Welcome
Information
せいゆう丸釣行記
昨日の夜明け前に堀切峠から見えた沖は煌々と漁火が灯ってまして、いよいよ北浦直海港からの大型巾着船団が本格的にやって来たことを知らせてくれました。
方角的にイサキの漁場でありまして、巾着船団が一切合切お魚をかっさらってお魚が居なくなるので、しばらくはあっち方面には行けなくなりました。
多分今日はその南の沖の瀬に行ってるはずだから、結局沖の深い場所での釣りは出来なくなりましたね。
最近の宮崎卸売市場の魚価は惨憺たるもので、アジなどは1kgあたり最高値で700円しかつかず、延岡とか都城の市場の半値が続いております。
定置網の影響なのか、東九州自動車道が全面開通してアクセスが良くなり他県からの移入が多くなったのかは分かりませんが、あんな値段しかしなかったらお魚を捕る人いなくなっちゃうね。
さてと昨日もイサキを狙っていつものポイントに船を着けてみましたが、最近それなりに好調だったイサキが日に日に釣れなくなったのを意識はしてましたが、昨日はいよいよ喰わなくなって流浪の旅を強いられることとなり、大貧漁になっちまいました。
行くとこ行くとこお魚がいらっしゃらず、最後の最後で自分の得意のアジ釣り場でお刺身程度は確保出来ましたが、走り回って疲れただけの釣りになってしまいました。
今日はイサキは諦めて最初からアジ狙いでポイントに向かいますが、はたはた君・スズキくん・ヨットの達人さんが出撃するので、沖の状況をある程度掴める気が致します。
足が速いお船はバンバン走り回って、状況を教えてちょうだいね。
それから昨日は操船レッスンしましたが、マキ・シャカでなく餌釣りのお方だったのでイカリ打ちのトレーニングをしてみました。
少し沖に出てGPS上にマークを打って、そこにお船を着けるべくイカリを掛ける作業なんですが、イカリを打つ以前にGPS上のマークにお船を持っていくこと自体が困難なようで、そのうち頭が混乱してくるみたいです。
慣れてるとGPS上の位置と自船の位置がシンクロして容易に目的の場所に位置取りできるものですが、慣れないとそんな訳にはいかないようです。
口で説明しても体で覚えないと絶対身につかないから、餌釣りでお船に乗る方は是非自分で練習すると良いね。
イカリの打ち方や巻き上げ方、岩礁にイカリが掛かって外れないことなど、様々な経験をしないと分からないことばかりだから、練習は絶対に欠かせないですよ。
自分が沖に出てる時には連絡してくれればお船は準備しておくから、燃料だけ準備してもらえれば好きなだけ練習してみるとそのうち自信がつくはず。
苦労して釣れたお魚は、連れて行ってもらって釣るお魚と価値が全然違いますがね。
どりゃどりゃ、今日はレンタルボートが2隻とも出撃するため、準備があるのでチョイと早いけど出立するかな。
昨日は朝からトラブル続きでありました。
まずは朝ごはんと弁当を家に置き忘れて、一旦港に着いたが逆戻りしてコンビニでバカ高い弁当を買う羽目になってしもた。
納得のいかん出費ほど気分の悪いもので、購入した530円の焼き飯弁当見ながら 「あんたなんでそんな値段ついてるの?」 と、思わずボヤいてしまいましたね。
次に準備を整えて沖に出たら、この時期珍しくかなり速い下りの潮が来てて、最近付けてる上り潮が得意なポイントとしては苦しい展開に。
さらにサメがウロウロしてて、釣れたお魚をひったくって食い逃げしてしまう。
時々コバンザメが喰ってくるのでサメが近づいているのが分かるのですが、そのうち船の周辺をヒレを出しながら悠々と泳いでいらっしゃいました。
それにしても針外れの多い1日でしたね。
「バレたあ!」 「外れたあ!」 「切られたあ!」 のお声が何十回発せられたでありましょうか?
