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せいゆう丸釣行記
一昨日の夜は父の日のお祝いで田野の親宅にお泊りしてましたが、潮の関係があり直接内海に向かったので、昨日のブログを更新できませんでした。
昨日は台風の接近でかなり高い波が押し寄せて来て、ウネリが避難港にまで届いてレンタル船 「まつかさ」 が、右に左に前に後ろに揺さぶられて、お座りした時に船底をこさぎ易いように傾けるためのブロックの上に上手く乗せられるか心配でしたが、ロープを5本使って何とかうまくいきました。
完全に潮が引いたのでケレン棒で左舷側の船底をゴシゴシしたら、前日の右舷側と同じように綺麗にカキやフジツボを落とせて、これで一安心なのであります。
写真は一昨日の様子です。
それにしても小雨の中、防波堤を駈けずり回ってロープを取って結んだり、泥にまみれてカキ取りしながら 「そこまでお金をかけないようにやるんかい?」 と一人呟きながら汗と雨でびっしょりになってましたが、業者に依頼すると船底塗料まで塗ってもらうと多分3~4万円はかかると思うので、3隻所有しているとそりゃとんでもない金額になるからこのスタイルを続けるつもりであります。
お金のことも大事ですが、船底やドライブを自分の目で確認してコンディションを把握することはとても大事なことでして、海の上でトラブルになる確率を極力減らすことはとても大事なことなんですねえ。
ところでスパコン予想で向こう10日間の風と波と雨の予想を見ていたら、ほぼ今月は駄目っぽいですなあ。
台風が2個もやって来てこれほど荒れる梅雨は経験がありませんがな。
今月中に1日か2日沖に出られればラッキーてところかな?
デジカメは結局どこを探しても出て来ませんでしたが、ブログ見て哀れに思ってくれたみたいで、福岡に住んでるかあちゃんの従姉妹の美佐子姉が以前使ってたらしいデジカメを送って来てくれました。
ありがたい施しでデジカメ買わずに済みました。
美佐子姉、ありがとうねえ!
さあて今日もレンタル艇の 「まつかさ」 の整備をして最後の仕上げに入るとしますかな。
なんぼ考えてもデジカメの居場所を思い出せん。
どこを探しても見つからん。
船の中・車の中・自宅等々、考えられる所を探しに探したが出てこない。
携帯だったら電話して着信のベルを鳴らせば在り処が分かるが、デジカメはそうはいかないのでひたすら探すしかないのであります。
で、昨日ふと考えついたのは、あの日クーラーボックスの写真を撮った後に何かを急いでたのか、車の屋根にデジカメをホイと置いたような気がする。
お片づけして置いたこと忘れて車に乗り込み、そのまま発進して途中で落としたのかも知れませんわ。
なんかこんな事を最近良くやるんだよねえ。
この前なんか大事なバッグを屋根に乗っけたまま宮崎市内を走り回り、途中でバスの運転手さんが一生懸命教えてくれたお陰で気が付いて大事に至らなかったが、そろそろ認知の検査を受けてみらんといかんのかもなあ。
今年の梅雨は激しいことをこの前書いたけど、またまた台風がやって来てせっかくのイサキの時期がチン・ガラッになりそうです。
待ちに待ったイサキが最近内海沖にやって来たのは間違い無さそうですが、どこでにでも居る訳では無く、きちんと探さないとなかなか釣れないことになるので、安定して釣るためには情報を出来るだけ集め傾向を掴み、確度の高いポイントを早く探し当てることが大事だね。
とは言うものの、イサキの場合群れの密度が薄い時のアジより遥かに釣れる確率は高いし、適当にイカリをドボンして餌を撒いていればそれなりに釣れてくれるから、操船技術が熟達されてなくてもそこそこ釣れるお魚でもあります。
