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せいゆう丸釣行記
今月の3日と5日に、巨サワラと良型カンパチが釣れたことはこの欄で紹介しておりが、その食レポが届きました。
まずは巨サワラから。
自分が若かりし頃、宮崎卸売市場の仲買人のお店でバイトしていた頃、オキサワラのデカイ奴をヨイショヨイショと両手で抱えてフォークリフトに積み込んだ覚えがありますが、本サワラは特別な容器に梱包され大事に運ばれていた記憶があります。
本サワラとオキサワラとの学術上の違いの詳しいことはわかりませんが(形・格好の違いはもちろん判る)、食味はまるで別物であります。
ご存知のとおり、本サワラは京都で西京焼きのお魚として有名でありますが、その特別な食材として京都では高値で取引されております。
宮崎にはサワラを積極的に美味しく食べる食文化はないけど、京都ではサワラってお魚は特別みたいですなあ。
数年前、京都を訪れたときそう強く感じましたね。
お魚を扱っているどのお店の店頭にも西京焼き用のサワラの切り身がズラリと並んでおりまして、目の玉が飛び出るほどのお値段してました。
そこまで高くで売らんでよいやろうも、と思うくらい高かったですね。
さてお願いしていた食レポですが、ショートメールでこうご返事いただきました。
「サワラは、シンプルに塩焼きもおいしかったですが、おしゃれにバジルペーストで焼いたのもおいしかったです。4人で食べてまだ半身残ってます。」
オーソドックスな塩焼きに、イタリアンなバジルペーストとの取合せは絶品だったでしょうね。
いまだにあの時、皆さんが見てない所で、包丁で少し身を削いで持って帰れば良かったと悔やんでおります。(笑)
あれくらいデカイサワラになりますと体全体に脂肪がまわっていて、旨みと脂質と水分の調和が取れた最高級の食材になりますがね。
次に良型のカンパチであります。
手作りの竿を折って逃げようとした奴ですが、最後は力尽きてタモの中に入ったカンパチ君でありました。
このカンパチの食レポを、このHPのお問い合わせにわざわざ寄せていただきました。
「朝は、カルパッチョ。昼は、海鮮どんぶり。よるはさしみで一杯とぜいたくな食卓を彩りました(3日間)カンパチはそれでもまだ半身、新鮮な色、つや、味、をたんのうしてます。家内と二人ですので残りの半身は冷凍し鍋等にしてあじわうつもりです。自分で釣った魚を食卓に添える幸せを感じてます。」
とのことです。
自分が付け足す必要のない感想、誠にありがとうございました。
こうやって釣りで楽しみ、食べて楽しみ、お魚とのお遊びって本当に面白いですね。
今月20日にお仕事の関係だそうでカレンダーに変更が出ましたので、お時間あるお方は是非どうぞ。
綾町のオリジナル本格芋焼酎『阿陀能奈珂椰(あだのなかや)』 ってのをありがたいことに先日ご馳走になりました。
雲海酒造酒泉の杜でのみの限定販売だそうで、彩町役場のホームページに詳しい情報が掲載されております。
http://ayahpm.miyazaki-nw.or.jp/display.php?cont=150925172744
その中にこんなことが書いてあった。
※「阿陀能奈珂椰(あだのなかや)」
「その昔、あやの地名は阿陀能奈珂椰(あだのなかや)と呼ばれ、奈良時代に頭の一語と終わりの一語をとって、「阿(亜)椰(あや)」とされた。室町時代、この地を綾氏が統治したことから、その綴りを「綾」としたと伝えられている。」との古い綾の地名にあやかって選考されました。
ご馳走になるまでこのお酒の存在を全然知らんかったが、何より口に含んだ感じがまろやかで尖ったところがないのが気に入ってしまいましたね。
何日も立たんうちに飲んでしもたから、酒泉の杜に行く機会を作って是非購入したいと思いましたよ。
だいたい自分はアルコールに関してあまりこだわりの無い男でして、特に 「幻の・・・」 系のお酒にまるで興味がないのであります。
自分的には旨けりゃそれで良いし、酔えればそれで十分、そんな程度にしかお酒を捉えてないので銘柄はほとんど知らんし、ネット上で高いの安いのといった価格などまるで関心がないのであります。
だからと言って味を全然知らない(味音痴) ではないけどね。(笑)
白霧島は特に主張するお酒でないから、CM効果もあり全国的に黒霧島同様よく売れているようですね。
かと言って霧島を自分で買って飲むことはないが、家のどこかに転がっていたらありがたく当然いただく。
そんな程度かな?
