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せいゆう丸釣行記

2018-11-11 03:03:00

昨日も堀切峠からの観察での判断にしておりましたが、午前5時の天気予報を電話で聞きますと、 「海上では北の風がやや強く、波の高さは1.5メートルのち2メートル。現在強風注意報がだされています。」 ということと、朝早くスパコン予想のGPVでは北の風が毎秒10m近く吹く予想になっていたので、即中止のご連絡をすることに。

 

結果的には潟付近ではお昼まではそれほど酷くはなかったようですが、沖に行けば行くほど風・波が高くなっただろうなので、皆さんさん残念だったでしょうがお休みにしましたわ。

 

 

 

そんなことで、お昼まで潮が引くまではせいゆう丸のイカリ綱が最近やたらよれてきてたので1時間くらいかけてヨリ戻しをし、読書したりGPSアンテナの修理をしたりとあれこれしておりました。

 

お昼になっていよいよ潮が引いたので、橋の下の天然ドックにお座りさせている 「まつかさ」 のドライブ外しを始めてみました。

 

 

 

この船も多分40年近く経ってると思われ、ボルト1本外すのに塩がビッチリ噛んでいてなかなか外れませんでしたが、ドライブを支えているブラケットのピンを抜くことに成功したものの、反対側はゲンノウカナヅチでピンを叩いて押し出そうとするものの巌として動いてくれず、昨日のところはそこで終了。

 

二人がかりでないと無理だと判断して所有者のM君に連絡してM君お休みの今日、帰港後に再度二人でトライすることにしましたわ。

 

 

 

今日は朝のうちは北の風がまだ残っているみたいですが、初めのうちは潟付近で遊んで、風がやんだら沖のアジの巣床に行ってみたいと思います。

 

 

 

ところでそのうち詳しく書いてみたいと思いますが、最近国会での論戦の一つになってる 「外国人労働者の受け入れ」 についてなんですが、加齢とともに身長も体力も衰退しつつある自分だから考えることなんでしょうが、どうして日本という国は 「縮む選択」 を受け入れないのか不思議なんであります。

 

経済成長一点張りでここまで裕福になって来た日本でありますが、高齢者の未曾有の増加で労働者人口が激減している訳だから、もうこれ以上無理に成長するのを諦めて、身の丈に合った経済を作り上げるべきではないかと考えております。

 

便利を過度に追求するからどのお店も24時間開けておかなければならないので、人手不足になってもそりゃおかしくないわな。

 

慢性的な人手不足と言えば 「そりゃエライこっちゃ!」 と外国人労働者を日本に連れて来ようとする安直なお考えなんでしょうが、まずは国全体として 「戦略的なる縮み」 を真剣に考えなきゃいけないと思いますわよ。

 

でもまあ自分は釣りのガイドだから経済の専門家じゃないので偉そうなことは言えないけど、便利をさらに追求し続けたがために、将来今までに経験したことのない悪い治安状態に怯える日本国にしてしまうか否かは、まさに今の時代を生きる我々が歴史の中で試されることになるでしょうなあ。

 

 

 

さてと、昨日かあちゃんがせっせと作ったおでんを田野の親宅に今から届けてから、内海港に向かうことにしましょうかね。