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せいゆう丸釣行記

2018-02-23 03:10:00

昨日は3日お休みの後の久しぶりの沖行きで、朝のうちは前日のウネリもなく快適でしたが、そのうち次第に北東からの波が出てきて結構揺さぶられて最後はしんどい釣りになりました。

 

 

 

出港時間はお日様が出てないので遅めの午前8時としましたが、珍しく先客のお船が居たので 「今日は駄目かも。」 と思いつつ探索すると、良いあんばいにずれた場所にイカリを掛けておられたので、運良く思い通りのポイントに船を着けられました。

 

「ラッキー!」 と思いつつ後ろの様子を伺うと早速竿先がピクピクしてたから、安心して 「わろてんか」 を観て、女子パシュートの金メダルシーンをワイドショーで何度も見たりして、ゆっくり過ごすことができました。

 

 

 

そのうち風が北西から北東に変わり始め1度だけイカリの掛け直しをしましたが、あとはロープワークで対処出来たから楽でしたが、ピッチの短い北東からの風波が船を揺さぶるし、時間を追うごとに潮が動かなくなり喰いがどんどん悪くなったので、早上がりの1時の納竿となりました。

 

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朝の喰いが良い時間帯にはサビキに反応してましたが喰わなくなると全く反応しなくなり、それに対して天秤は安定して喰っていたのが印象的でしたが、サビキ・天秤両方状況に応じて使い分けると面白そうですね。

 

 

 

お天気は日曜日に崩れる感じの予報になってますが、スパコン予想を見てみると来週は次々に低気圧が通過して、27日の火曜日以外ほぼ全滅状態みたいですね。

 

確実に春が近づきつつあるのかも知れないが、春の海は荒れるから今月のお仕事は明日までかも知れないなあ。


2018-02-22 03:27:00

昨日は沖に出るつもりで内海に行ったけど、雨は止まないわ、北東からのウネリは来てるわ、北風がやや強く強風注意報が出たわで、堀切で海を眺めながら暫く思い悩んだけど取りやめにしました。

 

夜明け頃には雨は止むと予報では言ってたけど結局雨が止んだのは9時過ぎた頃だったかなあ、濡れて寒くて爺っちゃま達が風邪ひいて肺炎にでもなったら、大変たいへん!

 

やっぱり中止にして良かったですわ。(笑)

 

 

 

ところで救命胴衣の着用義務化が2月1日から開始されてお問い合わせが多くなりましたが、慌てて探して買わなくて良いと思いますよ。

 

なぜならば船には桜マークの入ったきちんとした救命胴衣が定員分備えてありまして、それを着て貰えればまったく問題ないし、特に寒い間は救命胴衣の発泡ウレタンがポカポカ暖かく感じるから良かですよ。

 

聞いた話では義務化に伴い急いで購入する人が急増して品薄になってるみたいだから、そんな時にわざわざ慌てて買うことはないと思います。

 

まあ気持ちよく着用して貰えるように時々洗剤を使ってキレイキレイにしておくから、寒い間はお船の救命胴衣を着用して頂戴な。

 

でも暑くなってくるとモヤモヤしてくるので、その頃までに国土交通省の安全基準を満たした救命胴衣を探すのも良いかもね。

 

オレンジ色の救命胴衣を暑苦しく感じるお方は、落水した時に自動でボンベのガスで膨れるタイプAの自動膨張式ライフジャケット サスペンダータイプ が良いかもなあ。

 

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まあそうだねえ、自分の懐具合と相談しながらゆっくり探すせば、思わぬ良い買い物が出来るかも知れませんよ。

 

 

 

 

荒天で3日間お休みしてるけど、寒いからなのか自分にしては珍しくあまり活動してませんで、かあちゃんの買い物に付き合ったり、おふくろの誕生会したり、昼風呂に入るのに手作り灯油ボイラーで風呂を沸かしたり、ひるおび等のワイドショーを観たりと、この3日間ゆっくり過ごせました。

 

考えてみるとサラリー生活を離れてから結構時間が経ったのであの頃の生活を忘れかけておりますが、時々夢の中でサラリー時代のことが出てきて、慌てふためき目が覚めることがあります。

 

取引先に行って名刺が切れてた・時間に遅れそうだ・書類を紛失した・部下がヘマをして謝りに行った等々、悪い思い出ばかり出てきて、だいたい寝汗をかいて目が覚めてしまうものだが、だから余計にこうして自由人になった幸せを今つくづく噛み締めることが出来るのでありまして、穏やかに静かに毎日を送れることに感謝しているのであります。

 

自由人になるとストレスというものに遭遇することがほとんど無くなるから、かえって日常にありがちな些細なストレスに弱くなることがあるかも知れませんが、でも笑うことは大いにあっても怒ることはほとんど無くなった気がします。

 

例えて言えばサラリー時代が山あり谷ありのキツイ登山だったとすれば、今は家の廻りをのんびり散歩している感じかな?

