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せいゆう丸釣行記
昨日は雨模様なのと、波の予想が1m~2・5mとのことだったので、前日から中止を決めておりました。
自分はどうも臆病なもので、周りにお船がいないと非常に不安になりまして、特に昨日のような予報が出た日には海には絶対に出ませんね。
結果として出られたと分かったとしても悔やむことはしません。
何事もなくこうして安全でいられたことに感謝し、別のお仕事が出来たことに意義を感じるようにしちょります。
さてさて、昨日は内海の別荘?で久しぶりにゆっくりと過ごしてましたが、いつものように鍋焼きうどんを食べて、温まったら布団の中で暫らくグーグーとお休みしてました。
昼過ぎにはお友達のお船のエンジン載せ換えが終わったとのことで、試運転に立ち会ってジュニアくんのお隣にこんにちわ。
ちょこっと運転してみたけど、2サイクルの船外機しか知らない自分には、その静かさとスロットルに機敏に反応する回転上昇は異次元で驚愕の世界でしたなあ。
ただ旋回半径が大きいので、魚影を見つけた時その場回頭できないので、自分にはあのタイプのお船は扱い辛い感じでした。
せいゆう丸は船の真ん中を中心にグルグル回るその場回頭が得意でありまして、ほとんどタグボート的な動きをいたします。
だから魚影を見つけたら逃さないのですわ。
足が遅くとも一旦お魚を見つけたら、縦たて横よこ丸書いてチョンではないけど、格子状に探索して魚の群れの中心を探り当てるにはこのお船でないと出来ませんね。
それと足が早すぎると潮を感じることが出来ないと言うか、自分の足でお散歩すると、土に匂いや草のかほり、鳥や虫の鳴き声が分かるように、ポイントに向かっている間に海の様々な情報が入ってくるんだよなあ。
足が遅いから、その分頭を使って情報を集めてお魚を釣っちゃうんだわ。
でもこれって、ほとんど足が遅いことの言い訳にしか聞こえないだろうけどさ。
今日は低気圧が通過するようで大荒れの天気だから、かあちゃんと大分佐伯に行ってイリコを買いに今から行ってまいります。
冬の雨は寒くて嫌だし、潟は潮止まりで駄目だし、沖は雨が降れば帰りは足が遅いのでしんどいしと、昨日は極めて悩ましい朝を迎えました。
「いやいや、船長きっと晴れるよ。」 なんて能天気なことをおっしゃる方もおられたが、意を決して出てみたら本当に晴れてきた。
降水確率60パーセントでしたが、まるでハズレの天気予報となりまして、春先のようなポカポカ陽気の中でのんびりと釣りが出来ました。
潟は相変わらず潮が完全に止まっており、お魚がパヤンパヤンとした状態で魚探に写ってまして、まぐれで数匹デカアジが釣れたのみ。
「さあて、どうするか?」
朝の時点ではまだ雨がポツリポツリだったので、止めてノーゲームにするか、濡れるの覚悟で沖に行くか随分と迷いましたが、 「晴れるよ」 の言葉にかけて沖に行きました。
沖に到着した頃には本当に晴れ間が出てきて、波もほとんど無く下り潮の絶好の状態でありました。
仕掛けを投入すると早速チダイがお目見えして、その後ゴマサバやハゴイタハゲなど退屈しない程度に釣れて来て、良型のイサキも来てくれた。
デカイサキせっかく釣り上げたのにタモで掬わず目の前でポトリと落として悔しがるお方もいたが、その後にもやっとのことでイサキを釣り上げ船中に取り込んで針を外してクーラーボックスに入れようとしたが、その直後になんとミラクルなドラマが待っていたのであります。
ニッパーで口を挟みたかったらしいが口を開いてくれなかったので、仕方なく尾っぽを挟んでクーラーボックスに入れようと持ち上げた瞬間にデカイサキが最後の力を振り絞って大暴れしたらしい。
なんとイサキの尾っぽが半分ちぎれ、イサキは暴れた反動でジャンプする形で海の中にドボン!
