釣倶楽部　せいゆう丸　

一昨日のブルーシート巻き込み事件で、まだペラのシャフトに巻きついて取れなかったシートの一部を完全に取り除くため、昨日の午前中船の上からのペラ外し作業をしておりました。

チルトモーターが壊れているので、こうしてロープをドライブにかけて手で引き上げなければならないのであります。（笑）

ペラ先端のコーンを外した写真です。

ペラを外してシャフトに絡みついたブルーシートの破片が見えます。

船に引き上げたペラとシートの破片。

部品や工具を海中に落とさなくて済みました。

 まあ、こうして手順を説明すれば簡単なように思えるけど、船の上からのペラ交換は体半分を船の外に出してだから随分キツい作業であります。

そのうち頭に血が充満してきてパンパンになるのが良く分かるのでその時は作業を中断するけど、高齢になってやる仕事ではないですね。

脳内出血になってそのまま海に落ちて溺死するかも知れませんわ。（笑）

ということで今日からの沖行きに間に合わせることが出来ましたので、午後からは親父の補聴器を購入するため、市内の　「リオネット宮崎」　に伺うことにしました。

親父はおよそ８年前に耳かけ式の補聴器を購入しまして、その時はまだかろうじて補聴器を装着しなくてもどうにか会話が成立してましたが、最近は難聴が進んだようで自分の声が聞こえなくなったためか、普段の会話でも叫ぶような大声になってまいりました。

そして１週間前にふとしたことで補聴器をなくしてしまい、昨日同じタイプの耳かけ式補聴器を購入しましたが、調整された補聴器を装着するとあら不思議、それまでの叫ぶような大声がすっかりおとなしい声に変わりましたがな。

耳が聞こえ辛くなるのは加齢とともに避けられないことではありますが、自分の親達を見てて思うことは、どなた様も耳が聞こえ辛くなったら補聴器を早く装着して早く慣れて欲しいですねえ。

日本では難聴と認知症について深く語られることが無いように思えますが、北欧では国が補聴器の費用の大部分を負担する国もあるそうで、認知症になる前に補聴器でそれを遅らせる施策らしいけど、認知症と難聴は大いに関係するみたいです。

耳から入る情報量が少なくなると頭の回転というか、情報伝達の回路がサボるようになって退化し、結果認知症を引き起こすみたいなのですわ。

残念ながら日本では補聴器を購入する際に全額個人負担なのが辛いところではあるけど、難聴が疑われたら自分の将来を考えて補聴器を付けることを強くお勧めします。

それから非常に大事なことは、町の個人でやってる補聴器店での購入は避けるべきなんですわ。

過去におふくろの補聴器のことで痛い目にあいましたが、補聴器は購入した後のメンテと調整が非常に大事なんでして、個人でやってるお店ではそこら辺が出来てないところが多いようです。

自分は音響・振動計測器で有名なリオン（株）の関連会社のリオネット宮崎でお世話になってるが、ここはメーカーが直接運営しているみたいなので、絶対に間違いないですわよ。

大事なのはスタッフ社員が専門知識と資格を保有し、かつ店内に測定設備などの環境が整えられてるかに尽きるだけど、リオネット宮崎はその点自分が知る限り最高の技術と環境を備えていると思います。

個人の補聴器店の中には、老人をだまくらかして儲けることを目的にしているのも少なくなく、妙に老人に優しかったりして巧妙に新しい補聴器を次々と買わせるようなことをする輩が居るけど、リオネット宮崎ではそんなことは絶対にしないから安心して良いですわよ。

昨日も先に来られてた老婦人との対応を聞いていましたが、普通に当たり前にしかも丁寧に説明や指導をされてたので、そこら辺で信頼性が大体分かりますがね。

さてさて、今日は風も波もない絶好の気象条件になる予報ですが、問題はお魚さんがいらっしゃるかどうかですわな。

馬鹿いき釣れなくても良いから、今夜のお刺身が楽しめる程度に釣れてくれると良いですけどねえ。

明日は雨模様で残念ながら中止になるでしょう。 

「ガクン、ブルブルブル！」　と突然凄い振動が船尾から伝わってきて、船のスピードがガクっと落ちてしもた。

出港して間もない野島近くを航行していた時のこと、南東方向に向かって船を走らせていたら突然トラブル発生。

慌ててギヤをニュートラルにして船尾のドライブを見てみると、なんとブルーシートがプロペラにグルグル巻きついているではないか。

多分一昨日の西の猛烈な風で飛ばされたブルーシートが海の中を浮遊していたものだと思われますが、太陽に向かって走っていたのでその存在に全く気が付きませんでした。

とりあえずイカリをドボンして皆さんの力を借りてある程度ナイフで切断したけど、釣り場に行ける状態でなかったので微速で港に帰ることにしました。

港に帰るまでずっと　「ブルブルブルブル」　と嫌な振動が伝わって来てたので、　「こりゃドライブを傷めなきゃ良いがなあ」　と心配しながら無事港の中に入ることが出来ました。

