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せいゆう丸釣行記

2015-09-15 18:57:00
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休漁して暇なもので、お魚のお話とまるで違うお話しを。

 

 

 

もうかれこれ40年近く前、自分が20歳位の頃パソコンなるものが現れて、新しい物大好きな自分の性格が災いして食いつき、衝動的にNECのPC8801を購入することになった。

 

当時の金額で確か30万円くらい投資したはず。

 

自宅に持ち帰り、本体とモニターを接続してキーボードも接続しスイッチオン。

 

はい、白黒モニターには黒い画面の中に 「OK」 の文字が点滅するのみで何の変化もない。

 

「しまったあ!」

 

そう気がついたときは時すでに遅く、しばらくの間 「OK」 の文字の点滅が続き、頭は真っ白の状態に・・・。

 

「こりゃあかん」 と、ここからPCの雑誌を読みあさり勉強し、何とかBASIC言語を理解して専門分野の測量のソフトを作り上げることに成功。

 

いやー、今考えると懐かしいなあ。あの当時はよう頑張ったわ。キーボード打ちすぎて肩が固まって首回らず、仕事休んだこともあったっけなあ。

 

 

 

それからMS-DOS WINDOWS3.1 WINDOWS95 とOSが変遷し、皆さんご存知の通りの現在に至っている。

 

 

 

Windows95に初めて触れた時、今まで必死に勉強して会得したベーシック言語やMS-DOSは一体何やったろうかあ? と愕然としましたなあ。

 

こんなに人間の感性に近い環境でマルチにアプリがサクサク使えるなんて、PC8801の時代では到底考えられなかったですね。

 

ところがところが、今や更に環境が進んで、スマホという小っちゃな端末で、いとも簡単にあらゆる情報を即座に簡単に手に入れることができる時代になったんですね。

 

 

 

でもねえ、考えてみてよ。

 

簡単に情報が右から左に手に入るってことは、逆に情報がいとも簡単に脳みそから流出するってことに繋がるのと違いますか?

 

ここら辺が人間の面白いところでありまして、楽をすればする程必ずしも幸せじゃないってのが人間というもので、苦労して困難を極めている時は辛くてたまらんけど、後で振り返るとしっかり記憶に残り、その頃が以外と幸せだったりするのであります。

 

自分の拙い思い出を披露するのはおこがましい話でありますが、苦労して努力して、幼稚なレベルでしたが必死にもがいていた時代が自分の中で一番輝いておりまして、それなりに自身で納得できる時代でありました。

 

そしてまた、そんな猪突猛進的な自分を理解してくれてたかあちゃんは、不満漏らさず家事に追われながら3人の子供を育て、自分のワガママを黙認してくれたことに今改めて深く感謝する次第なのであります。

 

偉いぞかあちゃん、ありがとね。

 

 

 

で、タイトルの 「好ましくない風景」 のお話になりますが、漁のお仕事を終えて自宅に帰ると、近くの工務店のお店の前で良い年こいた男性の従業員さん達が仕事を終えて寛いでいらっしゃるのだが、決まって何故か皆さんスマホを片手に何かピコピコされていらっしゃる。

 

モンスターストライクなのか何なのか分からんが、皆同じようにスマホに釘付けになってワハハと興じていらっしゃる風景を目にする。

 

 

 

あのね、仕事終えて寛いでゲームに興じるってことに水を差すわけじゃないけどさ、余計なことかも知れんが他人さんが作ったストーリーの中でしか頭が動かされん事って、チト危ないんじゃないのですかとお教えしたいのですよ。

 

仕事が終わった余暇の時間を、もっと男子らしくワイルドに使ってもらいたいものだと、その姿を拝見しながら率直に思ってしまいますね。

 

毎日何が起こるか分からん海の上でお魚と関わりあう仕事をしていると、この人達本当に大丈夫かなあと案じてしまうのであります。

 

 

 

そー言えば、最近街中で自転車こぎこぎ元気一杯なのは女の子ばかりで、昔よく見かけた顔にニキビ面のギトギトした男子のお姿をすっかり見かけなくなりましたなあ。

 

みんなスマホ片手に地下に潜ってしまったのかなあ。

 

