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せいゆう丸釣行記
昨日も橋の下の天然ドックで生活しておりました。
昔だったら橋の下で生活してると聞くと、貴方はルンペン(死語かも)ですか? と疑われたかも知れないけど、意外にもメル友のレレレのおじさんも時々橋の下で本を読んで楽しんでいるらしい。
毎日2回、ウォーキングと称する徘徊作業を続けておられるみたいだが、今の時期小雨を遮ってくれる橋の下がお気に入りの場所のようです。
これから日差しがますます強くなって暑くてたまらなくなった時、橋の下で横になるとそよ風が静かに体と心を癒してくれるから自分は橋の下が大好きですね。
お勤めしている時は忙し過ぎて、橋の下で休むことなどとてもとても考えたことなかったが、時間だけたっぷり持ってる今は橋の下は大切な空間であります。
さてさて、イカリについて今日も少し書いてみますが、自分は2種類のイカリを使い分けますがその理由は、掛ける場所が岩礁地帯か砂地かでイカリに求められる性能がまったく違うからなんです。
岩礁地帯に掛ける場合は、基本的になまくらで曲がりやすい鉄製の爪イカリを使用します。
写真は借り物ですが、鉄筋を利用したこんな程度で十分であります。
激流で船の抵抗で伸びない程度の爪の強度があれば十分で、重さは特に必要ありません。
ロープに水道ホースを数メートル通すことが出来れば瀬擦れを防ぐことが出来るので、かえってチェーンよりロスト防止に有効であります。
注意しなきゃいけないのは沖の磯では岩礁が激しく変化しているから、魚探で出来るだけ平坦な場所を探してイカリを投入することかな。
駆け上がりの途中にイカリを打つのは絶対にやっては駄目で、間違いなく瀬擦れでロープを切っちゃうか、イカリが外れずに大慌てしちゃう羽目になるね。
次にアジ釣りの時に使用する砂イカリですが、自分のは重くて6本爪でブレードが付いてて、重めのチェーンを5m位繋いであります。
写真ないから自分の砂イカリを今日撮って、明日紹介しますわ。
500wのウインチがフーフー言いながら揚錨するくらい相当重いけど、それくらいないと砂地には食いついてくれないのです。
重めのチェーンはイカリの爪が砂地に上手く喰いこむように寝かせる役をしてまして、潮が速かったり風が強い時などロープを100m以上出すこともあります。
そんな遠い場所からピンポイントでお船を着けるのは結構難しく、2枚潮の時などロープに掛かる水圧でいつの間にか思わぬ場所に動くこともあります。
なのでアジ釣りはイカリの打ち替えがとても忙しいことが多いですね。
今日は午前中の降水確率が低い予報だったのでチョイと沖に出てみますが、午後に雨足が強くなりそうなのでその時は早めに切り上げましょう。
午前中が勝負かも。
梅雨に入ってもう3週間経つのかな?
初めの2週間は穏やかで晴れの日が多かったけど、ここに来て連日雨模様が続いてて、梅雨の時期らしいお天気になってますね。
こんな日は橋の下の天然ドックで整備したり本を読んだりするのが一番でありまして、昨日もドライブのギヤオイルを交換したりデッキをクレンザーで磨いたりと、ゆっくりと過ごしておりました。
さて、先日GPSの画面についてチョイと書きましたが、今日はノースアップとヘディングアップの違いについて解説してみましょう。
自分は画面の上が必ず北を向いているノースアップしか使いませんが、中には使い勝手が悪いと感じるお方もいらっしゃるようです。
ノースアップのイメージは、凄く高い位置に飛んでいるドローンが、いつも北の方向を向いた状態で自分のお船を真上から映しているている映像だと言えば分かりやすいかな?
