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せいゆう丸釣行記

2018-10-04 04:11:00
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このどデカイ太刀魚は、 「困った時の吉園さん」 が船長をつとめる 「TATSU MARU」 で、バチコンアジングをしてる最中に釣れたドラゴンであります。

 

宮崎の海にもこんなどデカイお魚が居るんだね。

 

沖縄あたりにしか居ないと思ってたけど、夜になるとぞよぞよ出てくるのでしょうかねえ。

 

様子を見ていると毎回アジも良く釣れてるみたいなので、もし餌を使わないマキ・シャカしたいのであれば、流行りの 「釣れなくて当たり前」 で時間を区切られしかも料金バカ高いマキ・シャカ船に乗るくらいなら、バチコンアジングでゆったりと釣りを楽しむほうが断然良さそうであります。

 

そろそろ流行りから目を覚まして、コスパに優れて超面白い釣りに転換するのが良いと思いますがねえ。

 

去年あたりまでは、数隻の個人所有で大きな帆掛け仕立ての船が元気に 「マキ・シャカ」 してたのをあちらこちらで見掛けたが、最近その姿をすっかり見なくなったところを見ると、 「お金かける割にはあまり釣れない」 とお熱が冷めてきたのでしょうなあ。

 

流行りの 「マキ・シャカ釣り」 の落日を感じる今日この頃であります。

 

 

 

さてと、しばらくお休みが続くのでつまらないネタでも披露しないと書くことないので、今日は 「ジェロントロジー宣言 そ2」 と題してあれこれ書いてみますわ。

 

 

 

前回では 「定年」 という理不尽な制度によって 「働き手」 が不足するようになって、日本経済を根本から揺るがす事態になってきたことを書きましたが、考えてみると定年制度が出来た頃は多分平均寿命が60歳前後だったのだろうが、今や80歳を軽くこえるような長寿社会になったけれど、1994年に定年が55歳から60歳に伸びただけで、継続雇用制度が出来たと言うものの、実質60歳で無理やり首を切られることですわな。

 

つまり平均寿命は20歳以上伸びたのに対して、定年においては5歳しか伸びてないからそこに歪みが出るのは当たり前のことなんでしょう。

 

自分のことを考えても今年60歳を迎え、組織に居たら定年を迎えていただろうが、体力・気力に衰えを感じることも特になく (物忘れは多くなったかも) 現在こうして元気に海のガイドという仕事をしているが、あのまま組織に残っていたらどんな仕事を与えられたか知らないが所得が半分以下になり、不満と不安を抱えた生活をしてただろう。

 

せっかく長年各分野で技量や技術や技能を磨いて培ってきたことが、 「定年おめでとうございます。」 と祝福されて職場から花束貰って見送られるけど、実際は 「定年だからあんたはもう要らないからね。近くに来たら遊びに立ち寄ってくださいは嘘だからね。」 とある意味存在を否定される訳だから、その落胆は相当大きいと思う。

 

では何故自分も含めて 「早く定年にならないかなあ?」 と漠然と定年に憧れていたのか?

 

それは実際には絶対有り得ない幻の 「働かなくて済む悠々自適伝説」 に恋焦がれていたからではないでしょうか。

 

 

 

自分は5年くらい前、 「これ以上組織の歯車で居続けるのには耐えらない。」 と会社を飛び出た無謀な男でありますが、辞めて一時は時間に制約されない新鮮さを味わえたものだが、しばらくすると何もすることなくて退屈でどうしようも無くなったものです。

 

そのうち何となく、このようなことを始めるように至った訳ですが、超高齢化社会に突入して環境がこれだけ変化してきてるにも関わらず、社会が働く側に 「働ける間は働けるよろこび」 を考えさせる機会を与えて来なかったところに意識の歪みが生じてしまったと思ってます。

 

 

 

組織での仕事は確かにキツイ。

 

30代40代ならそのキツさを若さで乗り越えることも出来るだろうが、ある程度の年齢になると耐えられない場面が出てくるのも事実ですが、その反面年を重ねると 「思慮深さ」 が身に付くのも事実。

 

60歳以降の仕事としてその 「思慮深さ」 を武器にやり続けることが出来るのが理想だと自分は考えていますが、しかしながら社会のシステムが一気に変わる訳ないから、悩める定年族が次から次に生み出されることになるのですねえ。

 

その点、組織の中に居ても 「職人」 と呼ばれる方達は定年後特に何も変わらずいつもの通り匠の仕事を続けられるから理想的な働き方が出来るけど、問題は管理職だったり営業職だったりの非生産部門のお方達なんですわ。

