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せいゆう丸釣行記
昨日は波がなくて穏やかな海況ではありましたが、日差しが少なくなんとなく寒い1日でありました。
ここ数日いつものポイントのいつもの地点で餌を撒き続けているからか知りませんが、とりあえずほんのちょびっと釣れております。
釣り堀じゃないからその日によって魚種や数が変わるのは当たり前でありますが、せめてお刺身用のお魚をゲットしたいといつもそう考えております。
おかげなことで毎回その目標は達成できてはおりますが、残念ながら釣り師が良く口にするいわゆる 「入れ食い」 って現象に遭遇したことがない。
だからどでかいクーラーボックスをたまに見ると、「ああ、爆釣を経験されたお方なんやなあ」 と察するのであります。
宮崎沖では過去かなりアジが釣れていたそうで(今もそうかも知れんが)、お船に乗っけてもらってもの凄く釣って、市場に直行していた昔話を伺うことがあります。
まっこと夢のようなお話でありまして、この欄でちょくちょく書いているからご存知だと思いますが、最近内海付近ではアジのお姿を見ることが出来なくなり、毎日出漁していたお方達が凪ぎにも関わらず一向に出て来られないのであります。
そりゃそうだわな。
行けども行けども、餌を撒けども撒けども全く釣れないのだから、気が萎えてくるのは当然であります。
何でやろうねえ、何でこんなにお魚が少なくなったんやろかね?
考えててもどうせ何も分からんから、いつものポイントに直行するしかないのであります。
昨日は午後から小雨模様となりまして、防寒着着てカッパ着てても寒い日和でありました。
ただキャビンの中は発電機の熱風とカセットボンベのストーブでポッカポカしていて、超快適。
温かいコーヒーやカップ麺やお弁当が楽しみなのであります。
釣果としては貧漁に近かったのですが、船中デカアジが20匹弱・カンパチ3本・ニベが数匹・デカサバ数匹・チヌやヘダイやツバメウオなどが釣れておりました。
40cmオーバーのデカチンアジは出ませんでしたが、まあ割と大きめサイズのアジではありましたが数が出なかったですね。
到着するやいなや、北からの濁った早い下り潮に変わったのを機に釣れんごとなったから、居るにはいるが喰いたくなかったんやろね。
今日はお天気良さそうだから少しは温かい思いができるかも。
そろそろ出立しましょかね。
このお写真は昨日釣れた一番大きなデカチンアジでありまして、40cm超えの堂々たるサイズでありました。
こんなの家庭の台所に持っていったら、まな板からはみ出ちゃうよね。
昨日の釣果の前に、忘れんうちに一昨日の写真からご紹介しますね。
数が結構出ましたが、一番食ってきたのは30号の3.9mの中通し竿でした。
でも最近、あんまり釣り具屋さんで見かけない竿だというお話でありました。
昔の竿で「岬」 とか 「潮流」 シリーズに使い勝手の良い竿があったと記憶しているが・・・。
さてさて、昨日は久々の超ベタベタ凪ぎですんごく気持ちよかったですよ。
少し曇っていたからお外はチト寒かったかもしれませんが、キャビンの中はストーブと発電機の熱風でポッカポカの超快適。
いつものポイントに到着してから仕掛けを投入すると、間もなくして待望のデカアジが食ってきました。
ここでは1匹でも食ってきたらそのうち撒き餌でわらわら集まってくるため、最初の1匹が出るまでが不安でありまして、1匹出れば安心なのであります。
その後順調に釣れていたと思いきや、8時を過ぎる頃からパタリと食わなくなりまして、しばらく我慢の時間が続くことに。
近くを小さめのカンパチの御一行が通過されていたのか、ほぼ同時に3回当たりが来まして捕れたのは2匹。
昼前後にサバが現れ始め、すぐそこまで引き寄せるのですが、最後の馬鹿っ走りでハリスがプッツン、プッツン。
何匹逃がしたか覚えておりませんが、確保した数匹は丸々と肥えたマサバ・ゴマサバでありまして、すんごく美味そうなサバ達でありました。
午後のスイッチオンを期待して3時まで粘るも、残念ながら昨日はアジにスイッチが入らず残念ながらの納竿。
でも40cmオーバーのデカチンアジも混じり、食材の確保としてはまずまずではなかったかな?
