釣倶楽部　せいゆう丸　

一昨日に表現されてた　「海上では北の風がやや強く」　の文言が、昨日の朝の天気予報の文章の中では削除されてました。

風と波に臆病な自分はどうしても　「北の風がやや強い」　には過剰反応してしまい早々に中止を決めてましたが、チョイと早計だったかなと思ったものの、昨日の漁友達の釣り情報によると潟ではアジがほとんど釣れなかったみたいで、多分出たとしても決して楽しい釣りにならなかったでしょうねえ。

ということで、昨日はせいゆう丸の予備ドライブのパーツの分解・抜き取り作業をしておりました。

なにせ船齢が４０歳近いせいゆう丸なものですから、いつエンジンやドライブが壊れて沖に出られないことになるか分からないので、そうした時に対処するべく予備のパーツを準備している訳であります。

壊れてもしヤンマーに部品を注文したとするとすぐには入庫しないだろうし、とにかく目ん玉が飛び出るくらいの費用がかかるから、故障は即廃業につながる訳なんですわ。

でもまあ壊れると言ってもパーツの全部が壊れる可能性がある訳ではないので、　「多分ここら辺りは壊れるだろうなあ」　と目星を着けて事前に準備しておけばある程度対応出来ると思っております。

で、昨日分解して取り出したのがドライブ部のコーンクラッチとロワケースのギヤ部でした。

去年だったか一昨年だったか忘れたけど、せいゆう丸と同じ型のFZ27を福井にお嫁に送り出した時に取り外しておいたエンジンとドライブ部を港で保管してましたが、いつかはパーツを抜き出してオイル浸けにして保管しておいて、いざという時に直ぐに交換出来るようにしておきたいと思ってました。

しかし他の修理が忙しかったり、お休みが多かったけど今年の夏はとにかくメチャ暑かったから作業に取り掛かれずにいましたが、最近涼しくてようやく作業する気になったので、昨日ようやく分解・抜き取り作業と相成りました。

まあ、こんな感じでうまく取り出せたので、これらのバーツを油に浸けて保管しておくことにしますわね。

さてと今日は次第に穏やかになる予報でしたので、潟付近を探索してあまりよろしくなさそうな時はいきなり沖のアジの巣床に向かってみることにしましょう。

上りの激流で撃沈するかの知れませんけどね。（笑）

昨日の朝家を出たときには雨は降ってませんでしたが、内海に着く前にはバシャバシャと音を立てて雨が降り始めてました。

しばらく様子を見ていたけど、雨がやむのかやまないのか分からないし、スパコン予報では北東の風がチョイと吹く予想だったので、チャッチャと諦めて中止することにしました。

都城からのはたはた君レンタルのお方もいらっしゃったが、次回にしてもらうことにしました。

問題はコテコテにキャラの立ったF爺をどうやって納得させて諦めさせるかでしたが、先に来られてたF爺のお友達に　「諦めるように説得してよ。」　とお願いするも　「うんにゃ、俺はようせんわ！」　とのことでしたので、やはり自分が説得しないといけませんでした。

そのうちF爺がやって来られたが、先に来られてた皆さんが道具を下ろさずに帰らんとしている雰囲気から中止を察したのか、車から降りて来ずに車で出口を塞いでバリケード状態にしてストライキする構えのようだ。

仕方ないので車に近づいて　「F爺、今日は雨が降るし、風も出るし、潟には魚居ないし、また今度にしましょうよ。」　と説得を試みたが　「船頭！あんた気弱になったものだね。雨は止むから世話ないが、ホラ行くぞ！」　てなことで希望的観測だけで判断されるから始末が悪いのであります。

結局粘って説得にあたった結果しぶしぶ承諾しなさって、持ってこられた餌を預かって冷凍保存してあげることにしましたが、朝のこの説得作業だけで昨日１日の仕事を終えた気がしましたがね。（笑）

ご用があって　「困った時の吉園さん」　の工場を訪問してあれこれおしゃべりしてましたが、バチコン・アジングの最近の状況を聞いてみると、毎回こんな感じで釣れてるそうな。

これはお二人さんの釣果らしいけど、最近流行りの時間を小切ったマキ・シャカの釣果と比べると雲泥の差がありますなあ。

この日はタチウオは指６本のも釣れたそうで、夜釣りとは思えないリーズナブルな料金で遊べるので、自分が求めてる　「気軽に気楽に海で遊ぶ」　の理念に合致するし、基本アジングやテンヤなど他の方に迷惑にならなければ何をしても良いスタイルだから、制約事が無くて面白いですわな。

