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せいゆう丸釣行記
今年の冬は強烈に寒いですねえ。
一昨日みたいに1日中お日様が照らないとさらに寒さが身にしみるし、冬型の気圧配置になっても大概お日様が照ってくれる宮崎の環境に感謝せんといかんね。
で、昨日は暖かったので貯まりにたまったゴミの処分から始めましたが、朝の寒い時間帯に暖をとったり鍋焼きうどんを作るためのカセットコンロのボンベの空き缶の量が半端なかったですわ。
全部中身のガスはカラの状態でしたが念のため穴をあけることにしましたが、それこそ穴をあけてもあけても次から次に出てきて、多分30本以上はあっただろうか紙の米袋に一杯になりましたなあ。
それからビニールやペットボトルや弁当がらなどの燃えるゴミを集めて自動車に乗っけたら満杯になり、国富町のエコクリーン宮崎に運んで処分オッケー。
その後は中部港湾事務所に赴き係留の確認等を行って帰宅し、自作の灯油ボイラーで風呂を沸かしながら確定申告の事務処理をして、メディアが勝手に賑わせている大相撲の理事選挙の話題を聞きながらの午後の生活でありました。
ということで何もネタがないから、先日 「困った時の吉園さん」 の工場にボコボコ状態の軽自動車の修理を依頼されたお方からのお礼のメールが来たのでご紹介。
「昨日、吉薗さんに修理を頼んでいた車が出来上がりました。
見違える程の出来上がりです。
外観だけでなく、
吉薗さんが丁寧に見てくださったんだと思います。
これまで、トヨタやホンダに車検や修理に出してきたんですが、
加えて、修理費は、ディラーの半額以下でした。
古い車なので、6ヶ月ごとに点検を頼もうと思ってます。」
後日またもやお喜びのメールを頂きました。
「外観だけでなく、エンジンもすこぶる調子が良くなりました。
多分、綿密に修理してくださったんじゃないかと思います。(吉薗さんは多くは語られませんし、代金請求もありません。)
これまで、トヨタやホンダに頼んでも、おざなりの修理でした。
ポンコツ車が復活して、感謝感謝です。」
ということでした。
自分はこのHPの釣行記の欄は日記代わりに書いてますが、沢山のお方に読んで頂いてるようなのでご紹介の時には特に慎重に書くようにしてますが、紹介をする甲斐のあると判断したお店やお方については絶対的な自信を持って書いておりますので、何か困ったことがありましたら吉園さんに相談してみられると良いですよ。
「これじゃ車検に通りませんよ!」 の殺し文句で泣き寝入りしているお方が多いと思いますが、車検で絶対にやっておかねばならない整備と、してもしなくてもどうでも良いこととを選択して依頼しないと、とんでもない金額を請求される羽目になっちまいますわよ。
先日漁友のMA氏が、大手の有名な某車検代行会社に作らせた軽自動車の車検の見積書を持って吉園さんに見てもらったら、特に換える必要のないバッテリーなどでかなりの金額になってたそうだが、肝心要の足廻りのドライブシャフトのブーツ類が破れてグリスがベトベト出ていたらしいが、全く見積には触れられて無かったらしいので、一番重要なブレーキ付近は見てもいないでしょうねえ。
多分 「あれもダメでした、これもダメでした、車検に通りませんよ。」 で目の玉が飛び出るくらいの金額を請求するのでしょう。
一般のお方が知らないことを良いことに悪質な車検や整備をする業者(ディーラーも含めて)が、そこらあたりにゴロゴロしていることを知っていたほうが良いでしょう。
詐欺とまでは言えないけど、世の中にはお金さえ取れればそれで良いという輩が沢山おりまして、お客様の満足を第一に考える人はそうは居ないが、自分が知りうる限り自動車整備関係者の中で初めてそんなお方に出会えたと思ってます。
