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せいゆう丸釣行記
昨日・今日とかあちゃんを病院に連れて行かねばならず、お休みしておりました。
自分もそうなんですが、年齢的に白内障の症状がチラホラ見受けられるようになり、前からかあちゃんが言っていたのですが、何か見るもの全部霞んで見えるようになったのでお医者さんに見てもらったら、即手術の必要があるとのことで、昨日日帰り手術を受けてきた次第です。
この間、かあちゃんは車を運転できないので送り迎えをしておりました。
でも心は常に内海沖にあり、「釣れてますか?」と先輩達に電話しまくっておりました。
昨日は全般的にあまり釣れなかったようですが、今日はいつものイルカ沖を除いて良く釣れたそうです。
情報によると、最近全くアジが姿を見せなかったペンション前とか伊比井沖とか爆釣状態だったそうな。
自分は爆釣の経験があまりないので、と言うか出荷分が釣れたらさっさと帰るものだから、爆釣がどの程度なのかわかりませんが、釣れない日のことを思うと後日にとっておきたい気がしますね。
明日は御年88歳の親父殿を連れて行くので、タンク前で天秤とサビキをやってみます。
一昨日ヒラマサを取り逃がしておりますので、アジ子を掛けてニベなりカンパチなり、なんでも良いから親父が喜ぶ魚が釣れるといいな。
今日は気合が入りすぎて午前1時前に目が覚めてしまい、しばらくPCの前で情報収集していましたが、さすがに手持ち無沙汰になり内海港に向かうことにしました。
内海港に着いたのは午前3時前。母船の黒潮丸の寝室で仮眠を取ること3時間。
うっすら明るくなった6時過ぎに出港し、タンク前に舵を向けるが沖に出るに伴い一向に船速が上がらない。
そうだったのです。昨日は高波、今日は下りの激流で連日どうにもならないのでありました。
時速4kmの下り潮は半端じゃなく、2丁イカリでやっと止まったのでありますが、潮と風が変わっても打ち換えするには勇気がいりまして、不本意な場所でありましたが打ち替えることなくしばらく天秤とサビキでチャレンジしてみましたが、中アジとチヌをそこそこ確保できとりあえず安心でありました。
その後ぱったりとアタリがなくなり、先輩漁友のMA氏を頼ってイルカ沖に移動。
MA氏によると。自分が到着したちょっと前から食わなくなったそうで、その通り活発な食いには遭遇できませんでしたが、それでもデカアジがポツポツ釣れて数匹ゲットすることができました。
帰り際には2丁イカリが災いしてMA氏にとんでもない迷惑をかけてしまいましたが、「心配しなくとも、釣れているときには連絡するからいつでも横に着けなさいよ」、と言っていただいたお言葉に、ありがたい感謝の念で一杯になりました。
明日と明後日は、かあちゃんの目の手術でお休みです。
でも、また何か書きたくなったら釣行と関係ない事をツラツラ書くかも知れません。
その時はお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
天気予報では今日の天気では、海上で北寄りの風がやや強く波の高さは2mとのこと。
かなり悪い予報であるため今朝はいつもの時間には起きず、寝坊時刻の午前6時に起床しました。
いつもより2時間以上寝ていたことになり、ぼやぼやしていると夕方がすぐ来てしまいそうで、急いで身支度して内海に向かいました。
今日は半分ダメだろうと考えておりましたが、先輩漁友のMA氏から電話があり、今のところなんとか出られそうだとの情報でありました。
最初からタンク前の漁礁で天秤仕掛けをするつもりでしたので、途中オキアミの生を購入して堀切峠から波を確認すると、北東からの波があるものの崩れるような状況でないので出港することに決定。
タンク前に到着したのは午前9時頃。
天秤仕掛けを投入すると間もなく大きなアタリがあり、竿先が海中に突っ込んでいる。
真鯛の大物か、石鯛か、悪くても尾長メジナの2キロオーバーだろうと確信し、波でかなり揺れるデッキで悪戦苦闘してようやく上がってきたのは、なんと1メートルを超えるサメ君でありました。
がっくりして糸を緩めたため元気なサメ君は舵の方に走り、すぐにプッツン。
「ああ良かった」
気を取り直し、2投目を入れるとすぐに先ほどと同じアタリが・・・。
やっぱり上がってきたのは同じサイズのサメ君でありました。
「ガッデム。ここにはサメしかおらんのか。」
そこで天秤を諦めていつものサビキに切り替えたのですが、すぐに懐かしいアジ子のアタリがプルプル。