それからカッターやナイフやノコギリなどを使ってブルーシートを切り刻んだけど、ペラのシャフトにグルグル巻きになってた部分はどうしても除去出来ず、仕方なくその状態で釣りに出かけることにしました。

切り刻んだブルーシートの一部です。 

まあ、これが沖でなくて良かったけど、波の高い時や潮が速い時だったらとても平常心を保つことはできなかったでしょうなあ。

本当に海の上では何が起きるか分かりませんねえ。

ということで時間を無駄に費やしたけど、とりあえず手前からお魚の群れを探索しましたが、やはり居るには居たけどすぐに群れが散ったり、まるで無関心で餌を口にしなかったりで全然釣りになりませんでした。

「朝からトラブルがあったので、今日はもう駄目かなあ」　と諦めかけてたら、たまたま通りがかりにボワリとした群れを見つけてイカリをドボンして仕掛けを投入すると　「お待たせしました、デカアジです。群れは薄いけど我慢して釣ってくださいね。」　でありました。

納竿まで移動することなくそこにじっとしてましたが、ポツリポツリと忘れた頃に釣れる程度でしたが、とにかく産卵時期なのかそれぞれのアジがいちいちデカくて、測ってはないけど４５ｃｍクラスも混じってたようでした。

お遊びでこの程度釣れたら自分は一応ノルマ達成と思ってますが、家に持ち帰って消費するのには結構骨が折れることでしょうなあ。（笑）

でもねえ、せいゆう丸みたいに惨めったらしい船でなく、本格的で大きくて立派な遊漁船だったら、聞いた話では毎回市場に持って行かなくちゃどうにもならないくらい大量に釣れるらしいから、多少船代が掛かっても市場に釣った魚を出せば、絶対そちらのほうが割に合うかも知れませんですわよ、ハイ。

さてと、明日どうやら雨は降らず沖行き出来そうなので、今から港に行って船を浮かしたままプロペラを外して巻いてる残りのシートを取り除かねばなりませんが、くれぐれも部品を海に落とさないように慎重に作業を進めないといけませんわな。

作業を終えたら田野に移動して、なくしてしまったらしい親父の補聴器を購入するため、市内の補聴器店に連れていかなくちゃいけませんわ。

何で自分は毎日こんなに忙しいのでしょうかねえ。（笑）

昨日の西風は凄まじかったね。

親父殿の病院の日だったのでおふくろも一緒に３人で市内に出かけたけど、花山手周辺ではゴミ収集に出されたゴミ袋が風で飛ばされてあちこちで散乱してましたわ。

正月明けということもあってゴミの量が半端なかったようで、散乱防止のネットからあぶれたゴミの袋が西風で吹き飛ばされて、しかも中身が出てしまっててそりゃ悲惨な状態でしたなあ。

そんな中、親父の前立腺がんの治療をしてもらってる病院に連れて行ったが、これまた正月明けということで患者さんで病院内はあふれていて、治療が終わったのは２時間後。

おふくろが霧島町のフーデリーに行きたいと言い出したので連れて行ったら、これまた牛歩戦術ではないけど、とにかくおふくろの歩みが遅い。

わずかな食品を購入するのに約１時間もかかり、もうその時点でお昼になってしもた。

すると今度は西都の娘宅に行ってひ孫の顔が見たいと言い出し、そのまま西都に走る。

娘宅に行き昨年生まれた赤ちゃんをずっと抱っこしてご満悦のおふくろでありましたが、キリがないので　「もう帰るよ！」　と促して高速道路を通って田野まで帰ったけど、橋の上などで西風にあおられ車がフラフラしてチョイと怖かったですなあ。

ようやく田野の親宅に到着してそろそろ帰宅しましょうかねえと思った時、おふくろの認知症の薬袋が見当たらないことに気がついて聞いてみたら、　「知らない」　とのこと。

このブログは備忘録として日記のつもりで毎日書いておりますが、先日去年の今頃の記事を読んでいたら、１月９日（ちょうど去年の今日）おふくろが認知症の薬を４日飲み忘れて自宅で足腰が立たなくなってひっくり返ったことが書いてありました。