船を走らせながら撮った写真だからボケててすみませんが、内海の港に入る時の映像でカラカサハエを避けながら西方角のおよそ250度方向に進んでいるところです。
これをヘディングアップの画像にするとこんな感じになります。
ヘディングアップのイメージはお船にむちゃくちゃ高いマストがあって、カメラがマストに固定されて真下のお船を映している感じかも。
走っている方向が必ず上を向いていて、周りの地形だったりポイントなどが動く感じで、目的地に向かうだけならこの方が分かりやすいかも知れないけど、イカリを打つ時にはチョイとまずいんだわ。
それで目的の場所にイカリを打つ時に一番大事なのは流れる方向を把握することでありまして、別のお船が近くに居れば一番分かりやすいけど、居ない時にはギヤをニュートラルにして潮や風の力に任せて暫く流れてその方向を掴むことをしなきゃいけないのですね。
一刻も早く仕掛けを落として釣りをしたい気持ちを抑えつつGPSの画面を見ていると、そのうちお船が動いている方向を示すベクトル線が安定してきます。
流れる方向を掴めたらすぐにお船を目的地の真上に移動させて、そのベクトル線と反対方向(180度)に50mくらい進めたところにイカリを打てば大体目的地にお船を着けられるはずです。
この場合、ヘディングアップにしておくと流れる方向がいつも真上を向いているから反対方向を掴みにくく、しかも車と違ってお船は流れて進むからカクカクと曲がってくれないから、目的地の上に持って行くことさえ難しいのですねえ。
ですからイカリを打って餌釣りされるお方は、必ずノースアップの画面に慣れる必要がありますよ。
マキ・シャカの場合は知らないけど。
最近沖の磯場でイサキを狙うことが多くなったけど、一番気がかりなのが抜錨する時に岩にイカリが妙な形で引っかかって取れなくなることなんですなあ。
毎回祈る気持ちで抜いてますが、アジ釣りの時のようにイカリを砂地に掛ける時には何も考えませんが、岩場にイカリを掛けて抜く時のストレスは、経験した者でないと分からないでしょうねえ。
イカリはナマクラの鉄製で爪が曲がりやすい専用のを使ってるけど、それでも抜けなくなったりとか、イカリを打つ場所を間違えるとロープが岩と擦れて切れてしまったりとか、イカリを失くすリスクが高いのが磯場での釣りなんです。
餌でお魚を集める釣りだからやたらと位置を変えないこともありますが、そんなリスクを避けることもあって沖の磯場では頻繁にイカリの打ち替えをしないのですわ。
今日も沖に出るのをお休みして、橋の下であれこれやります。
昨日 はたはた君も自分と近くで餌釣りしてましたが、出港して途中タモを取りに帰ったり、イカリが岩に噛み付いて抜けずにロープが切れて港に戻ってイカリを取りに行ったりと、不幸なトラブル続きでしたが、さすがマイボートで釣りをしてたお方なんですが問題克服して、夕方まで粘って釣りして、結局お刺身食べる程度十分に釣れてたようです。
餌釣りはイカリ打ちの技術が要るからとっつきにくいのかも知れませんが、お魚が釣れる確立は間違いなく高いと思いますね。
3回連続のお刺身ゲットでした。
浅場の沖磯では撒き餌でお魚を集めて釣る方法だからあまりイカリの打ち替えはしないけど、昨日みたいに潮がほとんど動かず風の方向もあちこち変わると、いつの間にかポイントがズレてて調子良くなかったですね。
出港時間は予定通り6時30分。
平日の爺っちゃま達の場合、予定時間の30分以上前には既に乗船されて、準備万端・戦闘モードでになっておられるから必然的に出なきゃならないが、出港予定時刻頃には漁場に到着してることもよくあります。
その点サラリー諸氏の場合、車で港への到着時間が予定通りだから、随分と気が楽ですがね。
出港して沖にお船を進めると、ポイントに到着するまで船足が全然変わらないので潮が止まっているのが分かっていたけど、イカリをドボンと入れて様子を見ると、風向きであっちフラフラこっちフラフラして、まるで定まらない。
沖磯ではロープは短めに出すけど、それでもあっさり50mはズレてしまいます。
一昨日は潮と風が一致してたからほとんどピンポイントをキープしてたけど、昨日はどうにもならなかったですね。
それでも富山のフカセの達人さんが、どデカいメジナを仕留めていたし、美味そうなシマアジも釣れてはいたけど、前日のパクパクが嘘のように口を使ってくれませんでしたわ。
そんな中、一昨日釣れたお魚の中に赤いムツみたいのが混じってましたが、早速 「宮崎で釣り。たまには遠征したい!」 の筆者の あららさんからお電話頂いて、 「オオグチイシチビキって魚だよ。」 と教えてくださった。
あららさんの話によると、最近宮崎でもポツポツ姿を見るそうですが、自分にとってのお魚の判断基準は 「美味いか 美味くないか」 だけでして、早速一昨日釣り上げたK氏に電話で聞いてみたら、 「お刺身で食べてみたら柔めだけど旨みがコッテリ乗ってて薄ピンク色のマグロ的な上品な味でしたよ。」 の情報に、俄然自分的にこのお魚のポイントが急上昇したのは言うまでもありません。
昨日はこのお魚の良型が2匹釣れてたので、今日にも食レポを頼もうと思っております。
写真は撮らなかったけど小型のシブダイも釣れてたなあ。
沖磯は釣れるお魚の種類が多いのも特徴だね。
今日からしばらく荒れた天気になるから沖にはしばらく行けませんが、昨日のうちにお船を橋の下の天然ドックに移動しておいたので、久しぶりに夜明けの焼肉楽しんだ後、お掃除したりドライブ周りの整備したりして過ごします。
昨日スズキくんは自分と別の場所でイサキを狙ってたらしいけど、サバの猛攻にあってイサキどころではなかったそうな。
でもこれだけ釣れると塩して干したり、色々なお料理が楽しめますなあ。
でも多分近所配りが忙しかったやろね。