 

あまりに平坦すぎると認知発症の恐れもあるから、適度に人様と関わり合う努力も必要かも知れませんねえ。

 

 

 

バカバカしいことを書いてたらいつの間にか出立の時間になりましたが、今日も北風が吹くみたいなので沖には行けず潟限定になるかも知れないけど、一応出てみることにしましょうかね。

 

昨日の情報では潮が動かず出てた漁師が苦戦していたらしいので、今日は少しで良いから動いてて欲しいなあ。


2018-02-21 03:38:00

昨日はおふくろの85歳の誕生日で、親宅でお祝いしてました。

 

年齢が年齢だけに体力低下の関係でお布団を外で干すことがめっきり少なくなったので、布団乾燥機をプレゼントしたらたいそう喜んでくれてた。

 

元々お料理をすごくまめにしてきたおふくろですが、最近老人特有の病気もあってめっきりしなくなったけど、こればっかりは仕方ないのであります。

 

でもこうしてお祝いができるのは幸せなことだと感謝している次第です。

 

 

 

さてと、昨日真の水深のお話をしましたが、潮の流れでかなり変化することは忘れてはなりません。

 

天秤や仕掛けや道糸が受ける水の抵抗はかなりあるものでして、潮の速さが1ノット(時速1.8km)ともなると100号の錘でも真横に流れるくらい流されて、水深30mの場所でも40m以上の数字が出ることもありますよ。

 

要するに自然というのは刻一刻変化するのだから、その変化を体で感じてそれに合わせていくのが大事なんだよな。

 

自分はしたことないから分かりませんが、スマホゲームみたいなので遊んで育って来られたお方には、まったくもって分からない世界かも知れませんねえ。

 

 

 

 

ところで根魚以外の、アジでもイサキでも大概のお魚の傾向として、前ほど上ほど大きい傾向があるのをご存知だろうか?

 

前とは岩礁の水平方向の上流側のことを指してますが、潮の流れが適度にあるとお魚は岩礁を背にして潮に向かって泳いでおりまして、その群れの先端ほどデカイお魚が泳いでて、アジ子のような小さくてすぐに喰われちゃうお魚は岩礁にすぐに逃げ込まないと危ないので、岩の近くに居るようです。

 

また立体的には上の層にデカイお魚がおりまして、海底付近ほど小さなお魚が多い傾向にあります。

 

でも潮の変化で状況は刻一刻と変化しますが、経験的に概ねその傾向は間違いないと思います。

 

ですから自分はお船をポイントに着けるときには敢えて群れの最先端よりさらに上流側に位置取りし、喰わなければロープを少しずつ出して釣れる場所を見つけますけど、天秤を底から6~7m上げた棚で釣れたとしたら、もう少し上げてみるとさらに大きなお魚が喰うと思いますがね。

 

底に近いほどデカイお魚が居ると信じてるお方が意外に多いのですが、底に仕掛けが近いとカサゴか地球しか釣れないから、そんな時は思い切って10m位上げても良いかもよ。

 

 

 

最近アジが黒潮に乗って来たからなのか割と釣れるようになりましたが、お魚が 「増えた減った」 のバロメーターとして自分のお船の釣果以外に、プレジャーボートのお方の釣果でも結構的確に判断できますねえ。

 

たまにしか出てこられないプレジャーボートは、その船長さんが知ってる数少ない決まった場所でしか釣りをされませんが、そこで数匹でも釣れたとなるとお魚が増えたと判断できます。

 

漁師のように釣るのが当たり前なプロの情報より、たまにしか出て来られない下手っぴなお方の情報のほうが重要なこともあるのですわ。

 

ですから海の上に居るときには目を凝らして他のボートの位置を確認し、特に休日にはプレジャーボートの船長さん達に釣果を聞くことにしてますが、 「へー?、あそこでそれだけ釣れたら随分お魚が増えたんだ。」 と判断し記憶しておき、平日に時間があればその辺りを探索するようにしております。

 

 

 

最近は潟でそれなりに釣れるし西風が強い日が多いので、敢えて遠出したり流浪の旅したりしませんが、あれほど不振を極めた潟で釣れてくれると凄く楽だし、皆さんもゆっくりと釣りを楽しめるみたいだからありがたい状況が続いてくれてます。

 

それでもいつかは釣れなくなるはずだから、その時に備えて情報だけは毎日仕入れておかないといけませんねえ。


2018-02-20 02:11:00

一雨ごとに春めいてくるのでしょうが、お日様が照らない宮崎は寒いよね。

 

よその県が雪や雨マークになってても、お日様が燦々と降り注ぐ宮崎で野球やサッカーのキャンプが盛んなのはうなずける話ですが、昨日のように低気圧が通過して雨の1日ともなると寒くて敵わず、昼風呂に入って暖を取りゆっくり過ごしておりました。

