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2019-08-11 09:53:00

2019/08/05(月)

《日系進出》ペッパーランチ、ミャンマーに1号店

日本の低価格ステーキレストランチェーン「ペッパーランチ」のミャンマー1号店が2日、最大都市ヤンゴンで開業した。フランチャイズ(FC)権を保有する地場企業シーザー・スーサンは、2年以内にさらに4店舗をオープンしたい考えだ。

シーザー・スーサンは、サントリーグループで海外のレストラン事業を手掛けるサントリー・フード・アンド・ビバレッジ・インターナショナル(SFBI、本社=香港)のシンガポール支社、SFBIアジア・パシフィックとFC契約を結ぶ。1号店はヤンゴンのショッピングモール「ジャンクション・スクエア」にあり、75席を備える。看板メニューの「ビーフペッパーランチ」は6,900チャット(約490円)だ。

シーザー・スーサンのジョージ・チョー・ティン・ラット最高経営責任者(CEO)は、「家族、学生、周囲のオフィスで働く会社員など幅広い層に鉄板の上で自分で調味料を加えて肉を焼き、白飯や野菜と混ぜて食べる独特のスタイルを楽しんでもらうとともに、米国産などの高品質な肉を味わってもらいたい」と話した。ミャンマー人が好む豚肉メニューも加える予定だ。

ヤンゴンや第2の都市マンダレーのモールなどのほか、日本人の利用が見込まれるヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)近隣での出店も視野に入れ、2年以内にさらに4店舗を開業したいという。一部の店では、夕食時間帯の需要を見込んでビールを出す計画もある。

シーザー・スーサンはペッパーランチのほか、オーストラリアのコーヒーチェーン「グロリア・ジーンズ・コーヒー」9店舗をFC展開している。ジョージCEOは、同じくオーストラリアのドーナツチェーン「ドーナツキング」のミャンマー1号店を10月に開業する予定を明らかにした。

ペッパーランチは東南アジア諸国連合(ASEAN)では、ラオスを除く全ての国に進出している。

ペッパーランチのミャンマー1号店で食事を楽しむ人たち=2日、ヤンゴン(NNA)

ペッパーランチのミャンマー1号店で食事を楽しむ人たち=2日、ヤンゴン(NNA)


2019-08-03 10:16:00

スシロー/シンガポールに初出店、東南アジア進出

海外/2019年07月29日

スシローグローバルホールディングスは8月19日、東南アジア初出店となる、シンガポール1号店「SUSHIRO TIONG BAHRU(チョンバル店)」をオープンすると発表した。

<シンガポールに東南アジア初出店>
シンガポール

2.2シンガポールドルから、100種類以上の寿司とサイドメニューを提供する(7月29日1シンガポールドル=79.22円)。

8月13日には、香港1号店「スシロー佐敦店」(九龍エリア)も出店する。

同社は、将来的に売上1兆円のグローバルなすし・和食の総合外食企業となること目指している。2018年11月に発表した3カ年の中期経営計画(2019年9月期~2021年9月期)における戦略として、「国内スシロー業態の出店拡大の継続」「新業態によるすし周辺市場の開拓」「海外事業の本格的な展開」などに取り組んでいる。

■SUSHIRO TIONG BAHRU
所在地:302 Tiong Bahru Road #02-118 Tiong Bahru Plaza, Singapore 168732
営業時間:8月19日~25日11時30分~21時(Last Order20時30分)、8月26日以降11時~22時(Last Order21時30分)


2019-08-03 10:15:00

2019/07/29(月)

台湾美食展に日本館が初開設、9社・団体

台湾最大級の食品見本市「台湾美食展」が26日、台北市で開幕し、日本の飲食企業や地方自治体などから成る「日本美食館」が設けられた。日本美食館の設置は初めて。本場の味を楽しもうと多くの市民が集まった。

交通広告や食関連事業などを手掛けるエヌケービー(NKB、東京都千代田区)が日本美食館を設置。9社・団体が10ブースを出展した。飲食・食品企業が試食品を振る舞ったほか、日本酒親善大使の「Miss SAKE台湾」が会場を訪れ、来場者を迎えた。

このうちうどんチェーン店「資(すけ)さんうどん」を運営する資さん(福岡県北九州市)は、海外の見本市に初出展した。佐藤崇史社長は「アジア展開に向けて現地消費者の反応を見るのが目的。総じて消費者からの反応はいい」と述べた。

資さんうどんは北九州市を中心に約40店を展開。来年から台湾を含めアジアでの出店を目指す。

静岡県熱海市は、海産品やスイーツなど地元食品の認定ブランド「ATAMI COLLECTION A―PLUS」をPRした。熱海単独で台湾の見本市に出展するのは初めてという。市の担当者は「今回の出展を通じて熱海の食品を知ってもらい、実際に食べに来てもらいたい」と意気込んだ。

エヌケービーの外谷敬之社長は、「日本美食館の開設は、まとまって出展することで相乗効果を生み出すのが狙い。地方の観光促進にもつなげたい」と述べた。来年は出展規模を今年の2倍にする方針だ。

エヌケービーは昨年11月、台湾観光協会と日台の観光・食文化の振興に関する相互協力を目的とした提携覚書(MOU)を締結していた。

台湾最大級の食品見本市、台湾美食展に初めて「日本美食館」が設けられ、多くの来場者を集めた=26日、台北(NNA撮影)

台湾最大級の食品見本市、台湾美食展に初めて「日本美食館」が設けられ、多くの来場者を集めた=26日、台北(NNA撮影)


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