今のところはち切れんばかりにお腹パンパンではないので暫くはイサキの数釣りを楽しめそうですが、あとは出港率の問題だけですねえ。
イサキ釣りファンさん達がレンタル艇 「はたはた君」 の予約を土日中心に結構入れておられるけど、最近は荒天ばかりで出られない日がほとんどなのが現状です。
ところで昨日から本格的に整備に着手し始めたもう1隻のレンタル艇 「まつかさ」 なんですが、旧名 「ジュニアくん」 の時に中間軸が腐食で折損したことを機にしばらくお休みさせてましたが、 「困った時の吉園さん」 の力を借りて問題を一つ一つ解決して、昨日久しぶりに自力走行出来るようになりました。
基本的に日曜日はレンタル出来ませんが、その他の日で空いてる時にはレンタル可能なので、「はたはた君」 が予約済みの時は 「まつかさ」 を使うと良いですよ。
さあて今日は橋の下の天然ドックで 「まつかさ」 のお腹をゴシゴシして、フジツボやカキ落としをしないといけないけど、船底が真っ平らなものだから組んだブロックに船底の片側を乗っけて空間を作りヘラでカキをこさぎ落とす計画なのですが、はたして考え通りに上手くいくでしょうかね。
昨日はおふくろの病院に連れて行くのでお休みしてました。
おふくろは85歳なんですが体は元気そのもので何の病気も持ってないけど、10年くらい前から耳が遠くなった頃から老人特有の病気が進行したようで、物忘れが次第に多くなるとともに生気が無くなると言うか、あれほどお料理が好きだったのに面倒くさがるようになりました。
町立病院やあちらこちらの病院にかかってたらしく薬の量は半端なかったけど、一方では血液検査ではどこにも異常ない健康体だったりして、ご自分は 「不治の病に罹ってる。」 と思い込んでおりました。
塞ぎ込むことがおおくなった去年、そういった患者専門の病院だと紹介された野崎病院に連れて行ったら、それまでの薬を全部捨てて1種類の薬だけを服用するようになったけど、あれから1年近くなるがすっかり昔のおふくろの姿に戻ってくれました。
物忘れは相変わらずだけど自分から語ろうとするし、一時疎んでたお料理を楽しんでするように見え、息子としてもありがたく思っております。
耳が聞こえなくなるという情報不足から一気に進んだ病気のように思えますが、家族がその現実をしっかり把握して理解して適切な治療を受けさせてやることが本当に大事なことだと気が付いた次第であります。
自分のおふくろがおふくろでなくなるような驚きや寂しさで、ついついおふくろに 「しっかりせんか!」 と叱責しあたってた自分の至らなさを噛み締めてる今日この頃でございます。
さてと一昨日の写真を載せようとデジカメを探すけどどこに行ったか分からず、今日も載せられませんでした。
おふくろの話をしたけど、自分が認知気味になってるのかも知れませんわ。
天気予報を見てみると台風みたいな低気圧が九州に近づいているようで、少なくとも向こう1週間は沖に出られる日が無さそうですが、せっかく楽しみにしてたイサキがやって来たのに残念ですなあ。
ということで、今日からしばらく橋の下の天然ドックでお船の整備をすることにしますね。
何でこんなに毎日波が高いのでしょうかねえ。
昨日も朝から北東からの尖ってピッチの短い2mくらいの波がどんぶらこどんぶらこと押し寄せて来てて、船は揺さぶられっ放しでありました。
それでも引き返すほどではなかったので沖の瀬に向かったけど、夜明け前に堀切峠から見えた巾着船団の明々とした灯火が頭から離れず少しどんよりとした気分での出港でした。
巾着船団が操業した後には草木も残さず一切合切のお魚を採り尽くしてしまうので、ひょとすると一昨日釣れたイサキが採り尽くされてすっかり居なくなってるのではと心配してましたが、一昨日の場所に船を着けてみたらまさに不安的中でしたわ。