ひょとすると子を産めないおのこは、近い将来必要無くなるかもね。

 

生産牛の種牛のような優秀な男子は大事に大事に育てられ、一方それ以外の男子は必要とされず存在意義がなくなったりしてね。

 

若い男子達はピコピコばっかりしとらんと、単なる枝肉にならんようせっせと自分を磨かんといかんわな。

 

 

  

 

今日は予想通り北東からの風・波で休漁して良かった。

 

明日も同じ状況のようですが、できれば出漁したいなあ。

 

 

 


2015-09-15 07:20:00

田舎暮らししかした事のない自分にとっても、堀切峠からの景色はすんばらしいといつも思う。

 

ましてや都会の真ん中から来た人は、その美しさに見とれるはず。

 

 

 

昨日は予定変更して出漁することに。

 

一昨日の北東からの強い風の波が残っていて、黄金の瀬に行けるような状況にないので、とりあえず近場にイカリをドボン。

 

まあ、フツーの波だったのですが、1人欠け・2人欠け・3人欠け、ついに帰港の判断に至ることとなりました。

 

 

 

僅か2時間弱の漁でありましたが、天秤+ケイムラ吹流しの3号にデカアジがパクパク食ってきましたなあ。

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中にはこんな立派なマサバやクロエバが食ってきて、素晴らしい食材がまとまったようです。

 

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一昨日は魚影が全く出ずスルーしたのでありますが、昨日は僅かな魚影が確認できたので、多分1日で沖から帰ってきたのかも。

 

何故かサビキには全く食いついて来ず、20匹 : 0匹の結果でありました。

 

不思議だよね。

 

船酔いはしたものの、昨日の夜は多分どんなにお金出しても都会では食べられんお魚三昧だったはず。

 

 

 

今日は北東からの風に変わるとの予報を受けて休漁することにしました。

 

朝5時過ぎ、随分悩んだが堀切峠の景色は北東からの波が残っていて、出られんことはないけどすぐ戻らんといかん事になることを経験上分かってますので決断しました。

 

さあ、今日は何しようかな?


2015-09-14 02:03:00
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「時化明けには釣れたためしがない」

 

内海周辺の海域で、10年もの間アジを追い求めて釣りまくってきた我が師匠の格言である。

 

そー言えば海が荒れたあと釣れた記憶がまるでない。

 

 

 

午前6時30分、久しぶりの出港でありました。

 

昨日に比べて波は落ちているがまだうねりが残っておりまして、波に弱い方はチトしんどいかも。

 

と言うのも昨日はファミリーフィッシングを企画していたのですが、台風のおおしけが残ることを予想して早めに中止をかけてたのでありました。

 

結果的にはこの判断は良かった。

 

波の事もさることながら、デカアジどころかアジ子も忽然と姿を消したのであります。

 

近場から南限まで走り回って探すも、魚探にお魚の姿が映らなくなり、「魚探壊れたんやろか?」 と思うほど海底の砂地や岩礁しかモニターに映らない。

 

流浪の旅に疲れ果ててたどり着いたのは沖の瀬の55m。

 

潟より何となくお魚の姿が拝見できる感じだが、やっぱり元気よくパクパクは食ってはこないのでありました。

 

潮は上りのグランブルーで水温27度。

 

上層はさほどでもないが下層はかなりの激流のようで、普段あまり使用しない100号 120号を使わんと流れすぎてしまうほど。

 

流浪の旅の果て、疲れてキャビンでおねんねしていると、夢の中で時折生簀にドボンとお魚が落ちる音がしているような・・・。

 

狙いの魚ではなかったが、たまにイサキの良型が食いつき始め、結果船中15匹くらいに。

 

他に美味そうなハタやサバ、チダイもちらほら釣れて、午前中覚悟していた坊主を避けることができました。

 

ああ、良かったあ。

 

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今日は久しぶりに黄金の瀬に行ってみるとするか。


2015-09-12 13:26:00
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今朝は昨日よりうねりのピッチが長くなり、比較的穏やかな海の景色でありましたが、さすがに波浪注意報が出ているのに強行して出漁するのは危ないので休漁しました。

