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せいゆう丸釣行記

2018-02-13 03:21:00

この3日間は港に行くことあまりなくて、テレビを見ている時間が多かったです。

 

オリンピックは全然見なくて別の話題のワイドショーなどを探してチャンネルをパチパチしていたが、この3日間で完全に飽きてしもた。

 

家に居ると暖かくて穏やかな時間を過ごすことは出来るけど、なんか退屈でいかん。

 

あちこちウロウロしながら色んな情報を見聞きして、1日充実した時間を過ごしたほうが夕方の焼酎も美味しく感じる気がしますがね。

 

沖に出てガイドするにしても、釣れないとか風が出たとかそれなりにしんどい時もあるけど、でもやっぱり充実感が違いまして 「ああ、終わった。」 的に満足感を味わえるのは、やはり海しか無いですねえ。

 

 

 

それにしても昨日の午後の西風は凄まじかったですね。

 

自宅に近く周りは畑が多いのですが土ぼこりがすごくて、外を歩いていると目に砂粒が入って痛くなるし、何かじゃりじゃりしてたので早々に家の中に入ったが、土ぼこりは家の中まで侵入しておりました。

 

えびのや小林のお方達から雪の便りを貰ったけど、宮崎県の海岸付近だけが晴れてて、他の九州のあちこちで高速道路の通行止めが見られたから、相当な降雪だったに違いない。

 

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現在の時間でも大分と鹿児島と長崎で通行止めや冬用タイヤ要装着区間があるみたいです。

 

福井では燃料が手に入りにくくなって、暖房の灯油が1人20リットルに制限されて行列して買い求めているなどの情報を見聞きすると、なおさら宮崎のお日様のありがたみを感じずにはいられませんね。

 

 

 

さてと、今日は4日ぶりの沖行きですが、まだ西風が残っているかも知れないので、潟で様子を見ながらスタートしましょうかね。

 

明日は諸用でお休みにしてますが、ここ数日では一番穏やかな日になりそうで、どうやらタイミングが悪かった気がします。


2018-02-12 03:11:00
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今年の冬は半端なく寒いけど、その原因はどうやら地球温暖化にあるようです。

 

まるでで矛盾したお話みたいですが、 「ひるおび」 の天気予報士の森さんによりますと、温暖化が進むと 「暑いと寒い」 「豪雨と乾燥」 などの真逆の極端な現象が頻繁に起こるそうで、今年の冬は日本では極端な寒さになっているそうな。

 

トランプ大統領においては地球温暖化のお話はフェイクだとおっしゃってるけど、間違いなく地球温暖化はすすんでいるのでしょうねえ。

 

自分に置き換えて考えてみると、お船を動かすのに燃料を焚いてるし港に行くまでも車で燃料炊いてるから、年間数千リットルの化石燃料を消費している訳で、そりゃ二酸化炭素が増えるはずだわ。

 

とは言うものの化石燃料を使わない訳にはいかないからこのままなんだろうが、人間は便利を手にすると分かっているけど破滅の道を進むことになるのかも知れませんねえ。

 

 

 

さてさて、昨日黒潮の蛇行について書きましたが、今朝もネタが特に無いので黒潮について色々調べて分かったことを書いてみましょうかね。

 

 

 

黒潮はメキシコ湾流などと並ぶ世界最大規模の海流で、赤道付近で温められた海水がエネルギーを蓄えて日本沿岸を北上して関東沖で親潮とぶつかり東に向きを変え流れていくそうだが、幅100kmで深さが600mの巨大な流れで、速度は4ノット(時速7.2km)に達する、べらぼうな量のエネルギーを蓄えた海流げな。

 

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1.黒潮 2.黒潮続流 3.黒潮再循環流 4.対馬暖流 5.津軽暖流 6.宗谷暖流 7.親潮(千島海流) 8.リマン寒流

 

 

 

意外なことに親潮に比べてミネラルなどの栄養分は桁違いに少なくて、プランクトンなどのお魚の餌になる微生物はあまり生息していないので透明度が高く青黒く見えることから、黒潮と呼ばれるそうだ。

 

だから栄養豊富な親潮と暖かい黒潮がぶつかる付近は、お魚が豊富な海域になるのでしょうかねえ。

 

黒潮は決して栄養豊富な海流というわけでなく単にお魚が北上するための通り道で、いわばお魚のための高速道路みたいなのかも知れません。

 

そう言えば最近黒潮の端っこが日向灘に接近したからなんでしょうが、ひところに比べるとアジの群れが増えた気がしますし、水温がこの厳冬のなかずっと17度付近を保っております。

 

 

 

思い起こすと去年、黒潮が都井岬から大きく離れて紀伊半島に向かう小蛇行が発生してお魚が捕れずに苦労しましたが、内海界隈の釣りだと適度に黒潮が接岸してくれるのが一番よろしい感じなんですけど、そんなに都合の良い時ばかりはありませんよね。

 

自然の変化を楽しむのも釣りの面白いところなんでしょうが、ガイドの立場からすると安定してお刺身程度釣れることが最優先なものだからどうしても自然と対峙する思いになりがちなんですが、今後そこら辺りはもっと柔らかく対処していかねばなりませんなあ。

 

 

 

今日も宮崎を除き九州は全域で雪が降るそうで、風が半端なく吹くみたいなので中止にしました。

 

せっかくの3連休が全部中止になってサラリー諸氏はがっくりされてることでしょうが、昨日書いたとおり予め面白くない釣りになると分かってる時にはお船は絶対に出さないので、その辺りは理解してちょうだいね。

 

だって見てるほうが辛いんだわ。

 

 

 

ということで今日もあれこれしながら1日を過ごすことにしましょうかねえ。


2018-02-11 05:40:00

昨日はお休みして1週間の 「わろてんか」 を観たりして、のんびりしてました。

 

