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せいゆう丸釣行記
一昨日のはたはた君が釣ったカンパチは71cmの5.0kgだったそうな。
帰港時間が違ってたので直接拝見して写真を撮ることが出来なかったことは残念でしたが、釣ったご本人さんが派手目なことが苦手らしいので、いずれにしてもドドーン・ババーンのお写真は撮れなかったでしょうなあ。(笑)
さてさて、昨日はあれもやりたいこれもやりたいで有名な 「ミスったT氏」 が、最近小型船舶操縦士免許を取得されて、はたはた君でのレッスンを受けに来られたけど、最初と最後では随分と操船技術が向上しましたなあ。
初めてはたはた君のステアリングを握って走り出した時は、船首が右に左に蛇行するような感じで真っ直ぐ走らせることが出来なかったけど、レッスンを終えて帰港する時にはほぼ真っ直ぐ動かすことが出来るようになりました。
小型船舶操縦士の免許を取得したと言っても操船に関してはほぼ 「素」 の状態だから、何度も〃船を動かす練習して体に覚えさせるしか上手くなる手は無いのですわ。
自分のように毎日船を動かしていると動きを頭で考えることが無くなりまして、瞬時に勝手に体が動くからスムーズに船を動かしているみたいなんですが、それこそ 「知識は経験を超えることは出来ない」 の世界みたいですねえ。
ところでお気に入りのドラマだった 「半分、青い。」 もとうの昔に終わったし、 「西郷どん」 も昨日最終回でしたが、そもそもあまりテレビを見ない自分が夢中になって観続けるドラマがこれから出るでしょうかねえ。
船中で観るための小型テレビの購入計画は、まだ凍結したままになっております。
かあちゃんのことを考えると、自分で内部をお掃除する新型のエアコンの入れ替えが先のような気がしますわ。
昨日のはたはた君はコテコテのマキ・シャカ大好きな二人組でしたが、本当は沖の沖に行きたかったみたいだけど昨日の波に阻まれて、堀切峠下辺りでマキマキ・シャカシャカしておられたようです。
自分が先に帰ったので写真を送ってもらったけど、確か出港時に積んだクーラーボックスは結構デカかったと記憶してますが、この真ん中に鎮座するカンパチってでかくないけ?
マキ・シャカ釣法もあなどれませんなあ。(笑)
一昨日は釣れなかったけど穏やかな海況だったし、天気予報でも 「海上の波の高さは1mでしょう」 と言ってたので完全に油断しちょりました。
普段、まだ夜明け前の真っ暗な時間帯に堀切峠を通過するから波の状況はあまり分からないけど、漁船の灯火だけは確認するようにしてますが、そういえば昨日の堀切沖には1隻の漁船すら居らんかったなあ。
凪ぎを信じて疑わずルンルン気分で沖に向かい始めると 「なんじゃこりゃ?太った波が来とるやんけ!」。
そうなんです、北北東からの2mはありそうなピッチの短い尖った波が押し寄せて来てて、さらに悪いことに風が北寄りになってるものだから、沖に行くほどそして南に行くほど白波状態になり、野島付近まで探索しながら南下したもののあまりにも酷い状況に心折れ、断念して近場の潟に逃げ込んで様子を見ながら仕掛けを落とすことになったのですわ。
2時間近く波の揺れに耐えながら仕掛けを入れ続けたけどほとんどアタリが無いので 「ノーゲームにしませんか?餌は預かりますけど」 と提案し伝えたけど返事が無い。
仕方ないのでまたキャビンに引っ込んで、電話したりメールしたり時間を潰してましたが、暫く経つと揺れが気のせいか小さくなったので外を見てみると 「あれれ?落ち着いてきたわ!」
と言うことで、仕切り直しで沖のポイント目指してレッツゴーしました。
沖の方は朝ほどではなかったが、波は太ったままだったが白波が無くなってたので探索を続けると、一昨日全くのもぬけの殻状態だったいつもの場所に相当大きなボワリとした魚影を発見したので、すかさずイカリをドボンして仕掛けを投入すると、大きなアジさん3匹が 「こんにちは」 でした。
それからは天秤仕掛けにずっとポツリポツリと釣れて来てたので、 「サビキに換えたらもっと釣れるんじゃない?」 と助言するものの、昨日の皆さんは天秤お好きな方ばかりだったようで、 「もったいないなあ」 と思いましたが、まあ楽しければそれで良いからと放っておきましたが、最後の方でサビキに換えたお方は良く釣っておられました。
もし欲の深さ大相撲で東西の横綱を張る 「F爺」 と 「根絶やし系のゴーンさん」 が乗ってたら、そりゃバケツが必要だっただろうねえ。(笑)
乱獲反対のせいゆう丸だから午後2時過ぎには納竿して帰港しましたが、潟近くは随分と凪ぎになってたので、沖と潟の波の違いを改めて感じた次第ですわ。
今日は雨模様と言うことで沖行きは中止にしましたが、朝のうちはなんとか持ちそうなので、あれもやりたいこれもやりたいで有名な 「ミスったT氏」 の操船レッスンをすることになりました。
いつの間にか小型船舶操縦士の免許を取得されたようで、多分自分で船を動かして色々なことを試してみるつもりじゃないかな?