何より船中誰もがボウズでないから気が楽であります。
なんかかんか釣れちゃうんですよね、このポイントは。
自分はここが大好きであります。
帰港していつものように残った餌をぽちゃりと投げてやりますと、養殖場のお魚のようにエバ・ボラ・ゴンズイなどが 「待ってました」 とばかりに群がって食っていたのでその状況を皆さんに伝えますと、こんな具合に船の上から水中写真を撮られるお方が。
はい、このお方がこの欄で良く取り上げる 「宮崎で釣り。たまには遠征したい!」 の筆者 あららさん でありまして、最近防水機能の高いデジカメを購入されたそうで、なんと船の上からゴンズイ玉の中に手を突っ込んでカメラを海中に入れて写真を撮っておられる。
多分そのうちこちらのサイトでそのお写真をアップされるはず。
http://ararafish.blog.fc2.com/
いやー、世の中にはとても変わったことに興味を覚えるお方がいらっしゃるものですなあ。
自分にとってお魚は美味いか美味くないかだけだから、ゴンズイの水中写真を撮るという発想は頭の中の回路の中にはどこにも存在しない。
でも面白そうだからチェックしとこ。
さあてと、ぼちぼち出立してマックスバリューで半額ハンティングやって、トライアルに行って半額の惣菜買って、内海に向かうとするかな。
昨夜は久々に親宅に泊まった関係で書き込みできませんでしたが、知り合いのPCをお借りしてこうして打ち込みしております。
ところで昨日は風が強かったですね。
風向きが北北西から南南西に変わるものだから、船が50mくらい南北に移動してしまう。
ロープを短くすればそこまでないのですが、長くしないと強風でいかりが外れてしまうのでどうにもならん。
午前中はかなり苦戦したものの、午後は潮が変わった訳ではなかったのですが何となくパクパク喰ってきて、終わってみれば船中デカアジが50匹以上。
他にデカマサバ・ゴマサバ・チダイ・チヌ・へダイの釣果でありました。
ケータイで写真撮りましたが、PCお借りして書き込んでる関係で今日はアップできませんが、明日には載せられると思います。
ところで船中拝見していると、釣りスタイルにサビキ派と天秤派に大きく分けられるような気がいたします。
サビキ派のお方はすぐに分かりますなあ。
とにかく竿を握ったまま離さない。
竿をしゃくっ振るのが大好きで、しょっちゅう竿を動かしておられる。
しゃくり方に特徴がありまして、何回か段をつけて真上までしゃくると、とどめに竿を真上の状態でプルプル震わせる。
あれって何の意味があるのか分からんが、サビキ師はたいがいこういう風にされておられる。
一方天秤派のお方は、とにかくゆったりまったりと釣りをなさる。
慌てず騒がず、餌を付けて仕掛けを入れると竿を竿掛けにセットして、ジッと待ちの体勢に入られる。
時間が来ると思い出したように仕掛けを回収し、再び同じ行動を繰り返される。
まさに動と静でありまして、観察していると結構面白いのであります。
今の時期のデカアジの天秤釣りではとにかく柔くて長めの竿を使って、へたに動かさず海中の仕掛けに妙な動きをさせないことが一番と存じます。
短くて固い竿を使うと信じられないくらい貧漁になりますね。
これホントだよ。
いよいよ北西の季節となりましたが、我が愛しいいつものポイント岸からさほど離れてないので波があまり立ちません。
風が強いときは船が振れるから仕掛けがお祭りすることもしばしばありますが、お天気さえ良ければゆったりまったりの釣りが楽しめるからこの場所は大好きだなあ。
さあて、今から出漁するかな。
昨日は午前7時の出港でありました。
いつものポイントに船を付け魚探でお魚の状態を確認すると、なかなかの反応がありまして、シケ明けはいつも良くないことが多いのですが、昨日は何となく活性ありそうな感じでありました。
