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せいゆう丸釣行記

2018-08-22 09:12:00
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昨夜は台風接近のため親宅にお泊りして、今朝早く内海港に直接移動してパトロールしてきたので、ブログ更新が遅れました。

 

今朝夜明け前にお船の中で鍋焼きうどん作って食べて、少し横になってメールをピコピコしてしてましたが避難港の中は平穏そのもので、あらためて台風にも心配しなくて良い環境に感謝している次第です。

 

 

 

さてと先日からまた中央省庁の不祥事が報道されてたけど、 「自分や身内に超甘くて、他人には厳しい」 なるお役所体質有り様には、いい加減もう辟易しますがね。

 

 

 

厚生労働省のホームページを見てみると

 

「障害者の就労意欲は近年急速に高まっており、障害者が職業を通じ、誇りをもって自立した生活を送ることができるよう、障害者雇用対策を進めています。


障害者の雇用対策としては、障害者雇用促進法において、まず、企業に対して、雇用する労働者の2.2%に相当する障害者を雇用することを義務付けています(障害者雇用率制度)。


これを満たさない企業からは納付金を徴収しており、この納付金をもとに雇用義務数より多く障害者を雇用する企業に対して調整金を支払ったり、障害者を雇用するために必要な施設設備費等に助成したりしています(障害者雇用納付金制度)。


また、障害者本人に対しては、職業訓練や職業紹介、職場適応援助等の職業リハビリテーションを実施し、それぞれの障害特性に応じたきめ細かな支援がなされるよう配慮しています。」

 

らしい。

 

 

 

ところが企業には目標の数字を提示して満たさなければ納付金を徴収するが、自分達指導側のお役所にはそのようなペナルティを設けず、口を揃えて 「精査中です。」 と得意の逃げにかかっている。

 

森友・加計・自衛隊・財務省次官セクハラ・文科省次官裏口入門等々、官の劣化がいよいよ酷くなってきているが、根本原因は 「責任を取ることがなく、身分が保証される。」 ところに辿り着くと自分は考えている。

 

企業でサラリーしていた時は 「下手して失敗したらクビになる」 との恐れの中で仕事をしていたものですが、多分民間企業に務められてるほとんどのお方はその恐怖と戦いながら失敗しないように仕事をしていると思うけど、公務員の場合基本的に犯罪を犯さなければまずクビになる事が無いらしいから、そのあたりの責任感が極めて希薄だと思って差し支えないと思います。

 

大きな失敗をしでかしても、出世が遅れるとか別の部署に異動させられる程度なので、基本頭が良いから言い訳を必死に考えて、そのうち風が通り過ぎるのを待つ感じなんですなあ。

 

 

 

「公文書を改ざんすることは想定してなかった」 と麻生さんが言ったかどうかしらないが、あれだけ世の中を騒がせて国会を空転させ、近畿財務局の職員の自殺まで引き起こした佐川さんにおいても、改ざんしてもそれを処罰するルールがなかったから、ちょっぴりの退職金の減額でまんまと逃げ切ったようだが、 「お役人が悪いことする訳無い」 といった性善説に基づいているから、こんなとんでもないことが次から次に起こってしまうんじゃないかな。

 

「嘘つきは官僚の始まりだぞ!」 といった笑えないようなジョークを聞いたことあるが、今や 「官に対する信頼は地に落ちた」 のだと相当の危機感の中で信頼回復をしなきゃ、日本の行政システムは崩壊するかもよ。

 

これらの不祥事や問題行動は、昔から数え切れないくらい起こっていたと考える方が自然で、内部からのリークや報道をきっかけとして増えただけと捉え、日本の行政は根の深い隠蔽体質から早く脱却して、公正・公平で透明性が高く、公僕として誇り高い本来あるべき姿に変われるかどうか、今が正念場だろうなあ。

 

しかし国のトップは、相変わず忖度上手なイエスマンを周りに配置する信頼できないお方に再びなりそうだから、あまり期待は出来ませんわな。

 

 

 

少子化問題が後戻りできないレベルにまで来てしまった現在、これから老後を迎えるにあたり、今自分に出来る事は自己防衛のため 「政」 「官」 に期待せず、自分の力で生活していける対策と手段をじっくり講じていくことしか無さそうですわ。

 

 

 

さてと 「半分、青い。」 も見終わったし、たまにはイオンの書店に出向いてネタになりそうな書物を探してみることにしましょうかねえ。

 