さらにさらに、番外編で２度紹介した餌釣りのマダイ釣り船　「あさぎり」　は、一昨日せいゆう丸が大貧漁だった日に、午後１時に出港して２人で３ｋｇのマダイを筆頭に２０枚釣り上げたげな。

写真を撮ってなかったらしいが、あの安定感を考えるとタイラバなんぞするものではないと思いますねえ。

我がせいゆう丸は、相も変わらず貧漁続きでありますが、他のお船が頑張ってくれてるので嬉しくてつい記事にしてしまいました。

今日も北風がやや強いとのことで沖行きを中止しましたが、それは潟付近にあれだけアジが居なくなると釣れないと分かっているからなんでして、楽しくないと予想されるお遊びは釣り人に不利益なだけなので、敢えて中止にしますわよ。

明日と明後日は何とか沖行き出来そうですが、土曜日からしばらく　「青北」　がやって来そうな雰囲気です。

多分自分はどちらかと言うとお魚が居着く場所を知っている方だと思いますが、昨日は堀切下から伊比井まで駈けずり回って探しまくったけど、全くお魚のお姿を見つけることが出来ませんでした。

出港時間は午前７時。

午前４時頃家を出立したけど、その頃は雨がザーザーと降ってたので　「失敗したかな？」　と思いましたが、港に着いた頃には雨はやんでおりました。

雨はやんでても雲がビッチリ天を覆ってたので、日の出の時間近くなってもまだ暗かったので準備が出来ずに待機していたら　「早く目が覚めてしもたとよ。」　と、久しぶりの爺っちゃま達お二人さんが恐ろしく早い時間にご登場。

「準備がまだ出来てないから、車の中で伏せして待っておきなさい！」　と、ワン子に諭すように促すが、何か気が急くのかあちらこちらをウロウロしておられた。

結局予定の時間より３０分も早い出港となってしまいましたが、やっぱり出港時間は個別に設定しなければいけないみたいだね。（笑）

そんでもって出港して最初のポイントに着けてみると、そこは前日結構大きな群れをなしてたのですが、何故か完全にほうきで掃いたような完全砂漠状態になっておりました。

アジ子１匹居なくなった状態で生命体反応ゼロでありました。

もうそれからが探しまくりの始まりでして、伊比井まで南下したけど全くお魚の反応が無くてほとんど坊主状態。

「大地震の前兆かいな？」　と思ってしまうほどお魚の姿が見られなくなって、最後の最後に青物の里で小型のアオアジにニベが食いついてきた程度で大貧漁に終わってしまいました。

タコ釣り名人さんをもってしてもどうにもならなかったので、海の中に何かは分からないけど大きな異変があったことは間違いないでしょう。

今週は北東に風でお休み続きと覚悟してましたが、木曜日あたりまではなんとか沖に出られそうなんですが、こんな調子だと　「釣れないからお休みします」　になるかもね。

昨日は親子２人での釣行だったようです。

港に到着したのがせいゆう丸の出港後で、帰港がせいゆう丸より早かった関係でお顔を拝見することが出来ませんでしたが、あの下りの激流の中イカリがなかなか掛からず困惑していたみたいでしたが、良いポイント船を付けることが出来たみたいで、結構美味しそうなお魚を釣っておられたようです。

メールにてお写真が届いておりました。

一番大きなアジは３６ｃｍあったそうな。

自力で捕れたお魚だから嬉しかったでしょうねえ。

一昨日の釣果から。

北風が強くて潟付近を拾い釣りしてましたが、新規開拓したポイントにアジが居てくれて助かりました。

まあ何とかお刺身食べる分の美味しそうなお魚が釣れてくれましたわ。

さてと昨日は朝一お邪魔なお船がいらっしゃって出鼻をくじかれてしまいましたが、　「一昨日のポイントで釣れば良いわい。」　と余裕かましておられたのもその辺りまでで、あちこちウロウロしても、どこを探してもお魚がいらっしゃらない。

風波が怖かったけど仕方ないので沖のアジの巣床に向かってみると完全なるもぬけの殻状態で、しかも沖は上り潮の大激流でありました。

そんな訳で沖は全滅と判断して南の潟付近まで南下したら、今度は下り潮のこれまた大激流。

「今日は坊主ばい！」　と覚悟を決めたけど、やはりひと切れだけでもお刺身は食べさせてあげたい。

で、思いっきり浅いイサキのポイントに移動してしばらくすると、良型のイサキが数匹釣れたものの後が続きませんでした。

結局せいゆう丸にしては珍しく夕方４時まで粘ってみて、どうにかひと切れのお刺身食べる程度に釣れてくれましたわ。

ああ、しんどかった！

今日は朝のうち雨が降るみたいだけど、昨日うかつにもGOサイン出してしまったので、雨に濡れたくないけど出ないと仕方ないですわな。