オリンピックは、韓国の鳩山さんがズルズルと上手いこと北の国に引き寄せられているお姿が哀れで、敢えて見ないことにしてます。

 

そんでもって今朝は特にネタが無いので、最近の潮の状況について書いてみます。

 

 

 

ここ最近は上り基調でアジが結構南からやって来たのか、セミプロ連中がそこそこ市場に出しておられたが、3日くらい前から下り潮に変わった途端喰わなくなったようです。

 

せいゆう丸では、一晩のお刺身が食べられる程度釣るのが目的だから、ハードルは彼らに比べるとググッと低いけど、坊主は絶対にあってはならないと思ってます。

 

従って風が強くて釣りにならないと予想できる時はお天気良くても最初から出て行かないし、でも一旦出たらお刺身確保の探索を一生懸命やります。

 

まあ季節によって釣る魚も釣り方も変わるけど、今の季節のアジ釣りが一番難しいのじゃないかな?

 

釣れればデカアジ揃いで凄く魅力はあるのだけど、群れが小さく移動が激しいので居場所を見つけるのにヘトヘトになるし、居ても口を使わないことも多々であります。

 

ただ海流がここに来て日向灘の沿岸近くを流れ始めてくれてるから、少しは期待はできるかもしれませんね。

 

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都井岬をかすめて北上し、足摺岬を舐めて通過するけど室戸岬から大きく離れて南東方向に大きく蛇行しながら進み、反転して房総半島めがけて北上する大蛇行は変わっていないようです。

 

結果的に紀伊半島沖に水温が相当低い海域が出来て、漁に大きな影響を与えているかも知れませんね。

 

 

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黒潮のおかげで内海沖は18度あるから良いけど、四国から紀伊半島沖はいつも15度台だから、大変なんじゃないかな?

 

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上の図は平年と比べた海水温の差なんですが、紀伊半島沖はマイナス4度だから漁業に大きなダメージを与えてるかも知れないなあ。

 

 

幸いにも宮崎沖は平年より若干高めな感じだから悲観することはないけど、それよりどう考えても定置網が設置されてあの海域の状態が激変したと感じております。

 

最終的にお魚が捕えられる網目がどれほどかは知りませんが、もし小魚が大量に捕獲されているとしたら今後ますますお魚が居なくなりはしないか心配であります。

 

 

 

既に家の戸の音がガタゴトし始めたから、お外の風が強まって来ているのが分かりますが、これが海の上ともなると凄まじい風になるから、今日もお休みして何かしら仕事したいと思います。


2018-02-10 02:07:00

しばらく上り潮基調だった海がここ数日下り気味になり、水温が15~16度台に低下しております。

 

水温と言っても水面付近しか計測出来ないから海底付近の水温がどうなっているかは分からないものの、そう大差はないと考えております。

 

昨日の内海沖は全般的に下り気味で、水温が16度台でありました。

 

 

 

出港時間は午前8時。

 

朝ドラの 「わろてんか」 が始まる時刻なのでそちらのほうが気になるけど、内海港付近は電波が届かず沖に出ないとワンセグが映らないのでどうしようもない。

 

リリコとシローの喋らん漫才がどうなるのか気になって仕方ないけど、潟のポイントまで沖に出ないとテレビが見れないことが不便でならんのであります。

 

ポイントに到着すると北側にボワリとした典型的なアジの魚影が出たので 「今日の仕事は終わったな!」 と思ったのが大きな間違いで、サビキに1投目からデカアジが喰ってきたけど後が何故か続かない。

 

3~5匹程度のデカアジをそれぞれ釣っておられたが時間を追うごとにアタリが遠のき、そのうちさっぱり反応してくれなくなったので、久しぶりに南に下って探索してみることにしました。

 

 

 

ここ数日潟に張り付いていたので南の潟周辺がどうなっているのか分からなかったけど、漁友達の情報では極一部の場所しか釣れてないそうなので賭けみたいな探索でしたが、まさに大外れの探索になっちまいました。

 

どこを探しても魚影が無く、たまにあったと思ってイカリを入れると魚影が消えてて何も釣れず、下り潮に強い場所を中心に1時間以上流浪の旅を続けたけどどこにもお魚はいらっしゃいませんでした。

 

いよいよ追い詰められて潟に戻るしかないかと観念しかけた時、ふと過去に助けられた有難いポイントを思い出して探してみると、嬉しいことにボワリの魚影が出ておりました。

 

ただかなりのピンポイントで風も次第に東寄りになりつつあったので、そのあたりを考慮して若干離れた場所に船を着けたけど、最初は無反応でしたが風が変わり位置がそのポイントに近づくにつれてアタリが出てきて、40cmを超えるようなデカチンアジも数匹混じり、やっと一晩のお刺身を楽しめる程度のアジを確保出来ましたわ。

 

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写真じゃ大きさがあまり分からないけど、家庭の魚を焼くグリルには到底入りきれない、とにかくどでかいアジばかりでしたよ。

 

前回船釣り初挑戦で1尾のお魚に終わったNさんも、昨日はサビキオンリーで結構数を楽しまれたようなので、こりゃいよいよ病気になったかも知れんなあ。

 

 

 

今日は雨天のため中止にしましたが、明日も西の風が強烈に吹く予想なので、多分無理じゃないかな?


2018-02-09 03:40:00

今の時期は風が強いのでレンタルボートの使用はオススメできないけど、昨日はティップランという名のイカ引きするとのことで、お一人でサボテンの方に行かれたようだ。

 

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比べるもの無いから分かりませんが、多分1kgあったはず。

 

家人が喜ぶだろうなあとおっしゃってたけど、刺身にしてバター焼きにして天ぷらにして食べたら最高だね。

 

イカも良いね!


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