 


2018-08-21 03:59:00

スパコン予想の長期予報を見てみたら、あらら8月はもう終わってしまったようですなあ。

 

どうやら台風19号・20号が通り過ぎたあとに低気圧がうろちょろして、波が高い日が続くようです。

 

皆さん、もう今月のことは忘れましょうや。(笑)

 

 

 

今月の早い段階で我が家のメルケル首相に緊急財政出動要請の稟議書を書いて提出していたので、多分決済されて救済してくれるものと思います。

 

まあ借金ゼロだし、食費は半額物しか買わないのでほぼ半分だし、船の修理費もゼロだし、水道光熱費の支払いさえしておけばとりあえず生活できるからそんなに深刻なことではない。

 

口座から引き落としが出来なかったとしても、後日バーコードの記されたハガキがキッチリ郵送されてくるから、コンビニに行って支払えば良いので、来月の始め頃に何日か沖に出られれば支払いは終わるであろう、多分。

 

 

 

さあて困るのがこの欄を書くためのネタでありまして、新聞読んだりテレビを観たり本を読んだりして何かしらネタになるのがないかと探すが、今のところこれといって面白い政治ネタも無いから、仕方ないので超少子高齢化の問題について考えてみることにしました。

 

 

 

市営マンション?の隣の棟に長男夫婦が住んでいて、1月前に3人目の子供が産まれたものの、共働きではあるけど所得が低く生活するのにフーフー言ってるくらいなので、あの子達大丈夫かいなと心配しております。

 

日本はもう取り返しのつかないレベルの少子高齢化のゾーンにまっしぐらに向かっているそうですが、いつも思うのだが人というのはどんなに頭が良くてもその場にならなければ、こういう具合になってしまうものと想像つかないものなんでしょうかねえ。

 

今の、いや今までの大人が自分達だけが幸せならそれで上等だとして、 「後は後輩の君達が上手くやってね!」 ジャブジャブ税金を使いまくって、そのツケを今の世代に丸投げしてきたとしか思えません。

 

生活の有り様が多様化して、晩婚・高齢出産が増えたのはやむを得ないことかも知れませんが、それでも出生率を少しでも上げるために、国や地方自治体は具体的に何か対策を講じてきたのだろうか。

 

教育を無償化するんだと、安倍さんが打ち上げた花火もそれはそれで大事なんでしょうが、今必要なのは赤ちゃんを育てる上で必要なミルク代とオムツ代なんですわ。

 

 

 

息子夫婦のように3人の子供を産んで育てるということは、間違いなく将来の労働人口を増やすことに貢献している訳だから何らかの支援があってもおかしくないと思うが、 「少子化問題は大変だ、えらいこっちゃ!」 と政治家もお役所も皆さん口を揃えて大騒ぎして狼狽してるようなフリはしているが、人口増に貢献している家庭に具体的な経済的な支援を行う考えはまるで無いようだ。

 

バブル崩壊後、高付加価値商品を開発する努力をすることなく、相も変わらず大量生産・大量消費・低価格競争を続けたがゆえ、海外の安い労働力に対抗するため非正規労働者を増やしてしまい、低賃金で経済的に苦しい若者が増えて、結果として結婚するのを諦めたり子供を作れなくなった現実は明らかなんですが、子供を増やすための具体的な経済的支援をして来なかった結果、日本は後戻りできないレベルの致命傷を負うことになってしもたんですなあ。

 

何度も言うが赤ちゃんを育てるには、ミルク代とオムツ代が必要なんですわ。

 

その心配を取り除いてやれば 「自分達も産んで育てられるかも?」 の気持ちになりはしまいか?

 

 

 

少し前の世代のお方や、今現在安定した職に就かれてるお方から見ると 「なんでミルク代もオムツ代も稼げないのか?」 と疑問に思われるだろうけど、今の日本の所得格差は想像以上に広がっていて、勝ち組・負け組がはっきり分かれていて、負け組のお方が増えていることは疑う余地はない。

 

非正規で、働けども働けども収入が増えないその日暮らしの若者や、仕方なく親に生活を依存している人も多いと聞く。

 

成功者や特権階級を得られたお方の目から見れば 「それって努力が足りなかったから仕方ないんじゃない?」 と冷ややかに捉えるだろうがそんな単純な問題でなく、今の日本の社会構造が作り出してしまった多くの低所得者層をいかに支援していくかが、この国に突きつけられた現実的な課題だと思ってます。

 

子育てになんら不安のない高所得者層が、ひと組の夫婦で何十人も何百人も子供を産んで育てれば人口問題も解決するかも知れないが、それは漫画の世界。

 

本気でこの国の将来を憂うのであれば、大多数を占める低所得者層に 「どうぞ沢山子供を産んで育ててくださいな」 と具体的に支援するのが国の役目じゃないかい?安倍さんよ!

