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せいゆう丸釣行記

2020-01-06 02:31:00

昨日はスパコン予想通り、朝から北東からの波が押し寄せて来てて、やはり一昨日のうちに昨日の沖行きを中止にしたのは正解だったと思いましたね。

 

夜明けの堀切峠から海を見てみると、エッジの効いた尖ったいやらしい波が押し寄せて来ていて、 「こりゃ、駄目だわ!」 でありました。

 

やっぱり 「疑わしき時は絶対に出ない」 が、海のガイドの鉄則だといつも自分に言い聞かせておるところであります。

 

 

 

そんでもって港に着いてFFヒーターを焚いて暖をとっていると、 「船長!今日は出らんとね?」 とすっとんきょうな声がするので外を見ると、なんとあの有名な三半規管が壊れた世界の冒険王さんがやる気満々で立っているではないか。

 

「休んどらんで、ほら行くぞ!」 とアホなこと言ってましたが、ご本人は本気で出て行かれましたわ。

 

堀切峠を回らずにトンネルくぐって来たらしく、海の状況は見てないとのことで、さすが世界の冒険王さんですわ。(笑)

 

港には10数台の軽トラックが駐車してたが、乗船されたほとんどのお方が高齢者とみられ、皆さんまともに帰ってきたかどうかは分かりませんです、はい!

 

 

 

今朝のヤフーニュースで知りましたが、兵庫県で手漕ぎボートに乗ってた78歳の高齢者2人が海に落水して浮いて死んでたらしいが、海でのこうした事故のほとんどが高齢者によるもので、高齢者になると危険を危険と感じなくなるのがその大きな原因なんだろう。

 

 

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(その事故とは関係ないイメージ写真です。)

 

 

野生の生き物が身の危険を感じなくなると即、死を意味することになりますが、人様も同じように交通事故での犠牲者が高齢者に多いのはうなずける話で、海難事故でも高齢者によるものが多いのは 「危ないことをしてる」 の感覚が希薄になった結果なんだろうね。

 

まあ先がどうせ短いからとか、今更何を言っても聞く耳持たないとかはあるでしょうが、人様に迷惑をかけることは老若男女を問わず誰がやっても同じなんだから、頼みますからわざわざ危ない行為をしないで欲しいよね。

 

 

 

一旦海難事故が起きると、船長は海上保安庁で厳しく取り調べられ、海難審判で徹底的に責任を追及され、刑事・民事で大変な思いをしなくちゃならない。

 

ましてや白タク行為など遊漁船登録せずに安易に小遣い稼ぎでの事故ともなると、 「遊漁船の適正化に関する法律」 でこっぴどくやられ、場合によっては懲役刑になることもあり得る。

 

特に最近白タク行為がひどく目につくようになってきましたが、乗せる側・乗せてもらう側の両方とも 「何かあったらどうなる」 と、物事をあまり深く考えてないのでしょうねえ。

 

 

 

とは言っても他人さんのことだからどうでも良いことだけど、今日は昨日より風・波とも収まって来る予報になっていますので、注意深く海況を観察して沖にでてみましょうかね。

 

釣りガイドは沢山の人様の命を預かっている訳だから、慎重にも慎重を期して船を出したいと思います。


2020-01-05 04:18:00

昨日一人でまつかさ丸に乗って沖に出て行ったが、せいゆう丸の横に着けて釣りをしてたが、デカアジやヤイトカツオを釣っていました。

 

 

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帰って来て話を聞いたら群れを見つけることの難しさを語っておられたが、アジ釣りの難しさを改めて体験されたようでした。


2020-01-05 03:41:00
全ての船に抜かれてしもたわ!

 

 

 

昨日は前日と比べると実に穏やかで、ベタベタ凪ぎでありました。

 

土曜日でお正月なので出る船が多いだろうと思ってたけど、やはりたくさんのプレジャーボートがわんさと沖に向かって走って行かれたが、時速10km程度しか出ない極端に足の遅いせいゆう丸は当然のことながら全ての船に抜かれてしもて、そのうちそれらの船の姿が豆粒みたいに小さくなってしまいましたわ。(笑)

 

という訳で速度ではとても敵わないせいゆう丸に出来る事はただ1つ、手前からじっくり探しながら群れを見つけることだけなんですなあ。

 

 

 

ピューっと抜いて行ったお船達が釣れたか釣れなかったか知る由もないけど、一番近い潟付近に群れを見つけてイカリをドボンして仕掛けを入れてみると皆さんそれぞれ数匹のデカアジが釣れてくれたので一安心しましたが、最初からそんなに遠い所に行かずともこんなに近くでお魚が釣れるのになあと思いつつ、電動リールの音を聞いていた次第であります。

 

程なくして、後ろを付いてきたまつかさ丸の釣り準備が整い近くに来たので、せいゆう丸の横に着けさせたらうまいこと何匹かデカアジをゲットしていましたわ。

 

 

そのうちアタリが遠のいたので南に下ってみると、ひょとすると居るかもなあと予想していた場所がガラ空きだったので探索してみると、予想通りお魚の群れがいらっしゃいましたわ。

 

ただ一昨日のようにずっと喰って来る訳でもないし、お魚の移動がかなり激しかったみたいです。

 

そして良型のブリが暴れまわったからなのか、その後はサッパリお魚が居なくなって、仕方ないので沖を探したりあちこちウロウロ探し回ったけど群れが見つからず、これで探すの最後と決めてた場所に少し魚影が見つかり、そこで数匹のデカアジを追加することができました。

