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せいゆう丸釣行記

2016-11-15 04:01:00

昨日は雨前だったからだろうか、朝から空気が実に生ぬるかったです。

 

ここ最近浅場の潟付近がまるで駄目なので、どこも探索せず沖に向かって船を一直線に進めましたが、激しい上り潮の気配はすっかり無くなって、走らせている間ずっと軽い下りの潮を感じながら、およそ50分かけて沖のポイントに到着しました。

 

この場所はチダイとアジとイサキが混在する珍しい場所なのですが、チダイとイサキは釣れるけど、もう3~4日もアジの姿を見ることができない。

 

でも釣れないと分かっている魚を求めて博打する必要もないし、ここ数日はアジ以外の色々な種類のお魚が釣れているこの場所を躊躇せず選んでおります。

 

 

 

イカリを打ち、仕掛けを投入して暫らく餌を撒いていると美味しそうなエバ(カイワリ)が釣れて、ゴマサバ・チダイ・マダイ・イサキ・ハゴイタハゲ等が退屈しない程度に喰って来てくれたので、結局1度もイカリを打ち替えることなく、適当に釣れたし雨も降り始めたので、お昼ちょうどに納竿し帰港しました。

 

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最後のお写真は途中でサメがウロウロし始め、良い型のマダイがガブりとやられて無残な姿となりました。

 

 

 

残念だったのは多分2kg超えのマダイと思うけど、順調に途中まで上がってきてくれたが、反撃の瞬発力で針が伸びて外れてしまったことだなあ。

 

竿の硬さもあるしドラグの調整の問題もあるけど、注意しなきゃいけないのは深場で錘の100号以上を使う時にはドラグをかなり緩いセットにしておき、巻き上げる時には少し締めて、魚の反撃を喰らった時にはすかさず緩めてやらないと、ハリスは簡単に切れちゃうね。

 

どうしてかと言いますと、錘が重いので巻き上げるためにドラグを少し締めた状態にしているから、ドラグの摩擦が強くてラインが出にくくなっていますが、これにお魚が逃走しようと反転して大きな力と瞬発力が加わるから、思った以上にハリスに力が加わって割と簡単に切れちゃうんですわ。

 

50号位の錘だとそれほど問題にならないが、100号超えると相当ドラグを締めて巻き上げてるから要注意だね。

 

走られたと感じたらすかさずドラグを緩めて走らせてやり、疲れて止まったら少し締めて巻いてやると案外取り込める確率上がりますよ。

 

 

 

 

ああそうそう、電動リールはお構いなしにガンガン巻き続けるし、お魚は釣られまいと必死に逃げるから引っ張り合いっこしてる状態なのでハリスへの負担はかなり大きくなってるはず。

 

相手が大物と感じたら電動を止めて、手巻きに切り替えることをお勧めします。

 

電動リールは深い場所では大変重宝しますが、大きなお魚を逃がす傾向が多い気がしますね。

 

特にロッドホルダーに竿を掛けたまま成り行きを見ているだけのオートマチックな釣り方では、ほとんど大きな魚を取り逃がしてます。

 

人も竿の一部でありまして、強く引けば巻くのを止めて竿先を少し魚側に倒してやり、それでも逃走する時にはドラグを緩めてラインを送り、お魚の走りが止まったら顔をこちらに向かせてドラグを少し締めて手巻きでじわじわ寄せる。

 

その繰り返しで大物が初めて釣れるのですが、電動リールでただギャンギャン巻くだけの釣り方だったら、4号のハリスだと1kgまでのお魚が釣れるのが限界でしょうね。

 

それ以上の大きなお魚を手にする望みがあるとすれば、上記のように手巻きで丁寧にやり取りするか、針をクエ針にハリスをワイヤーに変えるかであります。

 

これでしたら針は伸びないし、ハリスも切れないですわな。

 

 

 

 

そう考えると、がまかつのウエアを着ているが何故か船竿を握っている、謎の磯釣り師さん達は基本的に上手だね。

 

どんなお魚が喰っても竿を手に持って丁寧にやり取りされて、お魚をうまくいなしながら取り込んでいるので、大きなお魚を手にしている記憶が随分と残っております。

 

