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2011-08-13 21:13:00

ルーシヨンでぶどうの収穫開始
Des vendanges exceptionnellement precoces ont commence dans le
Roussillon
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ぶどうの成熟が極めて早い今シーズンだが、フランスで今年初めての収穫が
8月4日に、リヴザルト(ルーシヨン地方)で始まった。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#france-1

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LVM 2011年上半期:ワイン・スピリッツ販売回復が明確に
LVMH (Groupe Bernard Arnault) : reprise confirmee du secteur vins et
spiritueux au premier semestre 2011
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LVMHモエ へネシー・ルイ ヴィトン グループがこのほど発表した、2011年
上半期の実績によると、ワイン・スピリッツ部門の売上金額は14億3,500万ユ
ーロで、前年同期の13億200万ユーロに対し10%増、前年と同じ為替ベースでは
13%の増加となった。昨年来の販売回復が明確なものとなった。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#france-2

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シャトー・ディケム1811年が白ワインの世界最高値を更新
La bouteille de vin blanc la plus chere au monde vendue a Londres
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シャトー・ディケム1811年がこのほど、1本75,000ポンド(85,000ユーロ、約
980万円)で、ロンドンで取引されたことが明らかになった。白ワインとして
は世界最高値となる。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#france-3



2011-08-13 21:10:00

ミュスカデで初めてコミューン名表記が認められる(ロワールワイン委員会)
Le Pallet, Clisson, Gorges : les trois crus communaux du Muscadet
(InterLoire)
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INAO(国立原産地・品質研究所)がこのほど、AOCミュスカデに、3つのコミュ
ーン名(村名)の表記を認めた。「クリッソン(Clisson)」「ル・パレ(Le
Pallet)」「ゴルジュ(Gorges)」である。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#committee-1

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FranceAgriMer 今年の収穫量予想 4,760万ヘクトリットル
Etat du vignoble a mi-juillet 2011(France AgriMer)
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FranceAgriMer(旧Viniflhor)は、7月中旬時点での今年初めての収穫量予想を
4,760万ヘクトリットルと発表した。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#committee-2

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ヴァンデの牛肉がIGPを取得(国立原産地・品質研究所)
Le boeuf de Vendee obtient l’indication geographique protegee (INAO)
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ヴァンデの牛肉がIGP(地理的表示保護)を取得した。2011年8月3日付のEUの
官報に掲載された。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#committee-3

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オーヴェルニュの豚肉がIGPを取得(国立原産地・品質研究所)
Le porc d’Auvergne obtient l’indication geographique protegee (INAO)
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オーヴェルニュの豚肉がIGP(地理的表示保護)を取得した。2011年8月3日付
のEUの官報に掲載された。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2011/mm0810.html#committee-4



2011-08-10 18:25:00
大戸屋ホールディングスは8月5日、中国上海における海外フランチャイズ事業の展開を図る目的で、合弁会社を設立すると発表した。
 
中国上海で主に雑誌出版や日本料理店をチェーン展開するBrosと合弁会社を設立し、11月下旬にフランチャイズ店舗として大戸屋ごはん処業態を出店する計画だ。
 
合弁会社の資本金は300万人民元で、出資比率はBros51%、大戸屋HD39%、その他10%。
 
 

2011-08-10 18:22:00
吉野家ホールディングス傘下のはなまるうどんは8月6日、イトーヨーカ堂錦華店内の地下1階フードコート内にはなまるうどんを開店した。
 
成都での2号店となるもので、5月6日に同じく成都のイトーヨーカ堂双楠店に1号店を開店している。
 
錦華店の店舗面積は約9坪(約30㎡)で席数はフードコート共用で400席。
 
 

2011-08-10 18:16:00

オランダに本拠地を置く農業向けを中心とした金融機関ラボバンクは先頃、2010年世界主要乳業メーカー売上高ランキングを発表した。これによると、首位はネスレ社(スイス)で、2位のダノン社(フランス)とともに前年と同じ順位を堅持した。前年3位であったラクタリス社(フランス)は4位に後退し、フォンテラ社(ニュージーランド)が5位から3位へと欧州勢に割り込んだ。

