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せいゆう丸釣行記
年末の沖行きの予想は日増しに厳しくなってきましたなあ。
北もしくは北西の風が連日ビュンビュン吹いて、釣りをするどころの騒ぎでは無さそうにあります。
大晦日からお正月休みになることもあって、まあ1週間はお休みが続くことでしょうなあ。(笑)
船によっては予定が入ったら何が何でも沖に出て行って、釣れようが釣れまいが潟にへばりついて時間まで粘るのだろうが、そんな楽しいはずが無い釣りは自分は絶対にしないから、年明けて海が穏やかになった時にゆっくりと釣りを楽しみましょうよ。
さてさて、世界同時株安がついに始まったようで、日経平均株価がピーク時から5,000円下落して20,000円を割り込んだげな。
クリスマスでニューヨーク市場は昨日お休みだったらしいが、今日の値動きが注目だわね。
原油も下がり続けているし円高傾向にもあるから庶民にとっては毎日の生活に助かる要素ではあるけど、景気減速の局面に来てるのは間違いないでしょうねえ。
株やお金に興味が無く、海でほとんど生活してる自分においては燃料価格が早く下がらないかなあと思う程度なんですが、いわゆる投資家と呼ばれるお金持ちさんにとっては、株価の変動にハラハラドキドキなんでしょうなあ。
自分なんざ、お金の価値をお米の量に換算して考えるようにしてるから億単位のお金の価値が良く分かりませんが、3,000円あれば古米なら10kg買えることになるので、千円単位のお金の価値は随分と分かりやすいのであります。
「根絶やし系のゴーンさん」 でなく、本家本元の 「日産自動車のゴーンさん」 ともなると100億円の収入があったと言われてますが、チョイとお米に換算してみると33,333トンとなり、ゴーンさんがお米を食べるかどうか知らないけど1日2合のお米を食べるとしたら、実に30万年も長生きしないといけない計算になりますわな。
彼が向こう30年も生きるのか知りませんが、実にくだらないお話でありまして、昔からお金に執着している人は 「あの世にお金を持っていかれるのですか?」 と人から小馬鹿にされるようだけど、今も昔も頭が良くてお金を沢山持ってるけど、全く徳を持ち合わせてないお方ってのは同じ道をたどることになるみたいですねえ。
ところで先日えびの市にお住まいのお方から、県内でも結構有名なキノコを生産販売している会社の舞茸をお土産でいただいたので、てんぷらにしておそばに乗っけて美味しくいただきました。
その際にお話を伺うと、なにやらテレビで紹介されて以来売れ行きが多すぎて品薄になったことを理由に、内容量を減らしたうえ6割も価格を上げたらしく憤慨なさってましたが、その話を聞いた瞬間に 「この会社終わったな。」 と思いましたね。
地場産業でしょうから地元に愛され地元に支えられて存続してきた企業だと思いますが、テレビ放映でチョイと有名になった途端に見てる方向が地元から都会に変わり、結果地元から見放されて衰退していった店や企業の話はいくつも聞いてきたけど、ここまで極端な例も珍しいと思いますね。
お船の世界でも、雑誌に載ったとかプロの釣り師が来たとか誇らしげに宣伝するおつむの弱い輩が散見されますが、この世界はどれだけ楽しませてやれるかだけで結果は決まると思うから、魚を釣らずに人を釣ろうとするとそのうち見放されると思いますがね。
さてと今日は朝のうちに年賀状を書いて、おふくろの気分転換のためかあちゃんも一緒にどこかドライブに連れて行くことにしますわ。
やらなきゃいけないことが多すぎて、1日があっという間に過ぎていく年末の今日この頃であります。
昨日餌のマダイ釣り船 「あさぎり」 は、無駄な汽笛を鳴らすことで有名な 「ポッポ屋のKちゃん」 さんを乗せて沖のマダイのポイントに行ったようです。
5kgの大物だったそうですわ。
下り潮が程よく流れていたのでマダイの活性が高かったようですが、ただ潮が動かないと餌釣りではかなり辛い思いをする時があるみたいなので、マダイを狙いたいとお考えの方は、是非〃最近流行りのタイラバなどの 「マキ・シャカ船」 で挑戦されることをお薦めします。
釣具屋に行ってタイラバやジグやマイクロ何とかと言う、最新の科学技術の粋を結集して作られた道具を見てみると 「魚を狂わせる」 とか 「何でも釣れる」 とか 「絶対に釣れる」 と書いてあるから、多分こんな釣果どころではないはずです、ハイ。(笑)