でもね、そういった探究心が本当の船の面白さを発見することに繋がると思いますわよ。
タチウオ狙ったりミズイカを探ったり、餌のマダイやったりタイラバやったり、イカリを打ってアジを狙ったり様々な遊びをすることでご自分が本当に好きな釣りを見つけることになるでしょうよ。
てなことで、久しぶりに半額ハンティングしながら内海に向かってみましょうかね。
昨日のはたはた君は、何と鵜戸まで行ってたらしく、良型のアジを10匹程度釣っておられましたわ。
なぜ鵜戸まで行ったのかかと問うたところ、先日バチコンアジングで鵜戸に行ったらしいのですが、その時のポイントを山立てで覚えていたそうで、ズバリ結構大きなアジの群れを見つけたらしいけど、イカリ打ちが難しくてなかなか群れの上に船を着けることが出来なかったそうな。
帰って来られて開口一番 「面白かったあ!」 だったので、こちらも嬉しくなりましたがね。
西の強風が怖かったので沖に行かず潟付近を20箇所以上探索したけれど、潮がほとんど動いてない関係なのかアジの群れを見つけることが出来ずに、ボロボロの貧漁になってしまいました。
出港予定時間は午前7時30分でしたが、なんとなく早く集まって来られ7時チョイ過ぎの出港となりました。
一昨日の釣果情報を掴んでたので休み明けではありましたが割と気楽に港を出たものの、あちこち探索しながら南に下って行きましたがどこにもお魚の群れを見つけることが出来ずに、結局南限のまだその先まで足を延ばしてみたけれど全く駄目でした。
途中ボラの大群に遭遇して、そのボラを捕食していたのであろうイルカの群れがせいゆう丸のすぐ近くを遊泳したりして凄く面白かったけど、ホエールウォッチングしに来た訳ではなかったので180度反転して北上することにしました。
もうその頃はお昼近くになってましてお魚はゼロ匹と信じられない状況になってましたが、とにかく探すしかないから過去の出来事を思い出しながら流浪の探索をし続けたところ、普段あまり居着かない場所に大きなボワリとした魚影を発見したので仕掛けを入れたら、即竿先がピクピクして大きなアジが 「こんにちは」 でした。
これでようやく仕事を終えられたわと安堵したのも束の間、30分程喰ってたアジがパタリと突然釣れなくなりイカリを揚げて探してみたけど完全にもぬけの殻となってました。
潮が動かない時に良く見られる現象なんですが、ちょっとした変化で突然移動してしまうことがありまして、大型の魚とかイルカなんかが近づいた時にどこかに一斉に避難するみたいですねえ。
仕方ないので最後の最後として潟の漁礁に船を着けてみましたが、最初はパラパラ釣れてたけど次第に口を使わなくなり、2時前に 「ジ・エンド」 となりました。
皆さんそれぞれがアジが10匹前後と散々な釣果でしたが、昨日においては精一杯の結果でありました。
釣りが出来るのも今日までで、明日は雨模様なのでお休みにしました。
こりゃ今月も出港率が3割台になりそうで、クリスマスもお正月も迎えられそうにないですわ。(笑)