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せいゆう丸釣行記

2017-06-26 04:31:00

梅雨に入ってもう3週間経つのかな?

 

初めの2週間は穏やかで晴れの日が多かったけど、ここに来て連日雨模様が続いてて、梅雨の時期らしいお天気になってますね。

 

こんな日は橋の下の天然ドックで整備したり本を読んだりするのが一番でありまして、昨日もドライブのギヤオイルを交換したりデッキをクレンザーで磨いたりと、ゆっくりと過ごしておりました。

 

 

 

さて、先日GPSの画面についてチョイと書きましたが、今日はノースアップとヘディングアップの違いについて解説してみましょう。

 

自分は画面の上が必ず北を向いているノースアップしか使いませんが、中には使い勝手が悪いと感じるお方もいらっしゃるようです。

 

ノースアップのイメージは、凄く高い位置に飛んでいるドローンが、いつも北の方向を向いた状態で自分のお船を真上から映しているている映像だと言えば分かりやすいかな?

 

P6220122.JPG

 

船を走らせながら撮った写真だからボケててすみませんが、内海の港に入る時の映像でカラカサハエを避けながら西方角のおよそ250度方向に進んでいるところです。

 

これをヘディングアップの画像にするとこんな感じになります。

 

P6220123.JPG

 

 

ヘディングアップのイメージはお船にむちゃくちゃ高いマストがあって、カメラがマストに固定されて真下のお船を映している感じかも。

 

走っている方向が必ず上を向いていて、周りの地形だったりポイントなどが動く感じで、目的地に向かうだけならこの方が分かりやすいかも知れないけど、イカリを打つ時にはチョイとまずいんだわ。

 

 

 

それで目的の場所にイカリを打つ時に一番大事なのは流れる方向を把握することでありまして、別のお船が近くに居れば一番分かりやすいけど、居ない時にはギヤをニュートラルにして潮や風の力に任せて暫く流れてその方向を掴むことをしなきゃいけないのですね。

 

一刻も早く仕掛けを落として釣りをしたい気持ちを抑えつつGPSの画面を見ていると、そのうちお船が動いている方向を示すベクトル線が安定してきます。

 

流れる方向を掴めたらすぐにお船を目的地の真上に移動させて、そのベクトル線と反対方向(180度)に50mくらい進めたところにイカリを打てば大体目的地にお船を着けられるはずです。

 

この場合、ヘディングアップにしておくと流れる方向がいつも真上を向いているから反対方向を掴みにくく、しかも車と違ってお船は流れて進むからカクカクと曲がってくれないから、目的地の上に持って行くことさえ難しいのですねえ。

 

ですからイカリを打って餌釣りされるお方は、必ずノースアップの画面に慣れる必要がありますよ。

 

マキ・シャカの場合は知らないけど。

 

 

 

最近沖の磯場でイサキを狙うことが多くなったけど、一番気がかりなのが抜錨する時に岩にイカリが妙な形で引っかかって取れなくなることなんですなあ。

 

毎回祈る気持ちで抜いてますが、アジ釣りの時のようにイカリを砂地に掛ける時には何も考えませんが、岩場にイカリを掛けて抜く時のストレスは、経験した者でないと分からないでしょうねえ。

 

イカリはナマクラの鉄製で爪が曲がりやすい専用のを使ってるけど、それでも抜けなくなったりとか、イカリを打つ場所を間違えるとロープが岩と擦れて切れてしまったりとか、イカリを失くすリスクが高いのが磯場での釣りなんです。

 

餌でお魚を集める釣りだからやたらと位置を変えないこともありますが、そんなリスクを避けることもあって沖の磯場では頻繁にイカリの打ち替えをしないのですわ。

 

 

 

今日も沖に出るのをお休みして、橋の下であれこれやります。