 

 

今日も波は無さそうですが急遽沖に出るのを中止して、魚探の発信機の取り付けを橋の下の天然ドックで行うことにしました。

 

GPSと魚探がうまく作動しなければ盲目と同じでして、こればっかりは早めに完璧に修理しておきたいのと、船がお年寄りだからあちこちメンテナンスしてやらなければ動かなくなりますので、敢えてお休みさせてもらいました。

 

あちこち痛い部分があるみたいだから、湿布薬をペタペタ貼ってきますわ。

 

 

 

 

 

 


2016-11-14 02:49:00

誰からも時間に制約されることなく、お金に頼らず自由気ままな今の自分の生き方を 「サバイバル人生」 と勝手に称しておりますが、それは同時に 「綱渡り的人生」 であることに最近気が付いてもうた。

 

 

 

先日我が愛車のカローラバンがめでたく40万キロ走行を達成してくれた。

 

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達成した場所は、奇しくも日々我が家の生活を半額物で支えてくれてる、マックスバリュー島之内店の駐車場でして、忘れずに記念のお写真を撮っちゃいました。

 

嬉しくなって、ついつい半額ハンティングでお肉や日配品を爆買いしちゃいました。

 

 

 

40万キロと言いますと地球を10周した勘定になりますが、そのほとんどが海と自宅の往復に費やされたのは言うまでもありません。

 

それにしても良く走る車だわ。

 

ただ1800ccのディーゼルエンジンで5段マニュアル車なんですが、先日この欄で書いたように予熱グローが全部死んでもうたから、毎朝エンジン始動には厳かなる火入れ式を経ないとかからなくなったのであります。

 

さらに今度は3日前に朝にセルモーターが回らなくなり、仕方なくかあちゃんの車を2日借りたけど、 「火曜日は車使わんといかんとやからね!」 とこれ以上借りられない厳しいお達しがあり、 「どうしようかな?」 とキャビンで昼寝しながら悶々としちょりました。

 

こんなメカのトラブルの時に頼りになるお友達が 「トライムスファクトリー」 代表の吉園さんでありまして、電話であれこれ相談してみた結果セルそのものではなく、どこか電気的接触不良の可能性が高いとのことでありました。

 

そんな訳で昨日沖を早上がりして夕方エンジンをかけてみたが、やはりセルが回る気配は無い。

 

でもキーを捻った瞬間にセルから 「ククッ」 と微かな音が聞こえたので、とりあえずセルまでは電気信号は来ていることが判明。

 

その時ピンと閃いた。

 

 

 

 

せいゆう丸でもそうなのだが、たまにセルが回らない時があるけど、その時はソレノイドと呼ばれる電磁スイッチの部分を金づちで軽く叩いてやればショックでスムーズに動いてセルが回るのだが、それと同じことではないかと気が付いた。

 

カローラには何でも積んであるが金づちも何故かいつも手元にあるので、ボンネット開けてセルを 「コンコン」。

 

はい、一発でエンジン始動でありました。

 

ギリギリでかあちゃんからどやされることなく、また人のお世話にならずに問題解決できましたわ。

 

 

 

で、その時突然 「綱渡り的人生」 って文字が頭に浮かんだのだが、車にしろお船にしろ色々トラブルに日々見舞われそれなりに対応して凌いでいるが、それにしても次から次に色んな問題が出てくるものだねえ。

 

自分は多分危機対応能力が低い方ではないと思うが、それでもこれだけ次々とトラブル発生するとさすがに嫌になることもあるけど、そんな 「綱渡り的人生」 を自分では気付いて無いけど、意外と楽しんでいるのかも知れませんなあ。

 

 

 

こんなくだらない事を書いている時は、あまりお魚が釣れなかった時に文字スペースを増やしてごまかす為なのですが、昨日もアジが釣れなかったですわ。

 

 

 

お船の遊びが初めてのお方も2人居たので船酔いの心配から、最初は潟のアジ釣りでスタートしてみたけど、あいも変わらずどこに行ってもアジの姿が見当たらない。

 