熱烈な霧島党から良く耳にする 「これじゃないといけない」 的な味ではない気がする。
要は慣れの問題かもしれませんね。
一方薩摩の焼酎はあまり好みではないですね。
ベクトル尖りすぎと言いましょうか、主張が強すぎて我が家に置いてあっても、まず手を出さないはず。
大分の麦とか熊本の米のほうが断然好きであります。
お気に入りの焼酎を1つ。
日向木挽ブルーであります。
まずラベルの色が職業柄目に優しいし、海水から採取した酵母を使用しているらしい。
そしてお味が自分にピッタンコであります。
まろやかだけど深い香りが気に入っております。
こんなお刺身と頂いたら幸せですよね。上がカンパチ 下がヤイトカツオのお刺身です。
霧島党のお方も一度このお酒を試してみてはいかがでしょうか?
最近、初めてお会いする方と話をさせていただいた時に、なんでか知らんがスラスラ会話が進むことに気付かされます。
本当に初めてお会いするのに全然初めてでないような気がするんですねえ。
と言いますか、相手のお方が自分のことを良くご存知でありまして、初対面でいきなり コンバセーション ア ロングになるのであります。
考えてみればこの釣行記でベラベラと毎日自分のことをさらけ出しておりますので、皆さんが自分のことを良くご存知な訳で何の不思議もないのですが、それだけ日常的にご覧頂いているのだと考えますと嬉しい限りですがね。
いよいよ昨日から冬前の青北(北東からの風波)がやって来て休漁しております。
今週は多分出漁はできんと思いますが、楽しみにされてたお方はがっかりでしょうなあ。
でも先は長いんだからどうぞ気長にお付き合いくださいませ。
自分は多分今の生き方ややり方を変えることをまずしないと思いますね。
ゆっくりまったりとその日を楽しく、ご飯を美味しく食べられて、かあちゃんと過ごせればそれで十分なのであります。
ほとんど悟りを開いた和尚の世界なのであります。(笑)
ずっとずっとこんな調子でお船を動かすから、気長に気楽にお付き合いくださいませ。
さて、先日お仕事で作られてるピーマンをおすそ分けして頂いたのですが、それはそれは綺麗なピーマンでして、肉詰めのお料理に変身いたしました。
トマトベースのソースで、ああ、おいちかったです。
あつかましいですけど余ったお野菜がありましたら、どうぞお越しの際にまたくださいませ。
お礼の代わりに、かあちゃんが腕を振るって料理して写真載っけるからさ。
まあ、こんな具合で托鉢和尚的生活を楽しんでおりますので、妙な欲が無くなったのかもしれんですねえ。
でも欲が無くなったそんな自分でも心配事は人並みにありまして、最近の洗濯機の不調がそれであります。
長年かあちゃんが使っている洗濯機の脱水が最近になって不調のようでして、今までのように高速回転しなくなったそうな。
近頃の家電は例に違わずコンピュータが組み込まれているので、恐らく基盤替えんと問題解決しそうもないが、便利の裏にはやっぱり不便が潜んでいるんだわ。
多分自分が一番嫌いなパネル全部をガバッと交換して 「はい、修理完了しました」 って高額な修理代請求になるのでしょうが、工具使って汗かいて治す修理じゃないとどうも釈然とせん。
何回か脱水かけるとそれなりに水が切れてるようだから、かあちゃんのボヤキを聞いてもしばらくは聞かんフリしておこうと思う。
ところで話は全然変わりますが、この前 「屋台骨ラーメン」 のお話ししたところ、 「行きましたよー」 とか 「安くて美味しかったです」 と、結構反響がありましたね。
そう言えばお店の前でばったりと出会ったお方もいらっしゃいましたなあ。
皆さん、結構美味しくてお安い食べ物には関心があるのですね。
麺類全般に大好きな自分は、日頃から安くて美味い即席麺はないかなあとコスモスやアタックスあたりをウロウロしているのですが、あったあったありました。
つい先日トライアルで格安カップ麺3種を発見したのであります。
それがこれ。
麺のスナオシというこっちでは聞き慣れん、茨城県水戸市のご当地製麺会社らしいのですが、九州でいえば味のマルタイか五木製麺あたりかな?