多分昨日のお魚回収率は2割にも満たなかった感じでしたね。
上り潮がまったく来ないヘンチクリンな今年の海ですが、こんな時はあちこちウロウロしないで決めた場所で時合いを待つのが一番釣果が上がると思います。
釣れない時間が長くて退屈かも知れませんが、下手に動くと却って移動時間に無駄が生じるので、敢えて留まるようにしますわね。
今日は操船レッスンが入ってますが、イカリ打ちの手ほどきをする予定です。
昨日は海賊さんがフカセ釣り名人さん達を連れてって、あちこちフカセ釣りや天秤してたみたいだが、4kg前後のマダイを釣って帰ってこられた。
イサキはやはりどこに行っても低調だったみたいですが、狙った訳じゃないけど釣れちゃったみたいです。
マダイは大きい割には色が凄く綺麗だったから、お料理が映えるでしょうなあ。
昨日は久しぶりの下り潮が来てて、1投目からイサキが喰ってきてくれて安心してたら尻すぼみな感じになって、最近では一番喰わなかった感じでありました。
あちこち漁友や漁師に聞いてみたが、釣れてる話はなかったから、全体的に良くなかったのは間違いなかろう。
それでも3号ハリスで10kg位のオオニベ釣り上げたりして、執念で獲物をゲットされたのには脱帽でありました。
今日も旬のイサキが釣れると良いけど、行ってみないと分からないわね。
そういえば漁友のSI氏が70cm位のマダイを潟付近で釣られたので、お写真パチリさせてもらいました。
海の上で捌くのでお腹は入ってないけど、4kg前後かな?
狙ってるわけじゃないけど、最近天秤の餌釣りでマダイが釣れるケースが多い感じがしますね。
経済的な理由から人様に船の修理や整備を頼めず一人で何もかもやらんといかんから、せねばならないこと沢山あり過ぎて、休漁の時でも体が追いつかないくらい忙しいですわ。
昨日もせいゆう丸を橋の下の天然ドックにお座りさせて、シフトケーブル取り付け不具合の調整などしてました。
雨が降り濡れてまで釣りをする気がないので、昨日は丁度整備するに都合の良い雨模様でお休みにしてましたが、日をまたぐと天気予報ががらっと変わってて、海は穏やかで1日中曇り空でありました。
お休みだから時間を気にしなくて良いから気分はルンルンで、とりあえず夜明けの焼肉を楽しんで潮が上がるのを待ちながら仮眠したが、鳥たちのさえずりを聞きながらウトウトするのって気持ちがいいねえ。
午前8時頃潮が上がったのでせいゆう丸を橋の下に移動してイカリで固定し、潮が引くまで他のお船の整備に取り掛かりました。
まずはスズキくんですが、ブラウン管式のGPSの魚探がイマイチ良くないので、液晶の小型の魚探を新たに取り付けることにしました。
小型の液晶GPS魚探なんですが全画面魚探にして活用することにしましたが、ブラウン管式GPSにトラブルあってもGPSとして使えるから、バックアップ用としての機能を持たせてあります。
次にはたはた君ですが、先日イカリを揚げるのにしようしていたウインチが突如動かなくなって手で揚げたらしかったのですが、点検する時間がなかったのでそのままにしてたが、昨日ようやく原因を探ることが出来ました。
初めにウインチ本体のモーターが損傷してないかケーブルで直結して確認したら問題なく回ったので、一応重大なトラブルではなかったのでひと安心。
次にケーブル類を辿って断線箇所がないか確認するも、どこも問題ない。
「さてと何処に問題があるのかな?」
しばらく考えていたら 「ムム!ヒューズ?」 と思いつきヒューズボックスを開けたら、板状のヒューズが片方溶けて切れてました。
予備のヒューズを装着したら元のように回り始めたので、これまた問題解決となった。
潮が引いたので雨靴踏んで泥の上を歩いて、せいゆう丸のトランサム部のドライブのシフトケーブルの取り付けをやり直して昨日の作業を終了しました。
これで半日の仕事でしたが、カローラの場所と橋の下を行ったり来たりで相当歩いたなあ。
ついでにフィットのエンジンオイル交換もしちゃった。
さてさて、向こう1週間は晴れや曇りの日が多く連日沖に出ることになりそうですが、今はイサキが旬で脂が乗って凄く美味しいから、しばらくイサキ釣りをメインに組み立てたいと思っております。
アジも彩り良いから加えたいけど、あれこれやるとどっちつかずになって結局消化不良の釣りになっちゃうから、しばらく単色の釣りになるけど理解してね。