そのうち船酔いの心配がないことが分かったので、いつもの深場に移動してチダイ釣りをすることにしました。

 

 

 

沖は一昨日までの流れが速い厳しい状況から一変して、ほとんど潮が動いていない。

 

それでもポツリポツリとチダイが釣れてくれて、お刺身程度のお魚を確保することができましたよ。

 

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最近シマノの 「海春」 を購入されたベテランさんはやはりコンスタントに釣り上げて結果を残されておられたが、天秤釣りと竿との関係はかなり深いと思いますね。

 

 

 

さあて今週は穏やかな日が続く予報になっておりますが、たまにはお休みして橋の下の天然ドックでメンテナンスしたり、宮崎港でキス釣りしたり気分転換したいけど、とにかく毎日〃のことだから健康に気を付けて頑張らんといかんね。

 

 

 

それから昨日ジュニアくんも出撃してたが、帰港時間が違ったのでメールで写真送ってくると思うから、それからアップします。

 

それとチダイの塩して一夜干しの作り方を紹介する予定でしたけど、書き込む時間が無くなったので明日にしますわ。

 

冷蔵庫で大事に保管して待っててね。

 

 

 

 

 

 


2016-11-13 03:50:00

潟の調子が不調ということで、昨日も浅場を探索することなくいきなり沖に向かいました。

 

北西の風というよりほとんど北からの風で、沖に行けば行くほど波が高くなりチト不安な状況でありました。

 

イカリを投入して掛かってみるとこれが一昨日よりさらに速い上りの急流で、120号の錘でやっと底を取れる位でしたが、全く釣りにならない程でもない。

 

仕掛けを投入してしばらく様子を見るけどピクリともしないので、200m程南のポイントに打ち替えてみたのが良かった。

 

1投目からチダイが釣れてその後ポツリポツリと釣れ始めたので、安心してキャビンの中で夢の中に突入してもうた。

 

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でもアジの姿はやっぱり昨日も見ることはありませんでした。

 

 

 

それにしても沖は揺れたなあ。

 

うねりが加わっているので妙に揺さぶられたのでしょうが、ベテランさんも気分が悪くなるくらいでありました。

 

帰る途中にイルカ沖を観察すると、土曜日でお天気なのにアジ釣りのお船がほとんど居ないので、やはり不漁が続いているのでありましょう。

 

暫らく沖の深場での釣りが続くと思うので、電動リールは助かるね。

 

普段電動リールを使っておられるのに、何故か手巻きリールだけ持って来て 「ヒーヒー!」 と悲鳴を上げておられてたが、近場にアジが戻って来るまでは沖の釣りが多いと思いますよ。 

 

 

 

浚渫工事やお船の修理で陸上げしてた漁友のSI氏やヨットの達人さんが今日から漁に加わってくれるので、情報の量が増えてひょとするとアジの居場所を見つけることが出来るかもね。

 

チームを組んで情報を共有しないと、なかなか釣りの成果は上がりませんがね。

 

今週は少しお天気安定気味で、沖に出られる日が多いかもしれません。

 

急遽ジュニアくんも参戦するみたいなので、これから内海に走って準備せんといかんなあ。


2016-11-12 03:30:00

セミプロの連中がウロウロしている。

 

毎年イルカ沖はこの時期になりますと渋谷辺りの賑わいの如く、セミプロやビギナーさんのお船で密集状態になるのですが、今年は閑散としております。

 

はい、アジがまるで釣れないのであります。

 

内海には本業ではないけどほぼ毎日沖に出て市場にお魚を持っていくセミプロのお方達が結構いらっしゃるが、最近めっきりそのお姿が減ってきて、アジの減少とともに人の姿も随分と少なくなったような気がします。

 

ちょいと前までは何箇所か場所を知っていれば誰でもアジが釣れていたものですが、今年はアジの顔を見るのに一苦労の状況がずっと続いていて、さすがに釣り人も何度行っても釣れないので心折れて辟易してきたものと思われます。

 

昨日も結局アジの姿を見ずに終わってしまいました。

 

 

 

