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せいゆう丸釣行記

2016-10-07 02:24:00

「シケ明けに魚が釣れた試しがない」 のお言葉は、我が釣り師匠の経験に基づいた体験談なんだろうが、昨日はまさしくそんな日でありました。

 

シケると水深の浅い場所では想像以上に揺さぶられて居所が悪くなるそうで、お魚が危険を感じて沖に逃げていくそうな。

 

潜りをされてた我が師匠は波が高い時に実際海に潜って体感されたそうだが、確かにシケ明けに大漁だった記憶がない。

 

ましてや台風が近づくと1週間は海から離れてしまうので、脈絡が途切れてしまうので一からやり直しになります。

 

そんな時に頼りになるのが深場での漁なのだが、これが最近沖に上りの激流が来ていて200号の錐が役に立たない日が多いので、とにかく厄介なのですわ。

 

 

 

昨日がまさにそんな日でありまして、浅い場所を探してもどこに行ってもお魚の姿がない。

 

沖は激流で釣りにならないとの情報が入って来るし、1人だったらさっさと帰るパターンですがそんな訳にも行かず、過去の経験の記憶をフル稼働させて 「どこかに居るはず」 と、探し回りました。

 

結局、幸運なことに帰り際に一番近い潟で午後の時合いに遭遇してようやく一晩のお刺身程度は釣れたけど、かなりしんどい1日でしたわ。

 

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面白かったのはそんな喰いが立たない日のサビキのチョイスは凄く釣果を左右するのでして、見ていてあまりに釣れないから自分の使い古しのサビキを使ってもらったら、交換して1投目から竿先がプルプルして、あっという間にお刺身確保されておりました。

 

昨日のようにお魚の密度が薄くて喰いが立たない日に、太仕掛けは絶対に駄目だね。

 

帰港してお掃除してた時気が付いたのだが、捨ててあったサビキを見てみるとハリスが6号の幹糸が8号かな?

 

ははーん、原因はこれだったか。

 

お魚はバカじゃありませんで、ハリスの太さなど良く見ております。

 

違和感があったら絶対に口にしないし近寄りさえしないね。

 

実際海に潜って見た訳ではないから想像でしかないけど、例えば天秤仕掛けで真っ赤な錐を使っていた方だけ何故か釣れなかったから普通の鉛に変えるようお勧めしたら、途端に釣れ始めたこともあります。

 

もし自分だけ釣れない時には、お魚が自分の仕掛けや餌に何か違和感を覚えていると思った方が良いですね。

 

「こんなはずじゃない!」 とムキになって餌を蒔き続けるのではなく、もし釣れてるお方が居れば自分との違いを見つけることが先決なのであります。

 

 

 

今日は東からの風がやや強い予報になっているので多分休漁になるかも知れませんが、とりあえずいつものように堀切峠から海を観察して判断したいと思います。

 


2016-10-06 03:22:00

昨日内海に到着したのは、いつもより随分遅めの午前8時半過ぎでありました。

 

親宅にお泊りしてたので、一旦自宅に帰ってこの釣行記を書き込み朝ごはん食べて内海に向かったのですが、到着した時には大雨と雷でエライな状態でしたので、しばらく車の中で雨が止むのを待っていたがラチがあかないのでそのまま帰宅いたしました。

 

帰宅してひるおび見てグッデイを見て、都議会の中継を楽しく拝見してました。

 

小池さんって怖いね、ヤジ飛ばしている都議会議員のお顔と手持ちのデータブックとを照合されとったわ。

 

時折見せる 「ニヤリ」 の笑顔に、背筋が寒くなるのは自分だけだろうか?