結局、風・波が急に強くなり、1時間もしないうちに帰港することになりました。
1件のお店に出せるくらいのアジが釣れたので一安心でありました。
明日はいつものように早朝から出漁致します。
今朝は大粒の雨がザカザカ降っております。
海の状況が良ければカッパ着て漁に出るのですが、昨日あまりの不漁に心が折れてしまって、静かに夜が明けるのを待っているところであります。
息子が買ってくれたネスカフェバリスタでコーヒー作って飲みたいのですが、スイッチ入れると、「ングググワーーーー」と結構大きな音を出てしまうため、かあちゃんの目を覚ましてしまうのを恐れ、我慢しているせいゆう丸船長であります。
さて、昨日キリキリパーに食いついてきたサバフグについて白サバフグと表記しましたが、よく調べるとクロサバフグでありました。
今まで意識せずただ単に「金フグ」と呼んでいたのですが、シロサバフグとクロサバフグはかなり似ているが別物だそうです。
上がシロサバフグで下がクロサバフグであります。
ほとんどわかりませんが、尾ひれの切れ込みや色がちと違う。
まあ自分で食べる分にはどっちも無毒だし味に差はないからどうでも良いけどけど、ドクサバフグとなるとこりゃもう大変で、簡単にあの世行きであります。
ドクサバフグは写真でしか見たことありませんが、頭の上に生えている毛状の針が背びれの付け根までビッチリとあるので判るそうであります。
希に日本近海でも混漁されることがあるそうなので、注意は必要だと思います。
やはり無毒といってもフグはフグ。
釣れたサバフグ類は自己責任で自家消費いたします。
さてさて連日報道にありますように、日銀の黒田総裁がバズーカ2を発射した直後に株価が急上昇して、投資家が大儲けをしている一方、原油先物取引で一時110ドル近辺だった1バレルの原油価格が80ドルを割りこみ、限月を迎えて真っ青になる人もいるそうです。たいへんですね。
自分にはまったく無縁の世界だから何のことやらわかりませんが、とにかくお金でお金を増やしてみたり減らしたりする世界があるということで、自宅でモニターとにらめっこしながら株価の上がり下がりに一喜一憂している投資家のお姿をニュース等で拝見すると、何か違和感を覚えますね。
自然に感謝しながら生き物の命を大事にいただき、その命で生かしていただいている自分のようなアナログ人間から見ますと、そのような有り様はいかがなものかと思えてしまいますが、皆さんにはどう映るのでしょうか?
好む好まないを問わず、年齢的にも生活環境的にも、「食べていければこれでいいや」と、ある意味達観した生活を送っていきますと、何故か感謝の気持ちが自然に湧いてくるものであります。
自然に感謝・健康に感謝・親に感謝・かあちゃんに感謝・子や孫に感謝・・・・・・。
素直に感謝できるって素晴らしいんじゃないかな。
地位も名誉もお金も何にもない、ないないだらけのせいゆう丸船長の独り言でありました。
失礼しました。
時化明けには魚が釣れたためしがないのでありますが、今朝はいつもより遅く堀切峠から波の状況を見たところ、想像していたよりかなり波が落ちておりました。
様子見に来たものだから餌を持ってきていない。
「さあ、どうするか・・・」
迷いながら坂を下り10号線に出たところで右折し、餌買いに戻ることにしました。
最初はタンク前に舵を切って、キリキリパーを引きながら時速9kmで移動するも、サゴシはノーヒット。
タンク前の漁礁にはアジらしき反応がなく、アジ子の群れも相変わらず付いていない模様。
イカリ打たずにそのままイルカ沖に移動していたところ、キリキリパーが急に重くなりました。
サゴシのようなガクンとした手応えはないものの異様に重く、船足を落としているのに逆にだんだん重くなっていく
「なんやろー?」
手繰り寄せてみると、20メートル後方に白く丸いボールのような物体が浮上してまいりました。
船に引き上げると600グラム位の大きな白サバフグが、なんとキリキリパーの弓角のデカイ針を咥えているではありませんか。
サバフグはかなり凶暴な性格の持ち主で、そして高速で泳ぎ回ることができるので、たまたま通りかかったキリキリパーに食いついたものと思われます。
その後あちこちアジの姿を見たくて移動し続けましたが、イルカもだめ、潟もだめ、オネの瀬も駄目、駄目駄目駄目で、結局獲物は白サバフグだけでありました。
時化の後は本当に集団疎開しているようで、まるで釣れませんね。
わかっているんですが波が落ちると出たいんですよね。
漁師の性ってやつなんでしょうね。
今夜のおかずは白サバフグの水炊きであります。
ごっつあんです!!