 

  

国を取り仕切る頭の良いお方達が知らないはずはないけど、1世紀にわたって少子化対策を講じてきたフランスに改めて学び、子供を産めば産むほど暮らし向きが良くなるシステムを作れば、必ずこの静かなる有事を克服出来ると確信しているが、この国の政・官のどいつもこいつも自分の老後の幸せだけを追い求めてる輩達ばかりだから、よほどのショックを与えないと動かないかもなあ。

 

 

 

さてと、台風が近づきつつあるのでそろそろ出立して、パトロールしてきましょうかね。

 

 

 

 


2018-08-20 03:32:00
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 (この写真はイメージです)

 

 

 

 

女性だからと言って差別したり特別扱いをするような偏った考えには猛烈に反対するけど、海の遊びに積極的に能動的に関わる姿勢に対しては大いに賞賛したいと思っております。

 

とりわけお船を操ってお魚を釣るという行為には技術的な課題と同時に体力を必要とする要素があるから、不向きとまでは言わないけど女性にはなかなかハードルが高い分野とも思えるけど、昨日凄く元気でお若い女性船長のレッスンをしてまいりました。

 

 

 

昨日は 「晴れ」 との天気予報に反して朝から雨模様で、内海近辺も時々しょぼしょぼ雨が降っておりました。

 

カレーうどんを作って食べてキャビンのベッドでゴロリとなって、メル友のレレレのおじさん達にメールをピコピコしてたら、コテコテにド派手な真っ赤な車が到着して 「おはようございます。せいゆう丸さんですか?」 と電話でレッスン依頼をされた男性からご挨拶をいただいたが、助手席にはお若くて明るくてお元気そうな女性のお姿が。

 

良く良くお話を伺うとレンタル艇の操船レッスンを受けられるのはその女性でいらして、相棒の男性はどうやらサポート役のようだ。

 

船舶免許を取得した動機をお伺いすると 「美味しいお魚を釣って食べたい」 という至極ナチュラルで自然な欲求からだったということが判明し、自分はその動機を知って俄然レッスンする意欲が湧いてきたのでありました。

 

 

 

と言いますのも、流行りとか皆がやってるからといった流れ的な発想での行為と、動物として人間として自然に湧き出る欲求での行為には深みに雲泥の差がありまして、達成するためには一生懸命努力するという部分に大きな違いが出てまいります。

 

ですから 「遊びたいから 食べたいから」 という欲求がある限り、頑張って努力して上達するだろうなあとピンと直感し、雨の中のレッスンと相成った訳であります。

 

そのお方は操船したのが免許を取得したとき以来という、ほぼ素の状態のようで、 「こりゃ教え甲斐があるわい」 と、張り切って入出港のルートの説明から始めることにしました。

 

 

 

経験的に感じるのですが、真っ白な状態のお方のほうが遵守すべき事案を刷り込みやすいので後々の安全運航を続けることが出来ますが、下手に経験をお持ちのお方の中には時として海をなめてかかる傾向があるので、その辺注意が必要なんですわ。

 

サポート役の相棒の男性にも覚えてもらうように分かりやすく教えたつもりですが、とにかくお船を真っ直ぐ走らせるところからのレッスンだったから、これから色々覚えて技術が身に付くまでは何度もレッスンが必要となりますが、独り立ちできるまではこちらも手を抜かずに一生懸命レクチャーしたいと思います。

 

 

 

今までレッスンを受けてこの文章を目にしたお方の中には 「それって若い女性だからなのか、何か自分の時と対応が少し違わないかい?」 とお叱りを受けそうな気がしますが、ハイその通りでございます。(笑)

 

 

 

とにかく 「習うより慣れよ」 ではありますが、海のお遊びには 「してはならない」 事が多いので、この際その 「してはならない行為集」 なるパンフを作成してレンタル艇の船長さん達にお渡ししようかと思ってます。

