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せいゆう丸釣行記
最近北寄りの強い風が続き、漁に出られない日が続いておりました。
しかもここ2~3日、自分の用で出漁できなかったため、今日は満を持しての出港でした。
久しぶりの実に久しぶりの波高1.0メートル。
船酔いがウイークポイントで、横揺れの激しいせいゆう丸船長の自分は、北寄りの風波でグロッキーになることが多く、先日も1時間も漁をしないうちに帰港する羽目に。
出港時間は午前9時頃。
ちょこっと寝坊してこんな遅い時間の出漁になりましたが、港を出て外海に出るとベターっとした凪の風景にうっとり。
いつものように時速9kmで野島沖に船を進めると、船速が時速10km前後に。
若干の下り潮を感じつつ船を目的の32メートルポイントを探っていると、魚探に反応がありUターンしてイカリ投入。
船位置が安定すると時速1km程度の絶好の下り潮。早速サビキ仕掛けを投入するもピクリともしない。
周りの遊魚船を見ると皆さんウロウロしている。
最近この辺りの海域は、低水温のためか魚の活性がほとんど無く、自分が追い求めている白真アジどころか、チダイやニベといった定番の獲物が全く獲れない状況が続いております。
今日の32メートルポイントは、自分が休んでいる間漁友が先日白真アジを10匹釣れたと情報をくれた場所。
でもその後すぐにショボくなったとのことで、ダメかもと思いながらも確率的には他のポイントより高いはず。
しかもここは自分が一番好きなポイントで、母港に近いし浅いし色々な魚種が釣れる場所です。
本来小物釣師の自分は細仕掛けを使っていますが、その小さな仕掛けに沖アミの生をいくつか刺して何度か投入・回収を続けていると、ゴクンとした当たりがありました。
途中ゴツゴツとした手応えがあったものの途中でその動きが感じられなくなり、アレーっ?と思いながら上がってきた魚は本カワハギ君でした。
「やったー」。
声こそ上げませんでしたが、久しぶりのお魚に感謝・感謝でした。
結局カワハギ3匹 チダイ大1匹 小2匹。
貧漁に終わりましたが、それでも海からのお恵みに有難いと思っております。
およそ2週間ぶりの出港でありました。
例年になくシケの日が続き、本当に久しぶりの出漁でありました。
とはいっても最悪3時間の短時間釣行か、うまくいけば夕方遅くまでの長時間釣行となり、ちょうどいいあんばいになりそうもない。
というのも、せいゆう丸が係留している母港は内海港から少し川の上流に位置する避難港でして、国道220号線の橋の真下辺りの水深が極端に浅く、大潮の干潮頃は潮が大きく引いてプロペラが川底にあたり4時間以上出入りできないことがあるのです。
今日はその大潮にあたり、昼の干潮時にも潮が大きく引く日で、入港できるタイムリミットは午前10時半頃。
しかも天気予報では朝から雨。
明日からは低気圧の関係で4メートルの波高になるため、ダメもとで出港しました。
野島前のポイントを探るとなかなか良い反応があるものの、船を反転させて戻ってみると反応がなくなっている。
こんな時は定着せず遊泳している群れか、船の音に怯えて移動したか、いずれにしてもイカリを投入して釣るにはあまり期待できない反応と判断し即移動。
イルカ岬のポイントは前回かなり釣果の上がったポイントで、年間通して魚が集まる場所です。
しかし今日の反応は餌を追うような活力が見られなかったけれど、前回の実績を信じてイカリ投入。
予想通りまったくサビキに飛びつくことなくジ・エンド。
今日は潮がまるで動かず、自分の撒いたアミがずっと映る始末。
こんな時は魚は餌に見向きもせず、ふわふわとホバリングしている模様。
雨がパラつく感じがしたので午前10時に帰港しました。
久しぶりの釣行で全くのゼロ匹でしたが、せいゆう丸はエンジンを動かしてもらい、バッテリーも十分に充電できたので喜んでいるみたいです。