インフォメーション

2017-09-22 09:58:00

2017/09/21(木)

8月の訪日中国人、初の単月80万人突破

 

日本政府観光局(JNTO)は20日、8月に日本を訪れた中国人旅行者が前年同月比21.1%増の81万9,700人だったと発表した。国・地域別の単月訪日客数としては、全市場を通じて初めて80万人を超えた。

伸び率は前月から14.3ポイント拡大し、今年2月以降では最高となった。査証(ビザ)発給要件の緩和に伴う個人旅行者の増加、クルーズ船の増加などが追い風となった。

1~8月の累計は前年同期比8.9%増の488万2,200人で、国・地域別で首位を維持している。

8月の訪日外国人旅行者は、全体では20.9%増の247万7,500人で、8月としては過去最高だった。1~8月は17.8%増の1,891万6,200人となった。


2017-09-22 09:55:00

世界が「日本の抹茶」に恋してる。訪日外国人にも広がる本場のMATCHA

2017.09.20

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日本人が古来より飲み続けているという抹茶が、近年ブームとなりつつあります。世界中で和食文化や健康志向が高まり、海外の都市部では「抹茶」を使ったドリンクや料理が楽しめる専門店が次々とオープンしています。また、急増する訪日外国人旅行客の間では、本場の宇治抹茶が楽しめる京都での抹茶体験が人気のようです。

世界的な抹茶ブーム。愛知県産のお茶がニューヨーカーを虜に

中国で発生した抹茶が日本に伝来したいのは鎌倉時代の1191年頃。その後800年以上ものあいだ、日本で親しまれてきましたが、いま世界的のあちらこちらで世界的な抹茶ブームがおこっています。

緑茶の一種であることから、英語圏では緑茶を意味する「Green Tea(グリーン・ティー)」とひとくくりにされて呼ばれることが多かった抹茶ですが、今では「Matcha」が通じるようになりました。

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抹茶はニューヨークのトレンドに。image by: Matcha bar

世界中のトレンドの発信であるニューヨークで、抹茶ブームの火付け役になったと言われているのが2014年にオープンした抹茶専門店の「MATCHABAR」(マッチャバー)。このお店は日本有数のお茶の産地である愛知県西尾市の個人茶農家から取り寄せています。日本の茶農家で栽培された抹茶がニューヨーカーを虜にしているなんて、20年前なら想像すらしなかったかもしれませんが、いま、地方と世界がつながり始めています

 

また、ロンドンにある「Tombo」は抹茶のドリンクからデザートまでを提供するカフェです。

ロンドンの街に佇む抹茶カフェ。 image by: Tombo Facebook

ロンドンの街に佇む抹茶カフェ。 image by: Tombo Facebook

 http://jimococo.mag2.com/zenkoku/167981?l=fuu0438480

 


2017-09-22 09:50:00

日本でも変わりつつある食品スーパーの常識 (1/3)

日本の食品スーパーマーケット業界が転換期に差し掛かっています。今や単に食品を販売するだけでは消費者も物足りなくなり始め、新たな業態に変革しなければならない時代に突入しました。その切り口の1つが「グローサラント」です。どのようなものでしょうか?

[岩崎剛幸ITmedia]
 
東京駅構内にオープンした新時代の食品スーパー「EATALY(イータリー)」東京駅構内にオープンした新時代の食品スーパー「EATALY(イータリー)」

 日本の食を長らく支えてきた食品スーパーマーケット業界が転換期に差し掛かっています。

 これまでは米国に習い、大型の店舗を構え、食料品をズラリと並べるような大量陳列、セルフ販売をしてきたのが食品スーパーの売り方の常識でした。しかし、今では食品を販売するだけでは消費者も物足りなくなり始めました。スーパーも新たな業態に変革しなければならない時代に突入しました。その切り口の1つが「グローサラント」です。

 今回はグローサラントへと変化しつつある日本の食品スーパーのトレンドからマーケティングを考えます。

ニューヨークで人気のEATALYが東京駅構内にオープン

 8月30日、東京駅構内の商業施設「グランスタ」に、米・ニューヨークでも大人気の「EATALY(イータリー)」がオープンしました。イータリーは創業当時から「Eat Better,Live Better」をコンセプトにした店舗で、「食べる、買う、学ぶ」が体験できる食物販とレストランが融合したのが最大の特徴です。私もニューヨークに行ったらイータリーには必ず立ち寄ります。

 「イータリー グランスタ丸の内店」の店舗面積は約150坪。レストラン席数80席、カフェ席数30席という国内最大規模の店舗となりました。売り上げ構成比は物販50%、飲食50%を想定していて、スーパーというより、食品併設型のカフェ・レストランと呼んだほうがいいかもしれません。海外では料理教室も併設していて、ワインを飲みながらイタリア料理を学ぶという光景がよく見られます。