 

みんながずっと気軽に気楽に楽しく安全に海のお遊びが続けられるように、自分ももっと努力しないといけないなあと思いますわ。

 

それが 「釣倶楽部せいゆう丸」 の真の目的ですからねえ。

 

 

 

さあて台風がダブルで近づいて来ますので、これから内海に出立してロープを厳重に繋いで、転覆したり損傷受けたりしないようにしましょうかね。

 

それにしても、こうして毎日〃やらなきゃならないことが湧き出てくるものだと、本当に感心しますわ。

 

還暦になってあらためて 「貧乏暇無し」 のことわざを噛み締めながら、それでも毎日を結構楽しんで暮らしている今日この頃であります。


2018-08-19 04:16:00
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昨日のはたはた君はお若い方達のチームでしたが、あのバシャバシャの海況の中でマキ・シャカしたり、湾の中でキス釣りしたりして楽しまれてたようです。

 

 

 

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きっちりカンパチ釣ったり、美味しそうな良型のタチウオを釣ったりと、マキ・シャカ釣法もなかなかのものだね。


2018-08-19 03:15:00

海況が悪い時に沖に出るのは極力控えるように心がけてますが、土日となると限られたお休みだから 「何とかしないといけないかなあ」 という気持ちが強くなります。

 

サラリーのは皆さんは、お休みが限られてることを嫌という程知ってるからどうしてもそんな心理が働いてしまいがちになり、時としてそれが失敗とまでは言わないが、残念な結果になってしまうことがありますがね。

 

 

 

昨日の出港時間は6時30分。

 

それにしても夜明けが遅くなってきたものだ。

 

夏至の頃は4時過ぎには東の空が明るくなってきたのに、2ヶ月近く経った今では、もう1時間近く夜明けが遅くなってきましたね。

 

1日1分程度日の出日の入りが変化するそうですが、季節は間違いなくもう秋になってきたようで、虫の鳴き声もここ数日で 「コロコロコロ」 に変わってまいりました。

 

夜明け前に内海に到着したので海況を見ることが出来ませんでしたが、夜明けの頃に堀切に戻って波の状態を確認するとウネリに風波が少し加わった感じもしたけど風が西風だったので、何とかなるとだろう判断して皆さんに連絡。

 

ところがいざ海に出てみると既に風が北に変わっててバシャバシャ状態になってたものの、引き返すほどではなかったのでアジ子プルプルのカンバチ狙いをしてみるも潮がほとんど動いておらず、アジ子の群れが一昨日と違って瀬の上でドヨヨーンとした活性ゼロの感じで、もうその時点で期待感を喪失してしまいました。

 

風が結構強かったけど、2度目の投錨でなんとかアジ子の群れの真上に船を着けられてアジ子がプルプル釣れるものの、肝心のカンパチさんが既に旅に出られたのか食い気が無かったのか分かりませんが、全く反応してくれなくて8時半頃にノーゲームの決断となりました。

 

それでも、釣りとなるとしぶといことで有名な浜ちゃんの同僚のI氏は、あの海況の中で最後の最後に良型のクロホシフエダイを釣り上げられて、きっちりお刺身確保されてたのには脱帽せざるを得ませんでした。

 

 

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そんなことで消化不良の釣りになってしまいましたが、やめたほうが良いか出てみるほうが良いか、そのあたりなかなか判断が難しい日がありますがね。

 

 

 

ところで台風19号は勢力を更に増しながら九州に近づきつつあります。

 

長いこと宮崎には強烈な台風が来てないけど、そろそろ恐ろしい被害をもたらすような台風が直撃する予感がしますので、今から厳重な台風対策をしなきゃいけませんわな。

 

過去には上水施設が冠水して水道が出なくなったこともあったので、いよいよ直撃しそうな時にはお風呂に水を一杯貯めてトイレの流し水を確保したり、停電が長く続くと冷蔵庫の食料が駄目になることもあるだろうから、ブロックの氷数個と発泡スチロールの箱を用意するとかの対策をするべきでしょうねえ。

 

そうそう、早めに親宅に発電機を持って行って停電になってもテレビが観れるようにしてやらないと、老人は日常テレビを観る以外に他に楽しみが何もないから、停電になると退屈ですごくかわいそうなんだわ。

 

 

 

さあてそろそろ出立して、お船を厳重に繋いで沈まないように対策をしますわ。


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