 

定年を迎え次の仕事を探すためハローワークに行っても、自分の経験や技能を活かせる仕事はほとんどないと言って差し支えないし、ほとんどが非正規とかパートだからそもそも自分に合う仕事なんぞ見つかるはずがありません。

 

天下りで問題になった文科省に限らず、官僚さん達が団体などに一生懸命天下り先をお探しになるのは 「一般社会では使い物にならない」 ことを良くご存知だからで、密かに先輩達が作ってきた団体先に送り込もうとしている訳なんですなあ。

 

ごく一部のそのような恵まれたお方達は別として、定年後の働き方を思う上で個人でし得ることは何だろうかと考えた時、それは出来るだけ早いうちから 「自分が好きなこと・続けられることは何だろうか?」 と自問自答して、見つかったその分野の 「知の再武装」 をすることだと、ジェロントロジー宣言の著者の寺島実郎さんは訴えております。

 

超高齢化社会への対応が遅すぎたこの国で、老後をイキイキと働き楽しく過ごすためには 「知の再武装」 しかないと言い切っておられますが、実にその通りだと思います。

 

定年制度を変革するには遅れた分相当な時間を必要とし、それを待っていてはこちらがあの世に行ってしまうので、特に現役バリバリでまだお若い方達は人ごとと思わず、長きにわたって自分の得意分野で仕事をし続けられることを模索することが大事だと思いますわよ。

 

 

 

とか言いながら、今年は出港率が極端に悪く、何時廃業してもおかしくない状態が続いてますが、それなりに飯を食べられてるのが不思議でなりませんわ。

 

今日は雨がたいそう降るので港には行かず、自宅(正確にはかあちゃんの家)でテレビ見たり読書したりするつもりですが、いつまでじっとしておられるかは分かりませんわな。(笑)


2018-10-03 03:02:00

久しぶりに出てみたけど、潟付近は台風で増水した河川の水が下り潮に乗っかって濁りまくってて、アジ子がチョロリと釣れたものの出会い系のお魚には巡り会えませんでした。

 

「坊主覚悟で来てくださいね。」 と予めお伝えはしていたものの坊主で帰らせる訳にはいかないので、凪ぎだったこともあり沖のアジの巣床に行ってみることにしました。

 

ところが沖も濁った下り潮だったので、上り潮でしかお魚が居着かないそのポイントは多分ダメだろうなあと思いながら探索すると、アジではない別のお魚と思しき魚影がチラホラしてたので、とりあえずイカリをドボン。

 

すると1投目から良型のチダイが吹流しにトリプルで喰って来て、やっと一安心。

 

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時間が経つにつれて魚影がバラけてきたものの、退屈しない程度にチダイ・デカアジ・サバ・ニベなどが釣れてくれました。

 

 

 

今日は北からの風が結構強く吹いて波が高くなるし、潟付近はまったく期待できないこともあり沖行きは断念しました。

 

お天気良いのに出られない形になるけど、波に揉まれて楽しくない釣りはさせたくないから、敢えて中止にしました。

 

 

 

さてとまたまた台風がお越しになるようですが、今年の出港率は過去最低でしょうねえ。

 

こんなことで生活出来てるのが不思議なくらいですわ。

 

半額ハンティングしながらそろそろ内海に向かってみましょうか。


2018-10-02 02:47:00

先日、長男の嫁さんが3人目の子供を産んで腰が痛いので 「揉みほぐし」 の店に行ったと聞いたので、ゴッドハンド整体師の堀川院長にメールで相談したら、次のような回答がありました。

  

  

「産後の骨盤調整ですね。三人目だそうで、おそらく、骨盤は横に大きく広がっていると思います。骨盤はチューリップの花びらのように、重なりながら入れ物になっております。長いこと赤ちゃんが入っていたので、そのあちこちの結合部がグラグラになって痛いのと、骨盤がベストの位置にないので、股関節の骨頭の入りが悪く、ゴチゴチぶつかるので痛いです。そのままお子さんを抱っこするので、さらに広がり、回復する余地が無いです。

  

あと、腰椎に圧迫が加わり続けるので、潰れて痛みが出やすいです。

 

そのまま神経障害をだすので、内臓も弱ります。

 

骨盤のあらゆる方向の引っかかりを取り除き、腰椎の圧迫障碍を取り除きます。

 

産後の骨盤調整は産後2ヶ月後からできますのでベストです。

 

 

五十肩よりははるかに容易ですので、多分順調に良くなると思います。

まれに恥骨結合の痛みがちょっと続くことあります。 

 

