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せいゆう丸釣行記
昨日ジュニアくんが出撃しました。
1度この欄で紹介したことありますが、自分で船を所有しておられる 「ヨットの達人さん」 で、海のベテランだから別に放っといても心配ないのであれこれ説明せずに送り出したが、一つだけ重要なことを教えとらんかった。
エンジン停止方法であります。
ディーゼルエンジンの機関停止は燃料を送らなければ止まる仕組みになってるのですが、普通キーを戻すとか機関停止ノブを引っ張って止めることになっちょりますけど、ジュニアくんは噴射ポンプの燃料カットの装置にボロい紐を繋いでいるだけで、それを引っ張って止める仕組みにしちょります。
自分はジュニアくんの帰りを待っていたが、用があって港をチト離れた間に帰港したらしく、10分程停止方法を探したそうで、 「ああでもない、こうでもない。」 と一生懸命探し続けて紐に気がついたそうな。
およそ現代では考えられない原始的な停止の方法ですが、さすがヨットの達人さんは気がついたみたいだね。
エンジンが掛からないほうが事はより深刻ですけど、止まらんというのも厄介と言えば厄介かな。
昨日は凪ぎだったので、ゆったりまったりとマキ・シャカを楽しまれたようで、サイズは小さめでしたがタイやヒラメやサゴシやイトヨリダイなど、美味しそうなお魚が釣れちょりましたよ。
「ヨットの達人さん」 は現在お船のトランサム補強工事を依頼されてるみたいで、完成したら足の速さを生かしてせいゆう丸の先遣隊として、情報収集で活躍されることを期待しているところです。
早く直してあちこち見て回ってもらわんと、情報量が少なくて最近困っておりますがな。
一昨日比較的釣れた沖の瀬に、昨日も行ってみることにしました。
途中潟に寄ってみましたが、相変わらずもぬけの殻状態で、生命体の反応はゼロでありました。
どうなっちまったんだろうか?今までにこんなに長くお魚が離れっぱなしってことはなかった気がします。
沖の瀬に到着すると、一昨日の上り潮から下り潮に転じておりました。
下り潮の時の方が比較的釣れる場所なので、期待しながらイカリをドボン。
仕掛けを投入し着底したかと思うと、すぐに電動リールの巻き上げの音が鳴り出し、「ありゃ、もう喰ったんかい、早すぎね?」 と思いつつキャビンから後ろを振り返ると、竿先がギャンギャン暴れていたのでサバが喰ったとすぐ分かる。
その光景を確認して、自分はほどなくしてキャビンで爆睡の人と化しました。
結局イカリを1度も打ち替えることなく、昼過ぎまでリールの音が鳴り続け、早めの帰港となりました。
一番下の写真右側のチダイの体半分が無くなってますが、多分サメの仕業と思われます。
昨日は、お刺身程度より少しだけ多く釣れたかも。
でも餌釣りの場合釣れる獲物は小物ばかりで、写真的に迫力がまるでないですがね。
ただアジは、最近潟でお目にかかれないデカチン揃いで、1匹で4~5人分のお刺身が出来そうですわ。
お料理の素材としては最高に嬉しいお魚であります。
それから天秤仕掛けだとチダイが多く釣れますが、チダイは開いて塩して一夜干しして軽く炙ってやると、 「これがチダイ?」 と疑いたくなるくらい旨いおかずになりますわよ。
昨日釣れたくらいのチダイの干物でしたら、大分佐伯の海鮮のお店だとあっさり1匹が1,000円のお値段付いてますね。
人様はとにかくワガママなものでして、釣れ続けると 「ありゃ、またサバか。」 とか 「チダイしか釣れんわ!」 とか段々口にし始めまして、中には 「あーあ、餌を振る前にもう喰って来とるわ。やれやれ。」 だそうだ。
それって俗に言う 「入れ食い状態」 なはずで、釣り人の多くはそれを夢見て釣りに出かけるはずだが、やはり釣れ過ぎてもあまり良くないってことかもな。
でもまあ、昨日はせいゆう丸では年に何度もある釣れ方ではなかったので、今日以降またいつもの貧漁に戻るのと違うやろかね?
