Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2018-06-23 03:02:00

苦しかった。

 

昨日は本当に苦しかったですわ。

 

新燃岳の爆発的噴火の影響なのか分かりませんが、朝一の潟からお魚にまるで相手にされず、気がつけば普段納竿する時刻の午後2時過ぎてもほぼ坊主状態で、完全で未曾有の前代未聞の大貧漁になりかけてました。

 

 

 

出港時間はいつもの通りの午前6時半頃。

 

一昨日のようにまずはアジを釣ってお刺身確保して沖に行ってイサキを数釣りしてと、予定をしっかり立てて潟のポイントに向かうも、一昨日と違ってどうやら下り潮になってるみたいで、海の色が大淀川の濁りがキツい。

 

それでも瀬の北側にボワリとした魚影があったので 「今日もお刺身ゲットだわ!」 と思ったのが大間違いでありました。

 

 

 

いつまで経ってもリールの音がしない。

 

「おお!」 といった釣れた時のどよめきも聞こえない。

 

「半分、青い。」 が終わる8時15分までアジ釣りで遊んでもらうつもりでしたが、まるで釣れない状況なので仕方なく一昨日予習復習の探索して目星を付けてた場所に移動してみたけど、これがまた魚影が全く無くなっててこれまた肩透かし。

 

 

 

「仕方ないから今日はアジを諦めてイサキでも釣りましょうかね。」 と軽く考えたのがこれまた大間違いで、沖のポイントに到着してイカリを打って仕掛けを投入するけど竿先がピクリともしない。

 

沖の潮は軽く上ってて良い感じだったのですが何故か口を全く使ってくれず、あちこち情報集めで電話しまくるけど黄金の瀬から伊比井まで皆さん全く釣れないご様子で、新燃岳の爆発の影響だろうかと想像しても竿先が揺れることなく時間だけが経過していきました。

 

「こりゃイカン。えらいこっちゃ!」 とあちこち探索しまくったけどお魚のボワリとした群れを見つけることが出来ずに、結局一昨日好漁した場所に戻って時合いを待ったけど、お昼過ぎて2時近くなっても1匹も釣れずに完全坊主状態。

 

 

 

と、その時、南に居たお友達の漁師から電話が入って 「上り潮が入って来たからそのうち釣れるはずよ。」 とのご連絡があったのでそのままじっと我慢して待っていると、情報通ポツリポツリとイサキが釣れ始め、納竿した4時までには何とかひと切れのお刺身が食べられる程度にイサキとカツオが釣れてくれました。

 

 DSC01262.JPG

 

 DSC01263.JPG

 

 DSC01264.JPG

 

 

 

 

 

いやー、昨日は本当に苦しかったなあ。

 

潮が動いていると思っていたのは人様だけで、気難しいお魚にとっては居心地の悪い1日だったのかも知れませんねえ。

 

 

今日は大雨で雷予報が出てたのでお休みにしましたが、明日から1週間は何となく良さそうな気がいたします。

 

イサキのお腹はまだ大きくなってないので、今年は結構長めにイサキ釣りを楽しめるかも知れないです。

 

それほど暑くないし、実績のあったポイントにイカリをドボンすれば潮さえ良ければ結構イサキは釣れるので、レンタルボートでゆっくり遊ぶのも楽しい時期ですわな。

 

 

 

今日は娘夫婦のお引越しの日だから、お手伝いに行くことにしましょうかね。

 


2018-06-22 02:35:00

荒天続きで1週間のお休みを余儀なくされたので、海の状況はサッパリ分からなくなってたから、昨日はとりあえず潟付近から始めてみました。

 

 

ポイントの上を通過すると比較的活性のありそうな魚影がボワリと出てたので、お刺身ひと切れで良いから釣れてくれと念じながら 「半分、青い。」 を楽しんでおりました。

 

濁りはかなりありましたが、上りの潮が程よく動いてくれてたからなのかチョンビリ〃釣れてくれて、ひと切れのお刺身がゲット出来たところで 「イサキが釣りたい!」 のリクエストにお応えして沖に向かうことに。

 

 

 

沖には三半規管が故障している冒険王さんがいつもの場所に座を構えておられてて、彼から 「イサキが数匹釣れてるよ。」 との情報貰ってたので躊躇することなく沖に船を進めたが、情報通り1投目から竿先がピクピクして幸先よいスタートとなりました。

 