魚より人が狂わんければ良いけどなあ。
昨日の内海沖は比較的穏やかでしたが、年末にもかかわらずお船の姿がほとんどありませんでした。
お魚が釣れないからなのか、それとも市場での魚価が安いからなのか分かりませんが、とにかく出てくる船がほとんど確認出来ない1日でした。
出港時間は午前7時30分。
鹿児島からやって来られたお方が到着予想時間を見誤り、まだ暗い1時間前に到着してしまったようだが、そのまま車の中で待ってもらうことに。
最近では午前7時近くにならないと明るくなりませんが、冬至過ぎて日の出は早くなりつつあるのはホンマかいなと思ってしまいますがね。
せいゆう丸は船齢が40年近くと超高齢船なものだから、海水がどこからかエンジンルームに侵入してくるわ、エンジンオイルは漏れるわ、冷却水はすぐに無くなるわ、ドライブのギヤオイルに海水が混入して白濁するわで、とにかく動かすまでにかなりの手間が掛かるので時間をかなり要してしまい、やり損ねると海の上で 「助けてくれー」 になっちまうから精神を集中して点検をしないといけないのであります。
準備が整い出港して沖に出てみると割に穏やかで風もそれほど強くなかったので、とりあえず探索しながら一昨日に釣れたポイントに向かったのですが、下り潮だったので下り潮に強いポイントを中心に探してみると、かなり近い場所にボワリとした魚影を発見したのでためらうことなくイカリをドボンして仕掛けを投入すると、1投目から良潟のアジさんが 「こんにちは」 でありました。
それからずっとポツリポツリとアジにマダイにチダイにサバと、退屈しない程度に釣れてくれたので、12時丁度に納竿して帰港しました。
結局、帰港の時にイカリを揚げただけで、1度もイカリを打ち換えすることのなかった珍しい日でありました。
さてと、いよいよ冬将軍がお出ましのようでかなり強い風が吹くでしょうから、とりあえずカレンダーでは28日までお休みにしましたが、多分今年は昨日で終わったでしょうなあ。
お正月のお刺身を確保すべくあれこれ計画されてたでしょうが、また来年があるのだからゆっくりと家でテレビでも見ながら道具の手入れでもしていてくださいな、(笑)
昨日は同窓の重ちゃんが職場の後輩さん達と3人で沖に出て行った。
毎回同じ場所で粘り倒して釣りをするのが重ちゃんのスタイルですが、昨日もずっと同じ場所で釣ってたらしいけど、お仲間に嬉しいお魚が釣れてご満悦のようでありました。
気軽に気楽に遊べて、時々こんな美味しいお魚が手に入るから、はたはた君にはこれからも活躍してもらわないといけないね。
スパコン天気予報を見てみると、明日から荒天続きで沖に出られる日が無さそうな感じがしますね。
お正月のお魚を狙ってるお方には残念な年末になりそうな気がいたします。
昨日の出港時間は午前7時30分でしたが、冬至が過ぎたとは言えやはり日の出が遅くて準備する時間が足りずに、朝は結構忙しいのであります。
港を出て赤灯台を過ぎると、少しウネリがあるものの釣りにならない程ではなかったのでとりあえず潟から探索すると、下り潮に強い場所でチョロっとした魚影が出たので仕掛けを入れてみると、さほど大きくはなかったが美味しそうなアジさんが 「こんにちは」 でありました。
一昨日、お魚がすぐに散ってかなり苦労したので 「どうせすぐ居なくなるのだろう。」 と思ってましたが、なぜかいつまでも電動リールの音がやかましい。
どうやらお魚の活性が高いみたいで1時間以上だったと思いますが釣れ続け、その時点でひと切れのお刺身をゲットできました。
そのうちお魚が散ってしまったので南に下ってみたけどこれといった魚影に遭遇しなかったので、いやらしい北風が怖かったけど沖のアジのポイントに行ってみることに。
沖のポイントは、一昨日上り潮と南風でイカリがはずれて相当辛い思いをしたので警戒しながら探索したけど、昨日は上り潮で北風という相反する力のバランスで船の位置がずれまくった割にはポツポツアジやチダイが釣れてくれて、結局ひと晩のお刺身が楽しめる程度に釣れてくれました。
1日違いでこれだけ釣果が変わるのだから、釣果の安定化が自分の目指すところではありますが、自然相手のお遊びでは安定するのはなかなか難しいものですなあ。
さてと今日まで沖に出ますが、明日は雨模様でお休みになりまして、明後日からは寒気が降りて来るからかなり風が出そうで、まだ分からんけどチョイと残念な年末になりそうですわ。