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欧州の乳業メーカー、合併・買収が加速

 上位20社のうち半数の10社は欧州に拠点を置く企業であった。ただし、上位に位置するといっても安泰というわけではない。欧州の乳業メーカーにあっては、域内市場が縮小する中で、激しい企業間競争からの生き残りをかけ、2000年以降、企業合併や買収が進む。

 企業再編の背景は主に3点ある。1点目は積極的な海外展開である。景気の低迷などにより域内販売が伸び悩んでおり、企業として海外展開の強化は不可欠である。海外展開で「果実」を得て域内販売の苦戦を補う。現地企業を買収するなど多国籍化を図り、安定した増加が見込める海外の需要を確保し経営基盤を強化している。
 ネスレ社(スイス)やダノン社(フランス)は、現地企業との合併や買収によりアジアなど新興国を中心に積極的な事業展開をしている。特に、中国においては両社とも、90年代は中国メーカーとの業務提携が中心であったが、近年においては、中国国内での牛乳・乳製品の消費の旺盛な需要を取り込むため、乳業プラントを買い取るなど本格的な参入を進めている。

 2点目はブランドの獲得である。域内市場が縮小している状況では、新たな製品開発への投資には慎重にならざるを得ない。欧州の乳製品市場は成熟しており、高付加価値製品を開発しなければ、低価格を売りにするメーカーとの競合により大きな利益は期待できない。企業買収は、買収される企業の製品ブランドを獲得できるメリットがある。販売網や多種多様な製品も手に入り、販路拡大も期待できる。
 ラクタリス社(フランス)は2008年にスイスのチーズ製造メーカー、2010年にスペインの乳業メーカー3社を買収し、スイスとスペインにおいてブランド力のある製品を獲得している。2011年にはイタリア乳業メーカー大手のパルマラット社の買収にも乗り出した。パルマラット社のチーズやヨーグルトのグルーバル・ブランドに着目したもので、イタリア市場での販売網にも期待を寄せているものと考えられる。実現すれば世界第2位の乳業メーカーが誕生する。

 3点目は生乳価格の安定と生産者の囲い込みである。酪農生産者などで構成する協同組合が出資する乳業メーカー(以下、「酪農協系乳業」という。)は小売との製品価格交渉を優位に進めるため、再編巨大化する傾向にある。酪農協系乳業の規模が小さければ、小売からの値下げ圧力が大きくなるからである。2011年4月、ドイツの酪農協系乳業ノルドミルヒ社とフマナ社が企業合併し、ドイツ国内市場7割を占めるドイツ最大の酪農系乳業DMK社が誕生したことは、再編巨大化の一例といえよう。 
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 酪農協系乳業による生産者の囲い込みは国内にとどまらない。2015年の生乳クオーター制度廃止を見据え、域内市場において足元を固めるため国境を越えた合併も行い、広域に生産者を囲い込む。
 オランダの酪農協系乳業のフリースランド・フーズ社とカンピーナ社は2008年に合併し、世界最大の酪農協系乳業が誕生した。合併後のフリースランド・カンピナー社はオランダ、ドイツ、ベルギーの生産者16,000戸以上を抱え、ハンガリー、ルーマニアなど東欧においても事業を拡大している。
 デンマーク最大の酪農協系乳業であったMDフーズ社は2000年、スウェーデン最大の酪農協系乳業アーラ・フーズ社と合併し、新生アーラ・フーズ社が誕生した。2011年に入って、ドイツの酪農協系乳業ハンサ・ミルヒ社とも合併が決定している。この合併により、酪農戸数はドイツの生産者が加わり3カ国で7,000戸以上となる。このほか、同社は2011年7月、ブランド力のあるドイツのチーズ製造メーカーに対しも買収提案しており、ドイツ市場での積極的な事業展開を行う考えである。もはや、一国一酪農協系乳業という時代は終わりを告げたといえよう。

 欧州の大手乳業メーカーは、域内市場の掘り起こしを事業戦略に置きながらも、潜在的に「肥沃な需要」のあるアジアなど海外市場に傾注していくため、今後とも現地企業との合弁・買収を加速するものと考えられる。一方で、酪農協系乳業は、4年後に迫る生乳クオーター制度廃止に向けて、域内市場において足元を固めることおよび生産者を囲い込むため、欧州においてさらなる合併を模索するものと考えられる。 

http://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_000447.html
 

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