乾麺で結構有名な企業だそうだが、とにかく値段に惹かれて豚骨ラーメンを購入して食してみた。
「旨い、これで58円?」
ラーメンコーナーの奥にデンと山積みされた商品の下に毎日58円の文字が実に目に優しい。
麺が黄色みがかって綺麗ですが、何よりトンコツスープに風味とコクがあり、かやくはネギだけとシンプルですがそもそもドライフードのかやくはそんなに美味しくないから気にならないと思う。
コンビニで商品買うことないから分からんが、確か200円近くするカップラーメンも珍しくはないはず。
そうなると、なんとこれが3個か4個買えるのでありまして、すんごく嬉しい気分になりますがよ。
ラーメンの味は個人差が大きいので、昨日麺類大好きなお方に届けて食してもらうことになっておりますので、後日ご紹介することにしましょう。
行ったことのないラーメン店に入って食べてみる勇気を既に無くしてる自分でありますが、このくらいお安いプライスの商品には熱いチャレンジ魂に火が付いちゃいますね。
明日は、先日デカサワラとデカンパチを見事に釣り上げられたお方達に、料理方法とお味をモニターさせてもらったので、紹介させていただく予定です。
今日の天気予報は、北東からの風強く1.5mのち2.5mとのこと。
完全にアウトでありました。
でも、たくさんお寝んねして酔い止めの薬飲んで待機して待っておられるとの情報をお聞きすると、内心穏やかでなくなりますよね。
そうだよ、みんな楽しみにしていらっしゃるんだから。
だけどね、絶対高波で怖い思いさせられんから、心鬼にしてメールで中止の文字を打たんといかんのですわ。
そんな時って、ものすごく心痛むんだよー。
そんなこんなで、今日は漁をお休みすることになりました。
「 さあて、何するか? 」
とりあえず隣の船に山積みになってたビニール袋などのゴミを、宮崎市の焼却場へ処分しに向かいました。
ご存知の方も多いことと存じますが、燃えるゴミや燃えないゴミをを宮崎市のエコクリーンセンターに持ち込めば、家庭ゴミであれば100kgまでだと216円で処分してくれる。
別にプラとか紙とか関係なく、燃えるものは全て焼却しているようで、実に便利であります。
普段ゴミの日には指導に基づきプラとか紙とか分別しているけど、一切合切焼却している現場を見ているとホントに再利用しているのか疑問に思えるのでありますが、とりあえず処分してくれるのでこの件についてはあまり突っ込まないことにしよう。
再び内海に舞い戻り、電子レンジや電気ポットを稼働させるための発電機の設置の準備をすることにいたしました。
音がしないインバーターでAC・DC変換できれば良いのですが、ボンビーな自分はメイドイン中の国の2.6kwとメイドインジャパンの0.9kwの発電機を活用するしかないのであります。
佐土原の知人宅に保管してもらってたメイドイン中の国の発電機を久しぶりに動かしてみると、どうした訳か発電不能であることが判明しまして、結局ホンダの0.9kwの発電機を活用することにいたしました。
多分潮が悪さしたのでしょうが、電気物にとって潮は大敵なんでしょうなあ。
電子レンジを動かしてみると、やっとやっとだがバッチグー。
電気ポットは以前使っていたのが家にあるから多分大丈夫と考え、帰宅してかあちゃんと探してみるがどうしたことかどこにもない。
お引越しした時に処分したのだろうが、どこにもなかったのであります。
皆さーん恐れ入りますが、使わなくなって倉庫に眠っている電気ポットをお持ちのお方はご提供頂けないでしょうかね?
