Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2018-06-19 04:19:00

「疑わしきは罰せず」 というのは刑事裁判における原則らしいが、船釣りにおいては 「疑わしきは沖に出ず」 はとても大事なことなのであります。

 

昨日発表の天気予報では 「波の高さ1.5mのち2.0m」 と予想してましたが、昨日のあの濁りきった大ウネリの海を見てたら、とてもじゃないが鵜呑みに出来ませんでしてねえ。

 

温帯低気圧に変わったとは言え、先ほどまで台風だったエネルギーは凄まじく、沖の堤防を波が超えてたもんね。 

 

 

 

シケ明けに釣れた例しはないので今日も沖行きは中止にしましたが、今月も出港率が3割台に留まる感じになってきましたがよ。

 

そうなると今月も緊急財政出動の要請しなきゃいけなくなるけど、まっこと恨めしい今年の梅雨ですなあ。

 

 

 

まあシケでなければ毎日沖に出ることだから、イサキが来ようがアジが来ようが声高に 「釣れてますよー! 入れ食いですよー! 今がチャンスですよー」 と過大広告する必要は全くありませんが、シケになる前に知り合いの下手っぴ船長さん達があちこちでデカアジを釣ったという情報を得てたので、いよいよイサキとアジがクーラーボックスの彩りを良くしてくれるものと期待してただけに、本当に残念であります。

 

自分はいわゆる 「ばっかり釣り」 を好みませんで、メジナばっかりとかイサキばっかりの釣りよりも、あちこちさまよいながらアジ・イサキ・チダイなどの違った色合いのお魚を捕まえるのが好きなんでして、お料理の幅も広がるからかあちゃんにも喜ばれる訳なんですわ。

 

魚が釣れたという情報で一番貴重なのは、普段坊主を重ねておられるいわゆる 「下手っぴ船長さん」 達の情報でありまして、彼らはイカリを打った時に大体群れを外しておられるから、それで釣れたとなるとよほどの群れが来ている証になるのであります。 

 

ですから 「3匹釣れた」 となると、恐らく普通に30匹は釣れるような群れが来ていると判断して良いと思ってます。

 

 

 

今週はほぼ全滅と覚悟してますが、せめて来週には梅雨時期らしいベタベタ凪ぎになって欲しいものです。

 

 

 

シケ続きで沖には行けないけど、日々のお仕事は相変わらずレンタル艇の 「まつかさ」 の完成を目指してヘロヘロになるまで作業してるから忙しくてたまりませんが、昨日は魚探とGPSの取り付けが終わったので、あとはウインチとローラーを取り付けてしまえば何時でも沖のイサキ釣りやマキ・シャカで使用できるようになりますわよ。

 

燃費がもの凄く良いから、ルアー流してカツオ類を狙って1日走り回っても軽油20リットルは使い切れないですがね。

 

 

 

さあてそろそろ雨の中、内海に向けて車を走らせましょうかねえ。

 

トンビとカラスと野良猫のノラが、自分の到着を首を長くして待っていることでしょう。