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せいゆう丸釣行記
昨日の朝、いつものように港で朝ごはん食べて 「レレレのおじさん」 にメールし終わった頃にかあちゃんからメールが入って 「嫁さんが産気づいたみたいだから病院に行ってくるわ!」 とのこと。
隣の棟に住んでいる長男夫婦の間には4歳と3歳の2人の男の子がいるのですが、3人目の子供が嫁さんのお腹の中にいて臨月を迎えておりまして、予定日より2週間近く早い出産となりました。
嫁さんはおかげなことにお産が軽い方のようで、夕方3時前には元気な女の子を産んでくれました。
母子ともに元気な様子で、初めての女の子の孫はベビーベッドですやすやと眠っておりました。
てなことで昨日は橋の下に 「まつかさ」 を移動しただけで帰宅したので何も出来ませんでしたが、今日は午前中気合を入れて修理作業しますが、午後は孫二人を連れて宮崎県総合博物館で開かれている 「むしムシ虫展」 に行くことにしました。
台風が通り過ぎて明日から沖に出られそうですが、明日と明後日、仕事や不幸事のキャンセルで空きが出ましたので、都合の良いお方は是非どうぞお越し下さいな。
ただ暑いしシケ明けはあまり釣れないので、期待はせんほうが良いかもなあ。
昨日は朝一でレンタル艇のレッスンを終えた後、かあちゃんのお誕生日だったので久しぶりに二人で車に乗ってあちこちしてました。
夕食は二人でお誕生会をしましたが、 「くら寿司」 のお持ち帰りを食べながら、親の事・子供の事などを話しながら 「お互い良く頑張ってきたねえ。」 と、あれこれ昔の出来事の思い出話をしておりました。
35年間サラリーやってたのが突然自由人になっちまって、かあちゃんも随分面食らったことだと思うけど、好きなことして毎日忙しそうにしている自分を理解してもらってるので、本当にありがたいことであります。
かあちゃんと顔を合わせてお話する時間は、毎日夕食時の午後5時から6時半頃までのほぼ1時間30分程度なんですが、それくらいがかあちゃんにとっても丁度良いみたいですわ。
自分が寝た後はソファーを占拠してテレビを観ておられるようですが、我が家の占有権は確実にかあちゃんにあるようです。
さてさて昨日初めて耳にした釣法なんですが、 「バチコンアジング」 とやらで、 「バーチカルコンタクトアジング」 で直訳すると 「垂直に接触してアジングする」 的な釣り方らしいが、要するにお船でアジの群れを見つけてワームみたいなルアーでアジを釣る方法らしい。
錦江湾あたりでは結構流行っているらしいが、最近宮崎の遊漁船でもトライしているお船が出てきたみたいで、デカイお魚や青物ばかりを狙っているそこらへんのマキ・シャカ船とは、チョイと一線を画しているようですわ。
お友達からメールを頂いて釣具のポイントの恒久店のブログにそのことが掲載されてる事を知ったのですが、なるほどなるほどこれは面白そうだね。
無理にデカイお魚ばかりを求めるが故にバカ高い料金払って何も釣れずにガックリ肩を落として帰るより、気軽に気楽に美味しいアジを釣るこの釣法は確実性が高そうで、これから長続きしそうなお遊びに感じられます。
まあ自分がそんな釣りをする訳じゃないけど、錦江湾まで行かずとも内海沖で簡単に出来るお遊びだから、それこそレンタル艇で試してみるのも面白そうだわ。
アジの巣床の場所はGPSにバッチリ打ち込んであるから、お船にゆらり揺られてゆっくりとアジングを楽しむのは十分に可能でしょうねえ。
難しいイカリ打ちをせずに船を流しながら出来る釣りだから、ハードルは随分低くなるでしょう。
ああそうだわ、17日の 「はたはた君日記」 でアジをごっそり釣って来てたけど、これをやってたのじゃないだろうかね?
便と称して時間をきっちり決めバクチ性が高いマキ・シャカ釣法は恐らく今後廃れていき、カジュアルなこの釣りがこれからトレンドになるでしょうなあ。
どんなに大きなお魚を釣ってもそれを美味しく食べられるかどうかが問題で、アジなら奥様が億劫がらずに捌けるお魚なんだよな。
さあて、今日は橋の下の天然ドックでレンタル艇の 「まつかさ」 の整備をするとしましょうか。
月曜日からは沖に出られそうですが、月末には今度は太平洋の東側から台風がやって来る予想が出てたので、暑いけど美味しいお魚を求めて頑張りましょうかねえ。
カツオのみならず、数百キロの本マグロやカジキマグロまでガンガン釣れてるらしいマキ・シャカ船と違って、エサ釣りは極めて地味であります。
魔法のように釣れてるらしいマキ・シャカ釣法では、普段宮崎沿岸の海域に居ないはずのお魚が釣れてる情報を発信されてるみたいだから、恐らくマキ・シャカするバイブレーションが遠く何百海里離れた海域のドデカイお魚をおびき寄せてることなんでしょうかねえ。
科学の力は恐ろしいものがありますなあ。
それに比べるとエサ釣りなんかおびき寄せるといってもせいぜい10m程度の範囲だから釣れるお魚は限られてまして、ドデカイお魚に遭遇することは絶対にありえません。
多少労力はいるのかも知れないけど、これからの釣りは漁業関係者も含めてマキ・シャカになることは間違いないでしょう。
さてさて自虐的なお話はそれくらいにして、昨日は潮が少し動いてくれてて少しは釣れたけどメジナが多かったなあ。
出港時間は6時半頃。
1年で一番暑い時期だけど海の上は比較的涼しいのが助かるが、それでもやっぱり暑い。
