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せいゆう丸釣行記
今年の秋は台風ラッシュが終わったかと思ったら、間を置くことなく青北(北東からの強風と波)が吹き始め、10月の打率は3割を割り込む惨憺たる結果となりました。
毎年この時期は青北に悩まされますが、どうやら今週も同じように青北に出船を阻まれそうであります。
この時期になるとお天気良くて陸上ではさほど風が吹かないので、陸に居ると波が高いことを全然想像出来ないのですが、実際に港で西の風を感じつつ船を出すと、赤灯台を過ぎる頃には北東のキツイ風に変わっているのでタチが悪い。
あれって何でやろうね?
内海の地形の関係かもしれませんが、この時期港に居るとなぜか西寄りの風が多いんですわ。
ところが一旦海に出てみると北もしくは北東からの風が吹くものだから、エラく波が立ってザワザワするんですなあ。
昨日もそんな1日でありました。
夜明け前の堀切峠から見た日向灘は凪ぎそのもので、漁船が何隻も沖で操業しておられる。
天気予報では 「海上では北寄りの風がやや強く・・」 と報じているが、風は西から吹いてて穏やかそのものでした。
7時30分に出港してまずは潟から探索しましたが、台風のシケでお魚の影も姿もなくなって何十日か振りにチラリと魚影を発見。
イカリを投入してベストポジションにお船を着けると、まずはチダイが天秤に食ってきました。
最後にここでお魚が釣れたのは随分と前だった気がしますが、この場所で釣れてくれると後の組み立てがし易いからやはり嬉しいですがね。
さらにサビキに中アジやサバがポツリポツリと来るけど、釣れるまでの間が長い。
居るにはいるが密度がまだ薄い証拠であります。
暫らくすると潮が止まりかけたなあと思ったら喰いがピタリと止まり、別の場所に移動することにしましたが、その頃には波が高くなりつつありまして、遠出は控えることにしました。
南のチョイ沖のポイントに向かうとジュニアくんの姿が確認できましたが、昨日のジュニアくんにはまるで海の神様からお恵みがなかったみたいです。
いつも助けてもらう数箇所の実績あるポイントを探索するけど、どこにもお魚が付いていないので仕方なく47mにイカリを落としてみたがやはり駄目。
もう1箇所変えてみたがサバが釣れたのみで、さらに波が高くなったので2時に納竿しました。
まあ、ギリギリお刺身程度は釣れたかもなあ。
でもようやく秋の定番のクロエバ(オキアジ)が数匹釣れてくれたので、一安心であります。
夜明け前のキリキリパーは昨日は好調で、タチウオ5匹にサゴシ1匹でありました。
1匹のタチウオはかなり大きくて、指4本くらいはありましたよ。
こんなタチウオが港の中に居るんだから驚きだよね。
さあて、今日も青北にやられてしまうんやろうかね。
少なくとも向こう1週間は沖に出られない日が多いだろうなあ。
とりあえず夜明け前のキリキリパーと宮崎港のキス釣りで、食いつなぐとしますかね。