 

一昨日があまりに良すぎたので少々不満の残る釣果ではありましたが、1匹〃がとにかくデカいので家に持って帰ったらそのボリュームに家人が驚かれることでしょうよ。

 

 

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ところで最近すっかり話題にならなくなってた日産のゴーンさんが、レバノンに逃亡して年末大騒ぎになったが、昨日何食わぬ顔してせいゆう丸に乗り込んで、相変わらず根絶やし的に2本竿で釣りをされてましたわ。

 

喰いがあまり良くない中、やはり執念が実ったようで竿頭となりましたが、昨日のうちにまたレバノンに無事戻れたやろうかね?(笑)

 

 

 

さあて今日は豊後水道からの北風が強い予報だったので、昨日のうちに中止を決めました。

 

予想が当たれば間違いなく釣りにならないので、予定していた皆さんに迷惑にならないよう、早めの判断としました。

 

 


2020-01-04 02:41:00

昨日の西風はなんだったのでしょうかねえ。

 

スパコン予想でもあれほどの風を予想出来なかったみたいで、暗い中港に到着するとワシントニアパームの葉っぱがザーザーとたなびいておりました。

 

まつかさ丸はとても無理だけど、こりゃせいゆう丸も危ないなあと思いながら準備をしておりましたが、夜が明けて堀切峠に状況を確認してみると沖はかなり風波が立ってたので、まつかさ丸の沖行きは断念してもらうことに。

 

昨日の予定の皆さんがわらわら集まってこられたけど、あまりの風の強さに中止も考えたものの、スパコン予想では徐々に風が落ちてくるみたいだったので皆さんに潟のみでの厳しい釣りになることを了解してもらい、とりあえず出港してみました。

 

 

 

港を出てみると沖は風波で真っ白になっててとてもじゃないけど沖には行けず、とりあえず一番近い潟から探索を始めたけど、いずれの場所もお正月休みでお魚さん達はどこかに旅行に出てらっしゃる模様。

 

どんどん南に下って行くと 「おや?何だこの魚影は。」 

 

そこにはどこにも出てなかった魚影がボワリと出てて、かなり浮き上がってたから小魚かもなあと思いながらイカリをドボンして仕掛けを投入すると 「明けましておめでとうございます。デカアジです。今年もよろしくお願いします。」 と元気よく釣れてくれました。

 

結局その場所から移動することなく納竿するまでずっと居ましたが、ポツリポツリと喰ってくれて、ひと晩のお刺身が楽しめる程度にチョロっと釣れてくれました。

 

 

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普段穏やかな表情のジェントルM爺が、釣りとなると何かに取り憑かれたように釣りまくりますがね。(笑)

 

 

 

ということで今年最初の釣りは全部デカアジだったということでどうにかなりましたが、今日は土曜日ということもあってプレジャーボートがわんさと出てくるでしょうなあ。

 

まあ彼らに釣れることはほぼ無いでしょうが、場所の関係で今日はチョイと面倒な感じがいたします。


2020-01-03 03:16:00
ゴーンさんに逃げられちゃったね

 

 

 

こんな姿で秘密裏に出国したのかは知らないけれど、ゴーンさんが保釈中の身でありながら逃亡してレバノンに逃げちゃったね。

 

何やら関西空港からプライベートジェットでトルコに行ったとかの報道があったけど、おいおい日本はいったい大丈夫なのかいな?

 

去年も保釈中の人間が逃亡しててんやわんやの大騒ぎになった事案がいくつもあったけど、ゴーンさんのような大物を国外に逃がしてしまうなんて異常事態ではないでしょうかね。

 

一言で言えば 「緩い」 のではなかろうか?

 

 

 

こんなことがまかり通ってたら、日本から輸出禁止の物品がならず者国家にダダ漏れ的に流れていることも否めないと思うけど、こりゃ本当に法制度から見直さねばいけないのではないだろうか。

 

仮に楽器の箱に隠れて出国したとしたらほとんど007のような映画の世界だが、荷物をX線で確認したりしないのだろうかねえ。

 

国際的に日本の輸出管理がずさんだと言われても仕方ないわな。

 

今年はオリンピックで沢山の外国人がやって来るのだから、麻薬や核関連資材などが日本を介して行き来しないようにしなくちゃいけないですねえ。

 

 

 

さあて今日からせいゆう丸は沖に出ますが、三半規管が壊れてる世界の冒険王さんからの情報では昨日は水温低下で鵜戸沖まで行って全く釣れなかったらしいので、今日は坊主覚悟で出港することになりそうだわ。

 

そんな中、昨日のマキ・シャカのお船のブログを拝見すると、信じられないくらいの数の超高級魚が釣れてたようなので、時代は既に餌釣りではなくなったみたいだね。

 

便とか称して時間を区切られても、マキ・シャカ船に乗って超高級魚を狙うのが絶対に間違いないと思いますわよ。

 

最先端の流行りなんだから話題にもなるし、お顔がドドーン・ババーンと出て自慢出来るし、釣ったお魚を市場で売れば新車が手に入るくらいになるらしいから、釣りを始めたいお方は是非〃マキ・シャカ船に乗ることをお勧めします。

 

餌の臭いを気にすることもなく、スマートにおしゃれにスポーツフィッシングを楽しめるマキ・シャカ釣法は、既に釣りのスタンダードになった模様だわさ。

 

 

 

初夢で、こてんぱんにマキ・シャカ釣法に負けた夢を見てました。(笑)


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