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せいゆう丸釣行記
昨日はかあちゃんに入院したおふくろの様子を見に行ってもらい、自分は朝のうちにせいゆう丸のセルモーターを外して田野の親宅に行き、親父の様子伺いすることにしました。
親父は特段変わったことなく静かにテレビを観てましたが、おふくろという喋る相手が居ないからか少し元気が無い感じでありました。
そしておふくろのほうは、早くもリハビリで歩く練習をさせられたそうで、平行棒の中に入って2往復歩いたげな。
医療の力って凄いよね。
背骨を骨折してほとんど寝たきりになりかかってた老人が、入院2日目で歩けるようになるのだから、本当に驚きですわ。
さらにお気に入りのリハビリのトレーナーさんに歌まで披露したそうで、親父とは対照的におふくろは春を迎えているようです。(笑)
さてと最近せいゆう丸のセルモーターの力が徐々に落ちてきて、寒さでバッテリーの電圧が落ちてくるとクランキング出来なくなくなり、仕方なく発電機と充電器でチャージしてエンジンを掛けることがしばしばとなりました。
セルモーターの分解と清掃は慣れてないと結構面倒で時間が相当かかるから今までやりたくてもやれなかったけど、今月一杯お休みの見込みとなったので、意を決して昨日取り外して分解・清掃いたしました。
前回リビルド品のセルモーターに取り替えて3年近く経過するため、ブラシの粉が相当溜まっているだろうと想像してたけど、想像以上の汚れ方をしてました。
モーターのカバーの中にはもの凄いカーボンが溜まっておりました。
これはコンミュテーター(整流子)の写真ですが、この溝の中にカーボンがビッチリ詰まっていて、多分隣同士が短絡して力を出せなかったものと考えております。
で、昨日はこの溝に溜まったカーボンを丹念にこさぎ出して掃除をしたので、今日は組み込み作業をする予定です。
そんな作業とは別に親父のご飯も作ってやらねばならないしで、気がつけばもう夕方になってましたなあ。(笑)
さあて、今日は朝のうちにバタバタと諸々の書類等を作成して、かあちゃんと一緒に田野の親宅を訪問して、帰りに病院に行っておふくろの様子を見に行くとしますかな。
今しみじみ感じるのは、自由人になれて本当に良かったことですわ。
昨日の朝早く親宅に行き、脊椎圧迫骨折で動けなくなったおふくろを病院に入院させる行動を開始したけど、親父の話によるとトイレに行けずに失禁したりして大変だったそうで、いよいよ寝たきり状態になったみたいで病院に運ぶのが大問題な状態でありました。
お座りするのも痛くて出来ない状況なので自家用車で連れて行くのを断念し、仕方なく119番に電話して救急車にお願いすることになりました。
お願いしてほどなくすると 「ピーポーピーポー」 と音を立てて救急車が来てくれて、3人の救急隊員さんがタンカや機材を抱えて家に上がってきたが、日々訓練や鍛錬をなさっておられるからなのだろうが、とにかく体つきがデカくてテキパキされてる。
感心して仕事ぶりを拝見してるうちにチャッチャとおふくろをタンカに乗せて救急車に運び、空港近くの国立宮崎東病院に運んでくれました。
まあ、たったこれだけのことなのですが、おかげなことで今まで自分はこれといった病気をしたことないから、当然救急車や病院の世話になったことないのだけど、この国の救急の体制の素晴らしさをひしひしと感じましたがな。
おふくろのように動けなくなった人って本当にどうにもならないもので、自分のようにその道の素人では全く何も出来ないことを知らされましたねえ。
昨日の救急隊員のお方達に直接お礼は出来ないけど、心から感謝申し上げますわよ。
そんでもっておふくろは病院でMRIなどの検査を受けて4人部屋に入院となったのですが、これがまた大変で大人用の紙オムツやバスタオルやコップや歯磨き類などの買い出ししたけどその量が半端でなく、かあちゃんと二人で買い出しに行きよいしょよいしょと病室の棚に入れ込んだけど、おふくろは自分の顔を見ると 「何でこんなことになったのやろうか?」 とメーメー泣くし、親父にしがみついて 「連れて帰ってちょうだい」 とすがって夫婦して泣いてるしで、もう大変でしたわ。
一旦親父を田野の親宅に連れて帰って、足りないものなどあれこれ買い物をして再度病院に戻ってみたが、多分おふくろは憔悴しきっているだろうなあと思いながら病室に入ってみると、なんとお若いイケメンのリハビリのトレーナーさんに脚を揉んでもらって満面の笑みで楽しそうにお喋りをしているではないか。(笑)
トレーナーさんが 「ウメ子さん明日また来るからね。」 と声をかけられると 「また来てね。待ってるからね。」 げな。
その瞬間、親父はおふくろに捨てられたと思いましたがね。(笑)