いやー、しんどい1日でありました。
2日続けて少しだけ釣れた場所に行ってみたが残念ながらもぬけの殻状態で、中アジとクロエバが数匹釣れた程度でどうしようかと考えていた時に、漁友からイルカ岬沖に下りの激流が来たとの情報を得て、慌てて潟に移動した。
深い場所で激流に遭遇すると手も足も出ない状況になるので、水深の浅い場所に移動してみたが、残念ながらこちらももぬけの殻状態でアウト。
ならばとあちこち移動してみたが、やはりどこにもお魚がいらっしゃらない。
ならばと、およそ1月振りに沖の深場に移動してみた。
上りの激流と青北(北東からの強風)で長らく沖に行けなかったが、昨日のお昼前になって風が随分と穏やかになってきたのでちょこっと行って見たけど、結果としてはこれが良かったようで、ゴマではあるがデカサバやチダイやデカチンアジもちらほろ混じり、何とかお刺身いただける程度に釣れちゃいましたわ。
そう言えば天秤仕掛けの3本の針に、チダイ・デカチンアジ・デカサバの3種を喰わせて、一気に釣り上げた欲深いお方もいらっしゃいましたなあ。
ゴマサバは竜田揚げとかフライとか食べ方によっては凄く美味しい食材だから、大事に持ち帰って最後まで食べてもらえると嬉しいなあ。
キャビンでゴロリと昼寝しながら、後ろからキャッキャと楽しそうに遊ばれているお声を聞く時、随分と幸せを感じる瞬間なのであります。
今日・明日までは沖に出られるそうですが、その後はチト怪しい感じですなあ。
久しぶりに土日に穏やかな天気になりそうで、ジュニアくんも今日・明日出撃するみたいだから結果が楽しみだね。
ベタ凪ぎだったら、沖の深場に行ってマキ・シャカやってみると良いかもよ。
昨日の沖はゴマサバのデカいのがかなり居たけど、そんなのだったら喰うかもね。
今日は簡単に書き込みます。
昨日は朝だけ潮が動いていたがその後あまり動かなくなり、ポツリポツリと天秤に喰ってくる状態でしたが、それでも終わってみるとお刺身を楽しめるくらいは釣れちゃいました。
マダイは実に綺麗な色をしてまして、食べて一番美味しい大きさじゃないかな?
アオアジや大きなクロエバ(オキアジ)やゴマサバも混じり、バター焼きで美味しそうなガンゾウビラメも何故か釣れましたわ。
北風を随分心配してましたが、お昼前から東に変わったけど意外にも風速が落ちて、しんどいことはありませんでした。
イルカ沖は一昨日、ごく限られたポイントで爆釣したようですが、それが昨日はゼロだったそうで、やはりアジって魚は気まぐれで分かりませんがね。
今日は次第に凪ぐぎになるようで、ゆったりまったりと釣りを楽しみましょうかね。
久しぶりに沖の深場も面白いかもよ。
もうこの北風は嫌ですわ。
朝のうちは西からの風なのですが、時間を追うごとに北に傾いてきて、9時を過ぎる頃になると決まって北から北東の風になります。
よって沖は大シケで漁船がj帰って来るし、南に行けば帰りが地獄。
さりとて潟はまるで釣れないので、八方塞がりの状況が続いておりますがな。
そんな訳で最近戦闘意欲を失いかけておりまして、昨日は朝の冷え込みでカローラのディーゼルエンジンに火が入らずかあちゃんの車を借りる羽目になるわ、ジュニアくんの鍵を忘れてキリキリパー出来ないわ、潟は釣れないわで、ブルーなスタートとなりました。
そこで駄目元で南限まで行って仕掛けを投入するもあまりパットせずに、 「今日も貧漁に終わるか・・・」 と気落ちしてた時に突然ピンと閃いた。
チト沖で、最近着けてない場所を思い出して駄目元で移動したのが良かった。
お久しぶりに魚探に活気のある反応が見られ、仕掛けを投入すると今までの不振が嘘のようなパクパク状態に突入。
当然自分は、後ろでピチピチとお魚が跳ねる音を子守唄がわりにお昼寝タイムに突入でありました。
実は頭の無いニベの下にはアジさんが沢山隠れておりますわよ。
残念ながら撮影途中でカメラの電池が切れちゃって2枚で終わっちゃいましたが、家に持って帰った時のご家族の反応を想像すると思わず嬉しくなっちゃう結果でした。
漁友に聞いてみると昨日は場所によっては結構釣れたみたいで、回復基調にあるかも知れませんね。
あとはこのしつこい北風が西に向いてくれるのを待つだけですね。
今日もジュニアくん出撃予定でしたが、恐らく北風に苦戦して楽しい釣りにならないだろうから、次の条件の良い時にチャレンジなされるようお勧めしました。