 イータリーは2007年にイタリアで創業し、現在、イタリアに23店、ニューヨークやドバイなど世界に38店舗を展開しています。日本には08年に日本法人を設立して代官山などに出店しましたが、立地や品ぞろえの問題もあり拡大はできませんでした。それが15年に三井物産、飲食チェーンのきちり、EATALY社による合弁会社のイータリー・アジア・パシフィック社に事業を譲渡しました。日本橋三越に出したインショップを経て、今回、日本では初めての比較的大きな出店となりました。比較的と言うのは、本来なら1000坪程度で出店するのが同社のパターンで、“食のディズニー”とも呼ばれるほどの魅力を持っている店だからです。スケールは小さめではありますが、今後の日本での展開強化の出発点になるだろうと思われます。

イータリー グランスタ丸の内店のレイアウトイータリー グランスタ丸の内店のレイアウト

 イータリーはイタリア全土の小規模生産者から集めた食材と、その食材を生かしたイタリアの郷土料理を提供する店です。同店は午前7時から午後11時までオープンする駅ナカ店舗ですので、周辺のビジネスマンやキャリア女性にも重宝される店舗となるでしょう。

 

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1709/13/news014.html

 


2017-09-22 09:47:00

2017/09/19(火)

ペッパーランチ、地方や周辺国で店舗網拡大

タイの流通大手セントラル・グループ傘下のセントラル・レストランズ・グループ(CRG)は、フランチャイズ(FC)展開する日本のステーキレストラン「ペッパーランチ」の年間売上高を5年以内に10億バーツ(約33億7,000万円)に引き上げる目標だ。地方都市や周辺国を含めた店舗網拡大で増収を図る。18日付ポストトゥデーが報じた。

今年の売上高目標は4億バーツ。年初に設定した目標は3億4,000万バーツだったが、店舗増設に伴い売り上げが順調に伸びているため引き上げた。年内には4店を増設し、年末までに計32店とする。

バンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド」内の店舗は現在改装中で、12月にリニューアルオープンする。来年は地方の観光都市を中心に計10店を増設する計画。3年以内にミャンマーとラオスにも進出する。


2017-09-17 13:35:00

米国農務省は、9月12日(現地時間)、2017/18年度の5回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関す
る需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み-

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億4,473万トン(対前年度比 2.3%減)
(2)消費量
25億6,552万トン(対前年度比 0.4%減)
(3)期末在庫量
6億1,691万トン(対前年度比 3.3%減)
(4)期末在庫率
24.0%(対前年度差 0.7ポイント減)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、ロシアで冬小麦の単収が上昇し、春小麦の作柄も極めて良好であることから史上最高、イ
ンド、EU等でも増加するものの、米国でデュラム小麦・春小麦が大平原北部の厳しい乾燥により減少、
豪州で乾燥により減少、カナダでも主産地の乾燥により減少が見込まれること等から、世界全体では前
年度を下回る見込み。また、消費量は、中国、カナダ等で減少することから前年度を下回る見込み。世
界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
7億4,485万トン(対前年度比 1.1%減)
・インド、ロシア、EU等で増加、米国、豪州、カナダ等で減少
(前月に比べ、ロシア等で上方修正)
(2)消費量
7億3,754万トン(対前年度比 0.2%減)
・ロシア等で増加、中国、カナダ等で減少
(3)期末在庫量
2億6,314万トン(対前年度比 2.9%増)
・中国、ロシア等で増加、米国、豪州等で減少
(4)期末在庫率
35.7%(対前年度差 1.0ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、米国、南アフリカ、中国等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見
込み。また、消費量は、中国、米国等で増加するものの、南アフリカ等で減少することから前年度を下
回る見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
 なお、ウクライナでは、8月を通して高温・乾燥型の天候となり、単収の低下が見込まれることから、
生産量が前月から100万トン下方修正された。また、アルゼンチンでは、生産量が前月から200万トン
上方修正され、史上最高となる見込み。
(1)生産量
10億3,263万トン(対前年度比 3.6%減)
・米国、南アフリカ、中国、ブラジル等で減少
(前月に比べ、アルゼンチン等で上方修正)
(2)消費量
10億5,713万トン(対前年度比  0.1%減)
・中国、米国等で増加
(3)期末在庫量
2億247万トン(対前年度比 10.8%減)
・中国等で減少
(4)期末在庫率
19.2%(対前年度差 2.3ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイ等で増加するものの、米国で作付期にアーカンソー州北東部及びミズーリ州南東部で
洪水が発生、また、カリフォルニア州では土壌水分が過剰であったことにより収穫面積の減少が見込ま
れること等から、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、タイ、中国等で減少すること
から前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
4億8,336万トン(対前年度比 0.6%減)
(前月に比べ、インド等で上方修正)
(2)消費量
4億8,017万トン(対前年度比 0.5%減)
(3)期末在庫量
1億2,352万トン(対前年度比 2.7%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率
25.7%(対前年度差 0.8ポイント増)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国、中国で収穫面積の増加等により増加が見込まれるものの、ブラジル等で減少が見込
まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国等で増加することから史
上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
3億4,844万トン(対前年度比 0.9%減)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(2)消費量
3億4,430万トン(対前年度比 4.4%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
9,753万トン(対前年度比 1.6%増)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(4)期末在庫率
28.3%(対前年度差 0.8ポイント減)

「米国農務省穀物等需給報告」はこちらから
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html



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