一番心配してた認知症の進行は、若くてイケメンのトレーナーさんの存在でどうやら杞憂に終わりそうですわい。
まあそんなことでおふくろのことは心配無さそうですが、捨てられた?親父の方がチョイと心配になってきたので、かあちゃんと手分けして顔を出してやって、食事を作ったり洗濯物を回収したりして寂しさを紛らわしてやらねばなるまいなあ。
ところで沖行きは当面荒天の影響で出来ないようなので、親の面倒見の合間を縫ってせいゆう丸のセルモーターの分解・清掃をしたり、ドライブのオイル交換したり、確定申告の準備をしたりで結構忙しそうです。
スパコン予想によると、今月中の沖行きは無くなったみたいですねえ。
次々と低気圧が日本付近を通過するみたいで、春先のような不安定なお天気が続くらしいです。
この冬、未だに車のガラスに霜が降りたことないし、鰐塚山に雪が降った光景を見たことない。
度を過ぎた暖冬になったのは間違い無いようで、寒くないので鍋料理する頻度が減った結果、鍋料理に使うお野菜の消費量が減って価格が安くなり、農家さんが困ってるそうな。
そんなことでお休みがあと1週間以上続きそうなので、せいゆう丸の修理や整備をしなくてはいけないが、今日おふくろを病院に入院させることにしました。
昨日様子を見に行きますと寝たきりの状態が続いていて、病院に連れて行こうと起こしてやるけど圧迫骨折してる箇所に激痛が走るみたいでお座りも出来なくなり、かかりつけの医師に相談した結果入院することになったものの、どこの病院も万床状態らしく、やっとのことで国立宮崎東病院に空きを見つけてもらい、今日入院の手続きをして入院させることにしました。
入院となると認知症の進行が一番心配なところでありますが、おふくろを介護する親父の限界を見ますとやむを得ない判断ではありましたが、実際離れ離れの生活になるのは老夫婦にとって辛いことだろうなあ。
自分においては、内海の帰りに立ち寄って様子を見ることが出来る位置的に丁度良い病院なのですが、当面何らかの形で親父の寂しさの紛らわしもしてやらねばなるまい。
このお休みを利用して親のことや船のことやあれこれしなくちゃいけないことが多くて、あっという間に終わってしまうことでしょうよ。
2月になってどんなお天気になるか分かりませんが、デカアジが近くに居てくれると嬉しいのですけどねえ。
スパコン予想では昨日珍しく風が出ない予報だったので、お久しぶりに沖のアジの巣床に行ってみることにしました。
それほど大きな群れではなかったけど、サビキにそれなりに喰って来たが、天秤仕掛けではイマイチだったみたいです。
潮は相変わらずほとんど動いておらず、その後完全に止まったみたいで、お魚さんはどこかに散ってしもた。
「さあて、どうするか?」
とりあえず先日助けてもらった沖の瀬に移動して仕掛けを落としてみるも、残念ながら完全に無反応状態でスカだったので、ダメ元で敢えて最近絶不調のチョイ沖のポイントに移動して探索してみると、今まで全くお魚が居なかった場所にボワリとした魚影が写り、それなりにデカアジが喰って来てくれました。
やっぱり先入観を持たずに探してみるものですねえ。
帰港する時にも予習復習の探索しましたが、意外にも割と近目の潟にも有望な群れが居たので、絶不調から少し回復してきたのかも知れませんねえ。
さてさて今月は昨日で終わったようで、月末まで荒天続きのようです。
脊椎圧迫骨折となったおふくろの面倒を見るための、丁度良いお休みになりそうですわい。
筋違いで脇腹が痛いのであろうとは思ったけど、念のため整形外科でおふくろを診察してもらったら 「脊椎圧迫骨折」 げな。
骨粗しょう症が原因らしく、大きな外力を受けずともくしゃみ程度でも起き得るそうだが、寝ている状態から起き上がるのに随分痛くて時間がかかるようだ。
トイレに行きたくても間に合わないこともあるようで、こりゃ寝たきり状態になる1歩手前ではないか。
そうでなくても認知症で出来ることが僅かになったおふくろですが、これでますます何も出来なくなる訳で、自立した生活を送るのは困難になったと言えますわな。
93歳の親父の負担がさらに大きくなった訳だから、ここらで対策を考えねばならなくなりました。
今日まではなんとか沖に出られそうですが、明日から月末まで荒天続きになるので、このお休みを利用してケアマネさんに相談して対応を取りたいと思ってます。
外科医は入院しての治療を勧めなさったけど、そちらが良くなっても認知が進めばどうにもならないので、当面かあちゃんに協力してもらって交代で面倒をみなくちゃいけないでしょうなあ。
という訳で、今後 「ごめん!明日お休みします。」 が度々起きるかも知れないので、その時はご容赦願いたいと思います。
いよいよ来る時が来たか、てな感じですなあ。