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せいゆう丸釣行記
この前もこの欄で書いたけど、今年(令和2年)はとんでもない年でしたなあ。
コロナ・コロナ・コロナで明け暮れて、ここに来て東京の1日のコロナ感染者が1000人を越えようとしている。
今振り返るとプリンセスなんちゃら号の感染者数が、今日は何人になって死者が出たとか出ないとか、大騒ぎしていた頃が妙に懐かしく思えますがね。(笑)
突然学校を閉めたり、緊急事態宣言したり、他県への移動を自粛したり、定額給付金を配布したり、布マスクを配布したり、Go To なんちゃらやって失敗したりと、目まぐるしいくらいあれこれあったけど、それでも今年はこれでおしまいなんだわさ。
明日から令和3年となりますが、果たしてどんな年になるのでしょうかねえ。
とは言っても自分においては、凪ぎで沖に出られれば美味しいお刺身を捕まえるお手伝いするしかないのでありまして、それこそコロナに罹ったり病気しなければずっとこのままの生活が続くのでしょうよ。
とりあえずかあちゃんと二人で毎日3度のおまんまが食べられれば十分に満足であり、それ以上を求めることは決してしないようにしてるつもりです。
まあ敢えて望みがあるとすれば、お魚を捕まえられる確率を平均的に上げられるようになることかもな。
どんなお魚でも、そしてひと切れでも良いから美味しいお刺身が食べられるように技術を上げたいですわな。
「釣れた、釣れた!」 と威勢の良い花火をドンパチ上げるのではなく、行けばなにがしのお刺身が食べられることの方が断然望ましいし、多分はるかに難しいことと思ちょります。
経験浅い船長さんほど(性格にもよるけど)、釣れた話を自慢げにお話しされるものだが、そっけなく 「釣れないよ」 とおっしゃる経験豊かな船長さんとお話するのが面白いですがね。
さあて今日は西都の孫娘のお守りをした後、両方の親宅を訪問して年末のご挨拶して、家でゆっくりいたします。
この欄をご覧になってる皆様におかれては、穏やかで楽しいお正月を迎えられると良いですねえ。
年明けの3日は大丈夫みたいですが、その後少なくとも1週間は寒波で駄目っぽいですねえ。
今年は悪天候と不漁続きの1年でありましたが、それも昨日で釣り納め。
おかげさまでデカアジがポツポツ釣れてくれて、どうにかお正月のお魚を確保することが出来ましたですわい。
なんといっても、やっぱりアジが釣れてくれると嬉しいですがね。
とにかくお料理のレパートリーが広がるから、アジはお魚の中で最高の食材だと思っております。
少しずつではありますが、内海界隈にアジが戻って来ているような雰囲気になって来た気がしますがよ。
さあて、今日はボサボサに伸びた髪の毛を散髪屋さんで処分してもらって、港でチョロチョロ軽い整備でもするとしましょうかね。
元総理大臣羽田孜の長男の羽田雄一郎参議院議員が、先日コロナで突然死したらしい。
53才という若さで本当に突然亡くなったらしいのだが、この訃報で政府も与党も野党も官僚たちもコロナの怖さを真剣に感じてくれると良いのですが。
「〇人以上の会食は控えるように」 とか国民に感染拡大しない指導をしておきながら、政治家の先生達はあちらこちらで忘年会だ懇親会だとかで会食をしておられるみたいだが、あの連中はどこかコロナを舐めてる節があるとしか言い様がないですわな。
羽田さんとそのご家族におかれては非常にお気の毒なことでしたが、危機感薄い政治家達に警鐘を鳴らしてくれたと感謝しなければ、彼の死は浮かばれないでしょうなあ。
さあて今日の沖行きは、最近には珍しく朝の堀切峠からの観察で出港の判断をすることにしております。
お正月前ということでお魚を必要とされていらっしゃるだろうと考えてのことなんですが、昨日のあの凄まじい北風の尖った波を見たら普段だったら昨日のうちに中止したはずで、果たして今朝はどんな海の表情をしているでしょうかね。
