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せいゆう丸釣行記
今の時期は大潮のド干潮になって、お昼頃が年間で一番潮が下がります。
そんでもって最も危険なのが船の沈没で、船の繋ぎ方を間違えると干潮の時になんらかの作用で岸壁のガマに船首がハマリ込んでしまい、潮が上がり始めると船首がそのままズブズブと沈み始め、ものの見事に沈没・転覆してしまうんだなあ。
昨日も近くでそんな事故があってましたが、潮の満ち引きによって凡そ人様が想像出来ないような信じられない事態が発生しますので、お船を所有してる方やレンタル艇で遊ばれるお方はその辺りを良く理解しておいたほうが良いですよ。
ちょっとした油断で苦労してやっと手に入れた大事なお船を、泣く泣く廃棄しなきゃいけないという哀れなことになりますわな。
さてさて昨日も直接沖に出てイサキ狙いで船を進めましたが、情報によると最近の潟付近のアジは絶不調のようなので敢えてそのようにしてますが、本当は途中の潟でアジをチョロっと釣ってそれから沖に向かいたいけどあまりに釣れないらしいので仕方ないのであります。
どうして釣れないと分かるかなんですが、自分で探索したりお友達の情報だったりで判断するけど、普段アジ釣りしているお船が沖に来ていたりすると間違いなくアジが釣れてないことになります。
で、昨日は朝から軽い上り潮が流れていて、魚影はあまり無かったけど良い感じでイサキが釣れてましたが、レンタル艇の不調の連絡が入ったのである程度イサキが釣れてたこともあり直ちに北上して対応することに。
久しぶりに北側の沖の瀬に来たので少し興味もあり、最近確認してなかったアジの巣床を探索してみるとボワリとした群れを発見したので躊躇することなくイカリをドボン。
するとアジやチダイが予想以上に結構喰ってきてくれて、クーラーボックスの中は彩り良い結果となりました。
しかし暑いですねえ。
サウナ状態のキャビンの中でじっとしてるから汗だくだくで、2リットルのペットボトルの水を2本飲んでしまうくらい汗をかきますわ。
水だけは十分に準備していないと、完全に熱中症になっちまいますねえ。
アホみたいに荒れまくった梅雨が去ったら、今度は猛暑が待ち構えておりましたわ。
海水温も場所によっては28度近くなってて、港の中の海水が汚れのアブクで汚くなってきました。
潟にはお魚が居らっしゃらないことが分かってたので、昨日はウロウロせず直接沖のイサキのポイントに向かいました。
潮は表層が下りで、中層は結構速い上りで、底層はほとんど動いてない悪い状況でして、あまり活発に喰ってきてくれませんでした。
さらに悪いことにキンフグが道糸をプッツンプッツン切ってくださって、いつもお元気でポジティブなS氏は2度も道糸を切られ仕掛けを全部無くされさすがにこれにはお手上げだったようで、後ろ姿に哀愁が漂っておられた気がいたしました。
そしてサバの小学生がかなりうろついていたみたいで、仕掛けが底に落ちていく前にことごとく喰われて、イサキの層に仕掛けが届かない時間帯が長かったですねえ。
それでも一晩のお刺身楽しめる程度には釣れてくれたので、暑かったけど沖に出た甲斐はありましたわよ。
このアジは45cm超えのデカチンアジでありました。
ところでところで、日南のマキ・シャカは結構釣れてるみたいですねえ。
自分のおふくろが南郷の栄末出身の関係があって昔お船を置いてたことがありましたが、餌釣りではマダイがあれほど釣れることは無かったけど、マキ・シャカで連日マダイやブリなどの青物も結構釣れてるみたいですわ。
地形的に割と複雑で水深があるあの海域には結構マダイが生息しているみたいで、マキ・シャカ嫌いな自分でも 「へー、釣れるんだ!」 と、最近関心している次第です。
青島や内海沖のようにのっぺりとした海域では期待するほどの釣果は望めないのは当然ですが、日南沖でのマキ・シャカは面白そうに思えますがね。
どうしてもマキ・シャカで遊びたいならチョイと足を伸ばして日南でマキ・シャカするのが良いと思われ、宮崎から内海界隈でアホみたいにお高いマキ・シャカ船に乗って一生懸命マキマキ・シャカシャカやっても、自分的にはお金をドブに捨ててるような気がしますけどねえ。