ところが昨日は上の潮だけバカいき速くてイカリが外れだし、何度も外れては掛け直しするけど、気が付きゃいつの間に外れて釣れなくなるものだから、いい加減イライラしながらも一生懸命作業を繰り返しておりました。

 

 

 

そこそこ釣れたし喰いが落ちてきたところでイサキをやめて南の潟でアジを追加して、帰りは予習復習の探索作業をしながら3時半頃帰港しました。

 

DSC01257.JPG 

 

DSC01258.JPG

DSC01259.JPG

 

 DSC01260.JPG

 

 

ところでマキ・シャカ船のブログの写真で見るイサキは羨ましいくらいにとにかくデカくて、写真の撮り方であんなふうに見えるとは思わないけど、ひょとするとマキ・シャカ釣法では3~4kgのイサキばかり釣れてるのかも知れませんなあ。

 

 

 

長いお休みでブランクがあった割にはイメージ通りの釣りが出来てホッと胸をなでおろすことが出来ましたが、昨日の探索の情報を活かしながら今日もまたアジにイサキにチダイやカツオを狙って出て行くけど、沖は激流になっているかも知れんなあ。

 

その時はイサキは諦めて潟でアジを狙うしかないかもよ。


2018-06-21 03:02:00

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)価格は世界の原油価格の中で最も有力な指標と言われてますが、次のグラフはここ3ヶ月間のWTIでの1バレル(約159リットル)の原油価格の推移を表してますが、一時72ドルを超えてガソリン価格が150円付近まで上昇したけど、2週間ほど前に66ドルまで一気に下がって安定したにも関わらず、市販のガソリン価格は一向に下がらず高止まりしたままであります。

 

 

analytic.gif

 

 

小売のガソリンスタンドだけの問題とは思いませんが、再び原油が上昇することを見据えて値下げをせずに粘って我慢しているのか、値上げする時には電光石火のごとくいつの間にか値段を上げるけど、値下げについてはいつもグズグズしてなかなか下げませんがね。

 

値上げの時には、入荷して在庫しているタンク内のガソリン仕入れ価格には一切関係なく即値上げするけど、値下げしなきゃならない時には在庫してるガソリン仕入れ価格が高かったので全部捌いてからでないと値下げは出来ないという、まさに手前勝手な屁理屈で一向に値下げしないのは今始まったことではなく、油屋業界の長い悪しき慣習と言わざるを得ない。

 

元売りと小売りの力関係は昔と大きく変わったと聞いているけど、値上げと値下げのタイムラグのあまりの差については、昔も今も大して変わらないと感じております。

 

 

 

お船の燃費は自動車と比べようがないくらい悪く、同じ100馬力の自動車と船外機のボートでは10倍以上の差がありまして、リッター15kmの自動車に比べ船は1.2~1.5km程度しか走らないので、船という乗り物は流体である水をかき分けかき分け進むので、陸上の乗り物とは桁違い燃費が悪いのですわ。

 

たまに出て来られるサンデーフィッシャーマンなら多少ガソリン価格が上がってもさほど気にならないでしょうが、毎日沖に出て行く自分にとって燃油価格の上昇は実に切実な問題でありまして、毎朝WTI原油価格をチェックしているくらいなんですよ。

 

 

 

そんな訳で最近イサキを求めて遠い所に行く時には、燃料サーチャージと称してプラス100円協力してもらうようにしてますが、手を抜かずに一生懸命お魚探すのでよろしくお願いね。

 

 

 

さあて今日は急に波が落ちそうなのでとりあえず出てみて、潟から様子を見てみましょうかね。


2018-06-20 05:12:00

最近娘夫婦が家を建てることになったらしく近日引渡しのお引越しらしいが、自分はこの年になるまで家について1度も欲しいと思ったことなかったので、 「へー、そうなんだ。」 程度にしか考えてなかったものの、かあちゃんは娘夫婦が今住んでるアパートの片付けで大忙しのようです。

 

そんな折昨日は、以前自分が日向に住んでいた時代に借家で使ってて、今では使うことなく知人の倉庫に保管していた太陽風呂を、その新築の家に運ぶ段取りをしておりました。

 

新築のお家には11kw程度の太陽光発電のパネルが設置してあるそうなんだが、 「悪いこと言わないから、どこか空きスペースがあれば是非太陽風呂を取り付けなさい。」 と娘夫婦に助言してたら、日当たりはあまり良くないらしいが北側に設置することになったそうな。

