのだろうが、それって昔から言われている 「油屋商法」 の典型だわな。
消費者を舐めてかかったら後で大きな失敗を背負わされることになりそうだが、これがまた 「油屋」 ってのがしぶといのだわ。(笑)
消費者としては頭をフルに使って無駄な動きをしないように心がけて、燃料を節約するしか方法は無いけど、これだけ化石燃料に依存した生活を続けているとなかなか難しいことではありますが。
さてと、今日も親宅と病院に行って両親の顔を見に行くけど、連日悪戦苦闘している悪夢のセルモーターの問題も解決しなくちゃいけないので、心の底に憂鬱な問題を抱えていると気が本当に滅入りますがね。(笑)
中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、中国の隠蔽体質による情報操作の結果、拡散を防ぐことに失敗して全世界に広めてしまいましたなあ。
20近く年前に発生して大問題となったSARSの時も隠蔽行為を続けた結果700数十人の死者を出したが、中国共産党の正体とはこんなものなんだろうなあ。
その当時と違うのは情報の伝達速度が比較にならないくらい早くなったことで、SNSを通じて真実が次々に明らかになって、国民が当局に対してマグマのような怒りを持ったことかもな。
目に見えない恐怖は怒りを増幅し、ひいては政治に対する不信に繋がるから、中国共産党もうかうかしておれなくなるかもよ。
ジャーナリストの長谷川博己氏によると、ソ連が崩壊したきっかけになったのは、チェルノブイリ原発事故の際のお粗末で場当たり的対処に国民が絶望したことだと言っていたが、見方によっては原発事故より怖いウイルスによる恐怖が中国共産党の崩壊に繋がるかも知れませんわ。
強面の習近平さんが今後どのような対応をするか分かりませんが、中国という国が実は隠蔽にまみれて信頼出来ない国であることを世界に印象づけたのは間違いないでしょうよ。
と、自分においては世界に目を向けてる暇はなくて、せいゆう丸のセルモーターがいよいよヤバくなってまいりまして、昨日1日中ばらしたり組み込んでみたけど、どうにもこうにもモーターが回ってくれませんでした。
電気の知識の無さを嘆いていても仕方ないのでどうにかしなくちゃいけないが、リンク品を探してみたけど該当するセルモーターが無くて途方に暮れております。
テスターでコンミュテーター部を計測したり、ステーターも測ってみたけど、どこも異常はないみたいだが、とにかく回らん。
よって海の波は収まりつつあるけど、残念ながらしばらく沖に行けそうもないですわい。
予定しておられたお方には申し訳ないけど、しばらく休業となるのでご容赦くださいな。
台風にはならなかったが、昨日の低気圧は凄まじかったねえ。
ほぼほぼ台風の通過と言って良かったくらいで、温暖化が進んでると言われてるこの地球は本当に大丈夫かいな?
海の中のお魚さん達も、あの波の高さにビックリしてたのではないでしょうかねえ。
という訳で昨日もお休みしてセルモーターの組み上げをしてましたが、これがまた問題でありまして組み上げてバッテリーにつないでみたけどなぜか回らない。
あれこれしてみたけど全然回らず茫然自失状態に陥りましたが、良く良く観察するとステーターの配線に断裂が生じているようで、今日テスターで再度確認して問題解決せねばならない。
「セルモーターの調子が悪いから修理お願いね!」 と専門業者に依頼出来れば全く問題ないのだけど、残念ながら依頼出来る経済力がないから全部自分で解決しなければならないが、いい加減疲れますがね。(笑)
なので今日は予備のステーターを組み込んで、どうなるかを判断したいと思います。
早くしないとシケが収まってボチボチ沖に出られそう雰囲気になってきたので、頑張らんといかんですわな。
雨と風の音がやけに激しく聞こえるが、今低気圧が発達しながら真上を通過しているのですねえ。
今月も今日を含めてあと4日になりましたが、本当に早いものですなあ。
おふくろが脊椎圧迫骨折という厄介なことになって入院させたりでもの凄く忙しかったのもあって、あっという間に1月が終わりそうですわい。
昨日はかあちゃんと一緒に行動して田野の親父の様子を見に行き、その後病院に行っておふくろの様子を覗いてみたけど、ギプスで胴回りをグルグル巻きにされてるか動きが取れないからか、諦めて新聞を読んでましたわ。
看護師さんやリハビリのトレーナーさんと会話するから、自宅で親父と無言の生活するより認知が進まないのかも知れませんです。
いくつになっても社会との関わりあいを持たないと、認知のリスクが高まると何かの本に書いてあったが、親を見てて本当にそう思いますなあ。
そんな心配事の多い中に、嬉しいことがひとつ。
12年間イタリアンレストランで修行してた長男が、家族のことを考えて昨年末で退職して新しい職場を探していたけど、ハローワークを通じて製薬会社に再就職出来たこと。
大きな企業ではなさそうだけど、今までの辛い修行時代の経験がきっと生きると信じてます。
彼の今までの労働時間や労働環境そして賃金を考えますと、多分どんな所に勤めてもやりきれるものと、親バカではありますがそう信じております。
「若い時に苦労はしておけ」 のことわざの通り、今までの辛い修行時代を思い出せばどんな苦難をも乗り越えることでしょう。
今まで家族と向き合えなかった分、これからじっくり彼の家庭を築いて欲しいものです。
さてと、今日は目が覚めるのが遅かったけど、そろそろ内海に向かって船の様子を見たあと、田野と病院に行ってそれぞれの親の様子を見にいくことにしましょう。
セルモーターの組み付けもありますわな。