これはもともと筋力がない見るからにか弱い女性におこります。

 

近年は増えました。

 

その時は、その人なりの改善のアドバイスを考えます。

 

ご安心を。」

 

 

 

 

ということでしたので、昨日早速嫁さんを 「健康の家」 に連れて行きました。

 

 

 

「健康の家」 は南宮崎の中村町にあり、サンダイスケパチンコ店の交差点を南に向かって右折して、最初の信号の左角に構えておられます。

 

 

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院内はこんな感じなんですが、BGMにアイルランド出身の歌手 「エンヤ」 の曲が流れていて、凄くリラックス出来る感じ

でありました。

 

院内には健康やら発達障碍とかに関する書物がぎっしり並べてあり、堀川院長の整体にとどまらずあらゆる分野から 「健康」を考える姿勢が伺い知れる。

 

 

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昨日はあつかましく2冊の書物を借りて来ましたが、しばらくは書店に行く必要が無さそうであります。

 

 

 

以前から堀川院長から 「船長はイカリ上げしてる関係でしょうが、背中が丸くなって前かがみになってるから、ちょっと施術してみましょう。」 と言って頂いたので、お着替えして自分はそのまま施術台の上の人となりました。

 

口で説明するのは難しいけど、堀川院長があれだけの体格をしているのには意味があることに施術されてるうちに気が付かされましたが、熊のようなどデカイ体とピアニストのような繊細な指先をもって固まってる腰や肩の可動部を少しずつほぐす感じで柔らかくしてもらう感じでありました。

 

面白かったのは、普段自分では絶対し得ないポーズを無理やりあのどデカイ体を駆使して作ってくれたが、それがまた新鮮な感じで超気持ちよかったですわ。

 

 

 

その間、嫁さんは別のお部屋で院長の奥さんからゆっくりマッサージしてもらってたようですが、自分の施術が終わり院長が嫁さんの施術をしてくれたようですが、嫁さん曰く 「世界が変わりました!」 だそうです。

 

自分も肩に沈着しているカルシウムによる五十肩の痛みはあるものの、それが気にならないくらい肩がクルクル回り、出来なかった 「万歳」 ポーズも難なく出来るようになりました。

 

慢性的な腰痛もすっかり鳴りを潜め、極めて快適な体になっちまいましたわよ。

 

 

 

ということで、自分も嫁さんも月に1回の割合で施術してもらうことにしましたが、堀川院長のゴッドハンドには改めて脱帽でありましたが、院長はこんなボランティア寄付活動もされておられるようです。

 

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堀川院長とは船の上ではかなり長いお付き合いなんですが、神様はよくぞこんな凄いゴッドハンドをお持ちの方とお引合せくださったものだと感謝している次第です。

 

もし腰や肩などに不具合があり痛みを堪えてるお方がおられれば、是非〃堀川医院を訪ねてみられることをお勧めします。

 

彼の指から伝わる情報は頭の中で3次元映像として解析されて対策方法を瞬時に考え付くらしいから、最近流行りの 「もみほぐし」 のお店とはそもそも次元が全く違うようです。

 

 

 

さてさて、お休み続きでお魚がどこに居るのかさっぱり分かりませんが、イセエビ漁で漁船がほとんど出て行ったので出られない理由が無くなりまして、とりあえず今日は波も無いから沖にお散歩がてら出て行ってみますわ。

 

多分坊主に終わると思いますがねえ。


2018-10-01 06:38:00
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忙しかったあ!

 

親宅も心配だし、高潮で岸に乗り上げたり損傷したりしないように見張りもしなきゃいけないし、台風で親宅が停電になったので事前に持ち込んでた発電機をセットして配線してやったりと、2日間本当に忙しかったですわ。

 

おかげでせいゆう丸は大きなダメージを受けなかったけど、風が一番強かった午前11時頃 「バキ!」 という音がしたので確認したらデッキの屋根の支柱が強風で折れてバラバラになりかけてましたが、昨日の午前3時から船に泊まり込んでたおかげで、すぐに室内からロープを支柱に結わえて事なきを得ました。

 

また高潮対策として船首に漁船と適正な距離のロープ張りを行い、船尾はイカリを打って岸に近づかないようにしてたから乗り上げは免れましたが、一番潮位が高かった時には1m以上の高潮があったようで、無対策だと簡単に岸に乗り上げちゃいますねえ。

 

 

 

さてと明日は海がおさまる感じですが、次の台風25号の接近を嫌って漁船が港から出ていかなければ港中に張り巡らせられたロープが邪魔で、恐らく出ていけないでしょうねえ。


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