但し一人でやっておられて、なおかつ丁寧に仕事されるから忙しすぎて時間がチョイと掛かるのが難点と言えば難点だが、立派な代車も準備しておられるので、気が急くお方でなければ一度相談してみることをオススメしますわよ。
さあて、今日まで暖かくて何とか潟付近で遊べそうですが、明日以降は強烈な寒波がやって来て楽しい遊びになりそうも無いので、出られる日がほとんど無さそうな気がしております。
予定されてるお方は残念至極でしょうが、寒い中釣れないのに頭をジンジンさせて餌撒きするのは拷問に近いものがあるから、次回を楽しみになさって温泉でも行かれたほうが良いですよ。
いつもこの欄に書いているように、自分はそもそも釣りが好きな訳ではありません。
特に磯釣りのように繊細な釣法は自分のずぼらな性格がゆえ触りたくもないし、渓流釣りなんぞはテレビ番組で放映されてても観ることは無いですねえ。
では何故毎日お船に乗って沖に出るかと言いますと、美味しいアジが食べたいからだけなんですなあ。
アジというお魚はアジだけに味が良くて、使用される料理のレバートリーが一番広いんじゃないかな。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%82%B8
このサイトでは市場で取り扱われる魚介類を詳しく紹介していますが、これほどの数の料理法が紹介されてるお魚は他に無いですね。
自分はアジきちがいと呼ばれても嬉しいくらいで、釣り上がってくるキラキラした美しい魚体を見ると、うっとりとしてしまいますがね。
ところでアジというお魚は、夏の防波堤でアジ子がホイホイ釣れるから簡単に釣れるお魚の代表と思われがちですが、ところがどっこいデカアジを釣るのは最近非常に難しくなってきました。
そんでもって日本の漁港で一番水揚げが多いのがどこだろうかと調べてみたら、トップが鳥取の境港で、次が長崎、そして枕崎が続くらしい。
鹿児島でのアジの水揚げが多いのには意外だったが、銚子港や島根の浜田港がその後に続くみたいだ。
そう言えばスーパーの鮮魚コーナーで見る産地は長崎や鳥取や島根の県名ばかりなので、よほど捕れるみたいで他県に移出しなきゃ捌けないくらいなんだろうね。
ただ残念なのは網で捕獲しているのと時間が経っているためか状態が悪いお魚が多く、とてもじゃないけどお刺身で食べられる代物ではありません。
多分その海域ではアジの生息密度が半端なく高いのでしょうが、一方のっぺりと平坦な海岸線が続く日向灘ではアジの群れを見つけること自体が困難なくらい密度が薄いと言えます。
特に去年、黒潮が小蛇行して日向灘から離岸し始めた頃から調子がおかしくなって、セミプロの漁師達が釣りに出るのを諦めてしまうくらいアジが居なくなって、簡単には釣れなくなりました。
さらに悪いことに内海沖に定置網が設置されて一網打尽に稚魚から成魚まで捕まえちゃうから潟にはすっかりお魚が居なくなった上、乱りに水揚げしちゃうから宮崎魚市場での魚価が暴落してしまい、結局漁師が自ら首を絞めてる格好が続いております。
ひどい時には市場に出して釣りアジがキロ300円にしかならず、箱代と氷代と手数料引かれたら赤字になったと言う哀れなお話もあったぐらいです。
ところがスーパーでは 「宮崎産釣りアジ」 と書いてて、仕入れ値の10倍のグラム300円で販売されてて、1尾 1400円もしてたのにはビックリこきましたわ。
自分は毎日の目標を 「お刺身楽しめる程度」 とハードルを最初から下げてるから気楽ではあるが、それでもアジの群れを見つけるのはたいへん難しく、流浪の旅を続けてヘロヘロになることもありますねえ。