そこにはさっぱりお魚の姿が居なくなってて完全に砂漠状態と化してましたが、仕方ないのでとりあえずイカリをドボンしたものの朝ドラが終わる頃まで全く竿先がピクピクすることはありませんでした。
その頃から北東の風が徐々に強くなり始め 「ノーゲーム」 の文字が頭をよぎり始めたものの、もう一箇所探してダメなら中止のつもりで一昨日全く釣れずに駄目だった場所に高波を喰らいながら船を進めて行くと、奇跡的にボワリとしたお魚の群れを発見。
仕掛けを投入すると程なくしてイサキが釣れたようなので、ようやく一安心。
風向きが変わり船の位置が少しずつズレていたのは分かってましたが、あの波の中でイカリの打ち替えは危ないのでそのままにしてましたが結構ポツポツ釣れて結局は一昨日程度の釣果があり、納竿予定の時間まで滞在してました。
カメラを船中に忘れてきたみたいで今日写真掲載出来ませんが、明日のこの欄にアップしますね。
今日はおふくろの病院の日なのでお休みしましたが、明日からかなり厳しい波の状況が続きそうですねえ。
今年の梅雨は手強そうですわ。
与えた餌を美味しそうに食べていた野良猫のノラが、突然 「ギャ!」 って声を発して森の中に慌てて戻って行った訳が分かりませんでしたが、何か船の揺れが違うし港の中がユラユラ揺れて騒々しくなってその時点でハッキリと異変を感じ取ることに。
車に乗り込んでラジオを聞いてたら震度4の地震だったそうで、なるほどノラが慌てて逃げていった訳が分かったのであります。
動物だって地面が揺れると怖いんだね。
「シケ明けに地震ときたから、今日の釣りはもう完全にアウトだろうなあ。」 と思いながら、せいゆう丸の中間検査検査の準備を進めながらJCI(日本小型船舶検査機構)の検査官の到着を待つことに。
予定より少し早めの9時頃に検査官のY氏がやって来られ、保安備品等のチェックを入念にされておられたが、お若いけどかなりしっかりした点検をしてくれてましたなあ。
オルターネーターのVベルトの張りまでさりげなく確認されてたけど、あれくらい真剣に確認作業してもらったらこちらも納得でしたわ。
自動拡散式の消火器の正しい位置と設置方法を教えてもらったりして、特に大きな不備は無しということで合格だったようだが、検査が全て終わってお別れする時に 「ご安全に!」 と自分に何気なく掛けてくれた言葉から、このお方多分以前は何らかの製造業に携わってこられたものと思いましたねえ。
検査が終わって早速沖に出てみたけど、シケ明けはやはり海の中がガラリと変わってました。
アジ子と思しき群れは見えるがサイズ物のアジが全く確認出来ず、ダメ元でイカリを入れてみるもやはり仕掛けに喰ってきたのはアジ子ばかり。
情報収集すると他のお船もあまり芳しくないようでしたので、急遽作戦変更して沖の瀬にイサキ狙いで行くことにしました。
その沖の瀬には最近めっきりご無沙汰してたので様子が全然分かりませんでしたが、数匹のイサキが喰ったのみでまるで相手にしてくれない状態だったので、その時点でシケ明けと地震の影響に完全玉砕を覚悟したのであります。
それなら明日に繋げるために別の場所を探索してみようかと、少し南下してイカリを投入してみたらポツリポツリとイサキが喰い始め、納竿時間の頃には瞬間入れパク状態にもなって、やっとこさ一晩のお刺身を楽しめる程度に釣れてくれましたわ。
それにしてもあれほど穏やかだった午前中の海が、午後になると北東からの尖った波が押し寄せて来て、我慢してたけどたまらず船酔いでダウンしたお方もいらっしゃったが、あの波はどこから来たのでしょうかねえ。
とにかくピッチは短いし尖ってるし波頭が崩れてくるわで、かなりしんどい波でした。
さあて今日も北寄りの風の予報が出ているようですが、果たして釣りになるでしょうかね?
それこそ出てみないことには分からんわな。