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せいゆう丸釣行記
海は一晩で激変することがありますが、昨日はまさにそんな日でした。
出港時間はかなり早めの5時半。
干潮の関係でかなり早い時間に帰港しなきゃいけなかったので相当早い時間の出港でしたが、そんな早い時間でもこの時期ではもう明るくなっていて航海灯を点ける必要はありませんでした。
ポイントに到着して仕掛けを入れてみると活性がかなり低いのか、全く喰って来ない。
魚影はあるにはあるけど動きが緩慢のように感じられ、とにかく喰わない。
仕方ないので一昨日デカアジを好漁した場所に行ってみると完全にもぬけの殻状態で、イカリを入れて釣りをする状況にはまったく無い。
海の色が緑っぽくなって、いわゆる 「菜っ葉潮」 状態に一晩で戻ってしまったようなんですが、後で分かったことなんですけど 「困った時の吉園さん」 が一昨日の夜にバチコンしてた時、突然下りの激流がやって来てそれから全然釣りにならなくなったとのお話を聞いて 「なるほど」 と納得した次第であります。
潟付近では水温が2度低下してたし、ロープが緑色に変色するくらいの菜っ葉潮だったので、下りの激流が入って来てお魚の食欲がサッパリ無くなったものと思われます。
気を取り直して 「沖磯に行けばイサキかメジナくらいは釣れるでしょう。」 ということで沖の浅磯に向かって仕掛けを投入するもこれまた全く反応してくれず、5時間以上経過して完全なる坊主状態に陥り、もうヘロヘロになっちまいました。
前日の好漁が一転して地獄の坊主状態の崖っぷちに立たされた訳ですが、それでも 「何とかしないと今晩のお刺身が食えんわ!」 と思い、かなりの距離になるけど南のアジ釣り場に移動することにしました。
それにしても昨日は極端に足の遅いせいゆう丸で走りまくったなあ。
それこそ船齢40年近い老体にムチを打って走ってる状態でしたが、文句一つ言わずに頑張って走ってくれましたわ。
あちこち探索したけど、いずれのポイントも夏休みで行楽に出かけておられるのかお魚はご不在でしたが、最後の最後にアジの群れを見つけてイカリを打って仕掛けを入れると、1投目から竿先がプルプルして中アジが釣れてくれて、やっとのことでお刺身を食べられることになりましたわ。
昨日の釣りは本当にしんどかったですわ。
「行ってみないと分からない」 なのが海なんですが、時には人様の期待を簡単に裏切ってくれたり、逆に時には思ってもみない豊漁をプレゼントしてくれたりと、海の釣りはまさに 「行ってみないと分からない」 世界なのであります。
さあてそろそろ出立して出港の準備をしないといけないけど、今日はどんなお魚が釣れてくれるでしょうかねえ。
昨日はチョイと気になってた場所を探索すると、ボワリとした魚影が出てたのでイカリをドボンとして仕掛けを落とすと、アジより少し大きめなお魚が喰って来てくれて、朝から楽しめました。
お日様が高くなるとまるで喰いが止まったので、サッサとそこを離脱して本命のデカアジを求めて沖のアジの巣床に移動してみました。
沖は綺麗な青色してましたが流れが微妙に僅かな上りで活性が心配されましたが、どうにかこうにかひと切れのお刺身が楽しめる程度に喰って来てくれました。
それにしても暑いですねえ。
台風12号が発生したみたいですが、波の高さによっては微妙な感じがしますがね。
昨日のはたはた君は、どこで釣ってたのか最後まで口を割らなかったけど、凪ぎだったから思いっきり深い場所に行ってマキ・シャカしてきたらしく、2人でカンパチを凄く釣って来てましたわ。
オキアミなどの餌ではカンパチなんかが釣れる訳がないけど、マキ・シャカ釣法にかかるとこんな具合に釣れちゃうらしいから、そりゃマキ・シャカ釣法はやめられないわな。
いやー、マキ・シャカ釣法にはまっこと恐れ入りましたわ!
