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せいゆう丸釣行記

2018-06-21 03:02:00

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)価格は世界の原油価格の中で最も有力な指標と言われてますが、次のグラフはここ3ヶ月間のWTIでの1バレル(約159リットル)の原油価格の推移を表してますが、一時72ドルを超えてガソリン価格が150円付近まで上昇したけど、2週間ほど前に66ドルまで一気に下がって安定したにも関わらず、市販のガソリン価格は一向に下がらず高止まりしたままであります。

 

 

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小売のガソリンスタンドだけの問題とは思いませんが、再び原油が上昇することを見据えて値下げをせずに粘って我慢しているのか、値上げする時には電光石火のごとくいつの間にか値段を上げるけど、値下げについてはいつもグズグズしてなかなか下げませんがね。

 

値上げの時には、入荷して在庫しているタンク内のガソリン仕入れ価格には一切関係なく即値上げするけど、値下げしなきゃならない時には在庫してるガソリン仕入れ価格が高かったので全部捌いてからでないと値下げは出来ないという、まさに手前勝手な屁理屈で一向に値下げしないのは今始まったことではなく、油屋業界の長い悪しき慣習と言わざるを得ない。

 

元売りと小売りの力関係は昔と大きく変わったと聞いているけど、値上げと値下げのタイムラグのあまりの差については、昔も今も大して変わらないと感じております。

 

 

 

お船の燃費は自動車と比べようがないくらい悪く、同じ100馬力の自動車と船外機のボートでは10倍以上の差がありまして、リッター15kmの自動車に比べ船は1.2~1.5km程度しか走らないので、船という乗り物は流体である水をかき分けかき分け進むので、陸上の乗り物とは桁違い燃費が悪いのですわ。

 

たまに出て来られるサンデーフィッシャーマンなら多少ガソリン価格が上がってもさほど気にならないでしょうが、毎日沖に出て行く自分にとって燃油価格の上昇は実に切実な問題でありまして、毎朝WTI原油価格をチェックしているくらいなんですよ。

 

 

 

そんな訳で最近イサキを求めて遠い所に行く時には、燃料サーチャージと称してプラス100円協力してもらうようにしてますが、手を抜かずに一生懸命お魚探すのでよろしくお願いね。

 

 

 

さあて今日は急に波が落ちそうなのでとりあえず出てみて、潟から様子を見てみましょうかね。