ポイントに到着して1投目でイサキが来たけど、残念ながらバラしてしもた。
潮が澄んでいて適度に上っていたので 「今日はよいかなあ?」 と思っていたら潮が止まりかけて調子が悪くなる。
それでもポツリポツリとメジナが喰って来てくれて、割と楽しんでもらえたようです。
時折シマアジのデカイのが来ていたようですが、ドラグの調整が不十分だったようでプッツンプッツンやられていたようです。
ハリスが3・4号程度の時のドラグはユルユルにしてなきゃ釣れないけど、磯釣りを経験してなきゃその感覚は身に付かないのかも知れませんなあ。
「ユルユルにしてるけどなあ?」 とおっしゃるドラグを確認してみると、もうまさに 「ガチガチ」 に締め込んでありまして、ワイヤーのハリスでないと大物は取り込めないほどの状態が多いですねえ。
特にシマアジのように力とスピードを兼ね備えたお魚だとよほどユルユルにして糸を出してやらなければ、まず取り込めることは無いでしょう。
大きいお魚を釣るのであれば、ドラグの意味をもう一度勉強すると良いかも知れないけど、でもまあ切られて 「どんな魚だったのだろうか?」 と妄想するのもそれはそれで面白いけどさ。(笑)
台風10号のウネリが入ってくるみたいで、今日から日曜日まではお休みすることにしました。
土日に稼ぎまくりたいお方にとっては相当残念なことでしょうが、台風のエネルギーは凄まじくて危ないから、日陰で涼しい橋の下の天然ドックで修理や整備をしましょうかね。
一応プロのガイドとしては 「何が何でもお刺身ゲットしていただく」 を信条にしちょりますが、なにせ自然が相手なものでお魚の食欲が無ければどうにもならないこともありまして、昨日はイサキに全く相手にしてもらえず非常に苦しい1日でありました。
出港時間は6時半頃。
メンバーは、一昨日のコテコテにキャラの立った爺っちゃま達と比べると非常に穏やかなお方達ばかりで安心感が漂うが、それだけにしっかりとした結果を残さないと申し訳ないという気持ちが強くなるものであります。
とりあえず様子見で潟で仕掛けを落としたが、潮が全く動かず完全に無反応。
すぐさま見切りをつけて沖の浅瀬に向かうことに。
ポイントに向かう途中に潮の動きを注視していたけど全く動いている気配がなく、なんとなく不安感が胸の奥底で湧き上がってきたものの、イサキの数釣りを期待して皆さんにそんなそぶりを見せる訳もいかず、そしらぬ顔して 「ハイ、仕掛けを落として下さいな。」
仕掛けを落としてみたけどやはり全く潮が動いて無く、目的のイサキは完全に食欲不振状態に陥っていたようで、単発でシマアジが2匹食ってきた程度で、まるでお手上げ状態となりました。
お友達のK氏が先発で近くに来ておられたけど全く駄目のご様子で、いつの間にかどこかに移動されてしもた。
「こりゃ、いかんわい!」 てなことで作戦を練り直さなきゃいけなくなり大きく南に下ることにしましたが、これまたどこに行っても潮が動いていない。
ということで遂にイサキを断念してアジ釣りに変更することを余儀なくされたけど、ここ最近ずっとアジ釣りしてなかったのでアジがいらっしゃる場所が全く分からなかったものの、お友達からの情報を頼りにあちこち探索してみると結構な反応がある場所を見つけることが出来て、おかげなことにサビキでひと切れのお刺身が楽しめる程度に釣れてくれましたわ。
それにしても当初の予想が覆ると苦しいねえ。
頭の中には想定外の時のオプションを常に準備はしてはいるけど、これといった確信は当然無いから不安を抱えての探索になりますが、それでも過去の記憶とか経験がこんなまさかの時に結構役に立つものですがね。
さあて釣りに出られるのも今日までで、明日からの週末は残念ながら台風10号の波が押し寄せて来て沖には出られそうもないので、橋の下の天然ドックで涼みながらゆっくり整備や修理をしましょうかね。
今年は異常にサメが多いそうで、昨日お友達のよねちゃんから電話を貰ったがその中で 「定置網の中にサメが大量に入り込んでどうにもならないらしいよ。」 とのことでありました。
よねちゃんは地元のお方だから間違いない情報なんですが、自分はサメが大嫌いだからサメが出そうな所には今まで寄り付かなかったけど、イサキの数釣りが楽しめる時期になったので仕方なく最近通い始めたところ、昨日遂にサメとの遭遇をやっちまいました。
昨日は、タコ釣り名人さんにF爺にT爺と、とにかくコテコテにキャラの立った爺っちゃま達ばかりで、その対応に多分3日分位のエネルギーを要するだろうなあと覚悟を決めて沖に出ました。
エネルギーを消耗しないためには、とにかく釣れる場所に連れてって黙々と釣って貰うしかないのですが、ポイントに到着してみるとこれがまた悪いことに潮がほとんど動いて無くて、恐ろしい悪夢の始まりの予感が・・・。
「船頭!全く釣れんが。どうなっとるん?(怒)」 と、例によってF爺のご不満のお声がいつ聞こえて来るかビクビクしてましたが、かかったイサキをサメに喰われて一生懸命やり取りしておられて最終的には仕掛けがプッツンになりましたが、結構楽しく遊んでおられたようです。
まあ、ひと切れのお刺身は確保できたので良しとしてもらえたけど、元海洋生物だったらしいタコ釣り名人さんはシマアジを3匹確保されてたが本当に上手だね。
さあて今日もイサキの数釣りをメインに組立てようかと思ってますが、コバンザメが1匹でも喰ってきたらアジ釣り場に変更したほうが良さそうだわ。
その後絶対にサメとの格闘が始まってしまうからさ。