自分も遠く沖に行って青物釣ってみたいとは思うけど、いやいやアジやイサキの小物を釣ってる程度がせいゆう丸には似合ってるのかもなあ。
昔からやっておられるデカイお船の遊漁船さんはどうなのかは知らないけど、美味しいお魚を食べたいだけで船を動かしている自分としては 「ばっかり釣り」 は好きくない。
市場に持って行き換金するのを前提にされてるお方は別として、せいゆう丸に乗られるお方は皆さん美味しいお魚を食べたくて竿を出しておられるようなので、出来るだけクーラーボックスの中が彩り良い状態にしたいと常にポイントの組立をあれこれ考えてますが、考えた通り上手く事が進むと嬉しいですがね。
昨日はその嬉しい日になりましたわ。
チョイとご用があって午後2時には帰港しなきゃいけないのでちょっと早めの6時出港としたが、相変わらず早起きの爺っちゃま達は5時過ぎにはぞろぞろ集まって来られた。
織り込み済みとは言え、眠れぬ爺っちゃま達に思わず 「クス!」 っと笑ってしまう。
とりあえず潟に着けてみたらアジ子がいつの間にか大量に居ついていたので驚いたけど、期待の青物はお出ましにならず諦めて沖のアジの巣床に向かうことにしました。
前日割り箸サイズではあったけどそのポイントにアジが居ついてくれてたので期待して探索すると、アジと思しき魚影がボワリと出てて、イカリをドボンして仕掛けを落とすと1投目から竿先がプルプルし始めました。
久しぶりに自分も仕掛けを落としてみたけど、デカアジが10匹近くパタパタ釣れてくれましたわ。
自分的には 「ハイ、今日のお仕事はこれでおしまい!」 なんですが、昨日のメンバーを改めて拝見するとこれがまた悪いことにコテコテにキャラの立ったお方達ばかりで、 「船頭!釣れんごとなったが次はどこに行くとな?」 てなことで、別の場所に移動することになりました。
イサキのお腹パンパンの時期はどうやら今月の荒れた梅雨の間に終わってたようで、2週間お休みが続いた今月の初め頃がピークだったように思われ、近ころのイサキはスリムで少々痩せておられる感じだけど、まだまだイサキのシーズンということでイサキのポイントに移動してみることに。
憂いていたのは一昨日のサメの猛攻でしたが、時折そんな引き込みもあったもののシマアジも混じって釣れてくれて、結構楽しい彩りの良い釣りとなりました。
それにしても暑いですねえ。
昨日が宮崎の一番暑い日だった気がしますが、ゆでダコになりそうですわ。
今日も早出して早く帰港して、体力落とさないように頑張るつもりです。
しばらくは凪ぎが続いて沖行きが続きそうだねえ。
一昨日は、はたはた君を橋の下で修理して午前中で帰宅したけど、翌日にレンタルするのを思い出して結局2度内海に行って船を移動させる羽目になりまして、帰宅するのが面倒くさくなって船中泊することになり、昨日のブログを更新できませんでした。
潮が満ちて来ないと船は出せないのに、そこら辺りの予測が出来なかったため手間を食ってしまいましたが、船中泊もなかなか快適で楽しいものですよ。
昨日は台風明けで久しぶりの沖行きでしたが、海の状態がさっぱり分からなかったのでとりあえず沖の浅磯に行って来ました。
沖に行くとほとんど潮が動いておらず 「こりゃもうアカンわい!」 的状況でしたが、とりあえずイカリをドボン。
それこそたまにしかアタリがなくて退屈な時間が流れ、たまに釣れたと思ったら片っ端からサメに喰われてどうにもならなかったけど、どうにかこうにかひと切れのお刺身が食べられる程度に釣れてくれましたわ。
今日もとりあえずアジ釣り場に行って様子見して、深場でやるかサメをかわして浅場で釣るか、情報聞きながら決めたいと思います。