「ありゃー!なんてことだあ!」 と叫び、がっくり肩を落として意気消沈されていたが、必死に逃げまくったものの結局釣り上げられた挙句、尻尾をちょんぎられて痛い思いをしたイサキのほうが自分は気の毒に思えますがね。
そんなこんなの楽しい1日でありました。
一晩お刺身を楽しめるくらいは釣れたかも。
今日は予報で雨模様でしたし、波も高くなる予想でしたので、昨日のうちに中止を決めてお休みにしました。
結構続いたので体もしんどかったので自分にはちょうど良い休日になりましたが、首を長くして待ってたお方は残念だったね。
1日を通して遊べないと楽しくないと思うからこんな日は中止の判断するけど、午前中だけとかそんな中途半端な遊びを自分は絶対にしないね。
海には午前と午後とでは、いろんな違ったドラマがあるものさ。
昨日ジュニアくんもイカ釣りに出撃したが、1匹の撃沈だったそうな。
潮がまるで動かないし風も弱かったから、釣りにならなかったのかもね。
でもまあ小さなお船でポンポンと1日遊び倒せるんだから、それほどダメージはないと思うよ。
そんな条件が悪い時は、昔から漁師がやってる船をスローで動かしてエギを引っ張っての釣法では釣れないのだろうか?
風も潮も動かなくて、船がまるで動かん時には面白いかもよ。
どうも最近、潟付近の潮通しが悪い。
とにかく仕掛けが真っ直ぐ真下に落ちて行くので、天秤の吹き流しの先端の針もだらりと海底付近を漂ってるはず。
こんな潮が動かない時は仕掛けをもっと上げてやると良かったかも知れないが、それにしてもお魚は居るけどお口を使ってくれない時間が長く続きました。
あまりに釣れないので9時になったら沖に行くつもりでしたが、9時近くになると極端に仕掛けを上げてた竿にデカアジがパラパラ釣れ始めたのでそのままとどまったものの、既に朝の時合いが過ぎて数匹追加しただけでまた釣れなくなり、いよいよ沖に向かうことに。
沖は丁度良いくらいの下り潮でしたが、先週このあたりをしばしば巾着船団がやって来てお魚を根こそぎ持って行ってたから、お魚の密度が随分と薄くなったため、そのあたりチト心配しながら仕掛けをドボン。
初めのうちはパッとしませんでしたが、そのうちチダイ・マダイ・イサキ・ハゴイタハゲ・ゴマサバがパラパラと釣れて来て、一晩くらいお刺身食べられる程度は釣れましたわ。
潟で釣れたアジは、ほとんど35cm前後のデカアジでありました。
ところでハリスの太さと針の大きさを間違えると、さっぱり釣れないことになっちゃいますねえ。
ドラグを上手に使えば4号ハリスで十分でして、針も強度があれば出来るだけ小さいのを使うほうが喰いは格段に良い。
無意味に太いハリスと大きな針を使用すると、何故かまったくお魚が相手してくれないことになるんですなあ。
釣れない時には必ず何か原因があるもので、それが何なのか気付くことが釣果アップの早道であります。
一番大事なことは、躊躇せずに釣れてるお方にあれこれ聞いてみることなんですわ。
その情報の中に自分の問題点があるはずで、そこを修正すれば必ず釣れ始めることになりますよ。
さてと、沖に出られるのは今日までで、明日・明後日はお休みになるかもね。
まだ分からないけど、年末は出られる日がかなり少ないかもね。
潮が動いてないとイカさんも調子悪いのだろか?
潟の方でティップランしてたみたいだが、午前中ゼロだったらしく、午後になってやっと3ハイ捕れたそうな。
自分はイカのことまるで分からないから何とも言えないが、潮の動きと活性はイカの世界でもあるのかも知れないね。
写真送ってこられたので、アップしちょきます。
たくさん釣れたら1ハイ貰って、かあちゃんにイカの握り寿司作ってもらおうかと思ってたが、残念ながら叶わなかった。
基本的にお魚釣りがあまり好きでない自分は、人様からいただいて食べるのが一番向いてる気がいたします。