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せいゆう丸釣行記

2018-07-27 02:18:00

海は一晩で激変することがありますが、昨日はまさにそんな日でした。

 

 

出港時間はかなり早めの5時半。

 

干潮の関係でかなり早い時間に帰港しなきゃいけなかったので相当早い時間の出港でしたが、そんな早い時間でもこの時期ではもう明るくなっていて航海灯を点ける必要はありませんでした。

 

ポイントに到着して仕掛けを入れてみると活性がかなり低いのか、全く喰って来ない。

 

魚影はあるにはあるけど動きが緩慢のように感じられ、とにかく喰わない。

 

仕方ないので一昨日デカアジを好漁した場所に行ってみると完全にもぬけの殻状態で、イカリを入れて釣りをする状況にはまったく無い。

 

 

 

海の色が緑っぽくなって、いわゆる 「菜っ葉潮」 状態に一晩で戻ってしまったようなんですが、後で分かったことなんですけど 「困った時の吉園さん」 が一昨日の夜にバチコンしてた時、突然下りの激流がやって来てそれから全然釣りにならなくなったとのお話を聞いて 「なるほど」 と納得した次第であります。

 

潟付近では水温が2度低下してたし、ロープが緑色に変色するくらいの菜っ葉潮だったので、下りの激流が入って来てお魚の食欲がサッパリ無くなったものと思われます。

 

気を取り直して 「沖磯に行けばイサキかメジナくらいは釣れるでしょう。」 ということで沖の浅磯に向かって仕掛けを投入するもこれまた全く反応してくれず、5時間以上経過して完全なる坊主状態に陥り、もうヘロヘロになっちまいました。

 

 

 

前日の好漁が一転して地獄の坊主状態の崖っぷちに立たされた訳ですが、それでも 「何とかしないと今晩のお刺身が食えんわ!」 と思い、かなりの距離になるけど南のアジ釣り場に移動することにしました。

 

それにしても昨日は極端に足の遅いせいゆう丸で走りまくったなあ。

 

それこそ船齢40年近い老体にムチを打って走ってる状態でしたが、文句一つ言わずに頑張って走ってくれましたわ。

 

 

 

あちこち探索したけど、いずれのポイントも夏休みで行楽に出かけておられるのかお魚はご不在でしたが、最後の最後にアジの群れを見つけてイカリを打って仕掛けを入れると、1投目から竿先がプルプルして中アジが釣れてくれて、やっとのことでお刺身を食べられることになりましたわ。

 

 

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昨日の釣りは本当にしんどかったですわ。

 

「行ってみないと分からない」 なのが海なんですが、時には人様の期待を簡単に裏切ってくれたり、逆に時には思ってもみない豊漁をプレゼントしてくれたりと、海の釣りはまさに 「行ってみないと分からない」 世界なのであります。

 

 

 

さあてそろそろ出立して出港の準備をしないといけないけど、今日はどんなお魚が釣れてくれるでしょうかねえ。