 

 

 

 

 

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さてと、これは自分のGPSの画面なのですが、自分の漁場の約100箇所のうちの2箇所の写真であります。

 

実は以前から暇なときに是非やっておきたかった仕事でして、これを写真クオリティーで印刷して各ポイントの緯度経度をボールペンで全部記入いたします。

 

数千ポイントの緯度経度を記入するというたいへんな作業でありますが、自分にとって極めて大事な情報なのでやり遂げるつもりです。

 

 

 

長年GPSを使い続けると、内部バッテリーが消耗してデータが全部消えてしまう恐ろしいことに至るので、定期的に電池を交換してやらねばなりませんが、もし思わぬトラブルでデータが消去しても大丈夫なように、少し時間をかけてでも元の画面に戻す努力が必要なのであります。

 

目的地とマークが混在してますが、この形や色が頭の中にびっちりとイメージしてあるので、これを忠実に再現しないと極めて勝手が悪くなります。

 

キャビンの中で昼寝ばっかりしとらんと、今日から少しずつ書き込んでいくつもりです。


2016-10-05 07:38:00

せいゆう丸は船齢30年超えの古いお船でございます。

 

しかも自分が所有することになった約10年前までは、このお船はほとんど湾の中で浮かんだままだったみたいで、ドライブ本体やプロペラの電蝕が相当進んだ状態で購入した次第です。

 

しかも内海の避難港は出入り口の水深が浅くて、これまでに海底で何度もプロペラを当ててしまってるので、歪んでしまっておりました。

 

早く交換したかったのですが船内外機のペラはべらぼうに値段が高くて、おいそれと交換できずにおりました。

 

 

 

そんな中、先日同型艇を陸上げ出来たので、台風お休みの昨日ようやくペラ交換を終わらせることが出来ました。

 

同型艇も長年海上で放置状態でしたので相当潮でヤラレてまして、ペラを締め付けているハブが外れずに往生しましたが、知人からパイプレンチのデッカイのを借りて、エイやっと回したら意外にあっさり外れてしもた。

 

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やっぱり道具は大事ですなあ。

 

モンキースパナにパイプを継いでどうやっても外れなかったのに、いとも簡単にクルリと回っちゃいましたわ。

 

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続いてせいゆう丸の古いプロペラを外して新しいプロペラを取り付ける作業になりますが、例によってドッグせずに港で浮かべたままでの作業でしたが、道具や部品を落としたら一貫の終わりなもので、慎重に取り付けて無事完了。

 

 

 

やっぱり同じ型のお船があると便利ですね。

 

今日はマリントイレの取り外しをしようかなあと考えてます。

 

明日から沖に出られそうです。

 


2016-10-04 02:55:00

漁は台風のシケでお休みなんですが、昨日も相変わらず暗いうちにマックスバリューで半額ハンティングして、内海港に向かうことに。

 

堀切峠から観察した日向灘は、一昨日の穏やかな表情が一変して、刺々しい姿に変化しておりました。

 

港に到着した頃は雨がまだ降ってなかったので、とりあえずロープで管理しているお船を全部繋いで準備オッケー。

 

ほどなくして雨が降り出したので自宅に帰って、久しぶりにお昼ご飯を食べながら 「ひるおび」 を観ておりましたが、豊洲移転の問題を取り上げていたけど、ありゃ酷いね。

 

 

 

「なんとなくの空気感で、ああなったみたいです。」 が、ようやく出された都庁職員らによる内部調査の結論だそうな。

 

しかも直接の責任者たる今までの市場長達は、 「全然知らんかった。」 らしい。

 

 

 

さすがだね、不作為が問われない世界でのお仕事は、 「知らなかった」 が堂々と通用するらしい。

 

ひょとすると彼ら幹部が夜お寝んねしている間に、業者がどこからかコンクリートで出来た巨大な地下空間をトレーラーで運んで来て、一気に埋めてしまったのやろか?

 

それだったら誰も知るはず無いわな。

 

 

 

でもね、立場上知っていなきゃ絶対にいけないことを、 「知らなかった」 と言っても何ら問題視されない世界のお方達に何を言っても理解できないだろうが、一般社会では本来やるべきことをやらないと仕事上の不作為とみなされ、確実に職を追われることになるんだよ。

 

恐らく今の彼らの頭の中は、どうぞ何事もなく無事平穏に退職して、用意周到に準備された職に次々に就いて、何度も退職金をいただいて、大型クルーズ船で世界一周旅行に何回も出かける未来図を描いているのだろうね。

 