今日は北風が強い予報なのでお休みしております。
昨日は午前中微妙なお天気でしたが、昼には雨がバシャバシャ降ってきてたので、海の上ではびしょ濡れだっただろうからお休みして正解だったと思います。
先ほど半額ハンティングして帰宅したところですが、今朝はお肉や豆腐や焼売やスイーツまで、お正月を過ごしのに十分なお買い物が出来ましたわい。(笑)
こうして普通の人と違った生き方をすると、かなりエコノミーな生活が出来るものですがね。
さてさて今年もあとわずかとなりまして1年を振り返ってみますと、とにかくとんでもない1年でしたなあ。
新コロナウイルスの蔓延がすぐそこまで広がってきてるし、飲食・観光・輸送が壊滅的打撃を受けて生活困難者が激増するし、この前までこの国の総理大臣をやってたお方がペラッペラの嘘つき小者だったことが判明したりして面白くない話題ばかりでしたが、自分にとっては9月以降の悪天候続きで出港率が2割程度に落ち込み、経済的に非常に苦しかったですわ。
そのような状況でもこうしてなんとか生活出来てるから 「良し」 としなくちゃいけないし、とりあえず体だけはどこも悪いところは無さそうにあるから、この先もどうにかなるでしょうよ。
目下のところの一番の心配事は、今までに経験したことのない不漁が続いていることでありまして、特にアジがどこにも居なくなったことには閉口しております。
アジだけでなく、チダイもクロエバも何もかも釣れなくなったので 「廃業」 の文字が脳裏にチラチラしたのは事実で、お先真っ暗で少々落ち込んだ時期もあったけど、定置網横の潟で磯釣りでどうにかしのげたのは大きかったですわ。
遊覧船的感覚ならば乗せて連れていけばそれで良いのだろうが、自分の場合、釣れないだろうと分かっているとこれはビジネスなんだと割り切って釣り師を沖に連れて行くことはどうしても出来ないから、悩みは深くなるばかりなんですなあ。
ここ最近は以前のように探しまくればどうにかなるという世界ではなくなったので、今後お魚が戻って来てくれるかどうかが最大の関心事であります。
さあてそんなチッチャイことはどうでも、来年の4月頃まで北朝鮮が食糧難を乗り切れるかで東アジアの情勢がガラリと変わるだろうが、なんかおおごとになりそうな気がしてなりませんがね。
面白すぎるお隣のムンちゃん家もお家芸の 「内輪もめ」 が本格化そしてきてるので、こちらに飛び火して火災にならないようにしっかり防衛しなくちゃいけませんわな。
出来ることならば対馬と釜山の間に 「壁」 を作ることが出来れば良いのでしょうが、そのあたり壁作りが大好きなトランプさんの力を借りたいと思ったけど、残念ながら大統領が交代するので叶わぬ夢でしょうなあ。(笑)
馬鹿なことを書いてるうちに出立の時間になったので、もうやめますわ。
今日は終日、港の海に浮かぶ書斎でゆっくりと過ごすことにしますわね。
「海の神様にお供えしてください」 といただいた御神酒だったが、あまりに美味しそうだったので少々ご馳走になったらアルコール度数が強くて寝坊しちまったわ。(笑)
美味しそうなスマ(ヤイトカツオ)が数本釣れたけど、目的のデカアジは昨日は少なかったですわ。
今日は雨模様ということでお休みしました。
南からの風が沖で吹くから波も出るだろうと予想して用心した結果だけど、その判断が果たして正解だったか失敗だったか、明日のこの欄で書きますわね。
ああそうだ、先日ベラの名前が分からんと書いたけど、お魚博士の 「あらら」 さんから連絡いただいて、 「タキベラ」 ということが判明しました。
名前の由来は体の中央部に斑点と白いすじが、あたかも滝壺に落ちる水の様子を連想させられることからだそうで、沖縄や奄美地方では普通に食べられてて結構美味しいらしいですわ。
昨日来られた 「レレレのおじさん」 も、お刺身で食べたら美味しかったとおっしゃってました。
あららさん、ありがとうございました。