その時市立田野病院に連れて行って点滴を打ってもらって大変なことになったのを思い出しながら薬探しが始まったけど、どこにも無いのですわ、これが。

おふくろは最初は一生懸命探していたけど、しばらくすると何を探しているのかを忘れてしまい、もう話にならない。（笑）

こちらは薬が切れると間違いなく足腰が立たなくなるであろうの危機感から、必死にあちこち探すけど出てこないので、仕方なく野崎病院に電話で相談した結果今月１５日の診察日までの薬を出してもらえるようになり、急いで病院に走ることになりました。

で、結局お薬は寝室に置いていたらしく親父から　「薬があったよ」　の電話があったので、病院に行って事情を話してお騒がせしまいたのことわりをしてそのまま自宅に帰りました。

もうほとほと疲れちゃいましたわ。（笑）

さらに最近親父が補聴器をどこかになくしたらしく、近々補聴器店に連れて行かねばならないけど、両親が長生きしてくれるのは嬉しいことですがとにかく手がかかりますわい。

かあちゃんは今日おふくろさんを病院に連れて行くと言ってたけど、夫婦してそれぞれの親の面倒見をしなくちゃいけないので大変ではありますが、自分が自由人になれたのである程度のことは出来てるのかも知れませんです。

自由人になって経済的には決して楽ではないけど、こうして親の面倒をみられるので結果的には良かったのだろうと思う、今日この頃であります。

さあて今日は凪ぎのようなので沖に出てみますが、明日は豊後水道からの北風が結構吹く予報になってるので、多分中止になるでしょうなあ。

昨日は午前中船の書斎？で来年のカレンダー管理をしておりましたが、昨日のこの欄で余計なこと書いてしもたからか、またまたドバーっと予定のメールが舞い込んできて、カレンダーへの書き込みがさらに溜まってしまいました。（笑）

お互い存命してたら行きましょうと返信しましたが、ホントこの年になると来年どうなってるか分かりませんが、とりあえず生きてるという前提でお受けするようにはしております。

そんでもって午後は、昨年初出産だった娘とゴッドハンドの整体師の堀川氏に整体してもらったけど、自分も娘も施術後は体が軽くなってスッキリコンになりました。

面白いのは、備え付けのトレーナーに着替える時には肩が痛かったり腰が重かったりでやたら時間が掛かったのに、施術後はスイスイスイとお着替えが出来て、体重が１０ｋｇくらい軽くなった感じになりますがね。

そして背筋が真っ直ぐになり、歩幅が広くなって歩く速度が速くなりますわ。

施術では肩や腰の可動域を広めることをしておられるようですが、肩関節が石灰化しているから痛さが完全に取れるわけでは無いけど、クルクル回るようになるから痛さがあまり気にならなくなりますね。

毎月１回のペースでしばらく娘ともども施術してもらいます。

さてと今日は西風がバンバン吹いていますが、明日はベタ凪ぎになるので沖行きは大丈夫ですが、あさっては豊後水道からの北風が微妙に吹きそうなので、チョイと危なさそうな気がしております。

今日は親父の病院の日になってるので朝から田野に向かい、あちこちしないといけませんわ。

昨日のお魚さん達は潮が動かないので、どこに居れば良いのか分からなくて戸惑っていたみたいで、群れを見つけてもあっという間にどこかに行ってしまって、あまり釣れませんでした。

群れを見つけて船を反転させてその場所に戻っても、もうそこはもぬけの殻状態でお魚１匹いらっしゃらなくなっておりました。

そんなことが何度あったでしょうか、あちらで１匹、こちらで１匹と拾って釣って、やっとのことで皆さん１０匹前後のデカアジを釣るのが精一杯でありました。

お魚さんにはお魚さんの事情があるだろうから釣り師の期待通りにならないのは分かっているけど、良い時と悪い時の落差が大きいとどうにかならないかと頑張るけど、こればっかりはどうにもならないですがね。

船の上で踊って見せれば食い気が立つのであればなんぼでも踊るが、そんな訳ないわな。（笑）

今日と明日は予定通りの荒天でお休みになりました。

今日は自分と娘の整体の日で、午後からゴッドハンドの堀川氏から整体してもらいます。

明日は親父の病院の日なので、朝から田野に行ってあちこちに連れていかねばなりませんわい。

明後日から海が落ち着きを取り戻しそうなので沖に出られる感じです。

どれどれそろそろ出立して、船の書斎？で最近ドバーっと入ってきた来年の予定の整理と管理をしないと、訳が分からんごとなりそうです。

来年も、お互い生きていればの話ですが、お遊びのスケヂュールを立てるのは楽しいものですねえ。