ところで先日キャバレーチックなサビキを自作される 「ミスターT氏」 からメールを頂き、2016/8/29 にこの欄で紹介した日向灘におけるサビキでの釣り方を教えてくださったので、あらためて確認したらまさにそのとおりでありました。
サビキ釣りのキモは撒き餌とサビキを同調させることに尽きる訳でして、忙しい釣りになるけど数は圧倒的に稼げますね。
さてさて今日も風が強くて波も高いみたいなのでお休みにしましたが、ゴミの片付けしたりあれこれして、今日もゆっくりと過ごしましょうかね。
月日が経つのは早いと誰もがおっしゃるがまさにその通りで、もう2月なんだね。
自分が幼い頃に還暦を迎えたお方に対するイメージは、赤いちゃんちゃんこ着て路地の片隅で椅子に座って、野良猫と一緒に日向ぼっこしてる祖父と祖母の姿だったけど、今考えるとこうして還暦を迎えんとしてる自分の姿とのギャップに多少の戸惑いを感じております。
一昔前だと人生50年の寿命だったそうで、そう言えば親父殿の頃の定年退職の年齢は確か55歳だったと記憶しているし、昔の人の人生は本当に凄く短かったのだろうが、91歳を迎えた親父殿がまだまだ元気にしている姿を見ると人生の半分近くを年金で生活している訳だから、国の厚生予算が逼迫しているのもうなずける話しではある。
一方自分を振り返ると、35年サラリー生活を過ごし還暦を迎えようとし、何故か今こうして自由人(フリーランスとも言う)になったけど、ゆっくりと日向ぼっこするようなイメージはまるで無い。
365日毎朝こうしてパソコンに向かってパチパチ思うがまま書いてるし、荒天でなければ沖に出て釣りのガイドするし、夕方5時には決まって焼酎飲みながらNスタ観て野田さんの天気情報確認したら寝るし、日向ぼっこするような時間がまるで無い。
わずか30年程度で、知らないうちに世の中の仕組みがガラリと変わったのかも知れんなあ。
でもまあ働けることは良いことで、誰かのお役に立てるお仕事を持てたことは喜ばしいことと感謝しながら毎日を送っているけど、昨日のように思わぬ北風に出くわすと自然相手の仕事の難しさを感じてしまいますなあ。
昨日の朝スパコン予想のGPVで北風が多少吹く情報は得ていたけど、港の中ではベタ凪ぎで安心してたが沖に出るに従い徐々に北風が強まり白波が立ち始め、途中でUターンしてノーゲームにいたしました。
潟にお魚が居れば張り付いて竿を出す手もありましたが潟にはお魚の姿がまるで無く、間違いなく虚しい餌撒きに終わるはずなので、お日様も照らずもの凄く寒かったので敢えて中止にしました。
ガイドの仕事は喜んでもらってなんぼの世界と思ってるから度々こんなことやるけど、結果的には釣り人にとってもそのほうが良いと信じております。
車で燃料炊いて港まで来てくださる訳だからその面についてはお気の毒ではあるが、大切な時間を虚しい餌撒きに終わらせるほうがもっと気の毒だから、これからも多分そんな判断するだろうなあ。
家に帰ってお片づけしてかあちゃんと温泉に行くも良いし、お買い物に付き合うも良いし、時間を大切にしてもらうと嬉しいなあ。
今日と明日は荒天で中止にしてますが、向こう1週間は沖に出られる日が少なさそうです。
自分はお休みの時間を利用して、さらにメカニックの知識を得るべく、吉園さんの自動車整備工場にお邪魔して見学させてもらい、自動車修理の技術習得に努めるつもりであります。
吉園さんの仕事を見ているだけでもの凄い勉強になるんだわ、これが。
この年になって出会いに感謝している次第です。
さあて、そろそろ肉の日の余り物が半額になっているはずだから、半額ハンティングしに行きましょうかね。
半額物を待ち望んでいる隣の息子夫婦家族やひとり暮らしの義母が居たりして、とにかく自分の肩にはまだまだ重しが乗っかってるから頑張らんといけないねえ。