出港したのは少し遅めの午前8時。

 

波の状況がイマイチ分からず堀切判断にしたので少し余裕のある出港時間にしたのですが、まあまあ波は落ちた状態だったものの、午前中は北寄りの風だったので沖はそれなりに波がありました。

 

相変わらず潟はお魚がどこにも居ないけど、漁友のMA氏は最近張り付いてる場所でアジとチダイをポンポン上げてたみたいで、その周辺では羨ましそうにお船がウロウロしてたので、ピンポイントにしかお魚が居ない感じでしたね。

 

何箇所か潟に着けてみたけど1匹のお魚すら釣れないので、意を決して沖の深場に移動することにしました。

 

 

 

風波がチト怖かったけど引き返す程の波ではなかったので一応イカリを打って様子を見たが、最初はゴマサバの群れが通過したみたいで、胴付きの仕掛けに5~6匹のゴマサバが団子状態になって上がって来た。

 

そのうちチダイがポツリポツリ釣れて来たがいつもの感じではない。

 

でも、2kgを軽くオーバーするようなマダイが2匹釣れたり、アカヤガラだったり、カサゴのデカいのが食ったりして、それなりに賑やかな釣果を得ることができました。

 

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自分が一番羨ましかったお魚はこのでかいカサゴなんですが、本名はなんでしょうかね?

 

あららさん、教えてちょうだいな。

 

それにしても北寄りの風と上り潮となるとどうしても船が横波を受ける状態になって、昨日は揺さぶられっ放しのしんどい1日でしたわ。

 

 

 

天気予報によると暫らくお天気良くて波が収まる感じなので、毎日沖に出られるかも知れないね。


2016-11-11 03:35:00

避難港の浚渫工事で仮の係留場所に移動して丁度1ヶ月。

 

でも一月の工事期間を経てようやく工事が完了したそうで、昨日もとの避難港にお船を移動することができました。

 

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1人でせいゆう丸とジュニアくんの2隻のお船を移動してイカリを打ち直しての作業はかなりしんどいものがありまして、夜明け過ぎから始めた作業は結局11時頃までかかり、終わった頃にはヘトヘトになってお昼ご飯食べてしばらくキャビンのベッドでお昼寝しちょりました。

 

寝てて感じたのですが避難港の環境は素晴らしく、波が全くなくてしかも静かでして、お友達のカラスがやって来て 「カー カー」 と鳴くのが聞こえるくらいかな。

 

仮の係留場所では大好きな鍋焼きうどんを作って食べるのに波で揺れてお汁が溢れて閉口したが、ここでは台風で大シケにならない限りは波を感じることはありませんね。

 

こんな環境の良い港にずっと係留できるわけですから、自分は本当に幸せ者であります。

 

 

 

ところでどの位航路と港中が深くなったのか調べるべく魚探のスイッチを入れたら、なんと電源は入るものの全く反応せず深さを表示してくれない。

 

魚探が映らなければお魚の姿を見つけることが出来ないから大変なことなので、配線の具合とか接触不良箇所がないか調べるがどこにも異常は見当たらず、残された疑うべき場所は船尾の取り付けてある発信機だけなので船尾を覗くと、なんと船体に取り付けてあるはずの発信機がコードにぶら下がった状態でプラプラしているではないか。

 

「こりゃ大変だ!」 ってことで発信機を回収してみると、吹流しやサビキの仕掛けが嫌という程絡まっておりました。

 

できるだけ仕掛けが絡まないように場所を選定したつもりですが、どうやら水流の関係で仕掛けが船尾に入り込み絡まったみたいですね。

 

あらためて船尾に取り付けねばならないが、橋の下の天然ドックでお座りさせてでないと出来ないから、当面必要な時に発信機を取り付けたパイプを手に持って海に出してもらわにゃならぬ。

 

釣り場所の関係でその任務にあたってしまうお方は、大変でしょうがどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

今日は西の風で次第に波が落ちてくるみたいですが、朝のうちにどの程度か確認して判断することになってます。

 

もし駄目な時は宮崎港でキス釣りでもして遊ぶ予定であります。


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