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せいゆう丸釣行記

2018-11-13 02:41:00

「お魚が居なくなったし、雨が強くなってくるから帰りましょうよ。」 

 

 

 

それまで割りと調子よく釣れてたお魚がパタリと釣れなくなり、しかもポツリポツリと降ってた雨の粒が大きくなってきたので、お昼チョイ過ぎでいつもより随分早かったけど皆さんにそう声を掛けました。

 

当然コテコテにキャラの立った 「F爺」 は、 「なあにが!勝負は今からよ!」 と鼻息荒く即反発されてたが、賛成3 反対1の多数決で終漁が決まり、帰港することにしました。

 

当然 「F爺」 は諦めきれないご様子だったが構わずエンジン掛けて港に向けて帰り始めましたが、途中から本降りになり、皆さんカッパを着ておられたが寒そうな表情をされておりました。

 

港に到着して 「はい、今日も無事に帰り着きました。お疲れ様でした。」 といつものようにご挨拶したら、 「F爺」 が開口一番 「船頭!あんたがあと30分早く帰るのを判断してくれたなら、皆が濡れんで済んだとよ。」 だってさ。 

 

吉本興業ではないが、皆さんその場でズッコケてましたわ。(笑)

 

 

 

そんなこんなで雨に降られた釣りになりましたが、沖のアジの巣床ではデカアジが数匹は釣れたけどデカサバの群れに邪魔されてどうにもならなくなり、久しぶりの南のポイントに移動してみたものの消しゴムで消したかのように完全なるもぬけの殻状態でありました。

 

沖に留まっておくべきだったかと判断ミスを後悔したけど、漁友のM氏の情報からさらに浅い場所にアジが居るかもと思い、M氏が釣っておられた場所から数百メートル離れた場所に行ってみたのがビンゴでありました。

 

型はそれほど大きくありませんでしたが、天秤にもサビキにもアジが喰って来てくれて、ようやく一晩のお刺身を楽しめる程度に釣れてくれましたわ。

 

 

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さてと、今日はおふくろのご用があってお休みを決めてましたが、そのご用が無くなったのでお久しぶりにかあちゃんと観光ドライブすることにしました。

 

考えてみますと、ここ数年ガイドの仕事に打ち込んできた関係で観光のドライブに行けなくて、せいぜい佐伯にイリコを買いに行く程度でしたので、今日のドライブをかあちゃん楽しみにしてくれてるようです。

 

以前から鹿屋のバラ園に連れて行ってと頼まれてたので今日はそちらに行ってみようと考えてまして、朝ご飯を途中どこかのジョイフルで食べてから向かうことにしてますが、基本外食しない夫婦なものだからジョイフルの朝食ですら楽しみなんですわ。(笑)

 

 

 

ところで今週は風が出たり雨が降ったりで、多分沖に出られる日は無さそうなので、今週予定されてたお方は早めに来週へ予定を組み換えされたほうが良さそうですわよ。


2018-11-12 03:02:00
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昨日の夕方、餌でのマダイ釣りをする遊漁船 「あさぎり」 が帰港してきたのでお客さんのK氏のクーラーボックスの中を覗いてビックリこいた。

 

大人数では無く、K氏たったお1人の釣果なんですが、1人でこれだけのマダイを釣ってくるから何か凄いよね。

 

 

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これがたまたまだったらさほど驚きはしないけど、今の時期だからなのかは分かりませんが、ずっと最近様子を見てると毎回この程度の釣果なので、まぐれでないことは明白であります。

 

でもまあ、最近流行りのマキ・シャカ船のタイラバ釣りだったら、とてもとてもこんなものじゃないらしいですけどねえ。

 

そりゃ最新科学技術の粋を集めた釣りには、餌をもってしても絶対敵いませんわな。


2018-11-12 03:01:00

昨日は同窓の 「重ちゃん」 が、はたはた君に乗って潟でずっと釣りをしておられたようだ。

 

しぶとい釣りをすることで有名な 「重ちゃん」 は、うろちょろすることなく粘り倒す釣りを好むようなので、次回は餌でのマダイ釣りをしてみることを勧めましたわ。

 

 

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それなりに美味しそうなお魚を釣っておられて、結構楽しまれたようですわ。


2018-11-12 03:00:00
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昨日の海況は一昨日の強い北風の波が残っておりまして、ウネリにピッチの短い風波が押し寄せてましたが耐えられないほどではなかったので、様子を見るため潟付近でイカリをドボンしてみました。

 

魚影があるにはあるけど釣れてくるのはニベばかり。

 

そうこうしていると9時頃には次第に風が落ち着いて来た感じだったので、沖のアジの巣床に向かうことにしました。

 

 

 