 

o2364177313993086698.jpg

 

 

 

この写真は借り物ですが、実際は屋根の上でなくフレームを組んで設置するらしい。

 

 

 

太陽光発電のエネルギー変換効率は現在15~20パーセントらしいが、単純構造の太陽風呂のそれは50パーセントを楽々超えるらしいので、お風呂でお湯を利用するなら太陽風呂が一番なのであります。

 

しかも構造が単純なので故障することはほとんど無くて、せいぜい水道水の入口のフロートがイカレる程度なので自分で簡単に修理出来るし、親宅の太陽風呂は既に20年以上使っているけどまるで問題なくお湯を沸かしてくれてる。

 

太陽光発電の詳しい構造とか耐久性とか勉強したことないから分かりませんが、特に耐久性についてはこの先何十年かで判明することでしょう。

 

shutterstock_72500704.jpg

 

 

見た目で言えばソーラーパネルは格好いいけど、太陽風呂はダサいわね。

 

 

 

太陽風呂は発電出来ないけどお湯を作るのはとにかく何より一番得意だから、家が出来上がったらその太陽風呂で沸いたお風呂に入らせてもらいたいものです。

 

 

 

荒れた梅雨が続いてますが、明日と明後日はひょとすると出られるかもと心密かに期待してますが、さあてどうなりますかねえ。


2018-06-19 04:19:00

「疑わしきは罰せず」 というのは刑事裁判における原則らしいが、船釣りにおいては 「疑わしきは沖に出ず」 はとても大事なことなのであります。

 

昨日発表の天気予報では 「波の高さ1.5mのち2.0m」 と予想してましたが、昨日のあの濁りきった大ウネリの海を見てたら、とてもじゃないが鵜呑みに出来ませんでしてねえ。

 

温帯低気圧に変わったとは言え、先ほどまで台風だったエネルギーは凄まじく、沖の堤防を波が超えてたもんね。 

 

 

 

シケ明けに釣れた例しはないので今日も沖行きは中止にしましたが、今月も出港率が3割台に留まる感じになってきましたがよ。

 

そうなると今月も緊急財政出動の要請しなきゃいけなくなるけど、まっこと恨めしい今年の梅雨ですなあ。

 

 

 

まあシケでなければ毎日沖に出ることだから、イサキが来ようがアジが来ようが声高に 「釣れてますよー! 入れ食いですよー! 今がチャンスですよー」 と過大広告する必要は全くありませんが、シケになる前に知り合いの下手っぴ船長さん達があちこちでデカアジを釣ったという情報を得てたので、いよいよイサキとアジがクーラーボックスの彩りを良くしてくれるものと期待してただけに、本当に残念であります。

 

自分はいわゆる 「ばっかり釣り」 を好みませんで、メジナばっかりとかイサキばっかりの釣りよりも、あちこちさまよいながらアジ・イサキ・チダイなどの違った色合いのお魚を捕まえるのが好きなんでして、お料理の幅も広がるからかあちゃんにも喜ばれる訳なんですわ。

 

魚が釣れたという情報で一番貴重なのは、普段坊主を重ねておられるいわゆる 「下手っぴ船長さん」 達の情報でありまして、彼らはイカリを打った時に大体群れを外しておられるから、それで釣れたとなるとよほどの群れが来ている証になるのであります。 

 

ですから 「3匹釣れた」 となると、恐らく普通に30匹は釣れるような群れが来ていると判断して良いと思ってます。

 

 

 

今週はほぼ全滅と覚悟してますが、せめて来週には梅雨時期らしいベタベタ凪ぎになって欲しいものです。

 

 

 

シケ続きで沖には行けないけど、日々のお仕事は相変わらずレンタル艇の 「まつかさ」 の完成を目指してヘロヘロになるまで作業してるから忙しくてたまりませんが、昨日は魚探とGPSの取り付けが終わったので、あとはウインチとローラーを取り付けてしまえば何時でも沖のイサキ釣りやマキ・シャカで使用できるようになりますわよ。

 

燃費がもの凄く良いから、ルアー流してカツオ類を狙って1日走り回っても軽油20リットルは使い切れないですがね。

 

 

 

さあてそろそろ雨の中、内海に向けて車を走らせましょうかねえ。

 

トンビとカラスと野良猫のノラが、自分の到着を首を長くして待っていることでしょう。


1 2 3 4 5 6 7