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せいゆう丸釣行記
見て見ぬふりで腹の立つこと2つ。
原油価格が一気に下落して1バレル46ドル台になりましたが、いつガソリン価格を下げるんだろうか?
上がる時は反応速いが、下がる時には腹が立つくらい遅いのは誰しも感じていると思うけど、今回も 「そのうちまた上がりゃせんじゃろうか?」 と、ぐずぐず時間稼ぎしている。
あの業界は、原油価格が下落している時は必ず見て見ぬふりを決め込んでいるように思える。
もうひとつ、昨日豊洲問題で 「実務上の決定者」 と、小池都知事から名指しされたお方達も、コメントの中でまさに見て見ぬふりしてた雰囲気を感じますなあ。
いまだに 「知らんかった」 と言い張る元市場長さんもいらっしゃるくらいで、都合の悪いことには蓋をして、見て見ぬふりしても特にお咎めが一切無い幸せな世界のお方達の感覚なんだろうね。
一方では都有地のビル管理会社の社長さんに、都の幹部30人がこれまでに天下りされたそうな。
「これが世の中の仕組みさ。」 と言われればそうかも知れぬが、現役での不作為はまったく咎められないわ、再就職先は万全に確保されているわとなると、 「自分は特別な人間で君たちとはチト違うんだよな。」 的発想に陥ってしまうかも知れないね。
このようなことは東京都に限った事ではなく、ごくごく我々の身近な所でも秘密裏に行われていると思うが、なにせ隠すことがお上手なお方達の世界だから、そんな情報は簡単に入手できないだろうね。
こんな愚痴をこぼす時って必ずネタが尽きた時でして、昨日は波浪注意報が出ていたので沖に出られなかったので釣り情報はございません。
でもね、キリキリパーだけはやってきましたよ。
小さなタチウオ2匹と、これまた小さめサイズのサゴシ1匹だけでしたが、当たりは10回ほどありました。
しかも尖った歯で大事なキリキリパーの角かくを切られちゃって、角かくの在庫が無くなっちまった。
弓角は量販店に少しはあるけど、角つのはないんだよね。
急いでネット通販で取り寄せることにしました。
この漁は白灯台と赤灯台の間を行ったり来たりするだけだから、南風で波が高くなる時以外は毎朝引けるので、ジュニアくんが大活躍するのであります。
わずか30分くらいの漁ですが、連日数匹ずつではありますが、毎朝お魚をゲットしちょります。
トコトコとジュニアくんを走らせるだけだから、燃料も1リットルも全然使わないので超経済的です。
おかげさまで我が家の食卓にはタチウオやサゴシの塩焼きが必ず添えてありまして、ご飯がすすみますがね。
ところで昨日は叔母の病気見舞いに串間に行ってきましたが、病気と言うか93歳で老衰による入院でして、そう遠くないうちに静かに天寿を全うされるのだろうと思えた。
自分の90歳の親父殿と83歳の母上様を連れて行ったが、彼らもそのうちにあのような姿になるのだろうと考えると、チト悲しくなりましたなあ。
でも自分に出来ることはただ一つ、毎日海に出て漁をして沢山のお方達に喜んでもらうことのみであります。
信ずる道をひたすら歩むこと以外に、人として幸せを感じることは無いと思もちょります。
さあて、今日・明日は北風の影響でどれほど波が出るか行ってみないと分かりませんが、キリキリパーをやりながら外海の様子を見て判断しましょうかね。
ここ数日青北(北東からの風波)にやられっぱなしなもので、昨日も潟から動かず昼過ぎまで粘ってみたが、結果はまるで芳しくなかった。
朝一でキリキリパーでタチウオ4匹ゲットし、まずまずのスタートを切って潟に向かうと、丁度良さそうなトロっとした下り潮でありました。
ところが反応があまり出ないので 「ヤバイかも。」 と、不安の中で仕掛けを投入すると、昨日と同様にアジ子がピクピク来てくれた。
そのままピクピクさせていると 「ドギュん!」 と竿先が海中に刺さり 「カンパチか?」 と船内沸いたが、上がってきたのはオオニベ君でありました。
料理次第では美味しいお魚なんですが、何故か不人気ですがねこのニベ君は。
天秤とサビキと両方仕掛けが出てたのでどれかに当たると期待してましたが、よくよく観察していると上の潮は流れているけど下の潮はあまり流れてなくて、しかも時間を追うごとに次第に緩んできた。
中アジが数匹は釣れたがデカアジがどうしても来てくれず、潮が止まるとアジ子すら喰ってこなくなってしもた。
時間的にも一段落する時合いなので普段ここから沖か南に移動するのですが、情報によると沖は激荒れで船が帰ってきたらしく、南に下ると北風に変わった時に帰りがとんでもないことになるので予定通りそのまま潟に居座ることにしましたが、釣果に結びつくことにはなりませんでした。
今の時期は青北という自然の壁が立ちはだかり、出漁できない日が多いので釣り糸垂れることができただけでもラッキーかも知れないが、出来ればお刺身程度のお魚を持ち帰ってもらいたいものだが、ここのところずっとそれが叶えられない日が続いてモヤモヤしております。
釣りというお遊びは自然との真っ向勝負だから面白くて醍醐味あるけど、時には手も足も出ず完敗して失意の帰港となることもある。
そこの所を経験と知識と根性で、何とかお刺身程度のお魚を平均的にゲットできないかと日々努力しているつもりですが、でもやっぱり自然相手だからどうにもならない時もありますがね。
辛い時にはスマホの釣りゲームが羨ましく思える時がありますわ。
したことないけど。
とにかく毎日まいにち、お天気と波と風の具合を確認して 「出られるか、出られないか。」 の判断をしなくちゃならないので、息つく暇がないと言えばそうなんですが、今日のように 「波浪注意報」 が出たら悩むことなく自動的にお休みになるので、たまにはそんな日もありがたいものであります。
ああそれから、西都のピーマン農業を経営しておられる若いお方から採れたてのピーマンとレモンとナスを頂いたが、夕べかあちゃんがこれまた一昨日頂いたアジ子を使ってアジの南蛮をこさえてくれたのがこれ。
どうよ、ピーマンの緑が鮮やかで美味しそうでしょう?
頂き物をありがたく頂戴して、美味しくいただくことを大事にしている我が家であります。
今日はこれからキリキリパーでサゴシとタチウオ狙って港の中をクルクル引っ張って回り、その後親父殿の御用で串間に両親を連れて行く予定であります。