予想通り1投目から良型のデカアジが食ってきまして、久々の40cmオーバーのデカチンアジも混じりまして、平均のサイズが35cm前後だったはず。
結局船中で30匹はオーバーしてたと思いますが、その他に丸太のようなマサバ・ゴマサバやチダイが釣れておりました。
中には3kgのコロダイまで混じり、魚種・サイズに満足のいく釣りとなりました。
お別れしてお船のお掃除していたら、いつもと同様撒き餌が海中に落ちるものだからゴンズイ君達が餌に群がっておりました。
あまりの多さに身を乗り出して眺めていたところ、「ドボン」。
胸ポケットに入れてたデジカメが落ちてしまいました。
随分使い込んだ古いやつでしたが、あっという間に海中の藻屑になってしまいました。
よって写真をアップできませんでしたが、何となくアジが帰ってきた感じの1日でありました。
今日も風が強い予報でありますが、いつものポイントに出漁致します。
どんなお魚が最近釣れているのか情報収集のため、というか興味本位でその類のホームページをたまに覗いて見ることがあります。
「ああ、自分と釣ってる魚のデカさが全然違うわ・・・」
見なきゃ良かったと後悔するのでありますが、時すでに遅しでありまして釣れてるお魚の大きさにガックリとしてしまうのであります。
自分には元々釣りセンスが無いことを十分承知しておりまして、そのためか今まで大物を狙う欲求に駆られたこともなく、また夢見たこともないんですね。
生まれつきの小物釣り師なんでしょうが、ひとつには大きいお魚が美味しそうに見えないのも原因しているのかもしれません。
以前にこの欄で書いたことありますが、手漕ぎのゴムボートに草刈機を改造した船外機を無理やり乗っけて、大淀川の河口で遊んでいた頃から早や40年以上過ぎてしまいましたが、その頃に比べ今のお船はチト大きくなりましたけど、あいも変わらずアジとかチダイとか小物ばかり狙って釣りをしております。
ひょとしてDNAの関係なんでしょうか、お魚 = 美味しい の回路が生まれながらにインプットされているようでして、お魚 = 格闘 とは刷り込まれてなかったみたいです。
長い釣り人生の中で、何度かまぐれで大きな真鯛を釣ったこともありますが、食べてみたら身割れしてさほど美味しくなくてがっかりしたこともありました。
落し込みでブリの10kgも釣りましたが、寒い地域のそれとは脂の乗りがちょいと違い、食べて感動があまりありませんでした。
ああ、でもシイラのデカいのは大好きですね。
デカくても小さくても食味は変わらないし、北浦名物アゲミの材料に重要な食材でありますし、割とこのお魚を使った料理のレパートリーは広いのであります。
アジ・サバ・チダイ・イサキ・メジナ・サゴシ・タチウオ・キス・エバ・・・。
こんな小魚のことを考えると、料理されて美味そうなお姿が頭の中にワラワラ湧いてきて、よだれが出そうになるのであります。
今後も美味しいお魚を求めて毎日お船を出しますが、大物が釣れる可能性は多分ほとんどないでしょうね。(笑)
間違っても期待せんでくださいな。
お写真は昨日の堀切峠からの風景ですが、かなり荒れてましたね。
台風からの風波ではなく、近くを低気圧が通過したためだそうな。
久しぶりに黄金の瀬に白波が立ってましたよ。
船尾に取り付けていた魚探のトランスデューサーが外れたみたいなので、今日はご存知橋の下の天然ドッグでその修理をしたいと思います。
さあて今日の夜頃から北西の風が強くなりそうで、いよいよ冬が近づいて来そうです。
潟はベタ凪ぎになりますので、しばらくはいつものポイントで漁を続けられそうです。
美味しい小物のお魚を求めて出漁しますよー。