 

結果的に昼前には波浪注意報は解除されましたが、ライブカメラを見ますとうねりはまだ取れていない模様。

 

考えてみると台風ってやつは遠い所にいる時から早々と高い波を送り、通り過ぎて去ってしまっても波だけをいつまでも残してくれて、とにかくタチが悪いと思うが仕方がない。

 

 

 

写真は今朝5時過ぎに撮った写真でありますが、イセエビの網を回収のため沖に向かう漁船を撮影したものです。

 

暗くてカメラの性能が良くないのであまり分からんけど、大うねりの中をズンブズンブとゆっくりと沖合に移動していきました。

 

漁師から聞いた話だが巻き網漁もそうだが、イセエビは波が高い時のほうが外敵にやられるリスクが低いため動き回るそうで、網にかかる確率が高いそうだ。

 

だから多少無理してでも波が立つ危険な潟の浅場に向かうという事。

 

最近あまりイセエビ漁の事故はあまり聞かなくなったが、以前はこの台風時期になると年に数件の事故が発生していたように思う。

 

内海界隈の漁師も高齢化が進み、日常的にお船が岸壁に停まっていることが多いようだが、この時期になると活動が活発化しますなあ。

 

年間の収入の大部分をこの時期で賄うのでしょうかね。

 

80代の漁師さんも珍しくなく、後継者もあまりいらっしゃらないと聞きます。

 

そのうち漁師が少なくなってイセエビが食べられない日が来るかももね。

 

我が家ではもう何年もイセエビとうなぎを食べとらんから、あんまり危機感はないけど・・・。

 

 

 

明日は1週間ぶりに出漁できそうであります。

 

 


2015-09-12 02:42:00

連日の休漁で昨日の午後、日向から帰ってきて孫の風呂入れしたあと釣具屋で貰ったルアーフィッシングの雑誌を見ることに。

 

するとカタカナ語が溢れていて意味がまるで分からん。

 

結局写真や解説図などを 「フンフン」 と眺め、カタカナ語を理解することなく雑誌をゴミ箱にポイ!

 

だけど分からんことが嫌いな自分は釣り用語のサイトを見つけて、チラホラ見て大体分かった。

 

けど、何で最初から岸近くとか、潟とか、小魚とか書いてくれんのやろ。

 

初老の自分はカタカナの羅列が超苦手であります。

 

 

 

 

リトリーブ     キャストしたルアーをリールで巻き取ること。

 

ライトリグ     小さなルアーやワーム、細いラインを使った繊細なリグ。

 

オフショアフィッシング   「 沖釣り 」 の意味。反対に岸辺からの釣りのことをショアという。岸辺のことをショアラインという。

 

サーフェス     水面の事。海や湖、河川などどのような釣り場でも使う言葉。

 

デッドスロー    ルアーアクションするギリギリのスピードで非常にゆっくりとルアーを引くこと。

 

ベイエリア     港湾周りのこと。「ベイ=BAY」でいわゆる「港湾」のことを指している。

 

ベイト        魚の餌となる小魚の事。

 

バイト        アタリのこと。魚がエサルアーなどに食いついた状態

 

シャロー      水深が浅い場所を指して言う。水深1~2mくらいまで。

 

アイテム      ちょっと役に立つ小道具

 

           らしい・・・。

 

 

 

説明文にもカタカナが溢れているので、それもまた調べにゃならん。

 

どうにもこうにも疲れてかなわん。

 

 

 

自分が文章書くときは、特に意識することなく漢字とひらがなとカタカナの組み合わせで平易な表現にしようとは心掛けていますが、若い方へはカタカナ語を多用したほうが良いのだろうか?

 

でもカタカナ多用するくらいなら、本来の英語で表記したほうがええんちゃう?

 

それだったら英和辞典で意味を調べられるから自分には便利かも。

 

でも最近は辞書の引き方知らん子が多いげな。

 

やれやれ、困ったもんだ。

 

 

 

さあ、あれこれとくだらん事書いとるうちに3時過ぎてしもた。

 

今から堀切峠に向かって海況を見に行くことにするかな。

 

今日もダメやろか?

 

 


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