まあ今の制度では、そんなお幸せな人達を税金で大量に生み出してしまうのが現状なのだが、 「自分は選ばれた人間だから当然さ。」 的なお考えで日々過ごされているとしたら、こりゃとんでもない話だね。 

 

 しかも知事の説明によると、 「それぞれの段階で、流れの中で、空気の中で進んで行った。」 そうだが、もしどこのお役所でもそんなことが日常茶飯事で行われているとしたら、怖いなあ。

 

責任感の欠如とか組織感の連携不足とか今回の理由を色々並べているが、番組見ておりますと一生懸命取り組んでいくつか失敗するより、何もやらないほうが出世するらしいあの世界では、最初から責任の所在が明らかになる訳がないわな。

 

「残念の極み」 で今までがそんな調子で終わってきてるから、今回もそうなる可能性が高いけど、小池都知事はどう軟着陸させるだろうか。

 

制度の壁は分厚いから大変かも。

 

 

 

台風18号は猛烈な台風に発達してしもて、今頃沖縄本島や久米島に最接近していると思わるが、こっちにこないみたいだから少しは安心しております。

 

早ければ明後日から出られるかもよ。

 

 

 

 

 

 


2016-10-03 04:46:00

いつもの通りの午前6時30分の出港でしたが、なにせ漁船で港が埋め尽くされてるものだから、ロープをかいくぐりながら出て行かにゃならないので、その時点で汗でビッショリとなってしまいました。

 

内海の漁船は全部避難しているので、海の景色が異様なほど閑散としておりますね。

 

波の高さは1m程度で絶好の釣り日和なのだが、漁船の姿が見えないと何となく不安な気分になりますがね。

 

 

 

潟から見て回るもほとんどアジの姿が見られずとりあえず南下することにしましたが、相変わらずお魚の姿はどこにも居ない。

 

ただ時折魚探に映る魚の付き方から判断しますと、昨日はそれまでの上り潮から全体的に下りに転じた感じがしたので、下り潮にお魚が付きやすいポイントを中心に見て回りました。

 

そしたら居ましたいました、アジ特有の反応が魚探にきっちり写ったので、すかさずイカリをドボン。

 

サイズ的には中の大くらいですが、天秤にもサビキにも活発に喰ってきてくれたので、とりあえずお刺身ゲットでありました。

 

しばらくすると潮が止まったのかお姿が全く消えたので、久しぶりの沖の瀬に行くことにしました。

 

 

 

沖の瀬は近頃上りの激流が続いてましたが、そろそろ止まり気味の情報を得ておりましたので、お刺身確保の余裕もあって東方面にお船を進めますと、完全に潮が止まった状態でありました。

 

いつもの場所にイカリを打って30~40分くらい餌を撒くけどまるで反応なく、しかたないので南に少し離れたポイントに移ってみたが、結果この判断が良かった。

 

と言いますのも、上潮はほとんど止まってたのですが、下の潮は微妙に上ってるのが道糸の具合で感じられてたので、ひょとするとあの界隈のお魚が南側に全員お引越しされてるかもと思ってたからであります。

 

魚探には結構活発な魚影が確認されたのでお船をそこらに付けて天秤仕掛けを入れると、すぐにチダイやイサキが喰ってきました。

 

途中潮や風が変わり釣れない時間帯もありましたが、帰港する直前にも当たりがきて、久しぶりにデカチンアジの姿もみることができました。

 

色とりどりの美味しそうな食材が確保できて、久しぶりに納得できた日でありました。

 

しかし餌釣りで釣れるお魚は小物ばかりなので、迫力ないと言うか、華がないと言うか、まるでインパクトのある写真が撮れませんがね。

 

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そんでもって釣ったばかりのアジを、早速かあちゃんがフライにして食べさせてくれたけど、身がほっこりふんわりしてて、超旨かったですよ。

 

 

 

台風18号は東シナ海に抜けるコースとなりそうですが、多分7日から漁の再開が出来そうな気がします。

 

それまでの間、修理・整備・メンテナンス・ネタ探しなどしたいと思います。

 

 

 

 


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