 

 

 

さてさて、一昨日棚取りの上手な元磯釣り師があの日の天秤の打率9割とおっしゃってたが、総じて磯釣り師は棚の取り方が上手な感じがいたします。

 

自分は磯釣り嫌いだから偉そうなことは言えないけど、棚取りとは要するにお魚が遊泳している層に餌が付いた針を漂わせることで、早い話がお魚の鼻先に餌をプラプラさせることなんですねえ。

 

お魚が居ない場所に一生懸命餌を撒いてもお魚が釣れる訳がありませんで、どの層にお魚がいらっしゃるかを探し出すのも腕のうちになります。

 

魚探を見ているとお魚が浮いてるとか沈んでるとか大体分かりますが、敢えて自分は 「〇〇メートル付近にお魚が居ますよ。」 と棚を教えることはしませんねえ。

 

どうしてかと言いますと、釣りガイドとはお船を動かしてお魚が居る場所まで釣り師を運ぶお仕事な訳ですが、後は釣り師が頭を使って自然と向き合ってもらわねば面白みが無くなるってものでして、釣り堀や金魚すくいやスマホのゲームとはチョイと違うのであります。

 

 

 

で、棚の取り方なんですが、その前に水深について触れておきましょうか。

 

 

水深とは文字通り水面から海底までの深さなんですけど、意外と正確に把握できてない場合が多いです。

 

例えば魚探で水深が30メートルと出た場合でもリールに表示される水深は千差万別で、どれとして同じメーター数を示すことは無いですね。

 

デジタルで表示されるものだからどうしても数字に間違いないと思いがちですが、リールのメーター表示ほどいい加減なものはありません。

 

糸の太さや伸びで大きく誤差が出るので当たり前と言えば当たり前なんですが、問題はそのリールに於ける真の水深を正確に捉えなければならないことなんですわ。

 

 

 

天秤が水面ギリギリの時にゼロセットして仕掛けを落とし、海底に到達すると竿先がフッと軽くなるからそれと分かりますが、その時のメーターの数字が水深だと勘違いしているお方がいらっしゃるので注意したいですね。

 

「フケ」 という言葉がありますが、それって要するに糸がたるんでる状態を指す言葉で、海底に仕掛けが到達した時に表示されるメーター数は 「水深+糸フケ+竿のしなり」 の合算で、大体3~4メートルは実際の水深より余分に表示されます。

 

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借り物の写真で説明しますが、一番上の竿はロッドキーパーに竿を掛け、クラッチをフリーにして仕掛けが海底に到達した時の状態と考えてください。

 

この時には糸のフケもあるし竿のしなり分も加わってるからカウンターに表示されてる数字はデタラメであります。

 

ここからリールのハンドルを回すと徐々に竿がしなってきますが、しなりが限界に来ると写真の一番下竿のように大きく曲がり、遂には海底に着いている錘がフッと浮きますが、その時カウンターに表示される数字がそのリールの本当の水深なんですわ。

 

魚探で表示される本当の水深と違っても全く気にすることありませんで、その数字から6~7メートル上げたところからスタートすると良いですね。

 

例えばそのリールでの水深が30mだと分かったら、23~24mになるまでリールを巻いてそのまま待つことになります。

 

 

 

どうして6~7m上げるかと言いますと、天秤に付ける吹流しの長さは4.5mだから潮が流れてなくても一番先の針が海底から2~3mは上がった場所にあるから、アジなどのお魚の遊泳層に漂うことになるからなんですねえ。

 

後は潮の流れ具合で上げ下げすれば良いのですが、その辺りは釣りをしながら考えると良いですよ。

 

 

 

今日もお休みなんですがこうしてパチパチしてたら、あれあれまた眠くなったのでまたお布団に潜り込むことにしますわ。

 

自由人はお金は持ってないけど、自由な時間だけはたっぷりありますがね。


2018-02-19 05:22:00

寒かった今年の冬も、そろそろ雨を伴う春の気配で暖かくなるのかなあ?

 

今日は雨模様ということでお休みにしましたが気が緩んだのか、10時間近く寝続け先ほど起床しましたわ。

 

 

 

昨日は上の潮はかなり上ってましたが下の潮は動いてなかったみたいで、岩礁のかなり離れた南側に位置取りしたけど全く喰わず、ロープを徐々に伸ばしていって最終的には100m近く出して岩礁の上に来た時に喰い出しました。

 

磯釣り出身のH氏は棚取りが上手いようで、頻繁に変化する棚を的確に探知しておられ、 「天秤仕掛けで9割の確率でした。」 とおっしゃってたなあ。

 

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という訳で、一晩のお刺身が楽しめる程度には釣れてくれました。

 

 

風と波の具合では明後日までお休みになるかも知れないけど、まあ次があるから楽しみに待っててくださいな。


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