まあお遊びにどれだけお金を費やしても面白ければそれで良いのでしょうが、お魚を釣って美味しく食べるという観点からコストパフォーマンスを考えると、あれっていつまで続くのだろうかと思ってしまいますわ。
今日も暑くなるので水分補給をこまめにしながら、お刺身確保に頑張りましょう。
およそ2週間ぶりの沖行きとなりましたが、海の色が悪すぎましたねー。
沖に出ると完璧な菜っ葉潮になってまして、真っ白だったアンカーロープが引き上げた時に緑色に変色していたので、まさしく珪藻類が付着してロープの色が変わったものと伺えました。
長いこと沖を離れていたので状況がまるで分からなくなってたので、とりあえず潟のポイントから探索したけど全くお魚の反応がなくて、青物の里やアジの巣床などあちこち見て回ったけど 「シケ明けに釣れた例しは無い」 の釣り師匠のお言葉の通り、どこにもアジの姿を見出すことができなくて、イカリを打つことなく沖のイサキのポイントに行ってみました。
沖のポイント付近も潟と同じで菜っ葉潮に覆われてまして、しかも下の潮がほとんど動いてない状態だったので 「今日はアカンわ!」 と思いつつ仕掛けを投入すると、しばらくするとイサキの当たりがあって良型のイサキが上がって来ました。
これは幸先が良いわと思ったけど、後がそう簡単に続かずたまにポツリポツリ釣れる状態でしたが、帰港する1時間前辺りから潮が動き出したようで、結構パクパク餌を喰ってくれましたよ。
イサキ釣りは棚取りが難しいので釣果にバラツキが出がちですが、皆さん一晩のお刺身を楽しめる程度に釣っておられたので、久しぶりの沖行きで不安一杯でしたがおかげさまでホッと胸をなでおろした次第でした。
あれだけ潟付近にお魚が居なかったことを考えると、ウロウロ探索せずに直接イサキを狙ったほうが良さそうなので、今日は真っ直ぐ沖を目指すことにしますわ。
しっちゃかめっちゃかに荒れた梅雨も終わりを告げたようで、今日からようやく沖に出ることが出来そうです。
それにしても長かったなあ!
およそ2週間も沖に出られないと、この欄に書くことが無くなってあれこれ誤魔化して書いてたけど、明日から本当の釣行記が書けそうですわ。
お休みしてたと言っても沖に行けなかっただけで、貧乏暇なしの通りおかげさまで仕事は次から次に湧いてくるから退屈はしなかったけど、気温が30度近くになるとさすがに暑さでボーっとなり何かをする気力がなくなり、午前中で仕事を切り上げることが多かったですねえ。
昨日は先日壊れたウインチを復活すべく、以前水没したお船から頂いてた使用不能になった同型のウインチのモーターステーターを取り外して、こびりついた錆を取り除く作業をしておりました。
イカリを打っての船釣りの場合ウインチで揚錨する作業は欠かせませんで、アジ釣りの場合多い時には1日15回くらいイカリを揚げることがあるので、ウインチがまともに動いてくれないと仕事になりません。
頻繁に故障するものではありませんが、塩害で突然動かなくなることも珍しいことではないので、故障したらすぐに載せ替える予備のウインチがどうしても必要であります。
上手く合体させることが出来て予備のウインチが完成すれば、より安心して沖の仕事ができるって寸法なんですねえ。
ちなみに錆びたローターはこんな具合に錆びくれて、見るも無残な状態になっておりましたわ。
ところで最近野良猫のノラが完全に慣れちまい、堂々と船に乗り込んで朝ごはんを食べ始めたので、そのお写真を撮ってみました。
昨日のメニューは贅沢にも自分が食べ残した牛ステーキの脂身の部分でしたが、そりゃ旨そうにむしゃむしゃ食べるだけ食べてお腹パンパンになったら、お礼の一つも言わずにサッサと山に戻っていきましたわよ。(笑)
ついでに横着者のカラスの夫婦のお写真もパチリ。
カラスは体全体が黒いし、しかも逆光で真黒けで、なんか分かりませんですがね。
さてと、そろそろ内海に出立する時間になりましたが、大潮のド干潮だから暑くてしんどくても、3時頃までは帰れませんわ。