沖も潟ほどではないけど菜っ葉潮に近い色をしていて、どちらかと言うと下り潮っぽかったのですが、お魚はほとんど瀬の上にいらっしゃったので下の潮は動いていなかったようです。

 

魚探の映像からしても活性が無いのは分かってましたが、ここまで来て引き返すわけにはいかないのでイカリを打って仕掛けを投入してみると、チダイさんがこんにちわ。

 

 

 

その後はデカサバが多かったけど、デカアジも混じりひと切れのお刺身を楽しめる程度には釣れてくれたけど、活性が最後まで良くありませんでした。

 

 

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そんな中、キャバレーチックなキラキラ仕掛けを好まれ、あれもやりたいこれもやりたいの 「ミスったT氏」 さんが、良型のオオモンハタを釣り上げてドヤ顔されておりました。

 

どうやら天秤に喰って来たようなんですが、このお方その時点で昨日の釣りテンションが終わってたようなご様子でありました。(笑)

 

 

 

さあて今日はコテコテにキャラの立った 「F爺」 とご一緒なんですが、どうやらお守りをしてくれそうなお方がいらっしゃらないみたいなので、今日1日 「おおい!船頭。全く釣れんがどうなっとるんか?あんたも腕が落ちたものよのう。」 のお言葉にお付き合いしなきゃいけないみたいですわ。

 

釣れる仕掛けを持ってきてくれれば良いのだけど、全く釣れない仕掛けを使って1人だけ釣れないことが多いことを全て船頭のせいになさるお方なので、どうぞ海の神様今日だけはお魚の機嫌が良いようにお願いしますわ。(笑)


2018-11-11 03:03:00

昨日も堀切峠からの観察での判断にしておりましたが、午前5時の天気予報を電話で聞きますと、 「海上では北の風がやや強く、波の高さは1.5メートルのち2メートル。現在強風注意報がだされています。」 ということと、朝早くスパコン予想のGPVでは北の風が毎秒10m近く吹く予想になっていたので、即中止のご連絡をすることに。

 

結果的には潟付近ではお昼まではそれほど酷くはなかったようですが、沖に行けば行くほど風・波が高くなっただろうなので、皆さんさん残念だったでしょうがお休みにしましたわ。

 

 

 

そんなことで、お昼まで潮が引くまではせいゆう丸のイカリ綱が最近やたらよれてきてたので1時間くらいかけてヨリ戻しをし、読書したりGPSアンテナの修理をしたりとあれこれしておりました。

 

お昼になっていよいよ潮が引いたので、橋の下の天然ドックにお座りさせている 「まつかさ」 のドライブ外しを始めてみました。

 

 

 

この船も多分40年近く経ってると思われ、ボルト1本外すのに塩がビッチリ噛んでいてなかなか外れませんでしたが、ドライブを支えているブラケットのピンを抜くことに成功したものの、反対側はゲンノウカナヅチでピンを叩いて押し出そうとするものの巌として動いてくれず、昨日のところはそこで終了。

 

二人がかりでないと無理だと判断して所有者のM君に連絡してM君お休みの今日、帰港後に再度二人でトライすることにしましたわ。

 

 

 

今日は朝のうちは北の風がまだ残っているみたいですが、初めのうちは潟付近で遊んで、風がやんだら沖のアジの巣床に行ってみたいと思います。

 

 

 

ところでそのうち詳しく書いてみたいと思いますが、最近国会での論戦の一つになってる 「外国人労働者の受け入れ」 についてなんですが、加齢とともに身長も体力も衰退しつつある自分だから考えることなんでしょうが、どうして日本という国は 「縮む選択」 を受け入れないのか不思議なんであります。

 

経済成長一点張りでここまで裕福になって来た日本でありますが、高齢者の未曾有の増加で労働者人口が激減している訳だから、もうこれ以上無理に成長するのを諦めて、身の丈に合った経済を作り上げるべきではないかと考えております。

 

便利を過度に追求するからどのお店も24時間開けておかなければならないので、人手不足になってもそりゃおかしくないわな。

 

慢性的な人手不足と言えば 「そりゃエライこっちゃ!」 と外国人労働者を日本に連れて来ようとする安直なお考えなんでしょうが、まずは国全体として 「戦略的なる縮み」 を真剣に考えなきゃいけないと思いますわよ。

 

でもまあ自分は釣りのガイドだから経済の専門家じゃないので偉そうなことは言えないけど、便利をさらに追求し続けたがために、将来今までに経験したことのない悪い治安状態に怯える日本国にしてしまうか否かは、まさに今の時代を生きる我々が歴史の中で試されることになるでしょうなあ。

 

 

 

さてと、昨日かあちゃんがせっせと作ったおでんを田野の親宅に今から届けてから、内海港に向かうことにしましょうかね。


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