みんなで寒い時にラーメンやホットコーヒーを楽しめる電気ポットが必要であります。
出来ますればお恵みいただければありがたいです。
気のせいか、せいゆう丸の船長は最近なんか托鉢和尚みたいになってきましたなあ。(笑)
ああそうそう、今日嬉しいメール頂いたんだわ。
昨日ニベの食べ方が船中で話題になったのですが、あるお方から醤油と味醂とお酒と砂糖に漬けてグリルすると美味しいよとの情報で試されたらしいのですが、すんごく美味しかったとメールで連絡がありました。
いやー、嬉しかったなあ。
ただ単にお魚を釣るだけでなく、お魚のお命を大事にしていただいて召し上がっていただいたと思うとホント嬉しいですがね。
明日も明後日もその次も恐らく無理だろうと思いますが、出来ればこの間にいつものポイントにデカチンアジが戻ってきてくれるのを願っているところであります。
自分で釣ったのはどんなお魚でもおいしいけど、やっぱり自分はアジが良いですがね。
刺身よし、焼いてよし、揚げてよし。
食べる分においてアジは、お魚の王様だと思うのは自分だけでしょうか?
シケが収まったらみんなで美味しいアジを求めて遊びましょうや。
ここ数日アジのお姿を拝見しておりません。
それはデカチンアジのお話しではなく、豆アジだけはかろうじて釣れますが中アジから上のサイズのアジが1匹も釣れないのであります。
ホントだよ、本当に塩焼きサイズのアジが釣れないんだよ。
自分的に最後の砦と言えるご存知いつものポイントで、何とか天秤だけに食ってきたアジ様達が、ここ数日まるでお姿を見せなくなってしまったのであります。
居るのに食わないのか、居ないから食わないのか分からんが、とにかくフツーに釣れてたアジがこの内海界隈で一斉に姿を消してしまったのですなあ。
去年の釣行記を確認すると日ムラはあるもののそこそこ釣れており、季節的に釣れないわけではなく今まで一番釣れていた季節。
そんな事情で昨日はいつものポイントを覗くことなく南限に向かうことにしました。
潮はほとんど動かない状態でしたので魚影はあるがなんか 「ポヤーン」 とした、明らかに活性がない感じ。
ところが前日に1匹も釣れなかったニベ殿がグルクンに食ってきてくれて、入れパク状態で立て続けに食ってきてくれました。
しばらくするとアジ子が食って来てくれなくなったので、生け簀の中で昇天されてたアジ子を試しに針に刺して落としてみたら、驚くことにニベ殿が数匹食ってきてくれたのであります。
青物は動かない餌には絶対見向きもしませんが、ニベ殿は意外と何でも良いのですね。
新たな発見でありました。
見事なるドでかいチダイを数匹確保して、さらに実にうまそうなハゴイタハゲを2匹ゲットしたところで、自分が一番お気に入りの船竿である 「海春」 が大きくしなっておりました。
電動リールではありますが、やり取りするのに面白いので手巻きで上げること10分、ようやく上がってきたのはブリ様でありました。
どのくらいの大きさからブリと言って良いのかわかりませんが、とにかく5kg前後の美味そうなお魚でありました。
これのお刺身食べながら焼酎飲んだら最高やろうなあ。
心配された北風も帰港するまであまり吹くことなく、ピクニック気分の釣行を終えることとなりました。
明日からキツイ北東からの風が強く吹くそうで、しばらくお休みせざるを得ないでしょうね。
はなはだ残念ではありますが、いつものポイントに一刻も早くアジが戻ってきて欲しいものです。